JPS63284824A - アルミ膜のエツチング方法 - Google Patents

アルミ膜のエツチング方法

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JPS63284824A
JPS63284824A JP11877987A JP11877987A JPS63284824A JP S63284824 A JPS63284824 A JP S63284824A JP 11877987 A JP11877987 A JP 11877987A JP 11877987 A JP11877987 A JP 11877987A JP S63284824 A JPS63284824 A JP S63284824A
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film
etching
nitrate
phosphoric acid
ammonium nitrate
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JP11877987A
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Kazutake Kamihira
員丈 上平
Kinya Kato
加藤 謹矢
Tsutomu Wada
力 和田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受光素子、発光素子、あるいは表示素子等にお
いて透明電極として広く用いられているITO膜と接触
するアルミ(以下、AIと示す)膜の加工方法に関する
〔従来の技術〕
■TO膜は透明であシながら電気伝導性に優れているこ
とから、受光素子、発光素子あるいは表示素子等におい
て透明電極として広く用いられている。通常、透明電極
と素子内の他の電極、例えば表示素子でのTPTソース
電極等との電気的接続には抵抗値の小さな五l配線が使
用される。
このため、受光素子、発光素子、あるいは表示素子等の
製作には工TO膜と接触するムj膜、すなわちI’J’
O膜上に形成されたムを膜のエツチング工程が必要とな
っている。従来の工TO膜上のA4膜のエツチング法と
しては、一般にムlのエツチング法として広く知られて
いる以下の二つの方法が用いられてきた。
その第一は常圧下で行う方法(以下、常圧法とよぶ)で
、通常恒温槽中においてエツチング液を40℃程度に保
って行う方法である。エツチング液としてはシん酸を主
成分とし、硝酸、酢酸及び水を含む混合液が用いられて
いる。ここで、硝酸はシん酸とAjの反応を促進してエ
ツチング速度を高める効果をもち、また酢酸と水はバタ
ンエツジに生じやすい凹凸を抑制する効果をもつ。常圧
法では、必要な器具は簡単な恒温槽だけでよく、またエ
ツチング時間も数分程度と短く、極めて簡便な方法であ
る。しかし、この方法には均一性が悪く、かつ高密度バ
タンのエツチングが困難であるという欠点があった。
この欠点は共にU膜エツチング時のムlとエツチング液
との反応過程において発生する水素ガスに起因する。す
なわち、水素ガスが基板表面に気泡状になって付着する
と、その部分にエツチング液が補給できなくなシ、エツ
チングの進行は気泡が消失するまでストップする。この
ような気泡の発生及び消失する割合は基板面上で一様で
ないため、特に表示素子等で使用される大面積基板では
一様なエツチングが困難となっていた。また、特に間隔
の狭いバタン間には水素ガスが付着しやすく、これが五
lのエツチング残シを生じさせバタン間のショートの原
因となって、高密度化を困難としていた。
第二の方法は、数十τorrの減圧下で行う方法(以下
、減圧法とよぶ)であシ、上記常圧法の欠点を克服する
方法として用いられてきた。
減圧法ではエツチング液に)ん酸のみが用いられておシ
、硝酸等は含まれてい々い。この理由は、硝酸等の蒸気
圧の高い酸の使用は減圧用の真空ポンプを損傷させるた
めである。減圧法で使用されるエツチング装置を第2図
に示す。すなわち第2図は従来の減圧法で用いられてい
るエツチング装置の概略構成図である。第2囚において
1はエツチング液、2は恒温槽、3は真空槽、4は真空
ポンプ、5は基板ホル・ダー、6は基板、7は加熱ヒー
タを意味する。エツチング液1の入った恒温槽2は真空
槽3内に入っておシ、真空ポンプ4によシ真空槽s内が
減圧される。この方法では、減圧によシ発生する水素気
泡をすばやく基板表面から除去し上記常圧法の欠点を克
服する。したがって、均一性に優れており、かつ高密度
バタンのエツチングに適している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、減圧法によシエTo膜と接触するムl膜
をエツチングすると、ITO膜が激しく侵食され、ムl
膜がエツチングされる前に工TO膜が消失するという問
題があったため、ITO膜上の五j膜のエツチングには
使用できなかった。
本発明の目的は、従来のITO膜上の五l膜エツチング
方法における上記欠点を解決するためのものであり、I
TO膜を損傷することなくムl膜を均一にエツチングす
る方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はムj膜のエツチング方法
に関する発明であって、ITO膜と接触するムl膜の減
圧エツチングにおいて、エツチング液としてりん酸に硝
酸塩を添加した液を用いることを特徴とする。
前記のようにITO膜の侵食が常圧法では生じていない
ことに着目し、常圧法で用いられるエツチング液の成分
のうち、いずれかにITO膜の侵食を阻止する効果があ
ると考え、各成分についてITO膜侵食阻止効果の有無
を調べた結果、硝酸がxTo膜の侵食を阻止する効果を
