JPS63283507A

JPS63283507A - 育苗箱用播種装置

Info

Publication number: JPS63283507A
Application number: JP11749887A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Matsumoto; 敏明松本
Original assignee: Suzutec Co Ltd
Current assignee: Suzutec Co Ltd
Priority date: 1987-05-14
Filing date: 1987-05-14
Publication date: 1988-11-21
Anticipated expiration: 2012-08-25
Also published as: JP2646088B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、育苗箱用播種装置に係るものである。

（従来技術）従来、種籾繰出用の凹部を形成した横軸繰出ロールの下
方位置を育苗箱を移送させて該育苗箱に播種するように
したものにおいて、前記横軸繰出ロールの下部位置には
、平行リンク機構により上下する分割落下口を並設した
籾ガイドを設け、該籾ガイドは、前記育苗箱により上動
させられたときも、前記横軸繰出ロールの下面から相当
離れて位置するようにした育苗箱用播種装置は公知であ
る。前記横軸繰出ロールの下面から相当離れて籾ガイド
を位置させることにより、籾を分散させるようにしたの
である。

（発明が解決しようとする問題点）しかして、横軸繰出ロールの外周面に母線方向に平行な
横条溝を形成し、該横条溝は種籾を抱えるような断面形
状にすると、該横条溝は種籾を殆ど正確に８〜６０粒を
一列に嵌合させることができる。これを１８〜２０等分
すると８〜６０粒÷１８〜２０＝３の計算により、正確な２〜３粒条播ができることになる
。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、横軸繰出ロール７の外周面に母線方向
に平行な横条溝８を形成し、該横条溝８は種籾を抱える
ような断面形状にし、横軸繰出ロール７の下方位置を育
苗箱昂を移送させて該育苗箱冗に播種するようにしたも
のにおいて、前記横軸繰出ロール７の下部位置には、平
行リンク機構ｎにより上下する分割落下口δを並設した
籾ガイド１６を設け、該籾ガイド１６は、前記育苗箱冗
により上動させられたときは、前記横軸繰出ロール７の
下面に殆ど接触する構成とした育苗箱用播種装置とした
ものである。

（実施例）本発明の一実施例を図面により説明すると、１は播種装
置２の種籾供給ホッパーで、種籾供給ホッパーｌの下部
には倒へ状の流穀板３．４を設けて漏斗５を形成し、一
方の流穀板３は短かく、他方の流穀板４は長く形成して
、流穀板４の下端６は左右方向の横軸縁由ロール７の外
周面に可及的に近接させる。

横軸繰出ロール７の外周面には母線方向に平行な横条溝
８を所望の間隔をおいて全周に形成する。横条溝８は種
籾が一粒ずつ横になって抱えられる断面構造に形成され
、横条溝８内には、５４〜６０粒の種籾が一列になって
嵌合する。

また、横軸繰出ロール７の外周面には左右方向に所望の
間隔（−粒の種籾より小の間隔）をおいてスリット９を
全周に設ける。スリット９の深さは横条溝８よりも若干
深く形成し、各スリット９にはナイフｌＯを嵌合させる
。

１１は横軸繰出ロール７の直上位置の均平兼芒付籾除去
ブラシであり、横軸繰出ロール７の横条溝８に嵌合して
いない種籾稔を掃き戻す作用と芒付種籾１３を持ち回っ
て取出す作用を奏する。

横軸繰出ロール７の側面には種籾誘導板１４を当接させ
る。　１５は種籾誘導板１４の内側に設けられたスポン
ジであり、スポンジ１５が横軸繰出ロール７の側面に摺
接して、前記横条溝８に嵌合した種籾１２を上方位置か
ら下方位置まで誘導する作用を奏する。

しかして、横軸繰出ロール７の下方には、籾ガイド１６
を設ける。籾ガイド１６は、後側枠１７と前側枠１８と
を所定の間隔をおいて設け、該後側枠１７と前側枠１８
の下部は、垂直板１９とし、上部は上方に至るに従い間
隔が広くなる前側傾斜板冗と後側傾斜板２１に形成する
０前後の垂直板１９の間には、上面を山部ηに形成した
前後方向の仕切壁ｎを左右に並設する。仕切壁ｎは前後
枠４６とともに合成樹脂により一体的に形成する。

前側傾斜板冗と後側傾斜板２１の間には、前後方向の仕
切板２４を左右に並設する。仕切板２４は前記仕切壁乙
の上方に形成し、隣接する仕切壁ｎおよび仕切板２４と
の間には分割落下口δを形成する。

