JP2994967B2 - 立体映像表示装置 - Google Patents
立体映像表示装置Info
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
表示装置に立体映像を表示することが出来る立体映像表
示装置に関する。
示装置等に左眼用の映像を構成する画素と右眼用の映像
を構成する画素とを水平方向に交互に表示し、該画素か
らの光をレンチキュラレンズやパララックスバリア等に
より左右に分離することにより立体映像を表示したり、
あるいは表示装置に左眼用の映像と右眼用の映像とを時
間的に交互に表示し、この交互の表示に同期して左右の
覗き窓の開閉を行う液晶シャッターメガネを観察者に装
着させることにより観察者に立体映像を認識させてい
る。
らの光を正確に左右に分離するためには、レンチキュラ
レンズやパララックスバリアを表示画面の前方に精密に
配置する必要があり、また、CRTにおいては左右の画
素を水平方向に交互に正確に表示することは困難であ
る。
の映像とを交互に表示するための回路構成が必要であ
り、しかも左右の映像に同期して開閉を行う液晶シャッ
ターメガネも必要であり、コスト的に問題がある。
ば特開平6−62435号公報には、通常のモニタ表示
装置に左眼用の映像と右眼用の映像とを分割して表示
し、その分割された映像を立体鏡を介して観察すること
により観察者が立体映像を表示する表示装置が示されて
いる。尚、前記立体鏡は観察者が立体映像を認識し易い
ように、左右の映像を光学的に左右に圧縮し、該左右の
映像が観察者の左右の眼に対して同一方向から入射する
ようにするためのものである。
も、通常のモニタ表示装置も用いて立体映像を表示する
ことは可能であるが、立体鏡を介してしか立体映像を観
察することは出来ず、同時に立体映像を認識することが
出来る人数が少ないという問題がある。また、立体鏡を
複数設けるとしても、左右の映像が分離して表示されて
いるため、左右の映像が観察者の左右の眼に対して同一
方向から入射する位置は限られており、同時に多数の人
が立体映像を観察することは実質的に困難である。
欠点に鑑み為されたものであり、CRT等の通常使用さ
れるモニタ表示装置を用いて容易に立体映像を表示する
ことが出来る立体映像表示装置を提供することを目的と
するものである。
が広く、同時に多くの人が立体映像を観察することが出
来る立体映像表示装置を提供することを目的とするもの
である。
置は、表示面が第1の表示領域と第2の表示領域とによ
り構成され、該第1の表示領域には左眼用、右眼用の映
像のうち一方の映像が表示され、前記第2の表示領域に
は他方の映像が表示されるモニタ表示装置と、前記モニ
タ表示装置の表示面の前方に配置され、前記第1の表示
領域の前方と前記第2の表示領域の前方とでは互いに偏
光軸が異なる偏光板と、前記偏光板を通過した一方の映
像の光と他方の映像の光とを合成して出射する第1の光
学手段と、前記第1の光学手段により合成された光のう
ち一方の映像の光を通過させる第1の偏光窓と他方の映
像の光を通過させる第2の偏光窓とを備える偏光メガネ
とからなることを特徴とする。
なる左右の映像情報を夫々水平方向に画像圧縮して前記
モニタ表示装置に出力する水平圧縮回路と、前記モニタ
表示装置の第1、第2の表示領域より出射された左右の
映像の光を水平方向に広げて出射する第2の光学手段と
を設けたことを特徴とする。
偏光板と前記第1の光学手段と前記第2の光学手段とを
一体化し、前記モニタ表示装置に着脱自在なアダプタと
したことを特徴とする。
第2の光学手段がフレネルレンズ板であることを特徴と
する。
第1の光学手段が、垂直方向にストライプ状に延びる直
角プリズムを水平方向に多数配列して出光側の面を形成
した光学素子であることを特徴とする。
像と右眼用の映像とを夫々分離して表示するだけ良い。
また、第1の光学手段により左眼用の映像の光と右眼用
の映像の光とが合成されるため、観察者の左右の眼に夫
々、同じ向きより左右の映像の光が入射する立体映像認
識可能位置が広くなる。
の第1、第2の表示領域に左右の映像を水平圧縮して表
示し、その表示された左右の映像の光を第2の光学手段
により左右に広げて出射することにより、観察者は元の
映像と同じアスペクト比で、しかも画面サイズの大きい
