JPS5910282B2 - 人工銘木用素材単板の補修方法 - Google Patents
人工銘木用素材単板の補修方法Info
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- JPS5910282B2 JPS5910282B2 JP5376979A JP5376979A JPS5910282B2 JP S5910282 B2 JPS5910282 B2 JP S5910282B2 JP 5376979 A JP5376979 A JP 5376979A JP 5376979 A JP5376979 A JP 5376979A JP S5910282 B2 JPS5910282 B2 JP S5910282B2
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- Japan
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- veneer
- boundary line
- conduit
- repair
- repaired
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Links
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多数枚の単板を積層するとともに自由曲面を有
する型版に℃各単板を圧締接着した後、スライスして形
成する人工銘木の素材である人工銘木用素材単板の補修
方法に関するものである。
する型版に℃各単板を圧締接着した後、スライスして形
成する人工銘木の素材である人工銘木用素材単板の補修
方法に関するものである。
ます人工銘木の製造方法について説明する。
第１図に示すように原木よりスライスされて定尺にカッ
トされた単板１を染色して染色単板１′とし、次いで多
数枚の染色単板１′に接着剤を塗布するとともに積層す
る。
トされた単板１を染色して染色単板１′とし、次いで多
数枚の染色単板１′に接着剤を塗布するとともに積層す
る。
こうし工積層したものを圧締し℃接着するのであるが、
この時型版１０に自由曲面を有するものを用いて湾曲し
たフリツチ１１を形成し、これをスライスしてスライス
単板１２を得る。
この時型版１０に自由曲面を有するものを用いて湾曲し
たフリツチ１１を形成し、これをスライスしてスライス
単板１２を得る。
こうして得たスライス単板は各素材単板の境界線が木目
模様となった人工銘木として使用される。
模様となった人工銘木として使用される。
この場合、素材単板の歩留り向上の為、素材単板１に欠
陥がある時、第２図に示すように欠陥部分９を打ち抜い
て、良品単板を同形状とした補修材２をはめ込んで補修
し、この補修した素材単板１を用いて人工銘木を製造す
ると、補修材２と被補修材である素材単板１との境界線
３が第４図に示すようにスライス単板１２０表面にあら
われて非常に目立ち、自然感が著し《損なわれてしまう
。
陥がある時、第２図に示すように欠陥部分９を打ち抜い
て、良品単板を同形状とした補修材２をはめ込んで補修
し、この補修した素材単板１を用いて人工銘木を製造す
ると、補修材２と被補修材である素材単板１との境界線
３が第４図に示すようにスライス単板１２０表面にあら
われて非常に目立ち、自然感が著し《損なわれてしまう
。
この原因とじ１次の事が考えられる。
（イ）接着剤塗布工程によって塗布された接着剤７が圧
締工程の際の圧力によって第３図に示すように境界に侵
入し、これがスライス単板の表面にあらわれた時非常に
目立つ。
締工程の際の圧力によって第３図に示すように境界に侵
入し、これがスライス単板の表面にあらわれた時非常に
目立つ。
（Ｐ） 境界線３において補修材２と素材単板１の各
導管４が途切れてしまい、これによって境界線３が非常
に目立つ。
導管４が途切れてしまい、これによって境界線３が非常
に目立つ。
ただしこの目立ち方は、導管４と境界線３とが直交する
程顕著であり、導管４と境界線３とが平行になると目立
たなくなる。
程顕著であり、導管４と境界線３とが平行になると目立
たなくなる。
本発明はこのような補修部分が目立つという欠点に鑑み
、境界線を横切る導管状の凹溝な切削することで境界線
を目立たせることなく補修することのできる人工用銘木
用素材単板の補修方法を提供することを目的とするもの
である。
、境界線を横切る導管状の凹溝な切削することで境界線
を目立たせることなく補修することのできる人工用銘木
用素材単板の補修方法を提供することを目的とするもの
である。
以下本発明を図面を用いて詳述すると、欠陥部分を打ち
抜いた素材単板１に補修材２をはめ込み、そし℃第５図
に示すようにこの補修材２と素材単板１との境界線３付
近に素材単板１の導管４の方向と略平行な導管状の凹溝
５を多数切削するのである。
抜いた素材単板１に補修材２をはめ込み、そし℃第５図
に示すようにこの補修材２と素材単板１との境界線３付
近に素材単板１の導管４の方向と略平行な導管状の凹溝
５を多数切削するのである。
凹溝の深さは素材単板１の厚みの略１／２程度で表裏両
面から同じ位置にこないように配慮する。
面から同じ位置にこないように配慮する。
分布密度や長さについてはこの補修部付近の導管４と同
程度のものが好ましい。
程度のものが好ましい。
このような凹溝５が切削された補修済みの素材単材１を
用いて大工銘木を製造した時には、スライス単板１２０
表面は第６図に示すようになる。
用いて大工銘木を製造した時には、スライス単板１２０
表面は第６図に示すようになる。
