JPH0543481B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543481B2 JPH0543481B2 JP59012232A JP1223284A JPH0543481B2 JP H0543481 B2 JPH0543481 B2 JP H0543481B2 JP 59012232 A JP59012232 A JP 59012232A JP 1223284 A JP1223284 A JP 1223284A JP H0543481 B2 JPH0543481 B2 JP H0543481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- decorative
- adhesive tape
- decorative veneer
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 230000008439 repair process Effects 0.000 claims description 8
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 6
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分熱〕
この発明は化粧単板の製造方法に関するもので
ある。
ある。
素材単板の複数枚を接着剤を介して積層し圧締
接着してフリツチを得、これをスライスして板面
に木目模様を表現する従来の化粧単板の製造方法
にあつては、素材単板として節、目切れ、やにつ
ぼなどの欠点部があるものは化粧単板の柄に悪影
響を及ぼすため、できる限り欠点部の少ない素材
単板を使用していた。そのため、素材単板の歩留
りが低下し、製品コストが高くなるという欠点が
あつた。
接着してフリツチを得、これをスライスして板面
に木目模様を表現する従来の化粧単板の製造方法
にあつては、素材単板として節、目切れ、やにつ
ぼなどの欠点部があるものは化粧単板の柄に悪影
響を及ぼすため、できる限り欠点部の少ない素材
単板を使用していた。そのため、素材単板の歩留
りが低下し、製品コストが高くなるという欠点が
あつた。
この発明は、欠点部を有する素材単板の有効利
用を図り、素材単板の歩留りを高めた化粧単板の
製造方法を提供することを目的とする。
用を図り、素材単板の歩留りを高めた化粧単板の
製造方法を提供することを目的とする。
この発明の化粧単板の製造方法は、素材単板の
欠点部を打ち抜き除去し、打ち抜き穴に補修用単
板を嵌め込んでこれを粘着テープにより止着した
後、他の素材単板とともに接着剤を介して積層し
圧締接着してフリツチを得、これをスライスして
素材単板間の接着剤層により夏材部を表現した化
粧単板を形成するものである。粘着テープは、化
粧単板の夏材部色に着色されている。
欠点部を打ち抜き除去し、打ち抜き穴に補修用単
板を嵌め込んでこれを粘着テープにより止着した
後、他の素材単板とともに接着剤を介して積層し
圧締接着してフリツチを得、これをスライスして
素材単板間の接着剤層により夏材部を表現した化
粧単板を形成するものである。粘着テープは、化
粧単板の夏材部色に着色されている。
この発明の一実施例を第１図および第２図を参
照して説明する。第１図ＡないしＦはこの実施例
の工程説明図であり、以下工程順に説明すると、
同図Ａに示すように、欠点部１を有する素材単板
２より欠点部１を打ち抜き除去し、打ち抜き穴３
にこれと同寸法でかつ素材単板２と同材質の補修
用単板４を嵌め込み（同図Ｂ）、ついで打ち抜き
穴３の全面を覆う広幅の粘着テープ５で補修用単
板４を全面固定する（同図Ｃ）。しかるのち、ロ
ールコータ５により単板表面に接着剤を塗布し
（同図Ｄ）、他の素材単板２′とともに積層し凹凸
型６で圧締接着する（同図Ｅ）。かくして得たフ
リツチ７を同図Ｆに示すようにスライサ８により
スライスして、第２図に示すような化粧単板９を
得る。
照して説明する。第１図ＡないしＦはこの実施例
の工程説明図であり、以下工程順に説明すると、
同図Ａに示すように、欠点部１を有する素材単板
２より欠点部１を打ち抜き除去し、打ち抜き穴３
にこれと同寸法でかつ素材単板２と同材質の補修
用単板４を嵌め込み（同図Ｂ）、ついで打ち抜き
穴３の全面を覆う広幅の粘着テープ５で補修用単
板４を全面固定する（同図Ｃ）。しかるのち、ロ
ールコータ５により単板表面に接着剤を塗布し
（同図Ｄ）、他の素材単板２′とともに積層し凹凸
型６で圧締接着する（同図Ｅ）。かくして得たフ
リツチ７を同図Ｆに示すようにスライサ８により
スライスして、第２図に示すような化粧単板９を
得る。
前記欠点部１の打ち抜きはパンチングマシン等
で所定形状に打ち抜くようにすればよく、パンチ
ングマシンに代えてカツタで欠点部１をくり抜く
ようにしてもよい。また前記粘着テープ５は厚み
の薄いものを使用する。粘着テープ５の基材は夏
材部色に着色されている。
で所定形状に打ち抜くようにすればよく、パンチ
ングマシンに代えてカツタで欠点部１をくり抜く
ようにしてもよい。また前記粘着テープ５は厚み
の薄いものを使用する。粘着テープ５の基材は夏
材部色に着色されている。
このように、粘着テープ５を化粧単板９の夏材
部である年輪線１０と同色に着色しているので、
粘着テープ５が化粧単板９の表面に露出すること
より違和感が生じることがなく、あたかも天然木
のような自然感に富んだ木目模様が得られる。し
かも、化粧単板９の表面に露出した粘着テープ５
からなる粘着テープ部分１１によつて年輪線１０
が部分的に広幅となり特有の木目柄を得ることが
できる。したがつて、素材単板２の欠点部１を補
修して素材単板２の歩溜りを高めることに加え美
観を向上することができる。
部である年輪線１０と同色に着色しているので、
粘着テープ５が化粧単板９の表面に露出すること
より違和感が生じることがなく、あたかも天然木
のような自然感に富んだ木目模様が得られる。し
かも、化粧単板９の表面に露出した粘着テープ５
からなる粘着テープ部分１１によつて年輪線１０
が部分的に広幅となり特有の木目柄を得ることが
できる。したがつて、素材単板２の欠点部１を補
修して素材単板２の歩溜りを高めることに加え美
観を向上することができる。
この発明の他の実施例を第３図および第４図を
参照して説明する。なお、前述の実施例と同一構
成部材については同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、この実施例の製造方法は、第３図
