JPS6328377B2 - - Google Patents

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JPS6328377B2
JPS6328377B2 JP55093222A JP9322280A JPS6328377B2 JP S6328377 B2 JPS6328377 B2 JP S6328377B2 JP 55093222 A JP55093222 A JP 55093222A JP 9322280 A JP9322280 A JP 9322280A JP S6328377 B2 JPS6328377 B2 JP S6328377B2
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JP
Japan
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circuit
fault
repeater
exclusive
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Application number
JP55093222A
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English (en)
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JPS5720058A (en
Inventor
Shigeji Kameyama
Masayuki Sakamoto
Takashi Hoshino
Hiroo Kitasagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Electric Co Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9322280A priority Critical patent/JPS5720058A/ja
Publication of JPS5720058A publication Critical patent/JPS5720058A/ja
Publication of JPS6328377B2 publication Critical patent/JPS6328377B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/24Testing correct operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパルス再生中継伝送に関し、特に伝送
路の中間に設置された再生中継器が障害を起こし
た時にその中継器位置を探索するための障害探索
方式に関するものである。
パルス再生中継通信方式の伝送路では、マンホ
ール等に設置されている中継器が障害を起こした
時にはその中継器位置情報を局内にて検出し得る
手段が必要とされる。一般に、複数個の中継器が
縦続して配設されているうちから障害を起こした
中継器を抽出するには、障害探索用の特殊符号を
用いるのが通例であり、この時使用される符号は
通常通信時の符号則と異なつている場合が多い。
すなわち、障害発生時には通信回線を切離して通
信路を障害探索専用とする。これをオフラインで
の障害探索と称する。そしてオフラインでは、通
常通信(オンライン)時に4B3T等の符号を用い
ている伝送路も全く異つた符号形式の信号を送出
することも可能となる。従つてオフラインでの障
害探索では、局内から障害中継器位置情報を得る
ための特殊符号系列を伝送路に送り出し、各中継
器から発生する中継器動作状況を示す信号を信号
路ケーブルに並行している介在対等の補助伝送路
により局舎へ転送し、中継器動作の良否判定に利
用している場合が多い。
上記のような手段を取る(オフラインでの)障
害中継器位置探索方式をパルス再生中継伝送路に
適用する場合の一例として、中継器の復調用のフ
リツプフロツプ回路を内蔵し、介在対を媒体とし
て転送されてくる信号の波形の異常から被測定中
継器の障害を知る形式の再生中継器障害探索方式
がある。この種のもので位相の比較によつて障害
の有無を判定する位相差検出型障害探索方式もそ
の1つである。この種の方式は、あとから詳しく
