JPS63282994A - 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ - Google Patents

半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ

Info

Publication number
JPS63282994A
JPS63282994A JP62119208A JP11920887A JPS63282994A JP S63282994 A JPS63282994 A JP S63282994A JP 62119208 A JP62119208 A JP 62119208A JP 11920887 A JP11920887 A JP 11920887A JP S63282994 A JPS63282994 A JP S63282994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
potential
memory cell
dynamic random
random access
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62119208A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Miyatake
秀司 宮武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62119208A priority Critical patent/JPS63282994A/ja
Publication of JPS63282994A publication Critical patent/JPS63282994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明はダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
の構成に関し、特に半導体ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリのデータ続出を高速にするための構成に
関する。
[従来の技術] たとえはニラキー チャウーチャン ル(Nicky 
 Chau −Chun Lu )らによるrcMO3
DRAMにおける1/2vpDビツト線センス構成(H
alf −Vp D  Bit Line Sensi
ng Schemein  CMO3DRAM’ sJ
、I EEEジャーナル オブ ソリッド−ステート 
サーキツツ(Journal of 5olid−St
ate  C1rcuitS)の5C−19巻第4号(
8月、1984年)の第451頁ないし第454頁に示
されるように、近年のダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(以下、単にダイナミックRAMと称す)に
おいては、低消費電力化、続出の高速化のために周辺回
路にCMOSトランジスタを使用し、ビット線をVcc
/2 (Vccは電源電圧)にプリチャージする方式が
主流である。
第4図は従来のVcc/2プリチャージ方式のダイナミ
ックRAMのメモリアレイの構成を示す概略図である。
第4図において、行および列状に配列されるメモリセル
6と、メモリセル6の1行を選択するためのワード線W
Li 、WLi +1と、外部アドレスにより選択され
たメモリセル6(外部アドレスにより選択されたワード
線に接続されるメモリセル)が接続されるビット線BL
と、選択されたメモリセル6が接続されるビット線BL
と対をなしビット線BL上の電位に対する比較基準電位
を与えるためのリファレンスビット線BLと、センスア
ンプ活性化信号Sにより活性化され、ビット線対BL、
BL上の電位差を検出し増幅するセンスアンプSAとが
設けられる。ここで第4図においては簡略化のために1
対のビット線BL。
BLと2本のワード線WLi 、WLi +1のみが示
される。メモリセル6は1個のトランジスタTrと1個
の容量Cとから構成される。トランジスタTrは、nチ
ャネル電界効果トランジスタで構成され、ワード線を構
成するゲート5と、ビット線BL(またはBL)に接続
される一方導通端子2と、メモリキャパシタの一方電極
に接続される他方導通端子1とを有する。容量Cはセル
プレート電圧Vcpが与えられる他方電極4とトランジ
スタTrの他方導通端子1に接続される他方電極とを有
する。
第5A図は、メモリセル6の断面構造を概略的に示す図
であり、P型半導体基板3上にビット線BL(またはB
L)を形成するN+型型数散層2、メモリセルのストレ
ージノードSNを形成するN“型拡散層1と、ワード線
WLを構成するワード線ゲート5と、容量Cの一方電極
を形成するセルプレート4とから1個のメモリセルが構
成される。
セルプレート4およびストレージノードSNはそ−の間
に形成される絶縁膜(図示せず)とともに容量を形成し
、情報を電荷の形態で記憶する。
第5B図はメモリセルの有する情報に応じたメモリセル
各部の電子に対するポテンシャルを示す図である。第5
B図において、L”はメモリセルのLow電圧蓄積状態
の電子ポテンシャルを示し、H”はH1gh電圧蓄積状
態の電子ポテンシャルをそれぞれ示す。またvccは半
導体ダイナミックRAMの動作電源電圧を示し、ビット
線BL、BLはワード線が選択される前にはVcc/2
