JPS6328106A - 遅延線 - Google Patents
遅延線Info
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- JPS6328106A JPS6328106A JP17213986A JP17213986A JPS6328106A JP S6328106 A JPS6328106 A JP S6328106A JP 17213986 A JP17213986 A JP 17213986A JP 17213986 A JP17213986 A JP 17213986A JP S6328106 A JPS6328106 A JP S6328106A
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- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、数ピコ秒から数ナノ秒の短い遅延時間を得る
ための遅延線の構造に関する。
ための遅延線の構造に関する。
数ピコ秒から数ナノ秒の短い遅延時間を得るための遅延
線は、電子計算機および計測器の分野に用途が広がりつ
つある。
線は、電子計算機および計測器の分野に用途が広がりつ
つある。
しかしコイルやコンデンサを接続して構成される従来の
遅延線は、形状が大きくなるし、周波数特性も悪く、高
速を必要とするこの種の分野には不向きである。又、遅
延線を構成する回路素子間の接続部分が長くなり回路定
数へ影響するので、短い遅延時間を正確に設定すること
が難しい。無論、組立て時の個別の回路素子の取付作業
は、価格の面で除くことが望ましい。
遅延線は、形状が大きくなるし、周波数特性も悪く、高
速を必要とするこの種の分野には不向きである。又、遅
延線を構成する回路素子間の接続部分が長くなり回路定
数へ影響するので、短い遅延時間を正確に設定すること
が難しい。無論、組立て時の個別の回路素子の取付作業
は、価格の面で除くことが望ましい。
本発明の目的は、誘電体基板に形成する導体パターンに
より、インダクタンスと容量を得ることにより、個別の
回路素子を用いることなく遅延線を構成することにある
。そして従来の遅延線の欠点を一挙に解決すると共に、
特に容量値の調節を精密に行えるようにして、正確な遅
延時間および特性インピーダンスの設定を可能にするこ
とにある。
より、インダクタンスと容量を得ることにより、個別の
回路素子を用いることなく遅延線を構成することにある
。そして従来の遅延線の欠点を一挙に解決すると共に、
特に容量値の調節を精密に行えるようにして、正確な遅
延時間および特性インピーダンスの設定を可能にするこ
とにある。
本発明の遅延線は、誘電体基板の表面と裏面にスルーホ
ールにより接続してソレノイドコイルを得るための導体
パターンを形成してあり、該表面と裏面の導体パターン
に対向して分布容量を得るためのアース用の第1、第2
の導体パターンを基板内の厚み方向の異なる位置に別々
に形成してあることを特徴とする積層基板形の遅延線で
ある。
ールにより接続してソレノイドコイルを得るための導体
パターンを形成してあり、該表面と裏面の導体パターン
に対向して分布容量を得るためのアース用の第1、第2
の導体パターンを基板内の厚み方向の異なる位置に別々
に形成してあることを特徴とする積層基板形の遅延線で
ある。
別の本発明の遅延線は、さらに基板内にはスルーホール
に接続する別の導体パターンと、該別の導体パターンに
対向して分布容量を得るためのアース用の第3の導体パ
ターンを設けであることを特徴とする。
に接続する別の導体パターンと、該別の導体パターンに
対向して分布容量を得るためのアース用の第3の導体パ
ターンを設けであることを特徴とする。
以下本発明の遅延線の実施例を示す第1図、第2図を参
照しながら説明する。第1図は斜視図、第2図は分解平
面図である。
照しながら説明する。第1図は斜視図、第2図は分解平
面図である。
本発明の遅延線は、1.2.3の符号を付与しである3
個の誘電体基板を積層して全体を構成する。
個の誘電体基板を積層して全体を構成する。
最上部の基板1の上面には、複数の細長い導体パターン
4を基板1の長さ方向に沿って平行に形成してあり、下
面には点線で示すようなアース用の第1の導体パターン
5を形成しである。導体パターン4の両端には、スルー
ホール6を設けてあり、別に外部端子7を挿入する8乃
至10までの符号を付したスルーホールを設けである。
4を基板1の長さ方向に沿って平行に形成してあり、下
面には点線で示すようなアース用の第1の導体パターン
5を形成しである。導体パターン4の両端には、スルー
ホール6を設けてあり、別に外部端子7を挿入する8乃
至10までの符号を付したスルーホールを設けである。
スルーホールは内部に導体を形成してあり、スルーホー
ル6は積層した後の導体パターン4と基板3の導体パタ
ーン12との接続、スルーホール9は内側にあるアース
用の導体パターンの導出、スルーホール8とスルーホー
ル10は導体パターン4と導体パターン12で後に述べ