説明するように、再生中継器の障害の有無の検知
に適しているものであるが、通常通信(オンライ
ン)時の伝送路符号として4B−3T,3B−2
Tなどのマーク率の高いもの(約70%に近い)を
使用している伝送路では、使用する障害探索用特
殊パターンのマーク率が低いと(たとえば37.5
%)、長い零符号連続が頻繁に発生して正常動作
が行なわれなくなる欠点があつた。すなわちこの
種の障害探索方式が効果的に適用できるのは、マ
ーク率条件がふつうの50%程度の伝送符号を持つ
伝送路に限定され、先述のようなマーク率の高い
ものには適用できなかつた。
したがつて本発明の目的は、マーク率の高い伝
送路符号で設計されている再生中継器に対しても
適用できる障害探索方式を得ようとするにある。
本発明の目的を更に具体的に述べれば、高いマ
ーク率の障害探索符号列を用いた障害探索方式を
得ようとするものである。
本発明においては上記の目的を達成するため
に、パルス再生を行う部分だけマーク率を高くし
た障害探索符号列を用いるようにしたものであ
る。
本発明によれば、擬似ランダムパターンの
“1”と“0”から成りマーク率が互いに異なる
符号列区間を選択した周期で交互に等間隔で繰り
返す変調された符号列を、この変調された符号列
より1タイムスロツト遅延させた遅延符号列と排
他的論理和回路で結合させて変換符号列を形成
し、この形成した変換符号列を伝送路に適合した
障害探索符号列に変え、これを伝送路に設置され
たパルス再生中継器の識別再生器に、該パルス再
生中継器が障害探索のためにオフライン状態にあ
つてもこれに適するレベルと極性のパルス波形に
して送出する障害探索符号列送信部と、前記識別
再生器から発生される前記送出された障害探索符
号列の再生出力を排他的論理和回路の一方の入力
とし、この排他的論理和回路の出力を1タイムス
ロツト遅延させた符号列を該排他的論理和回路の
他方の入力とすることによりこの排他的論理和回
路の出力に復調された符号列を形成する復調手段
と、この形成された復調符号列から前記選択した
周期と同じ周期の周波数成分を抽出して補助伝送
路に転送用信号として供給する選択周波数抽出部
と、前記供給された転送用信号を受信して前記再
生出力に誤りがあるかどうかを判定する障害判定
部とを有するオフライン方式の障害探索方式にお
いて、前記障害探索符号列送信部に前記形成した
変換符号列を論理否定してマーク率の高い障害探
索符号に変える論理否定回路を設け、前記識別再
生手段と前記復調手段の間に前記中継器再生出力
を論理否定して元のマーク率の符号列に変える論
理否定回路を設けて成ることを特徴とする再生中
継器障害探索方式が得られる。
なお上記の方式を4B−3T符号や3B−2T
符号のように一定の規則に基いてはいるがパルス
極性分布がランダム的になる3値符号を用いる伝
送系に適用すると、従来の方式では目立たなかつ
た伝送系使用符号と障害探索符号列の間のデイジ
タルサムバリエーシヨン(DSV)特性や同符号
連続特性などの非類似性による精度の低下が目立
つようになつてきた。よつてこれを解決するため
になされたのが次の発明である。
すなわち、先に述べたような変換符号列を伝送
路に適合した障害探索符号に変える手段を有する
障害探索符号列送信部と、復調手段と、選択周波
数抽出部と、判定部とを有する障害探索方式にお
いて、前記符号を変える手段と前記復調手段にお
のおの論理否定回路を設けるほかに、更に前記の
符号を変える手段に設けた論理否定回路の出力の
“1”を、極性制御用擬似ランダムパターンの
“1”と“0”に対応させて3値符号の“+1”
および“−1”レベルに変換する手段を設けたこ
とを特徴とする再生中継器障害探索方式が得られ
る。
次に図面を参照して詳細に説明する。
第1図は従来のパルス再生中継器障害探索方式
の構成の一例を示すブロツク図である。この方式
における障害探索符号列送信部1は、“1レベル”
平均発生確率(マーク率)50%の擬似ランダムパ
ターン発生器2および3と、論理積回路4と、排
他的論理和回路5および6と、1タイムスロツト
遅延器7と、変調信号発生器8と、その出力を伝
送路に適合した障害探索符号列に変えて送出する
伝送路送出回路9とから構成されている。そして
第2の排他的論理和回路6と1タイムスロツト遅
延器7はプリコーダ10を形成している。又この
方式における伝送路は、パルス再生中継器11
