JPS6328193A - 立体テレビ受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は立体テレビ受像機に関する。

〔従来の技術〕

従来、立体映像を得るには２個の左右の目に相当するカ
メラ（以降、立体カメラと呼ぶ）で同時に撮影した映像
を２個の映写機で、偏光方向が互いに直交する偏光フィ
ルタを介して映写し、これを左右の目に対し互いに直交
する２個の偏光フィルタを設けた眼鏡にて見ることによ
り立体像を得ていた。　　　　− 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述のように従来は立体像は映写によりのみ可能で、テ
レビ受像機上に立体画像を得ることはできなかった。

本発明はテレビ受像機の前面に画面を分割して偏光方向
が互いに直交する偏光フィルタを配置し、偏光フィルタ
つき眼鏡で見ることにより、立体映像を見ることができ
る立体テレビ受ｔｔ　ｉを提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の立体テレビ受像機は、テレビ受像機の画面の前
面に偏光の方向が互いに直交する第１および第２の領域
に交互に細かく分割された偏光板を配置し、前記画面の
前記第１の領域に対応する部分には右目に対応する画像
を映写し、前記画面の前記第２の領域に対応する部分に
は左目に対応する画像を映写することを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の斜視図である。１はシャド
ーマスク形カラー受像管、２は偏光方向が互いに直交す
る２種の領域（第２図に示すＡ。

Ｂ領域）を横方向にストライプ状に交互に配置した偏光
板で、受像管１の画面に取り付けられる。

但し、第１図には偏光板２を受像管１から分離して示し
である。

第２図は受像管１の画面部分を模式的に示す拡大部分断
面図である。電子ビーム５はシャドーマスク３を通過し
、受像管１に塗られたけい光体４に衝突して発光させる
。けい光体４からの光は偏光板２を通り、偏光となって
出射される。偏光板２は第２図に示すように■（垂直）
偏光波のみを通すＡ領域とＨ（水平）偏光波のみを通す
Ｂ領域とに細分されている。たとえば、右目で見るべき
映像を■偏光波、左目で見るべき映像をＨ偏光波とする
。すなわち、受像管１の画面を見るための眼鏡の右目の
部分に■偏光波を通す偏光フィルタを設け、左目の部分
のＨ５光波を通す偏光フィルタを設けておく。

本実施例の場合も、撮像には２個の左右の目に相当する
立体カメラを使用する。画像を受像管１により再生する
際にＡ領域を走査するときは右目に対応する立体カメラ
の映像信号を映写し、Ｂ領域を走査するときは、左目に
対応する立体カメラの映像信号を映写するように映像信
号を切換えて映写する。例えば、予め垂直走査の期間を
Ａ、Ｂ領域に対応して分割しておき、分割された期間そ
れぞれに対応して右目又は左目に対応する立体カメラの
映像信号を映写するようにする。

一方、視覚者は前述の眼鏡により右目にＶ［光フィルタ
、左目にＨ４光フィルタをかけることにより、はぼ同時
に左、右の目に対応する２台のカメラで撮像した像を見
ることができる。従って、視覚者は受像管１に映写され
た像を立体画像としてとらえることができる。なお、偏
光板２のＡ。

Ｂ領域の分割を細分化することにより、立体画像がより
自然になる。

また、本発明は受像管１の代わりに液晶によるカラーデ
ィスプレイ等を使用することができ、この場合はＡ、Ｂ
領域に合わせた映像信号の切換えが容易となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、テレビにおいても立体画
像を得ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の斜視図、第２図は第１図に
示す受像管１の画面部分の模式的な拡大部分断面図であ
る。 １・・・受像管、２・・・偏光板、３・・・シャドーマ
スク、４・・・けい光体、５・・・電子ビーム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　テレビ受像機の画面の前面に偏光の方向が互いに直交
   する第１および第２の領域に交互に細かく分割された偏
   光板を配置し、前記画面の前記第１の領域に対応する部
   分には右目に対応する画像を映写し、前記画面の前記第
   ２の領域に対応する部分には左目に対応する画像を映写
   することを特徴とする立体テレビ受像機。