有していることを見出した。硝酸が上記効果を有するの
は、工TO膜の侵食がシん酸とhpの反応過程で発生す
る水素イオンの還元作用に起因し、硝酸のもつ酸化力が
この還元作用を抑制するためと考えられ、現に硝酸と同
様に強い酸化力をもつ過酸化水素水について調べたとこ
ろ、同様の効果を有することを見出した。
以上からりん酸中へ酸化力を有する薬品を添加すること
がITO侵食防止に有効であることを明らかにした。し
かし、上述のように硝酸等の蒸気圧の高い酸の使用は減
圧用真空ポンプを損傷させるため使用できない。そこで
、ポンプの損傷を避けるため、蒸気圧の低い塩に着目し
、硝酸イオンによる強い酸化作用が期待できる硝酸塩を
採り上げ、その効果を調べた。その結果、硝酸塩におい
ても硝酸同様に工TOの侵食を防止できることを見出し
た。硝酸塩のITO侵食防止効果は硝酸イオンによるた
め、硝酸塩の種類を問わず有効であった。
以上より、本発明によるムl膜の減圧エツチング方法で
は、りん酸に硝酸塩を添加した液をエツチング液として
用いる。硝酸塩添加によシ従来の減圧法では不可能であ
った工TO膜上のムl膜のエツチングが可能となった。
また、本発明では減圧下でエツチングを行うため、従来
の常圧法にくらべ均一性に優れておシ、かつ高密度バタ
ンのエツチングが可能であるという特徴を有する。
本発明で使用する硝酸塩の例としては硝酸アンモニウム
及び硝酸カリが挙げられ、特に硝酸アンモニウムが好ま
しい。硝酸アンモニウムを用いる場合、その量はシん酸
11当シ硝酸アンモニウム20f以上が好適である。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を実施例によシ説明するが、本発明
はこれら実施例に限定されない。
実施例1 本実施例ではりん酸に添加する硝酸塩として硝酸アンモ
ニウムを用いた。エツチング装置は第2図に示す従来の
減圧法で用いられるエツチング装置と同じ装置を用いて
行った。使用した試料は約50X20.!の大面積基板
上に約500nmの工TO膜と約1μ憔のムl膜が堆積
されたものであシ、更にA/膜上には高密度にレジスト
バタンが形成されている。Al膜エツチングは真空ポン
プにより真空槽内を50Torrまで減圧し、エツチン
グ液の温度を40℃に保って行った。シん酸に添加する
硝酸アンモニウムの量を変えて多数のエツチングを行っ
たところ、硝酸アンモニウムを全く添加しないシん酸の
みのエツチング液ではエツチング中にITO膜が激しく
侵食されAl膜エツチング終了時には完全に消失されて
いるのに対し、シん酸11当シ数2の硝酸アンモニウム
を添加することKよシ、工TO膜侵食の速度が著しく遅
くなシエッチング終了後もITO膜は存在する。更に、
シん酸11当シ20を以上の硝酸アンモニウムを添加す
れば、工TO膜はムl膜のエツチング中に全く侵食を受
けないことがわかった。また、シん酸11当シ201以
上の硝酸アンモニウムを添加しても、減圧用真空ポンプ
は劣化しないことを確認した。以上から、本発明による
ITO膜上のAl膜エツチングにおいては、シん酸11
当シ硝酸アンモニウムを2Of以上添加して用いること
が望ましい。
これらの点を第1図を参考に更に説明する。
すなわち第1図は前記の条件下におけるシん酸11当シ
の硝酸アンモニウム添加量Cps横軸)とエツチング時
間(分、縦軸)との関係を示すグラフである。第1図に
よれば、エツチング液がりん酸のみの場合、すなわち従
来の減圧法では配線等で使用される厚さ1μ悔のム2膜
をエツチングするのに20分近くもかかったのに対し、
エッチング液としてりん酸に硝酸アンモニウムを添加し
た液を用いる本発明では約3分となシ、エツチング時間
が数分の1に短縮される。
エツチングの均一性はエツチングが減圧下で行われるた
め極めて良く、またバタン間隔が2〜3μ鶴程度と狭い
部分においてもAjのエツチング残りは生じず高密度パ
タンのエツチングも良好であった。
なお、本実施例では硝酸塩として硝酸アンモニウムを選
んだが、他の硝酸塩を用いても同様にITO膜上のムl
膜のエツチングが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によるITO膜上のムl膜
のエツチング方法では、工TO膜を全く侵食することな
くムl膜をエツチングすることが可能である。また、エ
ツチングは減圧下で行われる九め、均一性に優れておシ
、かつ高密度メタンの加工も可能である。更に、硝酸ア
ンモニウムの添加によシ、第1図に示すようなエツチン
グ時間の短縮という効果も生じている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いるりん酸に硝酸アンモニウムを添
加したエツチング液において、硝酸アンモニウムの添加
量と1μ偽のAl膜エツチングにかかる時間の関係を表
すグラフ、第2図は従来の減圧法で用いられているエツ
チング装置の概略構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ITO膜と接触するアルミ膜の減圧エッチングにお
    いて、エッチング液としてりん酸に硝酸塩を添加した液
    を用いることを特徴とするアルミ膜のエッチング方法。
JP11877987A 1987-05-18 1987-05-18 アルミ膜のエツチング方法 Expired - Lifetime JPH084084B2 (ja)

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WO2009066750A1 (ja) * 2007-11-22 2009-05-28 Idemitsu Kosan Co., Ltd. エッチング液組成物

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