に示すように、素材単板２の欠点部１を打ち抜い
たあと、打ち抜き穴３に補修用単板４を嵌め込
み、ついで素材単板２の繊維方向に対して直交す
る方向に狭幅粘着テープ１２を止着して補修用単
板４を固定する。狭幅粘着テープ１２は素材単板
２の繊維方向に沿つて互いに離隔して複数本が並
設される。
参照して説明する。なお、前述の実施例と同一構
成部材については同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、この実施例の製造方法は、第３図
に示すように、素材単板２の欠点部１を打ち抜い
たあと、打ち抜き穴３に補修用単板４を嵌め込
み、ついで素材単板２の繊維方向に対して直交す
る方向に狭幅粘着テープ１２を止着して補修用単
板４を固定する。狭幅粘着テープ１２は素材単板
２の繊維方向に沿つて互いに離隔して複数本が並
設される。
このようにして補修した素材単板２を用い、前
述の実施例と同様にして積層・接着してフリツチ
を得、これをスライスする。第４図は得られた化
粧単板を示しており、年輪線１２に沿つて粘着テ
ープ部分１３が細かく分離して並設された特有の
木目柄となる。なお、この他の効果については一
実施例と同様である。
述の実施例と同様にして積層・接着してフリツチ
を得、これをスライスする。第４図は得られた化
粧単板を示しており、年輪線１２に沿つて粘着テ
ープ部分１３が細かく分離して並設された特有の
木目柄となる。なお、この他の効果については一
実施例と同様である。
この発明によれば、粘着テープを化粧単板の夏
材部色に着色したので、粘着テープが化粧単板の
表面に露出することにより違和感が生じることが
なく、あたかも天然木のような自然感に富んだ木
目模様が得られる。しかも、化粧単板の表面に露
出した粘着テープにより夏材部が部分的に広幅と
なり特有の木目柄を得ることができる。したがつ
て、素材単板の欠点部を補修して素材単板の歩溜
りを高めることに加え美観を向上することができ
る。
材部色に着色したので、粘着テープが化粧単板の
表面に露出することにより違和感が生じることが
なく、あたかも天然木のような自然感に富んだ木
目模様が得られる。しかも、化粧単板の表面に露
出した粘着テープにより夏材部が部分的に広幅と
なり特有の木目柄を得ることができる。したがつ
て、素材単板の欠点部を補修して素材単板の歩溜
りを高めることに加え美観を向上することができ
る。
第１図はこの発明の一実施例の工程説明図、第
２図は得られた化粧単板の斜視図、第３図はこの
発明の他の実施例における補修工程を示す説明
図、第４図は得られた化粧単板の斜視図である。 １……欠点部、２……素材単板、３……打ち抜
き穴、４……補修用単板、５，１２……粘着テー
プ、７……フリツチ、９……化粧単板。
２図は得られた化粧単板の斜視図、第３図はこの
発明の他の実施例における補修工程を示す説明
図、第４図は得られた化粧単板の斜視図である。 １……欠点部、２……素材単板、３……打ち抜
き穴、４……補修用単板、５，１２……粘着テー
プ、７……フリツチ、９……化粧単板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 素材単板の欠点部を打ち抜き除去し、打ち抜
き穴に補修用単板を嵌め込んだ後、他の素材単板
とともに接着剤を介して積層し圧締接着してフリ
ツチを得、これをスライスして前記素材単板間の
接着剤層により夏材部を表現した化粧単板を形成
する化粧単板の製造方法において、前記化粧単板
の夏材部色に着色した粘着テープにより前記補修
用単板を前記素材単板に止着することを特徴とす
る化粧単板の製造方法。 ２ 前記粘着テープが打ち抜き穴の全面を覆う広
幅テープである特許請求の範囲第１項記載の化粧
単板の製造方法。 ３ 前記粘着テープが素材単板の繊維方向に対し
て直交する方向に止着され、かつ繊維方向に沿つ
て互いに離隔して並設される複数の狭幅テープで
ある特許請求の範囲第１項記載の化粧単板の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223284A JPS60155401A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223284A JPS60155401A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 化粧単板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155401A JPS60155401A (ja) | 1985-08-15 |
| JPH0543481B2 true JPH0543481B2 (ja) | 1993-07-01 |
Family
ID=11799622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1223284A Granted JPS60155401A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155401A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854002A (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-30 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 使い捨ておむつ |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP1223284A patent/JPS60155401A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854002A (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-30 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 使い捨ておむつ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155401A (ja) | 1985-08-15 |
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