JPS63280989A - 消防ホ−ス - Google Patents

消防ホ−ス

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Publication number
JPS63280989A
JPS63280989A JP8645487A JP8645487A JPS63280989A JP S63280989 A JPS63280989 A JP S63280989A JP 8645487 A JP8645487 A JP 8645487A JP 8645487 A JP8645487 A JP 8645487A JP S63280989 A JPS63280989 A JP S63280989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
sheath
core
yarn
fire hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP8645487A
Other languages
English (en)
Inventor
吉中 準一
中西 慎吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP8645487A priority Critical patent/JPS63280989A/ja
Publication of JPS63280989A publication Critical patent/JPS63280989A/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、補強糸としてコアーヤーンを用いることによ
って、破断耐圧向上とライニング樹脂との接着性を満足
しえる消防用ホースに関する。
〈従来技術〉 消防ホースは、サーキュラ−織機、又は袋織織機により
作製した筒状織物の内面にライニング樹脂層又はゴム層
を作り、防水性を付与したものである。ライニングの方
法は種々あるが、その概要は産業用繊維資材ハンドブッ
ク9.419ページ(日本繊維機械学会編)に記述され
ており、内面に直接樹脂又はゴムをコートする方法と、
外面にコートし、その後ホースを反転する方法が知られ
ている。いずれの方法によっ′ても、これらの樹脂又は
ゴムと織物との接着性は重要で、特に紡績糸の毛羽によ
る投錨効果で接着力を得ている。消防ホースは水で浸さ
れるので、耐水接着を考えると接着剤使用よりも物理的
な投錨効果の方が安心である。オールフィラメント使用
のホースは接着力が十分でないため一般的でない。一部
フィラメント糸をエアジェツトによりループ状の毛羽を
からませたスバナイズドヤーンを使うことも行なわれて
いる万、外観や接着性においても紡績糸におよばず、汎
用性が低い。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、従来技術では問題であった、フィラメント糸
では得られない接着性向上と、紡績糸では、接着性に問
題はないが、強力面で不充分であったことを共に解決す
るものである。これらを解決する方法について、検討し
た結果、本発明にいたった。
く問題点を解決する手段〉 本発明は、紡績糸やフィラメント糸の組合せよりなる消
防ホースの問題点を、芯繊維束に強力成分となる高強力
繊維を用い、その回りを短繊維による鞘を構成させたい
わゆるコアヤーンを用いることを特徴とするものである
すなわち本発明は、芯繊維束の回りを鞘を構成する繊維
群で覆っており、鞘を構成する繊維は短繊維であって、
そして鞘を構成する単繊維は鞘を構成する他の単繊維と
実質的に撚り合わされておらず、かつ下記式で示される
被覆率(%)を満足しているコアーヤーンを用いてなる
消防ホースである。
被覆率(%)2コアーヤーン中に占め xl、2る鞘繊
維の体積比率(%) 消防ホースのタテ糸にコアヤーンを使うと、タテ糸に紡
績糸を使う場合と同様の接着性が得られると同時にフィ
ラメントに近い強力も得られ、紡績糸の様に糸の増量を
行なわなくても折り曲げ時のホース耐圧を得ることかで
′きる。
また、ヨコ糸に使用する場合においても、同様で毛羽に
よる接着性と強力を同時に満足できる。
ざらに、必要に応じ、フィラメント糸とコアヤーンの交
撚によっても、本発明の利点を生かすことができきる。
ここでいうコアーヤーンは、芯繊維束の回りを短繊維よ
り成る鞘繊維で構成し、鞘を構成する単繊維が鞘を構成
する他の単繊維と実質的に撚り合されることなく覆って
いるコアーヤーンであって、上記式で示される被覆率(
%)を満足するものである。
被覆率が上式を満足しない場合、同一被覆率を得るため
には鞘繊維の体積比率を下げる必要があり、コアーヤー
ンとしての強度が下ることとなる。
該コアーヤーンの芯繊維束は上述の通り主として強度を
分担する成分であり高強度の繊維が用いられるが、中で
も合成繊維フィラメント糸を用いるのがより好ましい。
該コアーヤーンの鞘を構成する短繊維は通常の紡績に用
いられる平均繊維長38m以上のスライバーまたは粗糸
が用いられるが、いわゆるトウ紡績(パーロック方式、
コンバータ一方式と言われるもの)あるいは梳毛紡より
成る平均繊維長が70〜3001M1のスライバーまた
は粗糸を用いることが好ましく、平均繊維長が10〜3
00mの短繊維を鞘成分として用いれば鞘成分が芯成分
より扱けにくくなり、後加工における工程通過性が大巾
に改良される。
コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比率が30%以下
であれば短繊維に起因する投錨効果による接着性不良や
耐摩耗性が不充分となる。
また該体積比率が90%以上であれば強度が不足し好ま
しくない。より好ましくは該体積比率が45〜80%の
ものが良い。
コアーヤーンを構成する芯繊維の単繊維デニールとして
は0.7〜10デニール、また芯を構成する繊維束の総
デニールとしては75〜1000デニールが引張り応力
分散性や製造のし易さ等の点で好ましい。また鞘部に用
いられる繊維は、単繊維デニールが1〜15デニールの
ものが好ましい。
なお本発明に用いられるコアーヤーンにおいて、鞘を構
成する単繊維は鞘を構成する他の単繊維と実質的に撚り
合わされていないことが必要であり、もし鞘繊維が加熱
されて単繊維同志が一体化して鞘繊維単独で糸となって
いる場合には、芯繊維との剥離が生じやすく、耐摩耗性
が不十分となる。このことについて詳細に説明すると、
加熱された繊維束(ヤーンなと〉の単繊維は撚によって
動きを制限され(どちらかと言えば動けない状態となっ
ている)るため、芯繊維と入り交って絡合性が向上する
ことがなく、故に芯繊維は芯繊維、鞘繊維は鞘繊維とし