のレベルにプリチャージされている。
第5C図はワード線WLが選択されて活性化され(“H
”状態となったとき)にビット線BL上に現われる読出
し電圧による電子ポテンシャルを示し、ΔVLRは“L
”読出電圧を示し、ΔVH8は“H”続出電圧を示す。
第5C図においてリファレンスビット線BLは続出電圧
に対する基準電圧を与え、■cc/2プリチャージレベ
ルにプリチャージされている。
第6図は第4図に示されるダイナミックRAMのデータ
続出時における動作波形図である。以下、第4図ないし
第6図を参照して従来のVcc/2プリチャージ方式の
ダイナミックRAMのデータ読出原理について説明する
。まず、外部RAS信号に同期して信号RASが立ち下
がって活性状態となり、外部アドレスがダイナミックR
AMに取り込まれる。このとき、ビット線BL、BLは
共にVcc/2にプリチャージされている。また、スト
レージノードSNにはML″蓄積状態では接地電位GN
D、  “H”蓄積状態では電源電圧Vccレベルの電
荷が蓄えられている。外部RAS信号が立ち下がり、R
AS信号が立ち下がると、次に外部アドレスに基づいて
1本のワード線が選択され、選択ワード線WLiのレベ
ルが立ち上がる。メモリセルか“L”蓄積状態の場合に
は、ワード線WLiの電位がしきい値電圧VTH(メモ
リセルのトランジスタTrのしきい値電圧)を越えると
、メモリセル6からビット線BL上に電子が流出し始め
、ワード線WLIの電位がVcc/ 2 + VT H
に達すると全電荷がビット線BL上に流出し、ビット線
BL上の電子ポテンシャルが微小な電圧ΔVL、だけ上
昇する(第5C図参照)。一方、“H”蓄積状態の場合
には、ワード線WL1の電位がVcc/ 2 +VT 
sを越えると、ビット線BLからメモリセル6に電子が
流入し始め、ビット線BLの容量がメモリセル6の蓄積
容量と比べて十分に大きいので、メモリセル6は電子で
満され、その結果ビット線BL上の電子ポテンシャルが
やはり微小な電圧ΔVHRだけ下降する。
このとき、選択されたメモリセルが接続されるビット線
BLと対をなすリファレンスビット線BLは、そのワー
ド線WLi+1の電位が立ち上がらないため、何の電位
変化も生じずプリチャージされたレベルVcc/2の状
態を保つ。この後、センスアンプ活性化信号Sか活性化
状態となり、センスアンプSAが活性化され、データが
読出されたビット線BLとリファレンスビット線BLの
電位がセンスアンプSAで比較され、その対をなすビッ
ト線BL、BLのうち低レベル側の電位を接地電位GN
Dに、高レベル側の電位にあるビット線を電源電圧Vc
cにまで増幅する。今ビット線BL、BLのプリチャー
ジ電圧が共にVcc/2であるならば、“L”続出電圧
Δ■1.と“H”続出電圧Δ■HRが等しくなる。ここ
で第6図の動作波形図においては、ビット線BL上に接
続されるメモリセル6が“H”蓄積状態にある場合の状
態を示している。ここで第5C図はビット線上に現われ
る電子ポテンシャルの変化を示し、第6図はビット線上
の電位の変化を示しているため、その関係はちょうど逆
になっている。
メモリセルへの情報の書込は、ワード線W L iをv
cc+■TH以上に昇圧することにより、Vccレベル
の書込が可能である。第6図において、破線で、RAS
アクティブ期間の終了時に、ワード線WLiをVcc+
VT、以上に昇圧し、Vccレベルを書込む例を示して
いる。
ここで、ビット線BL、BLのVcc/2プリチャージ
は、RASアクティブ期間のおわりに、ビット線対BL
、BLをトランジスタ(図示せず)を介して短絡するこ
とによりVcc/2か実現される。また、ビット線対は
ワード線選択前にこの短絡状態から開放される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のダイナミックRAMは、上述のように構成されて
いるため、“H”読出は、選択されたワード線電位がV
cc/2+VT s以上にないと始まらず、またそれ以
上になってもMOSトランジスタの飽和領域近くを使用
するため、トランジスタTrのオン抵抗が高抵抗となり
、“H”続出に時間がかかり、センス活性化信号Sの遅
延、すなわちアクセスの遅延やデータを読出さないうち
にセンスするなどの誤動作が生じていた。
それゆえ、この発明の目的は上述の従来のダイナミック
RAMの有する問題点を除去し、動作マージンの損失な
く “H”続出をより高速で行なうことのできる低消費
電力タイプのダイナミックRAMを提供することである
[問題点を解決するための手段] この発明に係るダイナミックRAMは、VOCl2のプ
リチャージ方式を有し、メモリセルがnチャネルMOS
トランジスタを有するときには、センス動作前に選択さ
れたメモリセルにつながるビット線の電位をVOCl2
より低下させ、そのビット線と対をなすリファレンスビ
ット線の電位をビット線上の“L”続出電圧および“H
”続出電圧が共に同じになるようにVOCl2より低下
させたものである。またメモリセルがpチャネルMOS
トランジスタを含む場合には、選択されたメモリセルに
つながるビット線電位をセンス動作前にVOCl2より
上昇させるとともに、そのビット線と対をなすリファレ
ンスのビット線の電位をビット線上の“L”読出電圧お
よび“H”続出電圧が同じになるようにVOCl2より
上昇させたものである。
[作用] この発明におけるダイナミックRAMにおいては、セン
ス動作前におけるビット線およびリファレンスビット線