と、ケーブル12と、帯域通過フイルタ13と、
補助伝送路である介在対14から構成されてい
る。またパルス再生中継器11の内部には識別再
生器15と、排他的論理和回路16と、1タイム
スロツト遅延器17が内蔵されている。後の2つ
はフリツプフロツプ回路である復調部を形成して
いる。判定器19は介在対14からの信号を受信
して障害の有無を判定する。
第2図は第1図の障害探索方式の動作のうち中
継器に障害がない場合の動作を説明するためのタ
イムチヤートをあらわした図である。図の左に記
したa,b,c,…などのアルフアベツトは、以
下に説明する第1図にアルフアベツトで示した各
信号の波形を示したものである。以下第1図およ
び第2図を併用して第1図の方式の動作を説明す
ると、障害探索符号列送信部1において、マーク
率50%の擬似ランダムパターン発生器2と3のそ
れぞれの出力aとbは論理積回路4でマーク率25
%の符号列cとなり、排他的論理和回路5の変調
器によつて周波数jの変調信号dで変調され、マ
ーク率25%とマーク率75%の符号列区間が周波数
jで交互に繰り返す符号列eとなる。なお第2図
の各信号a,b,cなどの波形のところに示した
%の数値はそれら信号のマーク率をあらわしてい
る。以下の信号についても同様である。
第3図および第4図はプリコーダ10の行う論
理操作を示した図であつて、上記のようにして得
られた符号列eはこのプリコーダ10によりマー
ク率37.5%の一様なマーク率の符号fへと変換さ
れ、伝送路送出回路9において伝送路に適合した
障害探索符号列に変えられ伝送路へ送出される。
一方プリコーダ10による変調動作は中継器11
内のフリツプフロツプすなわちデコーダ18によ
り論理レベルでは完全に打ち消されるので、伝送
路中の識別再生器15の再生出力gに誤りが無け
れば、プリコーダ10へ入力される符号列eと全
く同じ符号列hがデコーダ18の出力として得ら
れる。なお符号列hに階段状に示した線はマーク
率を平均直流成分としてあらわしたものである。
信号パルスの繰り返し周波数(0)と変調周波数
jの関係をj0にすれば、デコーダ18の出力
符号列hから周波数jで繰り返すパルス生起確率
の異なる符号列区分の交互繰り返しにより発生す
る平均直流成分(前記説明済み)の遷移を、周波
jの成分として帯域通過フイルタ13で抽出す
ることができる。抽出したレベルは変調信号dの
周波数jと帯域フイルタ13の通過周波数とが一
致している中継器のみ介在対14へ転送用の信号
iとして供給される。この信号iは介在対14を
媒体として転送されその媒体の特性に応じた位相
変化を受け信号jとして判定器19で受信され
る。判定器19はこの受信信号jをそれより1周
期あとの信号と比較するが、この場合中継器の再
生出力に誤りがないので2つの信号は完全に一致
し図にはその区別をあらわすことはできない。
第5図は第1図の障害探索方式の動作のうち中
継器に障害が生じたときの動作を説明するための
タイムチヤートである。但しこの場合はじめのう
ちは第2図と同じであるから、符号列eからあと
だけを示してある。いま識別再生器15に障害が
あつて再生出力gに図に示すような1ビツト誤り
が生じたとすると、符号列h以下の信号はその誤
りビツトに対応する位置からあとは第2図の場合
と全く異つた様相を示し、転送用信号iには図に
示すような位相の乱れが発生する。したがつて判
定器19が受信する信号j(実線)は、この次の
周期の信号(破線)とはその位相の乱れ発生個所
より左側では互いに反転している状態になり、こ
れによつて誤りの再生パルスの存在することすな
わち中継器の障害を検出することができる。そし
て中継器の再生出力に誤りが起るごとにその位相
の乱れを検出すれば、誤りパルスの個数をも知る
ことができる。したがつて障害中継器の位置およ
びその障害の程度に関する誤り情報を得ることが
できる。なお障害探索符号列送信部1と判定器1
9はふつう並べて使用するか或いは少なくとも同
一局内で使用されるものである。
以上でこの従来方式はその障害探索動作を遂行
するように思われるが、実際には大きな問題が残
されている。すなわち一般に伝送路送出回路9で
はプリコーダ10の出力符号で37.5%のマーク率
の符号を中継器に適応した極性に制御してケーブ
ル12へ送出している。自己タイミング抽出のよ
うに入力信号符号列よりタイミング情報を抽出す
るような中継器では、長い零符号連続が頻繁に発
