JPS63279592A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
- Publication number
- JPS63279592A JPS63279592A JP11423287A JP11423287A JPS63279592A JP S63279592 A JPS63279592 A JP S63279592A JP 11423287 A JP11423287 A JP 11423287A JP 11423287 A JP11423287 A JP 11423287A JP S63279592 A JPS63279592 A JP S63279592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- conductor
- heated
- center
- inductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 44
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 57
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 48
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 4
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000002791 soaking Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 13
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/101—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces
- H05B6/103—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces multiple metal pieces successively being moved close to the inductor
- H05B6/104—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces multiple metal pieces successively being moved close to the inductor metal pieces being elongated like wires or bands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は誘導加熱装置に係り、特に板材の板1万同の誘
導加熱に用いる誘導子を備えた誘導加熱装置に関する。
導加熱に用いる誘導子を備えた誘導加熱装置に関する。
B0発明の概要
本発明を1被加熱材たる板材の幅方向に導体から成る矩
形状の誘導子を配設し、仁の誘導子に交流電力を供給し
て被加熱材を加熱する誘導加熱装置において、前記誘導
子を側路導体と端路導体とで矩形状に形成し、その端路
導体の中央部分に前記側路導体と平行な中心導体を設け
て該中心導体に前記両側路導体の電流を合流して流し、
前記被加熱材の板材に幅方向の中心電流とこれをエツジ
部分で分流および合流して循環する誘起電流を発生させ
て被加熱材を加熱するようにして被加熱材に生じる誘起
電流の流れをエツジ部と中央部とバランスをとり、特ニ
非磁性材の板材や、キューり点以上の加熱温度の母性材
から成る板材の昇温カロ熱による温度分布の均熱化を図
ったものである。
形状の誘導子を配設し、仁の誘導子に交流電力を供給し
て被加熱材を加熱する誘導加熱装置において、前記誘導
子を側路導体と端路導体とで矩形状に形成し、その端路
導体の中央部分に前記側路導体と平行な中心導体を設け
て該中心導体に前記両側路導体の電流を合流して流し、
前記被加熱材の板材に幅方向の中心電流とこれをエツジ
部分で分流および合流して循環する誘起電流を発生させ
て被加熱材を加熱するようにして被加熱材に生じる誘起
電流の流れをエツジ部と中央部とバランスをとり、特ニ
非磁性材の板材や、キューり点以上の加熱温度の母性材
から成る板材の昇温カロ熱による温度分布の均熱化を図
ったものである。
C0従来の技術
誘導加熱fe飲を用いて薄い鋼材の、板幅方向に加■
熱処理を行う場合には、第4図(alおよび+blに示
すような横断磁束加熱(TRC)方法が用いられるよう
になった。即ち累1図(a)は導体を矩形状に形成した
誘導子101を被加熱材である板材110表面の板幅方
向に延設して、矩形面を板材110と平行となるように
配設し、誘導加熱を板材110の板幅方向に対して施し
た図である。この誘導子101に中周波又は高周波の交
流電源Eから電力を供給すると第6図!alK示すよう
に取材110に誘起1流tが流れ、この電流tにより板
材110が加熱される。
すような横断磁束加熱(TRC)方法が用いられるよう
になった。即ち累1図(a)は導体を矩形状に形成した
誘導子101を被加熱材である板材110表面の板幅方
向に延設して、矩形面を板材110と平行となるように
配設し、誘導加熱を板材110の板幅方向に対して施し
た図である。この誘導子101に中周波又は高周波の交
流電源Eから電力を供給すると第6図!alK示すよう
に取材110に誘起1流tが流れ、この電流tにより板
材110が加熱される。
第に図は、この板材110に生じた誘起電流tの流れを
示したもので1図に示すように板材110に誘起された
電流tは、誘導子101の導体に対向する循環流路ア、
イを形成して流れる。そして両端のエツジ部イでは、誘
起室R,1がエツジの先端部に集中して流れるので、こ
の部分で電流密度が高くなり第X図1alに示すように
、板材110のエツジ部110a、110bがq#に加
熱されてオーバーヒートを生じた。
示したもので1図に示すように板材110に誘起された