の電位がプリチャージレベルVcc/2より低下(また
は上昇)しているので、“H”続出が高速になりかつ“
L”続出電圧および“H”続出電圧が同じにされている
ので、センスアンプの動作マージンを損失することがな
く、高速で安定に情報を読出すことが可能となる。
[発明の実施例] 第2A図ないし第2C図はこの発明の詳細な説明するた
めの図であり、第2A図はメモリセルの断面構造を示し
、第2B図はメモリセルのストレージノードSN、  
ワード線WLおよびビット線BLにおける電子ポテンシ
ャルを示し、第2C図はワード線WLが立ち上がった後
にビット線上に現われる読出波形を電子ポテンシャルで
示した図である。
第2A図においてメモリセルの断面構造は従来と同様に
、ビット線BLを形成するN+型型数散層2、メモリセ
ルのストレージノードSNを形成するN中型拡散層1と
、P型半導体基板3とを有する。トランジスタ部分はワ
ード線WLを構成するワード線ゲート5とビット線を構
成するN+型型数散層2、ストレージノードSNを構成
するN+型型数散層1から構成される。キャパシタ部分
はセルプレート電圧Vcpが与えられるセルプレート4
とセルストレージノードSNとその間に形成される図示
しない絶縁膜とから構成される。
第2B図に示されるように、メモリセルが“L”を蓄積
している場合には、ストレージノードSNにおける電子
ポテンシャルは接地電位GNDとなり、一方“H”を蓄
積している場合には、電源電位Vccレベルとなる。ま
た、m2B図に示されるように、この発明においては、
ビット線BLのプリチャージレベルがVOCl2よりΔ
■已だけ低下したVOCl2−ΔV、で与えられる。し
たがってビット線BLにおける電子ポテンシャルは従来
よりΔVFSだけ上昇している。第2C図に見られるよ
うにこのようにビット線BL電位のプリチャージレベル
をΔvBだけ低下させたため、情報読出時におけるビッ
ト線BL上に現われる電子ポテンシャルは比較基準電位
を与えるリファレンスピッさせているため、その電子ポ
テンシャルも従来よりΔV[1だけ上昇し、これにより
“L”読出電圧(L”情報をメモリセルが有していると
きにビット線BL上に現われる電位とリファレンスビッ
ト線BL上の電位との差)ΔVL、と“H”続出電圧(
メモリセルが“H”情報を記憶している場合にビット線
BLに現われる電位とリファレンスビット線BL上の電
位との差)Δvs Rが等しくなるようにされている。
次に第2A図ないし第2C図を参照してこの発明の原理
について説明する。選択されたメモリセルが接続される
ビット線BLの電位がVcc/2からΔvBだけ低下し
ているため、“H”続出は、ワード線WL電位がVcc
/2−ΔV8+vTH以上になると始まる。これにより
、従来よりもワード線WL電位がΔv8だけ低い電位で
“H”続出を行なうことができるため、高速で”H”を
読出すことが可能となる。しかし、第2C図に示される
読出波形図から見られるように、選択されたメモリセル
が接続されるビット線BLと対をなすリファレンスビッ
ト線BLの電位がVcc/2のままであると、“L”続
出電圧と“H”続出電圧とに片寄りが生じるため、動作
マージンを損失することになる。これを避けるために、
”L”読出電圧ΔVLRおよび“H”読出電圧ΔVOR
が等しくなるようにリファレンスビット線BLの電位v
cc/2−Δv[1を求める。
今、メモリセルの容量をCB、ビット線BL(B L)
の容量をC[Iとする。
“L”読出時におけるビット線BLの電位は、形は電子
ポテンシャルに関して与えられているため、ビット線の
電位を与える式とはちょうど逆の関係になっている。
したがって“L”読出時に現われるビ・ソト線の電位と
“H”読出時に現われるビット線の電位の中間電位は、 Lの電位をΔ■8だけ低下させると、それと対をなすリ
ファレンスビット線BLの電位を(Ca /(CB +
CB ) )ΔVaだけ低下させることにより、“L”
および“H”の読出電圧が等しくなり、動作マージンを
損失することがない。加えて、“H″読出高速になると
いう長所が得られる。
また、ビット線電位の低下量へVBを1V以下に抑える
ことにより、中間電圧プリチャージの長所である低消費
電力の特性(すなわちビット線の充放電電圧が半分)を
保つことができる。
第1図はこの発明の一実施例であるビット線プリチャー
ジ電圧を低下させる手段を備えたダイナミックRAMの
構成を示す図である。第1図において、図面を簡略化す
るために1組のビット線対BL、BLおよび2本のワー
ド線WLi、WLi+1のみが示される。ビット線対B
L、BLにはビット線対上の電位差を検知増幅するセン
スアンプSAが設けられる。センスアンプSAはセンス
アンプ活性化信号Sに応答して活性化される。またこの
ビット線BLおよびリファセンスビット線BL上の電位
を低下させるために、新たにダミーワード線10.11
が設けられ、それぞれ容量を介してビット線BLおよび
リファレンスビット線BLに接続される。すなわち、ダ
ミーワード線10はビット線BLと容’31 Caを介
して結合されるとともに、容ffi Cbを介してリフ
ァレンスビット線BLに容量結合される。また、ダミー
ワード線11は容量Cbを介してビット線BLに結合さ
れ、かつ容量Caを介してリファレンスビット線BLに
容量結合される。ダミーワード線10.11は外部アド
レスに基づいて、選択されたメモリセルが接続されるビ
ット線BL(またはBL)に容量Caを介して結合され
るダミーワード線が活性状態となり立ち下がるように構
