JPS63282407A - 気化式燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液体燃料を気化させて燃焼させる気化式燃焼装
置に関するものである。

従来の技術 従来の気化式燃焼装置を第３図に示す。

ここで、１１は上部にシーズヒータ１２を備えた気化筒
で、液体燃料を噴出するノズ１ｖ１３と燃焼用空気を供
給するスロート１４が側部に組み込まれている。液体燃
料は給油ポンプ１６によシ送油パイプ１５を介して上記
気化筒１１に供給される。また、燃焼用空気は送風機１
８により給気ホース１７を介して上記気化筒１１に供給
される。

１９は気化筒１１上部に組み込まれた円筒状の保炎板で
、その側面には複数個の炎口２０を有している。

以上のように構成された気化式燃焼装置の動作について
説明する。

給油ポンプ１６かも送られた液体燃料は送油パイプ１５
を介してノズル１３から気化筒１１内に噴出され、又送
風機１８から送られた燃焼用空気は給気ホース１７を介
してスロート１４から気化筒１１内に供給される。一方
、気化筒１１は内部に備エラれたシーズヒータ１２によ
ってあらかじめ高温に加熱されており、上記ノズル１３
から噴出された液体燃料は気化筒１１内で気化され、上
記スロート１４から供給された燃焼用空気と予混合され
る。この混合ガスは保炎板１９の中央開口部を通り、側
面の炎口２０から噴出する。噴出した混合ガスは保炎板
１９側部に有する炎口２０の近傍に設けた高電圧スパー
ク放電装＠（図示せず）Ｋより着火され、炎を形成し燃
焼を行なう。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来の構成では気化筒が液体燃油Ｆの気化
に必要な温度にまで加熱される時間が長く、また気化筒
１１上部に取っ付けられた保炎板１９はシーズヒータ１
２が気化筒１１内に埋め込まれているため、温度がほと
んど上昇しない。したがって気化式燃焼装置を作動させ
てから混合ガスに着火され、保炎板１９に炎が形成され
る丑での時間が長く、また気化筒１１内で気化された混
合ガスは保炎板１９の中央開口部を通過して側面の炎口
２０から噴出される際に冷却される。そのため従来の気
化式燃焼装置を備えたファンヒータでは保炎板１９の側
面の炎口２０から噴出された混合ガスが着火されるまで
に時間がかかり、着火時にその濃度が低下して瞬時に着
火されず、未燃ガスが発生し、臭気や白煙の発生原因と
なる等、着火性能が悪かった。

本発明は以上の問題点を鑑みてなしたもので、気化式燃
焼機器の着火性能の向上を図ることを目的としたもので
ある。

問題点を解決するための手段 上記間′８ｉ点を解決するためて従来のシーズヒータで
はなく短時間で温度上昇が得られるセラミックヒータを
用い、そのセラミックセータの発熱部を気化筒内部およ
び保炎板内部に設けである。

作用 本発明は、上記のセラミックヒータに通電されると、気
化筒内の温度が急倣に上昇し、混合ガスが気化に必要な
温度まで加熱されるまでの時間が短縮され、更に保炎板
も加Ｈ）されるため未燃ガスの発生も減少される。すな
わち着火時間を短縮し、炎口から噴出される混合ガスの
濃度低下および冷却を低減する。したがって着火時間は
短縮され、着火遅れによる未燃ガスの発生は押割され、
着火時の臭気および白煙の発生は少なくなジ、着火性能
は大幅に向上する。

実施例 以下に本発明の実施例を第１図、第２図を用いて説明す
る。第１図において１は円筒状の気化筒で、・側面にセ
ラミックヒータ２が埋め込まれてあり、その先端の部分
は保炎板９の内壁面に接触させである。また上記セラミ
ックセータ２の対向のＵ面には液体燃料を噴出す”るノ
ズル３と燃焼用空気を供給するスロート４が組み込まれ
ている。液体燃料は給油ポンプ６により送油バイブ５を
介して上記気化筒１に噴出される。また、燃焼用空気は
送風機８により給気ホース７を介して上記気化筒１に供
給される。９は気化筒１上部に組み込まれた保炎板で、
その内壁面にはセラミックヒータ２が接触させである。

１０は上記保炎板９の側面に設けた複数個の炎口である
。

以上のように構成された気化式燃焼装置の動作について
説明する。

給油ポンプ６から送られた液体燃料は送油パイプ５を介
してノズル３から気化筒１内に噴出され、又送風機８か
ら送られた燃焼用空気は給気ホース７を介してスロート
４から気化筒１内に供給される。一方気化筒１はセラミ
ックヒータ２によって、あらかじめ短時間で高温に加熱
されており、噴出された液体燃料は気化筒１内で気化さ
れ、上記スロート４から供給された燃焼用空気と予混合
される。この混合ガスは保炎板９の中央開口部を通電、
側面の炎口１ｏから噴出する。噴出された混合ガスは高
電圧ヌバーク放電装置により着火され、炎を形成し燃焼
を行なう。

ここで、上記気化筒１内に埋め込まれたセラミックヒー
タ２は第２図に示すように気化筒１内部に流体燃料を気
化させるための発熱部２ａと保炎板９内部に保炎板９の
温１度を上昇させるための発熱部２ｂを有しておシ、気
化筒１内部の発熱部ではヒータ線に高電流が流せるため
、気化筒１を短時間で高温に加熱することができる。ま
た保炎板９内部に発熱部が設けであるために、保炎板９
が高温に加熱される。したがって気化筒１内で混合され
た予混合ガスは予熱された保炎板９を通りＪＩ面炎口１
０より噴出される。以上により着火時間を短縮すること
ができ、かつ保炎板表面での混合ガスの結露を防止でき
、若人遅れによる未燃ガスの発生を低減することができ
る。

発明の効果 以上の様に本発明は、環化筒内部に高電流を流せる発熱
部と保炎板内部に保炎板を高温に加熱させる発熱部を有
したセラミックヒータを使用することによシ、気化筒を
短時間で高温に加熱でき、かつ保炎板を高温に予熱する
ことができる。したがって着火時間を短縮することがで
き、かつ混合ガスの冷却による結露をさせることなく未
燃ガスの発生を低減することができ、着火性能が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における電化式燃焼装置の断面
図、第２図は本発明の実施例におけるセラミックヒータ
の断面図、第３図は従来例の断面図である。 １・・・・・・気化筒、２・・・・・セラミックヒータ
、９・・・・・保炎板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１−
一一気化嫡 ？−−−でうＳ・２りＵ−タ ｑ−＋呆灸叛 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体燃料を気化させる気化筒と、この気化筒に装着した
   保炎板とを備え、上記気化筒にはセラミックヒータを埋
   設するとともにこのセラミックヒータの一部を保炎板に
   接触させた気化式燃焼装置。