立体映像を認識することが出来る。
偏光板と第1、第2の光学手段を一体化してアダプタと
することにより、アダプタ装着時は立体映像を表示し、
アダプタ離脱時は平面映像を表示することが可能とな
る。
の直角プリズムにより形成されている光学素子により構
成することにより、モニタ表示装置に表示された左眼用
の映像の光と右眼用の映像の光とを略完全に合成した状
態で出射することが可能となる。
板により構成することにより、左眼用の映像の光と右眼
用の映像の光とを、略均等に水平方向に広げることが出
来る。
により、該モニタ表示装置を通常のテレビジョンモニタ
やパソコンモニタにより構成することが可能となる。
ついて詳細に説明する。
構成を示す図である。
より構成されているモニタ表示装置であり、該表示装置
1の表示面のうち左側半分の第1の表示領域2aには左
眼用の映像が表示され、右側半分の第2の表示領域2b
には右眼用の映像が表示される。前記左眼用の映像と右
眼用の映像とは観察者が立体映像を認識することが出来
るだけの両眼視差を有する。
偏光板3が配置されている。前記偏光板3は前記第1の
表示領域2aの前方に位置する第1の偏光部3aと第2
の表示領域2bの前方に位置する第2の偏光部3bとに
より構成されている。前記第1の偏光部3aの偏光軸と
前記第2の偏光板3bの偏光軸とは互いに直交してい
る。
4が配置されている。前記屋根型プリズム板4の偏光板
3側の面(入光側の面)4aは平面状であり、偏光板3
と反対側の面(出光側の面)4bは、垂直方向にストラ
イプ状に延びる直角プリズムを水平方向に微小ピッチで
多数配列してなる。
ガネであり、該偏光メガネ5の左側の覗き窓である第1
の偏光窓5aの偏光軸は前記偏光板3の第1の偏光部3
aの偏光軸と同じ向きであり、右側の覗き部である第2
の偏光窓5bの偏光軸は前記偏光板3の第2の偏光部3
bの偏光軸と同じ向きである。
て観察者が立体映像を立体映像を認識する原理を示す図
である。
ら出射した左眼用の映像の光6Lは偏光板3の第1の偏
光部3aにより第1の偏光方向(例えばP波)のみが通
過し、屋根型プリズム板4に入射する。一方、モニタ表
示装置1の第2の表示領域2bから出射した右眼用の映
像の光6Rは偏光板3の第2の偏光部3bにより第2の
偏光方向(例えばS波)のみが通過し、屋根型プリズム
板4に入射する。
映像の光6L、6Rは、該屋根型プリズム板4内で合成
された後、出射側の面4bの屈折作用により、前記モニ
タ表示装置1の表示面と直交する方向に進行する。
タ表示装置1の表示面を屋根型プリズム板4を介して正
面より観察する。この時、偏光メガネ5の第1の偏光窓
5aを通過して観察者の左眼7Lに入射する光は、前記
第1の偏光部3aを通過した左眼用の映像の光6Lだけ
であり、右眼用の映像の光6Rは前記第1の偏光窓5a
により遮光される。また、偏光メガネ5の第2の偏光窓
5bを通過して観察者の右眼7Rに入射する光は、前記
第2の偏光窓3bを通過した右眼用の映像の光6Rであ
り、左眼用の映像の光6Lは前記第2の偏光窓5bによ
り遮光される。
装置1に映し出された左眼用の映像のみを認識し、右眼
7Rではモニタ表示装置1に映し出された右眼用の映像
のみを認識する。そして、この時、左眼用の映像の光6
Lと右眼用の映像の光6Rとは、屋根型プリズム板4に
より合成され、同一方向から観察者の左右の眼6L、6
Rに入射するため、観察者は立体映像を良好に認識する
ことが出来る。
るモニタ表示装置1への映像情報の伝送構成を示すブロ
ック図である。
右眼用の映像情報源であり、該左右の映像情報源8L、
8Rは共にレーザディスク装置やVTR等により構成さ
れている。9は前記左右の映像情報源8L、8Rの動作
の同期を取る同期コントローラ、10は前記左右の映像
情報源8L、8Rから出力された左右の映像信号を合成
する映像合成回路である。
左右の映像信号は、映像合成回路10により、左眼用の
映像が表示画面の左側半分に表示され、右眼用の映像が
表示画面の右側半分に表示されるように信号処理され、
前記モニタ表示装置1に供給される。
示装置1の表示面の第1の表示領域1aには映像情報源
8Lから供給された左眼用の映像が表示され、第2の表
示領域1bには映像情報源8Rから供給された右眼用の
映像が表示される。
