JPS63281802A - 単板の補修方法 - Google Patents

単板の補修方法

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Publication number
JPS63281802A
JPS63281802A JP11775187A JP11775187A JPS63281802A JP S63281802 A JPS63281802 A JP S63281802A JP 11775187 A JP11775187 A JP 11775187A JP 11775187 A JP11775187 A JP 11775187A JP S63281802 A JPS63281802 A JP S63281802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
wood
moisture content
spring
summer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11775187A
Other languages
English (en)
Inventor
佐野 由男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、化粧単板の製造に用いる単板の補修方法に
関するものである。
〔背景技術〕
従来より、天井材や壁材等に集成化粧単板を表面に貼っ
た化粧合板が使用されている。前記集成化粧単板の製造
は、第2図に示すように、春材部用素材単板25と夏材
部用素材単板26とを重ね合わせ接着して複合単板27
を作成し、この複合単板27の複数枚を一対の凹凸型2
8.29内に積層し圧締接着して集成フリッチ30を成
形し、これを積層面に交差する方向からスライス刃31
でスライスして化粧単板32を得るものである。
この化粧単板32の板面には天然樹種(桧等)に近似し
た夏材部33および春材部34からなる木目模様が造出
され、天然感、自然感が付与される。
前記春材一部用素材単板25および夏材部用素材単板2
6はそれぞれ所定厚みの素材単板を春材部色および夏材
部色に染色したものである。春材部用素材単板25の厚
さは通常、ls+m程度のものが使用され、夏材部用素
材単板26はそれよりも厚さの薄いものが使用される。
かかる春材部用素材単板25および夏材部用素材単板2
6はいずれも南洋材等の原木をスライスするなどして製
造されるものであるため、それらの素材単板25.26
の板面にやに、節、汚れ等の欠点部が存在することがあ
る。このような欠点部がある場合は、第3図に示すよう
に、欠点部35を打ち抜き、切り抜き等により除去し、
除去した後の孔36に同形状の補修用良品材37を嵌着
して補修する、いわゆるパッチングが行われている。し
かしながら、このようにして補修した単板、たとえば春
材部用素材単Fi25を夏材部用素材単Fj26と接着
して複合単板27を作成する場合、春材部用素材単板2
5の含水率が夏材部用素材単板26のそれよりも高い場
合、春材部用素材単板25は含水率の低下を起こし、そ
の結果春材部用素材単板25が収縮することによりパッ
チング部分に隙間ができ、得られる化粧単板の外観かわ
る(なるという問題があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、パンチング部分に隙間が発生しない
単板の補修方法を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の単板の補修方法は、第1の木質単板の板面に
ある欠点部を除去した後の孔に同形状の良品材を嵌着し
たのち、この第1の木質単板とそれよりも含水率の高い
第2の木質単板とを貼着することを特徴とするものであ
る。
すなわち、この発明は、パッチング補修した第1の木質
単板をそれよりも含水率が高い第2の木質単板に貼着す
ることにより、第1の木質単板が含水率の低下をひき起
こして収縮しパッチング部分に隙間ができるのを防止す
ることができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。すな
わち、この単板の補修方法は、第1図に示すように、春
材部用木質単板lの板面にある欠点部を除去した後の孔
に良品材を嵌着したのち、この春材部用木質単板1とそ
れよりも含水率の高い夏材部用素材単板2とを貼着する
ものである。
前記春材部用素材単板1は原木をスライスして得られる
厚さが約1s+s+の単板であって、春材部色に染色さ
れる。この春材部用素材単板lの板面にある欠点部を第
3図に示すようにしてパンチング補修し、含水率を19
〜23%に調整する。一方、夏材部用素材単板2も前記
と同様に原木をスライスしたものであって、厚さが約0
.2a+mである。これを夏材部色に染色したのち、含
水率を23〜25%に調整する。
これらの素材単板1.2の一方にウレタン系接着剤を約
100g/rrfで塗布し、圧力的10kg/dで3時
間程度圧締して複合単板3を作成する。
このようにして得られた複合単板3は、そのパッチング
補修部における隙間の発生がまったく認められなかった
これに対して、夏材部用素材単板2の含水率が19〜2
2%では多数枚の複合単板3のうち3%のものに隙間発
生が認められ、含水率が15〜18%では60%に、ま
た含水率10〜14%では100%にそれぞれ補修部の
隙間発生が認められた。
なお、この実施例では春材部用素材単板1を補修した場
合について説明したが、夏材部用素材単板2を補修した
場合にも同様にして適用可能であることはいうまでもな
い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、パッチング補修した第1の木質単板
をそれよりも含水率が高い第2の木質単板に貼着するこ
とにより、第1の木質単板が含水率の低下をひき起こし
て収縮しパッチング部分に隙間ができるのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の説明図、第2図は通常の
集成化粧単板の製造方法を示す説明図、第3図は従来の
単板補修方法を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の木質単板の板面にある欠点部を除去した後の孔に
    同形状の良品材を嵌着したのち、この第1の木質単板と
    それよりも含水率の高い第2の木質単板とを貼着するこ
    とを特徴とする単板の補修方法。
JP11775187A 1987-05-14 1987-05-14 単板の補修方法 Pending JPS63281802A (ja)

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JP11775187A JPS63281802A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 単板の補修方法

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JP11775187A JPS63281802A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 単板の補修方法

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JPS63281802A true JPS63281802A (ja) 1988-11-18

Family

ID=14719416

Family Applications (1)

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JP11775187A Pending JPS63281802A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 単板の補修方法

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