JPS6020162B2 - 人工化粧単板の製造方法 - Google Patents
人工化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6020162B2 JPS6020162B2 JP6919879A JP6919879A JPS6020162B2 JP S6020162 B2 JPS6020162 B2 JP S6020162B2 JP 6919879 A JP6919879 A JP 6919879A JP 6919879 A JP6919879 A JP 6919879A JP S6020162 B2 JPS6020162 B2 JP S6020162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- manufacturing
- width direction
- artificial decorative
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は人工化粧単板の製造方法に関するものである
。
。
天然の銘木にみられる柾目柄を再現した人工化粧単板を
、ロータリ単板を基にして製造する場合、このロータリ
単板を一定規格寸法に切断して形成される素材単板を活
用していたため、このようにして得られた素材単板に節
、目切れ、やに、しみなどの欠点が1箇所でもあるとこ
の素材単板を規格外として除外しなはればならず、ロー
タリ単板の利用の歩留りが悪くなる製品コストの増大の
一因となっていた。
、ロータリ単板を基にして製造する場合、このロータリ
単板を一定規格寸法に切断して形成される素材単板を活
用していたため、このようにして得られた素材単板に節
、目切れ、やに、しみなどの欠点が1箇所でもあるとこ
の素材単板を規格外として除外しなはればならず、ロー
タリ単板の利用の歩留りが悪くなる製品コストの増大の
一因となっていた。
したがって、この発明の目的は、単板の利用の歩留りが
高く、製品コストの低減化に寄与するとのできる人工化
粧単板の製造方法を提供することである。
高く、製品コストの低減化に寄与するとのできる人工化
粧単板の製造方法を提供することである。
この発明の第1の実施例を第1図に示す。
すなわち、この人工化粧単板の製造方法は、ロ−タリ単
板1中に節、目切り、やに、しみなどの欠点2を有する
場合には、この部分をロータリ単板の幅方向より少し角
度を斜め方向こ切断して除去した後、その切断した木口
面4をホットメルトなどの接着材で木口酸訂着し、この
ようにして連結した接合ロータリ単板1′を一定規格寸
法に切断して素材単板3を形成する。この素材単板3を
接着剤により積層・接着してフリッチ5を形成し、この
フリツチ5を前記ロータリ単板1の幅方向に相当する方
向にスライスして表面に柾目模様を有する人エイ臼隆単
板6を得るものである。このようにして得られた人工化
粧単板6は、前記フリツチ形成工程における素材単板3
の積層・接着に用いる接着剤が柾目模様として表現され
、自然感に富んだ人工化粧単板とすることができる。
板1中に節、目切り、やに、しみなどの欠点2を有する
場合には、この部分をロータリ単板の幅方向より少し角
度を斜め方向こ切断して除去した後、その切断した木口
面4をホットメルトなどの接着材で木口酸訂着し、この
ようにして連結した接合ロータリ単板1′を一定規格寸
法に切断して素材単板3を形成する。この素材単板3を
接着剤により積層・接着してフリッチ5を形成し、この
フリツチ5を前記ロータリ単板1の幅方向に相当する方
向にスライスして表面に柾目模様を有する人エイ臼隆単
板6を得るものである。このようにして得られた人工化
粧単板6は、前記フリツチ形成工程における素材単板3
の積層・接着に用いる接着剤が柾目模様として表現され
、自然感に富んだ人工化粧単板とすることができる。
この場合、欠点除去のために切断した木口面4がロータ
リ単板1の幅方向より少しだけ角度を有する斜め方向で
あるため、フリッチをスライスする方向はこの切断木口
面4とは平行とならず、したがって欠点除去による接着
面を有する個所は、第2図に示すようにスライスの面に
対し素材単板3の厚み寸法の長さの線となって柾目の幅
方向に部分的に現れるにすぎない。
リ単板1の幅方向より少しだけ角度を有する斜め方向で
あるため、フリッチをスライスする方向はこの切断木口
面4とは平行とならず、したがって欠点除去による接着
面を有する個所は、第2図に示すようにスライスの面に
対し素材単板3の厚み寸法の長さの線となって柾目の幅
方向に部分的に現れるにすぎない。
そのため、得られる人工化粧単板6の表面の柾目模様も
自然感を損なうことがない。なお、欠点除去のためロー
タリ単板9を切断する際の幅方向に対してとる角度は、
あまり大きくするとそれだけ得られる人工化粧単板6の
表面へ現れる接着部の表出頻度が高くなる一方、あまり
小さすぎると柾目模様の幅方向に現れる接着部の線が大
くり見苦しくなるので、15〜20度の角度とするとが
望ましい。
自然感を損なうことがない。なお、欠点除去のためロー
タリ単板9を切断する際の幅方向に対してとる角度は、
あまり大きくするとそれだけ得られる人工化粧単板6の
表面へ現れる接着部の表出頻度が高くなる一方、あまり
小さすぎると柾目模様の幅方向に現れる接着部の線が大
くり見苦しくなるので、15〜20度の角度とするとが
望ましい。
以上のように、この発明の人工化粧単板の製造方法は、
欠点を有する部分を幅方向より少し角度を有する斜め方
向に切断して除去した後、その切断木口面を接着して連
結した単板を積層・接着してフリツチを形成し、このフ
リツチを前記単板の幅方向に相当する方向にスライスす
ることを特徴とするため、単板の歩蟹りが高く、製品コ
ストの低傾化を果すことができるという効果を有する。
欠点を有する部分を幅方向より少し角度を有する斜め方
向に切断して除去した後、その切断木口面を接着して連
結した単板を積層・接着してフリツチを形成し、このフ
リツチを前記単板の幅方向に相当する方向にスライスす
ることを特徴とするため、単板の歩蟹りが高く、製品コ
ストの低傾化を果すことができるという効果を有する。
図面の簡単な説明第1図はこの発明の第1の実施例の工
程説明図、第2図はその工程により表面に切断木口面の
現われた人工化粧単板の部分平面図である。
程説明図、第2図はその工程により表面に切断木口面の
現われた人工化粧単板の部分平面図である。
1・・・・・・ロータリ単板、1′・・・・・・接合ロ
ータリ単板、2……欠点、3……素材単板、4・・・・
・・木口面、5・・・・・・フリツチ、6…・・・人工
化粧単板。
ータリ単板、2……欠点、3……素材単板、4・・・・
・・木口面、5・・・・・・フリツチ、6…・・・人工
化粧単板。
第1図第2図
Claims (1)
- 1 欠点を有する部分を幅方向より少し角度を有する斜
め方向に切断して除去した後、その切断木口面を接着し
て連結した単板を積層・接着してフリツチを形成し、の
フリツチを前記単板の幅方向に相当する方向にスライス
することを特徴とする人工化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6919879A JPS6020162B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 人工化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6919879A JPS6020162B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 人工化粧単板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159912A JPS55159912A (en) | 1980-12-12 |
JPS6020162B2 true JPS6020162B2 (ja) | 1985-05-20 |
Family
ID=13395785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6919879A Expired JPS6020162B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 人工化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020162B2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP6919879A patent/JPS6020162B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159912A (en) | 1980-12-12 |
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