分割落下口δは、１８〜２０個が左右に並設される。し
たがって、８〜６０粒を２〜３粒に分割する。

前記後側枠１７の側板Ｃには、前記籾ガイド１６を播種
装置２に取付ける平行リンクｎを取付け、該平行リンク
ｎの左右方向の軸冗、器の両端部を播種装置２の側板（
９）に取付けて籾ガイド１６が育苗箱冗の前壁（を乗越
えるとき上下動しうるように取付ける。４３は前記側板
Ｃの下部に形成した傾斜部であり、籾ガイド１６が育苗
箱冗の前壁羽に当接したとき、前壁羽を容易に乗越える
ようにする。

前記前側枠１８には側板舗を固着し、該側板赫には側方
に突出する摺接体３１を取付ける。摺接体３１は、該摺
接体３１の下面が育苗箱３の側壁での上面を摺接して籾
ガイド１６を一定の高さに保持する。摺接体３１は軸６
により回動自在に取付けられ、籾ガイド１６の高さ位置
を調節しうる。

しかして、籾ガイド１６は、籾ガイド１６の分割落下口
δの上面を前記横軸繰出ロール７の下面に可及的に近接
させて設ける。すなわち、籾ガイド１６は、育苗箱冗の
前壁（および後壁を乗越えるとき最大に上動して横軸繰
出ロール７の下面に最も近接するので、このとき、横軸
繰出ロール７の下面に接触しないかぎり近接させる。

羽は育苗箱昂を水平に横移送させる移送台であり、育苗
箱昂の移送方向に長く形成され、床上に載置される。

しかして、前記播種装置２は、前記移送台おに対して上
下動装置茸により播種装置２全体を上下しうるように取
付け、高さの相違する育苗箱３を使用するとき、前記横
軸繰出ロール７と育苗箱冗との間の距離を切替えて籾ガ
イド１６を最適な状態に取付ける。また、前記摺接体３
１を回動させて籾ガイド１６の高さ位置を調節する。

前記上下動装置ｇは播種装置２の側板（９）に出入自在
の軸（を設け、該軸（を移送合羽に設けた支持板切の係
合溝４１に選択的に係合させて、播種装置２の高さを調
節する。

３４は溝付ローラーであり、前記育苗箱ｊ内に供給され
た床上の表面に前後方向の条播の条溝あを形成する。３
６は播種装Ｍ２の移送方向下手側に設けた鎮圧ローラー
であり、鎮圧ローラーＩは、床上の山部を崩して均平す
る。

（作用）次に作用を述べる。

本発明は前記した構成であるから、移送合羽に床上の供
給された育苗箱昂を供給すると、育苗箱冗は移送されて
、溝付ローラーあの下方を通過するときに育苗箱内の床
土の表面に前後方向の条溝あが形成される。そして、育
苗箱には更に前進して、七の前壁（が籾ガイド１６の傾
斜部招に当接し、籾ガイド１６を上動させ、籾ガイド１
６の摺接体３１の下面を育苗箱墓の側壁！の上面に摺接
させて籾ガイド１６を一定の高さに保持する。

しかして、供給ホッパー１内の種籾１２は、横軸繰出ロ
ール７の横条溝８に抱えられて嵌合して、横軸繰出ロー
ル７により共回りし、種籾誘導板１４のスポンジ１５に
より上方位置から下方位置まで誘導され、籾ガイド１６
の分割落下口δ内に落下するが、横軸繰出ロールの外周
面に母線方向に平行な横条溝を形成し、該横条溝は種籾
を抱えるような断面形状にすると、該横条溝は種籾を殆
ど正確にシ〜（資）粒を一列に嵌合させることができる
から、これを１８〜２０等分すると５４〜６０粒÷１８
〜２０＝３の計算により、正確な２〜３粒条播ができることになる
のである。

この場合、籾ガイド１６は、育苗箱茂の前壁前壁（およ
び後壁を乗越えるとき最大に上動して前記分割落下口δ
の上面が横軸繰出ロール７の下面に最も近接させるのが
理想である。

分割落下口δの上面が横軸繰出ロール７の下面に接触し
ないかぎり可及的に近接させると、横軸繰出ロール７よ
り繰出される種籾しは、飛散することなく籾ガイド１６
の直下の分割落下口δ内に落下する。