では、CRT等の通常のモニタ表示装置1の表示面の左
右に左眼用の映像と右眼用の映像とを分離して表示し、
前記表示面の前方に偏光板3と屋根型プリズム板4を配
置すれば、観察者は偏光メガネ5を掛けるだけで立体映
像を観察することが出来る。この時、前記偏光板3及び
屋根型プリズム板4の配置は、従来のレンチキュラレン
ズやパララックスバリアのように画素ピッチの単位で精
密に行う必要は無く、簡単に配置することが出来る。こ
のため、前記偏光板3及び屋根型プリズム板4を一体化
したアダプタを構成し、観察者が立体映像を観察する際
に前記アダプタをモニタ表示装置1の表示面に装着する
構成も容易に可能である。
像の光6Rとは屋根型プリズム板4により合成された状
態で同一方向に出射されるため、観察者はモニタ表示装
置1の表示面の前方に位置すれば、観察者の左右の眼に
は常に同一方向より前記左眼用の映像の光6Lと前記右
眼用の映像の光6Rとが入射する。このため、観察者が
立体映像を容易に認識することが出来、しかも立体映像
の観察可能位置が広くなる。また、同時に多数の人が立
体映像を観察することが出来るようになる。
体構成の概略を示す図である。
力された各映像信号を、各映像を水平方向に1/2に圧
縮する水平圧縮回路である。即ち、画面の縦横のアスペ
クト比が3:4の映像情報が映像情報源8L、8Rから
出力された場合、前記水平圧縮回路11により各映像情
報はアスペクト比が3:2になるように水平方向に圧縮
される。
板3を通過して入射した光を、水平方向に2倍に拡大し
て出射するフレネルレンズ板である。尚、前記フレネル
レンズ板12は、入射した光を垂直方向に対してはその
ままである。
の表示面の第1の表示領域2a、第2の表示領域2bに
は夫々、映像情報源8L、8Rに記録されている元の映
像情報と比べて、水平方向に1/2に圧縮された縦長の
映像が表示されるが、前記第1、第2の表示領域2a、
2bに映し出された映像の光は、フレネルレンズ板12
により水平方向に2倍に拡大されて出射され、観察者の
左右の眼7L、7Rに入射するので、観察者が認識する
映像は映像情報源8L、8Rに記録されている元の映像
と同じアスペクト比になる。
置では、上述の実施例の効果に加えて、左右の映像をモ
ニタ表示装置1にの第1、第2の表示領域2a、2bに
表示する際には、各映像を水平方向に1/2に圧縮して
表示するため、第1、第2の表示領域1a、1bの形状
に合わせて映像が表示され、モニタ表示装置1の表示面
の全域を有効に利用することが出来、しかも、この表示
された映像の光はフレネルレンズ板12により水平方向
に2倍に拡大されるため、観察者は映像情報源8L、8
Rに記録されている元の映像に等しい、正しい縦横比の
立体映像を認識することが出来る。尚、この他の実施例
では、偏光板3、屋根型プリズム板4及びフレネルレン
ズ板12を一体化してアダプタを構成すれば良い。
1の第1の表示領域2aに左眼用の映像を表示し、第2
の表示領域2bに右眼用の映像を表示しているが、それ
とは逆に、第1の表示領域2aに右眼用の映像を表示
し、第2の表示領域2bに左眼用の映像を表示しても良
い。この場合、偏光メガネ5の偏光窓5a、5bの偏光
方向を、上記実施例に対して逆にすれば良い。
情報を映像情報源8L、8Rより得ているが、通常のテ
レビジョン放送により送られてくる2次元映像信号を、
フィールド遅延等により3次元映像信号に変換したもの
でも良い。
ニタ表示装置に立体映像を表示することが出来る立体映
像表示装置を提供し得る。
認識出来る位置が広くなり、同時に多くの人が立体映像
を観察することが出来る立体映像表示装置を提供し得
る。
クト比を変えること無く、画面サイズの大きい立体映像
表示装置を提供し得る。
とにより、モニタ表示装置が通常の平面映像の表示装置
としても機能することが可能である立体映像表示装置を
提供し得る。
示す図である。
通過状態を示す図である。
示す正面図である。
構成の概略を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 表示面が第1の表示領域と第2の表示領
域とにより構成され、該第1の表示領域には左眼用、右
眼用の映像うち一方の映像が表示され、前記第2の表示
領域には他方の映像が表示されるモニタ表示装置と、前