て別々にヤーンを構成するところから鞘繊維は動き易い
こととなる。鞘繊維が実質的に撚り合わされていなけれ
ば鞘繊維を構成する単繊維が芯繊維と入り交ざって絡合
性が向上し剥離の少ない糸となり得る。摩擦力を強く受
ける消防ホースとしては剥離が少ないことが必須である
。すなわら、強力保持成分でおる芯成分が剥離により露
出したのでは芯繊維はダメージを受は易く、消防ホース
には不適当であると言える。
コアーヤーンを構成する芯繊維束としては、ポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、アクリル繊維、
アラミド繊維、ボリアリレート繊維等合成繊維が用いら
れるが、中でもポリエステル繊維、ナイロン繊維、ビニ
ロン繊維が好適に用いられる。鞘を構成する短繊維とし
てはポリエステル繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維、
アクリル繊維等の合成繊維、綿ミ麻等の天然繊維が用い
られるが、中でもポリエステル繊維、ビニロン繊維、ナ
イロン繊維が好適に用いられる。
コアーヤーンの被覆率は次の方法により求める二糸をパ
ネルに平行に捲きつけ1.万能投影器または顕微鏡など
によって表面写真をとり、その写真のうえに透明な紙を
おいて糸の外周をトレースし、かつ芯繊維の露出してい
る部分を詳細に記入する。然るのち糸の外周に沿って紙
を切りとりその重さを測定してW。
とし、次いで芯繊維が露出している部分を切りとって、
その重量を測定し旧とする。被覆率は、 被覆率(%)=Wo−01×100 W。
によって求められる。
但しトレースするコアーヤーンの試長は、その糸の撚が
100回出現する長さをいう。
即ち 試長(インチ>=    100 撚数(t/in) である。
なおコアーヤーン中に占める鞘繊維の体積比率とは、一
定長さのコアーヤーンを構成す“る全繊維の体積に占め
る鞘繊維の体積の割合のことで、該体積は重量をそれぞ
れの密度で割ることにより得られる。
次に本発明を図面により説明する。第1図、第2図は、
それぞれ本発明消防ホースの一例の横断面図、縦断面図
を示す。図中、1がライニング層、2が緯糸、3が経糸
、4がコーティング層を示す。本発明では、前述したよ
うなコアーヤーンを経糸または緯糸の少なくとも一部と
して用いるものである。
本発明をさらに具体的に実施例により説明する。
実施例 (1)コアヤーンの作製 単繊維デニールが1.4dのポリエステルトウ(トータ
ルデニール100万dr)をパーロック方式によりけん
切し、短繊維の平均繊維長が110.のスライバーを得
た。該スライバーを通常の紡績工程を通した後、リング
精紡機釘供給し、撚りをかける直前に芯繊維束となるポ
リエステルフィラメント500d/96r  (強力4
.6Kgx16%)を供給し、鞘繊維体積比率50%、
繊度1000drのコアヤーンを作成した(コアヤーン
A)。該コアヤーンのmi率は70%、強カフ、2に!
l、伸度15%であった。
(2)消防ホースの作製 繊維製の円筒状織物(ジャケット)はたで糸とよこ糸か
らなり、タテ糸としてコアヤーンA (1000d>を
撚糸・合糸させたコード(1000d/2の撚糸X2本
合糸)を用いる。
ヨコ糸としては通常の高強力ポリエステルフィラメント
糸1000 dを撚糸・合糸させたコード(1000d
/6の撚糸)を用いる。
タテ糸とヨコ糸の織密度の違いによって、耐摩耗性と破
弾圧とに関係するが、ホース内径65#/の規格のホー
スで実施した。タテ方向に使うタテ糸(コード)の総本
数を160本とし、ヨコ糸(コード)のS房度を58本
/10α間とし、平織組織でサーキュラ−織機でジャケ
ットを作った。
その後、従来技術によってポリエステルエラストマー(
ハイトレルR東し・デュポン社)を押出し機でジャケッ
ト表面にコーティングした。その後、反転させ消防ホー
スとした。
消防ホースの性能はいくつかの項目があるが、ホースの
破断圧(真直ぐ時と折り曲げ時)とライニング樹脂とジ
ャケットとの接着力が重要である。接着力の測定はホー
スを切り出し剥離によって接着力を測る。得られたホー
スの性能を表に示す。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明消防ホースの一例の横断面図、第2図は
その縦断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯繊維束の回りを短繊維より成る鞘繊維で構成し、
    鞘を構成する単繊維が鞘を構成する他の単繊維と実質的
    に撚り合わされることなく覆つているコアーヤーンであ
    つて、下記式で示される被覆率(%)を満足するコアー
    ヤーンを用いてなる消防ホース。 被覆率(%)≧コアヤーン中に占める鞘繊維の体積比率
    (%)×1.22、芯繊維束を構成する繊維が合成繊維
    フィラメント糸(長繊維)である特許請求の範囲第1項
    記載の消防ホース。 3、鞘を構成する繊維が70〜300mmの平均長を有
    する合成繊維より成る短繊維である特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の消防ホース。 4、コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比が30〜9
    0%である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載
    の消防ホース。 5、コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比が45〜8
    0%である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載
    の消防ホース。
JP8645487A 1987-04-07 1987-04-07 消防ホ−ス Pending JPS63280989A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342872A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Sakura Gomme Kk 円筒ジャケット、ジャケットホース及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251688A (ja) * 1987-04-06 1988-10-19 株式会社クラレ 繊維補強ホ−ス

Patent Citations (1)

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