るようにして形成されるソレノイドコイルの片側を夫々
導出する役割をする。従って、積層時に位置の一致する
他の基板のスルーホールは同一符号を付、与しである。
ル6は積層した後の導体パターン4と基板3の導体パタ
ーン12との接続、スルーホール9は内側にあるアース
用の導体パターンの導出、スルーホール8とスルーホー
ル10は導体パターン4と導体パターン12で後に述べ
るようにして形成されるソレノイドコイルの片側を夫々
導出する役割をする。従って、積層時に位置の一致する
他の基板のスルーホールは同一符号を付、与しである。
夫々の導体パターン4は、スルーホール6の部分を除い
て平面的に導体パターン5の上に重なっている。なお導
体パターン4は、両端の3個だけを図示し中央部のもの
を省略してあり、スルーホール6もそれに対応させて図
示しである。
て平面的に導体パターン5の上に重なっている。なお導
体パターン4は、両端の3個だけを図示し中央部のもの
を省略してあり、スルーホール6もそれに対応させて図
示しである。
中央の基板2には、導体パターンはなく、基板1に対応
してスルーホールを設けである。
してスルーホールを設けである。
最下部の基板3の上面には、アース用の第2の導体パタ
ーン11を形成してあり、下面には点線で示すように複
数の細長い導体パターン12を平行に形成しである。ス
ルーホールは基板1に対応している。アース用の第2の
導体パターン11が導体パターン12の上側にあるが、
平面的な重なり状態は基板1の導体パターン5と導体パ
ターン4の場合と同様である。
ーン11を形成してあり、下面には点線で示すように複
数の細長い導体パターン12を平行に形成しである。ス
ルーホールは基板1に対応している。アース用の第2の
導体パターン11が導体パターン12の上側にあるが、
平面的な重なり状態は基板1の導体パターン5と導体パ
ターン4の場合と同様である。
このような基板1と基板3が基板2を挟んで積層されて
第1図のような遅延線全体が構成されるが、積層後の表
面の導体パターン4と裏面の導体パターン12は、互い
の平行な隙間を埋めるようにスルーホール6によって上
下に接続されており、ソレノイドコイルが形成される。
第1図のような遅延線全体が構成されるが、積層後の表
面の導体パターン4と裏面の導体パターン12は、互い
の平行な隙間を埋めるようにスルーホール6によって上
下に接続されており、ソレノイドコイルが形成される。
ソレノイドコイルの両端が、スルーホール8とスルーホ
ール10に導出される。
ール10に導出される。
さらに導体パターン4とアース用の第1の導体パターン
5が基板1、導体パターン12とアース用の第2の導体
パターン11が基板3の厚みを夫々介して重なることに
より、分布容量が得られる。
5が基板1、導体パターン12とアース用の第2の導体
パターン11が基板3の厚みを夫々介して重なることに
より、分布容量が得られる。
アース用の第1の導体パターン5、第2の導体パターン
11はスルーホール9により導出される。
11はスルーホール9により導出される。
なお、誘電体基板に導体パターンやスルーホールを形成
して積層する技術は、ガラスエポキシ樹脂の場合は多層
プリント基板を形成する公知の技術を用いればよい。誘
電体基板としては、ガラスエポキシ樹脂の他に、セラミ
ックやテフロン等のプラスチック材を用いてもよい。
して積層する技術は、ガラスエポキシ樹脂の場合は多層
プリント基板を形成する公知の技術を用いればよい。誘
電体基板としては、ガラスエポキシ樹脂の他に、セラミ
ックやテフロン等のプラスチック材を用いてもよい。
第4図の説明図は第1図の遅延線を概念的に示している
が、13の符号を付しであるソレノイドコイルの内部に
、アース用の第1の導体パターン5と第2の導体パター
ン11があることが理解できる。
が、13の符号を付しであるソレノイドコイルの内部に
、アース用の第1の導体パターン5と第2の導体パター
ン11があることが理解できる。
第1の導体パターン5と第2の導体パターン11は積層
した誘電体基板14の厚み方向の異なった位置にあり、
積層前の基板1と基板3の厚みにより分布容量の容量値
を別々に調節できる。熱論、同じ位置でのアース用の導
体パターンの形状やその大きさを変えたり、分割しても
よい、要するに、ソレノイドコイル13を形成する導体
パターン4とアース用の第1の導体パターン5、導体パ
ターン12と導体パターン11の対向面積や距離を別々
に変えてソレノイドコイル13に並列接続する容量値を
細かく調節できる。
した誘電体基板14の厚み方向の異なった位置にあり、
積層前の基板1と基板3の厚みにより分布容量の容量値
を別々に調節できる。熱論、同じ位置でのアース用の導
体パターンの形状やその大きさを変えたり、分割しても
よい、要するに、ソレノイドコイル13を形成する導体
パターン4とアース用の第1の導体パターン5、導体パ
ターン12と導体パターン11の対向面積や距離を別々
に変えてソレノイドコイル13に並列接続する容量値を
細かく調節できる。