したがって、種籾１２は、隣接する分割落下口δ内には
落下しないので、籾ガイド１６の各分割落下口δ内には
均等に落下し、分割された状態で確実に条溝５内に落下
して前後方向に条播される。

また、播種装置２は、前記移送合羽に対して上下動製置
所により播種装置２全体を上下しうるように取付けらて
いるから、高さの相違する育苗箱冗を使用するときは、
播種装置２全体を上下させて前記横軸繰出ロール７と育
苗箱３との間の距離を切替えて籾ガイド１６を最適な状
態に取付ける。そして、育苗箱冗の側＠３２の上面を摺
接する籾ガイド１６の摺接体３１は、４５を中心に回動
自在であるから、該摺接体３１を回動させることにより
、籾ガイド１６の高さ位置を調節することができる。

（効果）従来、種籾繰出用の凹部を形成した横軸繰出ロールの下
方位置を育苗箱を移送させて該育苗箱に播種するように
したものにおいて、前記横軸繰出ロールの下部位置には
、平行リンク機構により上下する分割落下口を並設した
籾ガイドを設け、該籾ガイドは、前記育苗箱により上動
させられたときも、前記横軸繰出ロールの下面から相当
離れて位置するようにした育苗箱用播種装置は公知であ
る。前記横軸縁由ロールの下面から相当離れて籾ガイド
を位置させることにより、籾を分散させるようにしたの
である。

しかして、横軸繰出ロールの外周面に母線方向に平行な
横条溝を形成し、該横条溝は種籾を抱えるような断面形
状にすると、該横条溝は種籾を殆ど正確に８〜６０粒を
一列に嵌合させることができる。これを１８〜２０等分
すると９〜（資）粒÷１８〜２０＝３の計算により、正確な２〜３粒条播ができることになる
。

しかるに本発明は、横軸繰出ロール７の外周面に母線方
向に平行な横条溝８を形成し、該横条溝８は種籾を抱え
るような断面形状にし、横軸繰出ロール７の下方位置を
育苗箱昂を移送させて該育苗箱冗に播種するようにした
ものにおいて、前記横軸繰出ロール７の下部位置には、
平行リンク機構ｎにより上下する分割落下口δを並設し
た籾ガイド１６を設け、該籾ガイド１６は、前記育苗箱
冗により上動させられたときは、前記横軸繰出ロール７
の下面に殆ど接触する構成とした育苗箱用播種装置とし
たものであるから、正確な２〜３粒条播ができる効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体断面図、第２図は籾ガイドの斜視図、第３
図は同縦断側面図、第４図は同縦断正面図である。符号の説明１・・・種籾供給ホッパー、２・・・播種装置、３・・
・流穀板、４・・・流穀板、５・・・漏斗、６・・・下
端、７・・・繰出ロール、８・・・横条溝、９・・・ス
リット、１０・・・ナイフ、１１・・・回転ブラシ、１
２・・・種籾、１３・・・芒付種籾、１４・・・種籾誘
導板、１５・・・スポンジ、１６・・・籾ガイド、１７
・・・後側枠、１８・・・前側枠、１９・・・垂直板、
冗・・・前側傾斜板、２１・・・後側傾斜板、η・・・
山部、ｎ・・・仕切壁、２４・・・仕切板、２５・・・
分割落下口、冗・・・育苗箱、ｎ・・・平行リンク、冗
、四・・・軸、（９）・・・側板、３１・・・当接体、
！・・・側壁、お・・・移送台、あ・・・溝付ローラー
、あ・・・条溝、あ・・・鎮圧ローラー、３７・・・上
下動装置、羽・・・前壁、（・・・軸、４０・・・支持
板、４１・・・係合溝、４２・・・側板、４３・・・傾
斜部、４４・・・側板、４５・・・軸、都・・・前後枠
。

Claims

【特許請求の範囲】

横軸繰出ロール７の外周面に母線方向に平行な横条溝８
を形成し、該横条溝８は種籾を抱えるような断面形状に
し、横軸繰出ロール７の下方位置を育苗箱２６を移送さ
せて該育苗箱２６に播種するようにしたものにおいて、
前記横軸繰出ロール７の下部位置には、平行リンク機構
２７により上下する分割落下口２５を並設した籾ガイド
１６を設け、該籾ガイド１６は、前記育苗箱２６により
上動させられたときは、前記横軸繰出ロール７の下面に
殆ど接触する構成とした育苗箱用播種装置。