成される。
第3図は第1図に示されるこの発明の一実施例であるダ
イナミックRAMの動作波形を示す図であり、選択され
たメモリセル6が“H”情報を有している場合の読出動
作を一例として示す図である。以下、第1図および第3
図を参照してこの発明の一実施例であるダイナミックR
AMの動作について説明する。
まず外部RAS信号に同期して信号RASが活性状態と
なって立ち下がり、外部アドレスが半導体ダイナミック
RAMに取り込まれる。この状態においてはまたビット
線BLおよびリファレンスビット線ITはVcc/2の
レベルにプリチャージされている。次に外部アドレスに
基づいて、選択されたメモリセル6が接続されるビット
線BLに所望の電位低下を与えるためのダミーワード線
10上に与えられるダミーワード線駆動信号DWL。が
“L”レベルに立ち下がる。選択されたメモリセル6が
接続される選択ビット線BLとダミーワード線10は容
量Caで容量結合され、かつダミーワード線10とリフ
ァレンスビット線BLが容量cbで容量結合されている
ため、選択ビット線BLの電位はVcc/2−ΔvB、
リファレンスビット線BLの電位はVcc/2−Δ■8
となり、共にプリチャージレベルVcc/2より低下す
る。
この後、外部アドレスに基づいて1木のワード線が選択
され、選択ワード線WLi上の電位が“H”(> Vc
c+ VT s )に立ち上がることにより、選択され
たメモリセル6の有する“H”情報に応じた電位変化量
がビット線BL上に現われる。次にセンスアンプ活性化
信号Sが活性状態となって立ち上がりセンスアンプSA
が活性化され、ビット線BLおよびリファレンスビット
線BLの電位差を検出し増幅することにより、ビット線
BLのレベルが電源電位Vccレベル、リファレンスビ
ット線BL上の電位が接地電位レベルとなる。ここで上
述のように、選択ビット線BLのプリチャージ電圧がV
cc/2より低下しているので、センスアンプ活性化信
号Sの立ち上がりのタイミングを従来より速くすること
かでき、高速かつ安定に“H”続出を行なうことができ
るのがわかる。
ここで上記実施例においては、ワード線WLiの電位が
立ち上がる前にダミーワード線10の電位が立ち下がる
例を示したが、このダミーワード線の電位を低下させる
タイミングはセンス動作(センスアンプ活性化信号Sが
活性状態となりセンスアンプが活性化される状態)以前
であればどのようなタイミングでも上記実施例と同様の
効果を得ることができる。
= 24− 次に容量ca、Cbの大きさを求める。今、ダミーワー
ド線10.11に与えられるダミーワーの場合、ビット
線の容a(Ca、Cbを含む)をCBとすると、 ΔVa  =Ca  争 Vcc/CBとなる。したが
って、 Cb −CB  −Ca / (CB +CB )で与
えられる。したがって、容量Cbには大きさがCa −
Ca / (CB +CB )のものを用いればよい。
ここで、CB >>CBの場合には、cb=Ca  (
すなわち、Δ■8勿ΔVB)となり、同じ容量値を用い
てもよい。この場合、ダミーワード線は1本でよいこと
が容易に想像される。
なお上記実施例では、メモリセルかNチャネル電界効果
トランジスタを備えている場合について説明したが、メ
モリセルがPチャネルMOSトランジスタで構成される
場合でも同様のことが問題である。この場合には、同じ
原理で信号の極性が反転するたけであり、選択されたメ
モリセルが接続されるビット線およびリファレンスビッ
ト線のプリチャージ電圧を上述と同じ量たけ上昇させる
ことにより上記実施例と同様の効果を得ることかできる
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、選択されたメモリセル
が接続されるビット線プリチャージ電位を低下(または
上筒)させかつ“L”読出電圧および“H”続出電圧が
等しくなるように対となるリファレンスビット線プリチ
ャージ電位をも低下(または上昇)させたので、動作マ
ージンを損うことなく、“H”続出を高速かつ安定に行
なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるダイナミックRAM
のメモリアレイの構成を示す図である。 第2A図ないし第2C図はこの発明によるダイナミック
RAMの動作原理を説明するための図であリ、第2A図
はメモリセルの断面構造を示し、第2B図はメモリセル
におけるストレージノードおよびワード線およびビット
線における電子ポテンシャルを示す図であり、第2C図
はビット線上に現われる読出波形を電子ポテンシャルで
示した図である。第3図はこの発明の一実施例であるダ
イナミックRAMの“H”続出時における動作波形を示
す図である。第4図は従来のダイナミックRAMメモリ
アレイの概略構成を示す図である。第5A図ないし第5
C図は従来のダイナミックRAMの動作原理を示す図で
あり、第5A図はメモリセルの断面構造を示し、第5B
図はメモリセルにおける電子ポテンシャルを示す図であ
り、第5C図はビット線上に現われる読出電圧に対する
電子ポテンシャルを示す波形図である。第6図は従来の
ダイナミックRAMにおける“H”読出時の動作を示す
波形図である。 図において、BLは選択ビット線、BLは選択ビット線
と対をなすリファレンスビット線、WLi、WLI+1
はワード線、Ca、Cbは結合容量、6はメモリセル、