なお基Fi、2は、容量値を調節するために対向する導
体パターン間の距離が変った場合でも、その厚みを調節
することにより全体の誘電体基板14の厚みを一定にす
る役割をする。従って、基板2は遅延線の厚みの規格が
厳しく要求されない場合には、積層時に基板間に挟まれ
る接着剤だけでもよい。ガラスエポキシ樹脂の基板を用
いる場合には、接着剤としてプリプレグを用いるとよい
。なお、同じ構成はLCフィルタにも応用でき、本発明
の遅延線は広い意味でこのようなフィルタをも含む。
体パターン間の距離が変った場合でも、その厚みを調節
することにより全体の誘電体基板14の厚みを一定にす
る役割をする。従って、基板2は遅延線の厚みの規格が
厳しく要求されない場合には、積層時に基板間に挟まれ
る接着剤だけでもよい。ガラスエポキシ樹脂の基板を用
いる場合には、接着剤としてプリプレグを用いるとよい
。なお、同じ構成はLCフィルタにも応用でき、本発明
の遅延線は広い意味でこのようなフィルタをも含む。
第3図は、最初の発明を応用した別の発明の遅延線の実
施例を示す分解斜視図である。第1図、第2図と同一部
分は同一符号を付与しである。
施例を示す分解斜視図である。第1図、第2図と同一部
分は同一符号を付与しである。
第3図の遅延線は、1.20.2.21.3の符号を付
与しである5個の誘電体基板を積層して全体を構成する
。
与しである5個の誘電体基板を積層して全体を構成する
。
最上部の基板1と最下部の基板3には、第1図、第2図
と同じようにソレノイドコイル13を形成するための導
体パターン4と導体パターン12、分布容量を得るため
のアース用の第1の導体パターン5と第2の導体パター
ン11、さらにスルーホール6.8.9.10を形成し
である。中央の基板2は、他の基板に対応するスルーホ
ールだけを設けである。
と同じようにソレノイドコイル13を形成するための導
体パターン4と導体パターン12、分布容量を得るため
のアース用の第1の導体パターン5と第2の導体パター
ン11、さらにスルーホール6.8.9.10を形成し
である。中央の基板2は、他の基板に対応するスルーホ
ールだけを設けである。
2番目の基板20には基板1と基板3に対応するスルー
ホールが設けであるが、上面にはスルーホール6に個別
に接続する導体パターン22を形成してあり、下面には
アース用の第3の導体パターン23を形成しである。導
体パターン22は、スルーホール6の部分以外は、導体
パターン23に平面的に重なる。
ホールが設けであるが、上面にはスルーホール6に個別
に接続する導体パターン22を形成してあり、下面には
アース用の第3の導体パターン23を形成しである。導
体パターン22は、スルーホール6の部分以外は、導体
パターン23に平面的に重なる。
又、4番目の基板21の上面にはアース用の第3の導体
パターン24、下面にはスルーホール6に接続する導体
パターン25を形成しである。導体パターン25もスル
ーホールの部分以外は導体パターン24に平面的に重な
る。導体パターン22も導体パターン25もソレノイド
コイル13を形成するだめの導体パターン4、導体パタ
ーン12とは別のものであり、導体パターン22は導体
パターン23、導体パターン25は導体パターン24と
夫々対向することにより、ソレノイドコイル13に並列
接続する分布容量が得られる。1.20.2.21.3
の5枚の基板は、図示されている順序で積層されて遅延
線が構成される。
パターン24、下面にはスルーホール6に接続する導体
パターン25を形成しである。導体パターン25もスル
ーホールの部分以外は導体パターン24に平面的に重な
る。導体パターン22も導体パターン25もソレノイド
コイル13を形成するだめの導体パターン4、導体パタ
ーン12とは別のものであり、導体パターン22は導体
パターン23、導体パターン25は導体パターン24と
夫々対向することにより、ソレノイドコイル13に並列
接続する分布容量が得られる。1.20.2.21.3
の5枚の基板は、図示されている順序で積層されて遅延
線が構成される。
ソレノイドコイル13の両端は、スルーホール8とスル
ーホール10から導出され、アース用の第1の導体パタ
ーン5、第2の導体パターン11、第3の導体パターン
23と導体パターン24はいずれもスルーホール9から
導出される。導体パターン22と導体パターン5、導体
パターン25と導体パターン11は積層時に間に挾む接
着剤の存在により短絡しないことは言うまでもない。
ーホール10から導出され、アース用の第1の導体パタ
ーン5、第2の導体パターン11、第3の導体パターン
23と導体パターン24はいずれもスルーホール9から
導出される。導体パターン22と導体パターン5、導体
パターン25と導体パターン11は積層時に間に挾む接
着剤の存在により短絡しないことは言うまでもない。
第5図の説明図は、このように構成された遅延線を概念
的に示しているが、アース用の第1の導体パターン5、
第2の導体パターン11、第3の導体パターン23と導
体パターン24があり、さらに別の導体パターン22と
導体パターン25があることが理解できる。