生するとタイミング情報が消失し中継器が正常に
動作しなくなる。従つて伝送路符号として4B−
3T,3B−2T等の符号変換を施して伝送路符
号を構成しているような中継系では、零符号連続
を避けるために符号変換規則において“1レベ
ル”発生の確率すなわちマーク率を大きくしてい
るのが通例であるが、このような高いマーク率の
条件の下に設計された中継系に上記マーク率37.5
%のようなマーク率の低い障害位置探索用符号列
を送出すると、長い零符号連続が頻繁に発生して
正常に動作しなくなる場合がある。すなわち先に
も述べたように、通常の伝送路符号と障害位置探
索用符号のマーク率の極端な相違により、通常の
伝送路符号では正常であるにもかかわらず障害位
置探索用符号では障害中継器として検出される欠
点が従来の探索符号にはある。
第6図は本発明の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。第1図の方式の構成要素と同じ機能
および位置を有するものには第1図における参照
数字に20を加えた参照数字を付してある。但し信
号については同じ性質の信号には同じ記号を付し
てある。この第6図を第1図と比較すればすぐ分
るように、本実施例の構成が従来方式の構成と異
るのは、本実施例において2つの論理否定回路4
1と42がプリコーダ30と識別再生器35の各
出力部にそれぞれ配置されていることである。
第7図は第6図の実施例の方式の動作を説明す
るためのタイムチヤートである。本実施例におい
てはその構成から分るように、符号列eがプリコ
ード30により、37.5%のマーク率を有する一様
な信号列fに変換されるまでは従来の場合と全く
同じであるので、信号eより前の信号a〜dは省
略してある。ここで符号列fは論理否定回路41
によりマーク率62.5%の一様な符号列mに変換さ
れる。符号列mは伝送路送出器29において伝送
系に適合したマーク率62.5%の障害探索符号列と
なるようにパルス波形とパルス極性を変えられ、
中継器31における識別再生器35に送出され
る。このため伝送路送出器29はふつう波形成形
部とパルス極性制御部とで構成される。
識別再生器35は受信したパルス列の波形歪を
等化するとともに受信パルス列より抽出したタイ
ミング情報に基づいて受信パルス列を識別再生し
てマーク率62.5%の再生出力nを出力する。この
ため識別再生器35は、等化器とタイミング抽出
部と識別再生部より構成されるのが通例である。
再生出力nは論理否定回路42によつて元のマー
ク率37.5%の符号列gに変えられる。この符号列
gは第1図の従来方式における符号列gと実質的
には全く同じである。したがつて以後の動作にお
ける信号h〜jの形は第2図の場合と全く同じで
ある。又識別再生器35に障害があつて再生出力
nの43で示した位置に誤りが発生したときは、そ
の誤りは次の符号列gの44で示した位置に誤り
が移ることになる。したがつてそれ以後は第5図
の場合と全く同じ動作が行なわれる。
以上の動作において、識別再生器35の再生す
る障害探索符号列は62.5%の高いマーク率を持つ
ているので、伝送路が4B−3T,3B−2Tな
どのように高いマーク率の伝送路符号を使用する
ものであつても、タイミング情報が消失するとい
つたような問題は避けられ、伝送路から適格に障
害情報を得ることができる。
以上のようにして1つの中継器の障害探索が終
了したら、変調信号発生器28の周波数を次に検
出すべき中継器に付属している帯域通過フイルタ
すなわち選択周波数抽出部の持つ周波数に合わせ
れば、その中継器の障害探索が可能となり、かく
して障害を起した中継器の位置とその障害の程度
を知ることができる。
以上説明したように、第6図の実施例によれば
伝送路32にこの伝送系に適合したマーク率の高
い障害探索符号列を送り出すことによつて中継器
の障害探索を効果的に行うことができる。
しかし乍ら上記の障害探索の効果は伝送路に使
用する符号の性質によつて差が生じる。すなわち
第6図の実施例においては、変換符号列を伝送路
に適合した障害探索符号列に変える手段として従
来の方式に用いられていた回路をそのまま用いて
いる。このため、本方式を3値符号の1つであり
一定の切替法によつているAMI符号を用いた伝
送系に適用する場合には、従来方式におけると同
じで、伝送路送出回路29内にユニポーラ→バイ
