JPS63282763A

JPS63282763A - 液晶シャッタ装置

Info

Publication number: JPS63282763A
Application number: JP62116995A
Authority: JP
Inventors: Takahiko Tokumasu; 貴彦徳増; Kazuhiro Yuasa; 湯浅　一弘
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-05-15
Filing date: 1987-05-15
Publication date: 1988-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は、液晶シャッタ装置に関する。

［従来技術〕近年、いわゆるオフィスオートメーシミンの普及によっ
て、事務を行なう環境に各種の情報処理装置が導入され
てきている。かかる環境下において用いられる装置には
、騒音や振動等、その環境に悪影響を及ぼす要素を極力
抑制することが要求されている。

ところで、日本語ワードプロセッサ等で作成した文書を
ハードコピーとして記録出力するプリンタとしては、従
前からドツトインパクト型のプリンタが広く用いられて
いるが、このようなドツトインパクト型プリンタは印字
音および振動が大きく、とくに、高速な機械はどこの傾
向が強く、周囲の仕事の妨げともなることもしばしばあ
った。

そこで、このような不都合を解消するものとして、電子
写真プロセスを用いて画像を形成する、例えばレーザビ
ームプリンタ、液晶シャッタプリンタあるいはＬＥＤプ
リンタ等の非インパクト型のプリンタが実用されている
。

このプリンタは、上述したドツトインパクト型プリンタ
と異なり、画像を形成するさいに用紙を叩く箇所がない
ので印字音が非常に小さく、また、基本的に１ペ一ジ単
位に画像を記録するページプリンタであるので高速な記
録が可能である。

ところで、このようなページプリンタのうち、レーザビ
ームプリンタは光書き込み系にポリゴンミラー等の高精
度な光学系を必要とするので非常にコストが大きい。ま
た９、ＬＥＤプリンタでは、光書き込み系に用いられる
ＬＥＤ　（発光ダイオード）の発光特性のバラツキによ
り、安定した記録画像を得ることが困難である。

一方、液晶シャッタプリンタで光書き込み系に用（）ら
れる液晶シャッタ装置は、光学系を構成する蛍光灯等の
光源、液晶シャッタアレイ、および、集束性ファイバア
レイ等の等傍線形結像素子を一体化でき、光学系を簡単
にかつ小型に構成できるので安価な装置を実現すること
ができる。

ところで、液晶シャッタ装置に用いられている等傍線形
結像素子は、画像を等倍に結像する複眼レンズを直線上
に配置して構成されるものであり、その焦点深度は、例
えば、±０．２ｍｍと非常に小さい。

そのために、従来、液晶シャッタ装置に等傍線形結像素
子の焦点調整機構を配設し、液晶シャッタアレイと等傍
線形結像素子の距離を調整していたので、組立作業が非
常に煩雑になるという不都合を生じていた。

［目的］本発明は、上述した従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、等傍線形結像素子の焦点調整機構
を必要としない液晶シャッタ装置を提供することを目的
とする。

［構成］本発明は、液晶シャッタアレイと等傍線形結像素子を同
一筐体の両面に取り付けるとともに、その筐体の取付面
にはシャッタアレイと等傍線形結像素子の距離を所定値
に設定するために位置決め部材を配設することで、等傍
線形結像素子の焦点調整機構を不要としている。また、
シャッタアレイの透過光を等傍線形結像素子に導くため
に筐体に穿設する窓の幅寸法を、等傍線形結像素子の幅
寸法よりも小さく設定し、外乱光が等傍線形結像素子に
入射されることを防止している。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にかかる液晶シャッタプリ
ンタを示している。

同図において、感光体１は帯電チャージャ２によってそ
の表面が均一に帯電され、光書き込み装置３によって記
録画像に対応した光像が露光されてその表面に記録画像
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現
像器４によってトナー現像され、さらにこれによって感
光体１の表面に形成されたトナー像は、図示しない給紙
系によって搬送された記録用紙に転写チャージャ５によ
って転写される。

そして、記録用紙に転写されたトナー像は定着器６によ
って熱定着され、これによって、記録画像が記録用紙に
形成される。

また、感光体１上の残留トナーおよび残留電荷は、クリ
ーナ７によって除去される。

光書き込み装置３の構成例を第２図に示す。

同図において、液晶シャッタアレイ１１は、その下面に
温度制御のための面状ヒータ１２が取り付けられた状態
で、筐体１３の上面に固設される。また、液晶シャッタ
アレイ１１の透過光を感光体１に結像するための等傍線
形結像素子１４は、筐体１３の下面に固設される。なお
、この等傍線形結像素子１４は、集束性ファイバアレイ
等からなる。

筐体１３の中央部には、液晶シャッタアレイ１１の透過
光を等傍線形結像素子１４に導くための窓１５が穿設さ
れている。

また、液晶シャッタアレイ１１の上から筐体１３の上面
を覆うように、カバー１６が配設される。このカバー１
６の中央に穿設された窓１７には、光源として用いられ
る蛍光灯１８からの熱を遮り、かつ、光源光を透過させ
るための遮熱ガラス１９が取り付けられている。

蛍光灯１７は、カバー２０に収納された状態で遮熱ガラ
ス１９の上方に取り付けられる。また、ファン２１は、
蛍光灯１８の温度制御のためのものである。

また、筐体１３の長手方向端部の外側面には、略Ｔ字状
の位置決めブラケットン２，２３が固設される。

この位置決めブラケット２２，２３の脚部２２ａ、２３
ａは、感光体１の軸受の外側面に倣うようにその形状が
形成されている。これにより、ブラケット２２．２３を
感光体１の軸受の外側面に載置することにより、光書き
込み装置３を感光体１に対して取り付けることができる
。

