JPS63284791A

JPS63284791A - 調理器

Info

Publication number: JPS63284791A
Application number: JP11710987A
Authority: JP
Inventors: Takamitsu Noda; 臣光野田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-05-15
Filing date: 1987-05-15
Publication date: 1988-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、商用交流電源により動作するモータタイマ
を備え、そのモータタイマにより加熱時間を制御する調
理器に関する。

（従来の技術）調理器たとえば電子レンジにおいては、たとえば特開昭
５６−４１６８９号に示されるように、商用交流電源の
周波ａ５０Ｈｚおよび６０　Ｈｚの両方に対して共用を
可能とするものがある。これは、周波数の異なる地域へ
の引越しなどに際し、部品交換や保守サービスを不要と
するもので、使用者にとって非常に便利である。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、このような電子レンジにおいて、いわゆる機
械式のモータタイマを加熱時間制御用として用いようと
すると、モータの速度が電源周波数に応じて変わるため
、タイマ目盛を５０１ｈ用と６０１ｈ用の二重に印刷す
る必要がある。

しかしながら、二重目盛では時間設定がしづらく、また
紛られしく、加熱１１間を適切に設定できないことがあ
る。特に、使用に不馴れな使用者にとってはその傾向が
大きく、調理の出来に悪影響を及ぼす心配がある。

また、二重目盛はデザイン面でも好ましいものではない
。

なお、モータタイマに代えていわゆる電子式のタイマを
用いれば、上記のような二重目盛を採用しないですむこ
とになるが、機械式のタイマを用いるか電子式のタイマ
を用いるかはコスト面や需要面など種々の条件を考慮し
て選定されるものであり、改善策とはならないのが実情
である。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、タイマ目盛を電源周波数の違
いにかかわらず一種類ですますことができ、これにより
容易かつ適切な加熱時間設定を可能として常に良好な出
来具合の調理を行なうことがき、さらにはデザイン面の
向上をも可能とする調理器を提供することにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）商用交流電源により動作するモータタイマを備え、その
モータタイマにより加熱時間を制御する調理器において
、前記商用文流電゛源の周波数を検知する手段と、この
検知周波数に応じたオン。

オフデユーティで前記モータタイマに対する通電を制御
する手段とを設ける。

（作用）商用交流電源の周波数に応じたオン、オフデユーティで
モータタイマに対する通電が制御され、周波数の遠いに
かかわらずモータタイマの速度が一定に維持される。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

図面において、１は商用交流電源で、その電源１にヒユ
ーズ２、調理スイッチ（押釦式の自動復帰形常開接点）
３、モータタイマ４のタイマスイッチ４ａ、スイッチ１
１を直列に介してモータタイマ４のモータ４ｍが接続さ
れている。

さらに、電源１に対し、ヒユーズ２、調理スイッチ３、
タイマスイッチ４ａを直列に介してリレー５が接続され
ている。そして、リレー５の接点５ａが調理スイッチ３
と並列に接続されている。

また、その電源１に対し、ヒユーズ２、調理スイッチ３
、タイマスイッチ４ａを直列に介して高圧トランス６の
一次コイル６ａが接続されている。高圧トランス６の二
次コイル６ｂには高圧コンデンサ７ａ、　７ｂおよび高
圧ダイオード８からなる半波倍電圧整流回路を介してマ
グネトロン９の７ノード・カソード間が接続されている
。高圧コンデンサ１ａ。

７ｂは、スイッチ１２を介して互いに並列に接続されて
おり、そのスイッチ１２のオンまたはオフによって合成
容量が変化するようになっている。そして、マグネトロ
ン９のアノードは接地され、ヒータ（カソード）は高圧
トランス６の二次コイル６Ｃに接続されている。

無回路１０は、電Ｎ１の周波数を検知し、その検知周波
数に応じたデユーティでスイッチ（リレー接点等）１１
をオン、オフするとともに、検知周波数に応じてスイッ
チ（リレー接点等）１２をオンまたはオフするものであ
る。

つぎに、上記のような構成において作用を説明する。

モータタイマ４のつまみで所望の加熱時間を設定すると
、タイマスイッチ４ａがオンする。この状態で調理スイ
ッチ３を押圧すると、リレー５が動作し、その自己保持
回路が接点５ａのオンによって形成されるとともに、マ
グネトロン９への通電路が形成される。つまり、マグネ
トロン９が発振動作し、誘電加熱調理の開始となる。

このとき、電源１の周波数が周波数検知回路１０で検知
されており、検知周波数が５０−であればスイッチ１２
がオン、検知周波数が６０Ｈｚであればスイッチ１２が
オフとなる。これにより、周波数の違いにかかわらず発
振出力がほぼ一定に維持される。

また、検知周波数が５０ＨＩの場合はスイッチ１１のオ
ン、オフデユーティが“１″に設定され、スイッチ１１
がオンしたままとなるが、検知周波数が６０１の場合は
スイッチ１１のオン、オフデユーティが“５／６”に設
定され、スイッチ１１がオン。

オフ作動する。これにより、周波数の違いにかかわらず
モータ４ｍの速度が一定に維持される。

したがって、モータタイマ４のつまみの変位量は周波数
の違いにかかわらず一定となり、モータタイマ４のタイ
マ目盛としては一種類を印刷するだけでよいことになる
。

しかる後、モータタイマ４のつまみが“Ｏ１１目盛に戻
ると、タイマスイッチ４ａがオフし、リレー５の動作が
停止してその自己保持回路が解除されるとともに、マグ
ネトロン９の発振動作が停止する。つまり、調理の終了
となる。

このように、モータタイマ４のタイマ目盛が一種類です
むことにより、加熱時間の設定が簡単。

容易となり、たとえ使用に不馴れな使用者であっても適
切な加熱時間設定が可能となる。よって、常に良好な出
来具合の調理を行なうことができる。

また、タイマ目盛が印刷される操作パネルがすっきりし
たものとなり、デザイン面の向上が図れる。

なお、上記実施例では電子レンジへの適用について説明
したが、機械式のモータタイマを用いるものであれば他
の調理器にも同様に適用可能である。また、モータタイ
マへの通電を機械的なスイッチ１１によって制御するよ
うにしたが、双方向性サイリスタなどの半導体素子を用
いてもよい。

その他、この発明は上記実施°例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。

［発明の効果］以上述べたようにこの発明によれば、商用交流電源の周
波数を検知する手段と、この検知周波数に応じたオン、
オフデユーティでモータタイマに対する通電を制御する
手段とを設けたので、タイマ目盛をＮＷＡ周波数の違い
にかかわらず一種類ですますことができ、これにより容
易かつ適切な加熱時間設定を可能として常に良好な出来
具合の調理を行なうことがき、さらにはデザイン面の向
上をも可能とする調理器を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例における制御回路の構成を示
す図である。１・・・商用交流Ｎ源、４・・・モータタイマ、９・・
・マグネトロン、１０・・・周波数検知回路。

Claims

【特許請求の範囲】

商用交流電源により動作するモータタイマを備え、その
モータタイマにより加熱時間を制御する調理器において
、前記商用交流電源の周波数を検知する手段と、この検
知周波数に応じたオン、オフデューティで前記モータタ
イマに対する通電を制御する手段とを具備したことを特
徴とする調理器。