ポーラ変換機能を、識別再生器35内にバイポー
ラ→ユニポーラ変換機能をそれぞれ付加すること
により高い精度で探索できるが、本方式を4B−
3T符号又は3B−5T符号を用いた伝送系に適
用するときは、はじめにも述べたように、これら
の符号列と障害探索符号列の間にDSB特性や符
号の連続特性の非類似が生じて精度が低下する。
なおこの問題は従来の方式においても存在はした
が、障害探索符号列のマーク率が小さいためによ
つて生じる精度の低下にかくれてあまり特に問題
にはなつていなかつたものである。そこで本発明
においてはこの特性の非類似性によつて生じる精
度の低下を次のようにして解決した。
第8図は本発明による障害探索方式を4B−3
Tや3B−2Tなどの3値符号を用いる伝送系に
適用する場合の変換符号列を障害探索符号列に変
える手段の一実施例の構成を示した図である。
極性制御用擬似ランダムパルス発生回路51
は、伝送路のクロツク周波数に同期した任意のマ
ーク率の極性制御用擬似ランダムパルスを出力す
る。これによつてパルス分配器52は、2値の障
害探索符号列(mは第6図と同一箇所を示す。)
の“1”レベルの分配を行う。この第8図に示す
構成では、2値障害探索符号列をA、極性制御用
擬似ランダムパルス列をBとするとA・B=“1”
のとき3値符号の“+1”に相当する陽極性パル
ス波形が3値符号送出回路53より出力され、
A・=1のとき3値符号の“−1”に相当する
陰極性パルス波形が3値送出回路53より出力さ
れる。またA=0のときには3値送出回路53か
らはパルス波形は何も出力されない。このように
3値送出回路53は2値障害探索符号列Aをパル
ス波形の極性を制御されたパルス例へと変換す
る。ところで2値障害探索符号列Aも擬似ランダ
ムパルス列であるから、第8図に示す構成の3値
符号発生手段を第6図の伝送路送出回路29に設
ければ、3値符号の“+1”,“−1”,“0”がラ
ンダム的に発生することになる。
ここで、極性制御用擬似ランダムパルス発生回
路51のマーク率を50%とすれば、3値符号は直
流偏位を有さない。マーク率を50%以外の任意の
値に設定すると、3値符号出力は“+1”と“−
1”レベルの出現確率が異つたものとなり、直流
偏位を与えることができる。この直流偏位量を適
当に与えるように極性制御用擬似ランダムパルス
のマーク率を可変して中継器の動作余裕度の測定
を行うこともできる。また、パルス分配器52を
3値符号出力のDSVが或る一定の値となるよう
に構成することも可能である。あるいは、3値符
号の“+1”または“−1”が或る個数以上連続
しないように構成することもできる。
このように発生された3値障害探索符号は、3
値符号の“+1”および“−1”が2値符号の
“1”レベルに対応するということではAMI符号
と同一である。従つて、中継器内で3値符号を2
値符号に逆変換する手段には従来のAMI符号の
伝送系に用いられていた手段と同じものを用いる
ことができる。
以上に述べた通り、極性制御用擬似ランダム信
号を用いて極性を分配することによつてランダム
的な3値符号が得られ、4B−3T符号や3B−
2T符号などを伝送する中継器を実際の伝送状態
に近似して動作させて障害状況を精度よく知るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルス再生中継器障害探索方式
の構成の1例を示すブロツク図、第2図は第1図
の従来の障害探索方式のうち中継器の誤りがない
場合の動作を説明するためのタイムチヤート、第
3図および第4図は第1図の方式におけるプリコ
ーダの論理操作を示した図、第5図は第1図の方
式の動作のうち中継器の誤りが生じたときの動作
を説明するためのタイムチヤート、第6図は本発
明の一実施例の構成を示すブロツク図、第7図は
第6図の実施例の方式の動作を説明するためのタ
イムチヤート、第8図は本発明による障害探索方
式を3値符号伝送系へ適用する場合の3値符号発
生手段の回路構成の一例をそれぞれあらわしてい
る。 記号の説明:21は障害探索符号列送信部、2
2と23はマーク率50%の擬似ランダムパターン
発生器、24は論理積回路、25と26は排他的
論理和回路、27は1タイムスロツト遅延器、2
8は変調信号発生器、29は伝送路送出回路、3
0はプリコーダ、31はパルス再生中継器、32
はケーブル、33は帯域通過フイルタ、34は介