10.11はダミーワード線である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行および列状に配置されかつ各々が “L”または“H”の情報を記憶する、nチャネルトラ
    ンジスタを含む複数個のメモリセルと、前記複数個のメ
    モリセルの1行を選択するための複数のワード線と、前
    記複数のメモリセルの1列が接続される複数ビット線と
    を有し、前記複数のビット線は外部アドレスに基づいて
    選択されるメモリセルが接続されるビット線と、前記選
    択されたメモリセルの接続されるビット線上の電位の比
    較基準電位を与えるためのリファレンスビット線とが対
    をなして配列される半導体ダイナミック・ランダム・ア
    クセス・メモリであって、前記半導体ダイナミック・ラ
    ンダム・アクセス・メモリは、外部アドレスに基づいて
    1本のワード線が選択された後前記選択されたワード線
    に接続されるメモリセルが有する情報に応じて現われる
    ビット線上の電位を検出するセンス動作と、前記選択さ
    れたワード線の活性状態終了後に前記ビット線の各々を
    前記半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
    の動作電源電位Vccの半分の電位のVcc/2にプリ
    チャージする動作とを有しており、前記プリチャージ動
    作と前記センス動作との間に、前記外部アドレスに基づ
    いて、前記選択されたメモリセルが接続されるビット線
    電位を前記プリチャージレベルVcc/2より第1の電
    位低下させる第1の電位低下手段と、 前記外部アドレスに基づいて、前記プリチャージ動作と
    前記センス動作の間に、前記リファレンスビット線の電
    位を前記プリチャージレベルVcc/2より第2の電位
    低下させ、それにより前記選択されたメモリセルが“L
    ”を有するときと“H”を有するときにそれぞれ現われ
    る該ビット線上の電位の中間値を前記リファレンスビッ
    ト線に与える第2の電位低下手段とを備える、半導体ダ
    イナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  2. (2)前記第1および第2の電位降下手段は共に容量結
    合手段を含む、特許請求の範囲第1項記載の半導体ダイ
    ナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  3. (3)前記容量結合手段は、その一方電極が前記選択さ
    れたメモリセルが接続されるビット線に接続され、その
    他方電極が前記外部アドレスに基づいて、前記センス動
    作前に活性状態となる前に活性化される信号線に接続さ
    れる第1の容量手段と、 その一方電極が前記選択されたメモリセルが接続される
    ビット線と対をなすリファレンスビット線に接続され、
    その他方電極が前記信号線に接続される第2の容量手段
    とを備える、特許請求の範囲第2項記載の半導体ダイナ
    ミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  4. (4)前記信号線に与えられる信号の振幅を前記動作電
    源電圧Vccとし、前記第1の容量を含む前記ビット線
    の容量をC_Bとし、前記メモリセルの蓄積容量をC_
    Sとしたとき、前記第2の容量手段の容量を前記第1の
    容量手段の容量のC_B/(C_B+C_S)倍にした
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の半導体
    ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  5. (5)前記第1の容量手段の容量と前記第2の容量手段
    の容量とを等しくしたことを特徴とする、特許請求の範
    囲第3項記載の半導体ダイナミック・ランダム・アクセ
    ス・メモリ。
  6. (6)前記第1および第2の電位降下手段が低下させる
    電位低下量は1V以内である、特許請求の範囲第1項記
    載の半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
  7. (7)行および列状に配置されかつ各々が “L”または“H”の情報を記憶する、pチャネルトラ
    ンジスタを含む複数個のメモリセルと、前記複数個のメ
    モリセルの1行を選択するための複数のワード線と、前
    記複数のメモリセルの1列が接続される複数のビット線
    とを有し、前記複数のビット線は外部アドレスに基づい
    て選択されるメモリセルが接続されるビット線と前記選
    択されたメモリセルが接続されるビット線上の電位の比
    較基準電位を与えるためのリファレンスビット線とが対
    をなして配列される半導体ダイナミック・ランダム・ア
    クセス・メモリであって、前記半導体ダイナミック・ラ
    ンダム・アクセス・メモリは、外部アドレスに基づいて
    1本のワード線が選択された後前記ワード線に接続され
    るメモリセルの有する情報を検出するセンス動作と、前
    記選択されたワード線の活性状態終了後前記ビット線の
    各々を前記半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・