記モニタ表示装置の表示面の前方に配置され、前記第1
の表示領域の前方と前記第2の表示領域の前方とでは互
いに偏光軸が異なる偏光板と、前記偏光板を通過した一
方の映像の光と他方の映像の光とを合成して出射する第
1の光学手段と、前記第1の光学手段により合成された
光のうち一方の映像の光を通過させる第1の偏光窓と他
方の映像の光を通過させる第2の偏光窓とを備える偏光
メガネとからなる立体映像表示装置であって、 元になる左右の映像情報を夫々水平方向に画像圧縮して
前記モニタ表示装置に出力する水平圧縮回路と、前記モ
ニタ表示装置の第1、第2の表示領域より出射された左
右の映像の光を水平方向に広げて出射する第2の光学手
段とを備えていることを特徴とする立体映像表示装置。 - 【請求項2】 前記偏光板と前記第1の光学手段と前記
第2の光学手段とを一体化し、前記モニタ表示装置に着
脱自在なアダプタとしたことを特徴とする請求項1記載
の立体映像表示装置。 - 【請求項3】 前記第2の光学手段がフレネルレンズ板
であることを特徴とする請求項1または2記載の立体映
像表示装置。 - 【請求項4】 前記第1の光学手段が、垂直方向にスト
ライプ状に延びる直角プリズムを水平方向に多数配列し
て出光側の面を形成した光学素子であることを特徴とす
る請求項1、2または3記載の立体映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6213821A JP2994967B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 立体映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6213821A JP2994967B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 立体映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0876059A JPH0876059A (ja) | 1996-03-22 |
JP2994967B2 true JP2994967B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=16645591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6213821A Expired - Fee Related JP2994967B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 立体映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2994967B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438815B1 (ko) * | 1998-03-09 | 2004-07-16 | 삼성전자주식회사 | 입체영상 헤드마운트 디스플레이 장치 |
KR100354671B1 (ko) * | 2000-02-11 | 2002-09-30 | 주식회사 대양이앤씨 | 헤드 마운트 디스플레이용 광학 시스템 |
CN108595009B (zh) * | 2012-02-29 | 2020-12-18 | 联想(北京)有限公司 | 一种人机交互控制方法及电子终端 |
JP6964903B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2021-11-10 | 株式会社ネットアプリ | 映像表示装置固定器具及び遠隔地乾杯カウンターシステム |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6213821A patent/JP2994967B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0876059A (ja) | 1996-03-22 |
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