なお、この場合、筐体１３に突設されているピン２４．
２５に、ブラケット２２に穿設されている長穴２６およ
び孔２７が嵌合することにより、ブラケット２２と筐体
１３の結合がなされる。また、反対側のブラケット２３
と筐体１３の結合も、同様な機構によりなされている。

また、第３図（ａ）、（ｂ）に示すように、筐体１３の
上面には液晶シャッタアレイ１１の光軸方向の位置決め
のための台部１３ａ　＊　１３ｂ　＊　１３ｃが形成さ
れている。

これにより、液晶シャッタアレイ１１および面状ヒータ
１２は、この台部１３ａ、１３ｂ、１３ｃに３点支持さ
れて位置決めされた状態で、筐体１３の上面に固定され
る。

また、窓１５は、その短手方向の寸法が等傍線形結像素
子１４の短手方向の寸法よりも小さく設定されており、
線形等倍結像素子１４は、窓１５の開口面にその面を突
き当てた状態で筐体１３に取り付けられている。

したがって、液晶シャッタアレイ１１と等傍線形結像素
子１４との距離は、筐体１３の加工精度の範囲で所定値
に位置決めされる。それにより、組立時に液晶シャッタ
アレイ１１と等傍線形結像素子１４との距離を調整する
必要がなくなる。

それとともに、等傍線形結像素子１４に入射される光は
、窓１５の部分で、液晶シャッタアレイ１１より形成さ
れた画像光のみに絞られるので、等傍線形結像素子１４
に外乱光が入射されることが防止される。

また、筐体１３およびカバー１６は、外部からの漏れ光
の影響を極力小さくできるように、黒色の材質で形成さ
れている。

一方、等傍線形結像素子１４と感光体１との距離は、筐
体１３とブラケット２２．２３の部品精度、および、ブ
ラケット２２．２３の筐体１３への取付精度によってそ
の精度が定まる。

通常、これらの部品精度および取付精度を非常に高くす
ることができるため、等傍線形結像素子１４と感光体１
の距離を調整する必要がない、また、ブラケット２２．
２３を筐体１３に一体に構成することで、等傍線形結像
素子１４と感光体１との距離精度をさらに高くすること
ができる。

以上説明したように、本実施例によれば、液晶シャッタ
アレイ１１と等傍線形結像素子１４を同一の筐体１３に
取り付けたので、それらの距離精度を筐体１３の部品精
度にまで高くすることができ、その結果、液晶シャッタ
アレイ１１と等傍線形結像素子１４との距離の調整が不
要となる。

また、液晶シャッタアレイ１１の透過光を等傍線形結像
素子１４に導くために筐体１３に穿設した窓１５の幅方
向の寸法を、等傍線形結像素子１４の幅方向の寸法より
も小さく設定したので、外乱光が等傍線形結像素子１４
に入射されることを防止でき、適切な画像光を発生する
ことができる。

また、筐体１３およびカバー１６を黒色の材質で形成し
たので、画像光に対する外乱光の影響を軽減することが
できる。

さらに、筐体１３に取り付けたブラケット２２．２３を
直接感光体１の軸受に載置することで、光書き込み装置
３を感光体１に取り付けているので、等傍線形結像素子
１４と感光体１との距離の精度は、筐体１３とブラケッ
ト２２．２３の部品精度および筐体１３へのブラケット
２２．２３の取付精度により決定され、その結果、等傍
線形結像素子１４と感光体１との距離の調整が不要とな
る。

［効果］以上説明したように、本発明によれば、液晶シャッタア
レイと等傍線形結像素子を同一筐体の両面に取り付ける
とともに、その筐体の取付面にはシャッタアレイと等傍
線形結像素子の距離を所定値に設定するために位置決め
部材を配設したので、等傍線形結像素子の焦点調整機構
が不要となる。

また、シャッタアレイの透過光を等傍線形結像素子に導
くために筐体に穿設する窓の幅寸法を、等傍線形結像素
子の幅寸法よりも小さく設定したので、外乱光が等傍線
形結像素子に入射されることを防止できるという効果を
得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかがる液晶シャッタプリン
タを示す概略図、第２図は液晶シャッタ装置を例示した
分解斜視図、第３図（ａ）は液晶シャッタアレイと等傍
線形結像素子との位置関係を説明するための概略断面図
、同図（ｂ）は等傍線形結像素子と窓の幅寸法の関係を
説明するための概略平面図である。１１・・・液晶シャッタアレイ、１３・・・筐体、１３
ａ、１３ｂ、１３ｃ・・・台部、１４・・・等傍線形結
像素子、１５・・・窓。代理人　弁理士　　紋　１）　誠　　１第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）液晶シャッタアレイからの透過光を等倍線形結像
素子で感光体に結像する液晶シャッタ装置において、上
記液晶シャッタアレイと上記等倍線形結像素子がその両
面に取り付けられる筐体と、その筐体の取付面に上記シ
ャッタアレイと上記等倍線形結像素子の距離を所定値に
設定するたに形成された位置決め部材と、上記シャッタ
アレイの透過光を上記等倍線形結像素子に導くために上
記筐体に穿設され幅方向の寸法が上記等倍線形結像素子
の入射面の幅方向の寸法よりも小さい窓を備えたことを
特徴とする液晶シャッタ装置。
（２）特許請求の範囲第１項記載において、前記筐体は
黒色の材質からなることを特徴とする液晶シャッタ装置
。