    メモリの動作電源電圧Vccの半分の電位のプリチャー
    ジレベルVcc/2にプリチャージする動作とを有して
    おり、 前記プリチャージ動作と前記センス動作との間において
    、前記外部アドレスに基づいて、前記選択されたメモリ
    セルが接続されるビット線電位を前記Vcc/2プリチ
    ャージレベルより第1の電位昇圧する第1の昇圧手段と
    、 前記外部アドレスに基づいて、前記プリチャージ動作と
    前記センス動作との間において、前記選択されたメモリ
    セルが接続されるビット線と対をなすリファレンスビッ
    ト線の電位を前記プリチャージレベルVcc/2より第
    2の電位上昇させ、それにより前記選択されたメモリセ
    ルが“L”を有するときと“H”を有するときにそれぞ
    れ現われるビット線上の電位の中間値を前記リファレン
    スビット線に与える第2の昇圧手段とを備える、半導体
    ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  8. (8)前記第1および第2の昇圧手段は共に容量結合手
    段を含む、特許請求の範囲第7項記載の半導体ダイナミ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ。
  9. (9)前記容量結合手段はその一方電極が前記選択され
    たメモリセルが接続されるビット線に接続され、その他
    方電極が前記外部アドレスに基づいて、前記センス動作
    前に活性化される信号線に接続される第1の容量手段と
    、 その一方電極が前記選択されたメモリセルが接続される
    ビット線と対をなすリファレンスビット線に接続され、
    その他方電極が前記信号線に接続される第2の容量手段
    とを備える、特許請求の範囲第8項記載の半導体ダイナ
    ミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  10. (10)前記信号線に与えられる信号の振幅を前記動作
    電源電圧Vccとし、前記第1の容量手段の容量を含む
    ビット線容量をC_Bとし、前記メモリセルの蓄積容量
    をC_Sとしたとき、前記第2の容量手段の容量は前記
    第1の容量手段の有する容量のC_B/(C_B+C_
    S)倍で与えられる、特許請求の範囲第9項記載の半導
    体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
  11. (11)前記第1の容量手段の容量と前記第2の容量手
    段の容量が互いに等しくされている、特許請求の範囲第
    9項記載の半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・
    メモリ。
  12. (12)前記第1および第2の昇圧手段が昇圧する電位
    は1V以内である、特許請求の範囲第8項記載の半導体
    ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ。
JP62119208A 1987-05-15 1987-05-15 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ Pending JPS63282994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62119208A JPS63282994A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62119208A JPS63282994A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63282994A true JPS63282994A (ja) 1988-11-18

Family

ID=14755611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62119208A Pending JPS63282994A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63282994A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37593E1 (en) 1988-06-17 2002-03-19 Hitachi, Ltd. Large scale integrated circuit with sense amplifier circuits for low voltage operation
US6898137B2 (en) 2002-10-30 2005-05-24 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device with high-speed sense amplifier
USRE40132E1 (en) 1988-06-17 2008-03-04 Elpida Memory, Inc. Large scale integrated circuit with sense amplifier circuits for low voltage operation