的に示しているが、アース用の第1の導体パターン5、
第2の導体パターン11、第3の導体パターン23と導
体パターン24があり、さらに別の導体パターン22と
導体パターン25があることが理解できる。
そして、ソレノイドコイル13に並列接続する容量は、
導体パターン4と導体パターン5間、導体パターン12
と導体パターン11間で得られる分布容量の他に、導体
パターン22とその上下にあるアース用の導体パターン
5間、第3の導体パターン23間で夫々得られる分布容
量、導体パターン25とその上下にあるアース用の第3
の導体パターン24間、第2の導体パターン11間で夫
々得られる分布容量が加わる。しかも、導体パターン2
2と導体パターン25で得られる分布容量は、上下のア
ース用の導体パターンにより並列に得られており、容量
値を大きくできるように工夫しである。実施例では、ス
ルーホール6の全てに導体パターン22と導体パターン
25が接続しているが、部分的に接続するようにしても
よい。又、アース用の第3の導体パターンは2個所にあ
るが、いずれか片方でもよい。さらにスルーホール6に
接続する導体パターンとアース用の導体パターンの組を
2個以上にして、より大きな容量値が得られるようにも
できる。
導体パターン4と導体パターン5間、導体パターン12
と導体パターン11間で得られる分布容量の他に、導体
パターン22とその上下にあるアース用の導体パターン
5間、第3の導体パターン23間で夫々得られる分布容
量、導体パターン25とその上下にあるアース用の第3
の導体パターン24間、第2の導体パターン11間で夫
々得られる分布容量が加わる。しかも、導体パターン2
2と導体パターン25で得られる分布容量は、上下のア
ース用の導体パターンにより並列に得られており、容量
値を大きくできるように工夫しである。実施例では、ス
ルーホール6の全てに導体パターン22と導体パターン
25が接続しているが、部分的に接続するようにしても
よい。又、アース用の第3の導体パターンは2個所にあ
るが、いずれか片方でもよい。さらにスルーホール6に
接続する導体パターンとアース用の導体パターンの組を
2個以上にして、より大きな容量値が得られるようにも
できる。
容量値は、このようにして広い範囲で詳細に調節できる
。容量値を調節する場合、積層する基板の数や厚みが変
わるが、導体パターンのない基板、実施例では基板2の
厚みを調節することにより全体の厚みを一定にしてイン
ダクタンス値を変化しないようにできる。これは、第1
図、第2図でも同様である。又、いずれの実施例におい
ても遅延線の表面と裏面は保護のために誘電体磁器材料
や合成樹脂で被う場合もある。導出部分と外部端子7と
の接続は、スルーホールを用いないで基板の側面で行う
手段もあり、実施例に限定する必要はない。なお第5図
の説明図は、第1図や第2図と対応する部分は同一符号
を付与しである。アース用の第3の導体パターン22と
導体パターン25は、1個のスルーホール6に接続する
ものだけを代表して図示しである。
。容量値を調節する場合、積層する基板の数や厚みが変
わるが、導体パターンのない基板、実施例では基板2の
厚みを調節することにより全体の厚みを一定にしてイン
ダクタンス値を変化しないようにできる。これは、第1
図、第2図でも同様である。又、いずれの実施例におい
ても遅延線の表面と裏面は保護のために誘電体磁器材料
や合成樹脂で被う場合もある。導出部分と外部端子7と
の接続は、スルーホールを用いないで基板の側面で行う
手段もあり、実施例に限定する必要はない。なお第5図
の説明図は、第1図や第2図と対応する部分は同一符号
を付与しである。アース用の第3の導体パターン22と
導体パターン25は、1個のスルーホール6に接続する
ものだけを代表して図示しである。
以上述べたように本発明の遅延線は、誘電体基板の表面
と裏面の導体パターンによりソレノイドコイルを形成し
、その導体パターンと内部のアース用の導体パターン間
でソレノイドコイルに並列接続する容量を得るようにし
である。又、基板内部には、必要に応じて容量を得るた
めのさらに別の導体パターンやアース用の導体パターン
を形成できる。従って、何等個別の回路素子を用いるこ
となく、遅延線を構成できる。容量値は、内部の導体パ
ターンの位置や大きさを変えることにより広い範囲で精
密に調節できる。
と裏面の導体パターンによりソレノイドコイルを形成し
、その導体パターンと内部のアース用の導体パターン間
でソレノイドコイルに並列接続する容量を得るようにし
である。又、基板内部には、必要に応じて容量を得るた
めのさらに別の導体パターンやアース用の導体パターン
を形成できる。従って、何等個別の回路素子を用いるこ
となく、遅延線を構成できる。容量値は、内部の導体パ
ターンの位置や大きさを変えることにより広い範囲で精
密に調節できる。
遅延線を構成する回路の接続は、主にスルーホールで行
われるので接続部分の回路定数への影響はほとんど除か
れる。熱論、個別の回路素子の取付作業も不要である。
われるので接続部分の回路定数への影響はほとんど除か