素材単板１及び補修材２本来の導管４は境界線３におい
て途切れてしまい、補修材２と素材単板１とでは全くつ
ながつがないが、凹溝５によって生じる人工的な導管が
境界線３を通過してつながっているために境界線３を目
立たなくしでいるものである。
て途切れてしまい、補修材２と素材単板１とでは全くつ
ながつがないが、凹溝５によって生じる人工的な導管が
境界線３を通過してつながっているために境界線３を目
立たなくしでいるものである。
つまり境界線３が目立つ原因のうち前記（ｃ１）に関す
る要因が多分に排除されたことになるわけである。
る要因が多分に排除されたことになるわけである。
この導管状の凹溝５を切削するということに加え℃境界
線３が目立つ要囲（イ）を次の処理で排除すれば、より
以上の効果を得ることができる。
線３が目立つ要囲（イ）を次の処理で排除すれば、より
以上の効果を得ることができる。
すなわち、素材単板１の補修後に素材単板１と補修材２
との表裏における境界線３を木材、紙、フイルム状の接
着剤等からなる厚さ５０μ〜１００μ程度のシート状マ
スキング材７でマスキングし、しかる後に接着剤を塗布
して積層圧締し、フリツチ１１を形成するのである。
との表裏における境界線３を木材、紙、フイルム状の接
着剤等からなる厚さ５０μ〜１００μ程度のシート状マ
スキング材７でマスキングし、しかる後に接着剤を塗布
して積層圧締し、フリツチ１１を形成するのである。
このようにマスキングすると、境界線３内への接着剤の
侵入が防止でき、接着剤による境界線３０目立ち方を排
除することができるのである。
侵入が防止でき、接着剤による境界線３０目立ち方を排
除することができるのである。
マスキング材６は第７図に示すように境界線３に沿って
のみ行うのはもちろん、第８図に示すように補修材２全
面を覆うようにしてもよい。
のみ行うのはもちろん、第８図に示すように補修材２全
面を覆うようにしてもよい。
この場合、マスキング材６０周縁を鋸歯状にし℃お《と
より良好である。
より良好である。
第１図は人工銘木の製造工程図、第２図は素材単板の補
修工程図、第３図は補修され且つ積層圧締された素材単
材の断面図、第４図ａは補修済の素材単板を用いたスラ
イス単板の表面図、同図ｂは同上のＡ部拡大図、第５図
ａは本発明における補修がなされた素材単板の表面図、
同図ｂは同上の断面図、第６図ａは同上の補修済素材単
板を用いたスライス単板の表面図、同図ｂは同上のＢ部
拡大図、第１図は他の補修を行った素材単板の表面図、
第８図は同上の他の例を示す表面図である。 １は素材単板、２は補修材、３は境界線、４は導管、５
は凹溝を示す。
修工程図、第３図は補修され且つ積層圧締された素材単
材の断面図、第４図ａは補修済の素材単板を用いたスラ
イス単板の表面図、同図ｂは同上のＡ部拡大図、第５図
ａは本発明における補修がなされた素材単板の表面図、
同図ｂは同上の断面図、第６図ａは同上の補修済素材単
板を用いたスライス単板の表面図、同図ｂは同上のＢ部
拡大図、第１図は他の補修を行った素材単板の表面図、
第８図は同上の他の例を示す表面図である。 １は素材単板、２は補修材、３は境界線、４は導管、５
は凹溝を示す。
Claims (1)
- １ 素材単板の欠陥部分を打抜いた後に補修材を打抜い
た部分にはめ込み、次いで素材単板と補修材との境界線
付近の表面に素材単板における導管の方向と略平行で境
界線を横切る導管状の凹溝を切削することを特徴とする
人工銘木用素材単板の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376979A JPS5910282B2 (ja) | 1979-04-30 | 1979-04-30 | 人工銘木用素材単板の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376979A JPS5910282B2 (ja) | 1979-04-30 | 1979-04-30 | 人工銘木用素材単板の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55144103A JPS55144103A (en) | 1980-11-10 |
| JPS5910282B2 true JPS5910282B2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=12952011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5376979A Expired JPS5910282B2 (ja) | 1979-04-30 | 1979-04-30 | 人工銘木用素材単板の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910282B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914909A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | 松下電工株式会社 | 化粧単板の製造方法 |
-
1979
- 1979-04-30 JP JP5376979A patent/JPS5910282B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55144103A (en) | 1980-11-10 |
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