JP2009301700A (ja) * 2002-08-29 2009-12-24 Micron Technology Inc Dramセンス増幅器のバイアスセンシング

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37593E1 (en) 1988-06-17 2002-03-19 Hitachi, Ltd. Large scale integrated circuit with sense amplifier circuits for low voltage operation
USRE40132E1 (en) 1988-06-17 2008-03-04 Elpida Memory, Inc. Large scale integrated circuit with sense amplifier circuits for low voltage operation
JP2009301700A (ja) * 2002-08-29 2009-12-24 Micron Technology Inc Dramセンス増幅器のバイアスセンシング
US8767496B2 (en) 2002-08-29 2014-07-01 Micron Technology, Inc. Bias sensing in DRAM sense amplifiers through voltage-coupling/decoupling device
US9633714B2 (en) 2002-08-29 2017-04-25 Micron Technology, Inc. Methods for bias sensing in DRAM sense amplifiers through voltage-coupling/decoupling devices
US6898137B2 (en) 2002-10-30 2005-05-24 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device with high-speed sense amplifier

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH057796B2 (ja)
JP3856424B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2698030B2 (ja) Dram構造
US5255235A (en) Dynamic random access memory with dummy word lines connected to bit line potential adjusting capacitors
US6594187B2 (en) Semiconductor memory
US4982367A (en) Dynamic random access memory with well-balanced read-out voltage on bit line pair and operating method therefor
JPH10312685A (ja) 半導体記憶装置
US4413330A (en) Apparatus for the reduction of the short-channel effect in a single-polysilicon, one-device FET dynamic RAM array
JPH06215564A (ja) 半導体記憶装置
US6295241B1 (en) Dynamic random access memory device
US5406512A (en) Semiconductor memory device using compensation capacitors
KR100368705B1 (ko) 가변 전압 분리 게이트
US4409672A (en) Dynamic semiconductor memory device
US5666306A (en) Multiplication of storage capacitance in memory cells by using the Miller effect
KR100244862B1 (ko) 반도체 기억 장치 및 그 제어 방법
JP2002050181A (ja) 半導体記憶装置
US7251153B2 (en) Memory
US5710738A (en) Low power dynamic random access memory
US4734890A (en) Dynamic RAM having full-sized dummy cell
JPS63282994A (ja) 半導体ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
US5894444A (en) Cell plate referencing for dram sensing
US7372719B2 (en) DRAM semiconductor memory device with increased reading accuracy
US5177708A (en) Dynamic random access memory and method for equalizing sense amplifier drive signal lines
JPH06176572A (ja) 半導体記憶装置
JPS5935114B2 (ja) 増巾回路