れる。熱論、個別の回路素子の取付作業も不要である。
さらに、インダクタンス値はソレノイドコイルにより得
られるので渦巻き状のコイルを用いる場合よりも広い範
囲で調節可能である。
られるので渦巻き状のコイルを用いる場合よりも広い範
囲で調節可能である。
スルーホールだけを設けである部分、実施例では基板2
を設けることによりインダクタンスと容量を独立に調節
できる利点もある。そして、正確な特性上ンピーダンス
の設定ができることは言うまでもない。
を設けることによりインダクタンスと容量を独立に調節
できる利点もある。そして、正確な特性上ンピーダンス
の設定ができることは言うまでもない。
このようにして、短い時間の遅延信号を正確に第1図は
、本発明の遅延線の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の分解平面図、第3図は別の本発明の遅延線の実施例
を示す分解平面図、第4図は第1図の遅延線の説明図、
第5図は第3図の遅延線の説明図である。
、本発明の遅延線の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の分解平面図、第3図は別の本発明の遅延線の実施例
を示す分解平面図、第4図は第1図の遅延線の説明図、
第5図は第3図の遅延線の説明図である。
Claims (3)
- (1)誘電体基板の表面と裏面にスルーホールにより接
続してソレノイドコイルを得るための導体パターンを形
成してあり、該表面と裏面の導体パターンに対向して分
布容量を得るためのアース用の第1、第2の導体パター
ンを基板内の厚み方向の異なる位置に別々に形成してあ
ることを特徴とする遅延線。 - (2)誘電体基板の表面と裏面にスルーホールにより接
続してソレノイドコイルを得るための導体パターンを形
成してあり、該表面と裏面の導体パターンに対向して分
布容量を得るためのアース用の第1、第2の導体パター
ンを基板内の厚み方向の異なる位置に別々に形成してあ
り、さらに基板内にはスルーホールに接続する別の導体
パターンと、該別の導体パターンに対向して分布容量を
得るためのアース用の第3の導体パターンを形成してあ
ることを特徴とする遅延線。 - (3)該別の導体パターンの上下には、アース用の導体
パターンがあり、スルーホールにはその別の導体パター
ンにより分布容量が並列接続されている特許請求の範囲
第2項記載の遅延線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17213986A JPS6328106A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 遅延線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17213986A JPS6328106A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 遅延線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328106A true JPS6328106A (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=15936287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17213986A Pending JPS6328106A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 遅延線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6328106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10286338B2 (en) | 2014-01-13 | 2019-05-14 | Spiral Water Technologies, Inc. | Flow control features for fluid filtration device and methods |
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1986
- 1986-07-22 JP JP17213986A patent/JPS6328106A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10286338B2 (en) | 2014-01-13 | 2019-05-14 | Spiral Water Technologies, Inc. | Flow control features for fluid filtration device and methods |
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