在対(副伝送路)、35は識別再生器、38は復
調部(フリツプフロツプ)、39は判定器、41
と42は論理否定回路、51は極性制御用擬似ラ
ンダムパターン発生器、52はパルス分配器、5
3は3値符号送出回路をそれぞれあらわしてい
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 擬似ランダムパターンの“1”と“0”から
    成りマーク率が互いに異なる符号列区間を選択し
    た周期で交互に等間隔で繰り返す変調された符号
    列を、この変調された符号列より1タイムスロツ
    ト遅延させた遅延符号列と排他的論理和回路で結
    合させて変換符号列を形成し、この形成した変換
    符号列を伝送路に適合した障害探索符号列に変
    え、これを伝送路に設置されたパルス再生中継器
    の識別再生器に、該パルス再生中継器が障害探索
    のためにオフライン状態にあつてもこれに適する
    レベルと極性のパルス波形にして送出する障害探
    索符号列送信部と、前記識別再生器から発生され
    る前記送出された障害探索符号列の再生出力を排
    他的論理和回路の一方の入力とし、この排他的論
    理和回路の出力を1タイムスロツト遅延させた符
    号列を該排他的論理和回路の他方の入力とするこ
    とによりこの排他的論理和回路の出力に復調され
    た符号列を形成する復調手段と、この形成された
    復調符号列から前記選択した周期と同じ周期の周
    波数成分を抽出して補助伝送路に転送用信号とし
    て供給する選択周波数抽出部と、前記供給された
    転送用信号を受信して前記再生出力に誤りがある
    かどうかを判定する判定部とを有するオフライン
    での障害探索方式において、前記障害探索符号列
    送信部に前記形成した変換符号列を論理否定して
    マーク率の高い障害探索符号に変える論理否定回
    路を設け、前記識別再生手段と前記復調手段の間
    に前記中継器再生出力を論理否定して元のマーク
    率の符号列に変える論理否定回路を設けて成るこ
    とを特徴とする再生中継器障害探索方式。 2 擬似ランダムパターンの“1”と“0”から
    成りマーク率が互いに異なる符号列区間を選択し
    た周期で交互に等間隔で繰り返す変調された符号
    列を、この変調された符号列より1タイムスロツ
    ト遅延させた遅延符号列と排他的論理和回路で結
    合させて変換符号列を形成し、この形成した変換
    符号列を伝送路に適合した障害探索符号列に変
    え、これを伝送路に設置されたパルス再生中継器
    の識別再生器に、該パルス再生中継器障害が探索
    のためにオフライン状態にあつてもこれに適する
    レベルと極性のパルス波形にして送出する障害探
    索符号列送信部と、前記識別再生器から発生され
    る前記送出された障害探索符号列の再生出力を排
    他的論理和回路の一方の入力とし、この排他的論
    理和回路の出力を1タイムスロツト遅延させた符
    号列を該排他的論理和回路の他方の入力とするこ
    とによりこの排他的論理和回路の出力に復調され
    た符号列を形成する復調手段と、この形成された
    復調符号列から前記選択した周期と同じ周期の周
    波数成分を抽出して補助伝送路に転送用信号とし
    て供給する選択周波数抽出部と、前記供給された
    転送用信号を受信して前記再生出力に誤りがある
    かどうかを判定する判定部とを有するオフライン
    での障害探索方式において、前記障害探索符号列
    送信部に前記形成した変換符号列を論理否定して
    マーク率の高い障害探索符号に変える第1の論理
    否定回路と、この第1の論理否定回路の出力の
    “1”を極性制御用擬似ランダムパターンの“1”
    および“0”に対応させて3値符号の“+1”お
    よび“−1”レベルに変換する手段とを設け、前
    記識別再生手段と前記復調手段の間に前記中継器
    再生出力を論理否定してもとのマーク率の符号列
    に変える第2の論理否定回路を設けたことを特徴
    とする再生中継器障害探索方式。
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