電流tは、誘導子101の導体に対向する循環流路ア、
イを形成して流れる。そして両端のエツジ部イでは、誘
起室R,1がエツジの先端部に集中して流れるので、こ
の部分で電流密度が高くなり第X図1alに示すように
、板材110のエツジ部110a、110bがq#に加
熱されてオーバーヒートを生じた。
ぎ
また第χ図1blは導体を矩形状に形成した誘導子10
1を、板材110に対して矩形面が垂直となるように配
設して加熱処理を施したもので、この誘導子101を用
いた加熱による誘起電流1は第メ図(blに示すように
流れる。この誘起tRtは同図に示すように誘導子10
1の導体に対向する部分でを工事中して流れて板材11
0の中央部分を加熱するが、導体の両側では分散して低
い電流密度で流れて循環流路ア、イ、つな生成する。板
材110が磁性体の場合は、板材110を通る磁束の通
路がエツジ部で整列化されるためにエツジ部110a、
110bでの誘起電流の分散は小さくなり、中央部と同
様にエツジ部110a、110hも加熱昇温する。しか
し、板材11.0が非磁性体や、磁性体がキューり点以
上の温度に至って非磁性体となった場合には、電流密度
の高いアの中央部分は昇温するが、エツジ部のイの部分
では電流の分散により電流密度が但くなるためエツジ部
110^、110bの昇温は中央部分よりかなり低いも
のとなってアンダーヒートを生じていた。
1を、板材110に対して矩形面が垂直となるように配
設して加熱処理を施したもので、この誘導子101を用
いた加熱による誘起電流1は第メ図(blに示すように
流れる。この誘起tRtは同図に示すように誘導子10
1の導体に対向する部分でを工事中して流れて板材11
0の中央部分を加熱するが、導体の両側では分散して低
い電流密度で流れて循環流路ア、イ、つな生成する。板
材110が磁性体の場合は、板材110を通る磁束の通
路がエツジ部で整列化されるためにエツジ部110a、
110bでの誘起電流の分散は小さくなり、中央部と同
様にエツジ部110a、110hも加熱昇温する。しか
し、板材11.0が非磁性体や、磁性体がキューり点以
上の温度に至って非磁性体となった場合には、電流密度
の高いアの中央部分は昇温するが、エツジ部のイの部分
では電流の分散により電流密度が但くなるためエツジ部
110^、110bの昇温は中央部分よりかなり低いも
のとなってアンダーヒートを生じていた。
なおつの部分では電流が分散して流れるので昇温は更に
非常に低いものとなる。
非常に低いものとなる。
D0発明が解決しようとする問題点
ド
上記のようにWJj図1a)ではエツジ部がオーバーブ
ヒートを生じ、また第暮図1blに示した形状の誘導子
を用いた板偏方向の誘導加熱装置では、被加熱材が磁性
体である鋼板の場合、磁性体の変態点であるキューり温
度近傍(普通鋼で720〜740℃)まではエツジ部と
中央部の温度差は大きく生じることはないが、しかし板
材が非磁性体あるいは磁性体がキューり温度以上に加熱
されて非磁性体となった場合には、板材のエツジ部がア
ンダーヒートを生じ中央部との温度差が大きくなる。従
っていづれの場合も板幅方向の均熱化を図ることには困
難があり、特に被加熱材が非磁性材や非磁性額縁にある
場合には固着である等の問題がある。
を用いた板偏方向の誘導加熱装置では、被加熱材が磁性
体である鋼板の場合、磁性体の変態点であるキューり温
度近傍(普通鋼で720〜740℃)まではエツジ部と
中央部の温度差は大きく生じることはないが、しかし板
材が非磁性体あるいは磁性体がキューり温度以上に加熱
されて非磁性体となった場合には、板材のエツジ部がア
ンダーヒートを生じ中央部との温度差が大きくなる。従
っていづれの場合も板幅方向の均熱化を図ることには困
難があり、特に被加熱材が非磁性材や非磁性額縁にある
場合には固着である等の問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、被加熱材
が非磁性体やキューリ点以上の加熱温度範囲の磁性体か
ら成る板材であっても板材のエツジ部と中央部との板幅
方向の均熱化を図る誘導子を備えた誘導加熱装置の提供
を目的とする。
が非磁性体やキューリ点以上の加熱温度範囲の磁性体か
ら成る板材であっても板材のエツジ部と中央部との板幅
方向の均熱化を図る誘導子を備えた誘導加熱装置の提供
を目的とする。
E0問題点を解決するための手段
このために本発明が用いる具体的手段は、被加熱材たる
板材の幅方向に導体から成る矩形状の誘導子を配設しこ
の誘導子に交流電力を供給して被加熱材を加熱する誘導
加熱装置において、前記誘導子を側路導体と端絡導体と
で矩形状に形成し、その端絡導体の中央部に前記側路導
体と平行な中心導体を設けて該中心導体に前記両側路導
体の電流を合流して流し、前記被加熱材の板材に幅方向
の中心電流とこれを分流および合流して循環する誘起電
流を発生させて被加熱材を加熱するようにしたものであ
る。
板材の幅方向に導体から成る矩形状の誘導子を配設しこ
の誘導子に交流電力を供給して被加熱材を加熱する誘導
加熱装置において、前記誘導子を側路導体と端絡導体と
で矩形状に形成し、その端絡導体の中央部に前記側路導
体と平行な中心導体を設けて該中心導体に前記両側路導
体の電流を合流して流し、前記被加熱材の板材に幅方向
の中心電流とこれを分流および合流して循環する誘起電
流を発生させて被加熱材を加熱するようにしたものであ
る。
20作用
上記の具体的手段により、誘導子に交流電力を供給する
と、被加熱材の板材には、その幅方向に中心電流が誘起
され、その誘起電流は一方のエツジ部で両側に分流して
他方のエツジ部側に流t1、この他方のエツジ部でまた
合流する循環電流が流れろ。この循環電流により板材の
板幅方向に中央部分とエツジ部との均熱化が図られろ。
と、被加熱材の板材には、その幅方向に中心電流が誘起
され、その誘起電流は一方のエツジ部で両側に分流して
他方のエツジ部側に流t1、この他方のエツジ部でまた
合流する循環電流が流れろ。この循環電流により板材の
板幅方向に中央部分とエツジ部との均熱化が図られろ。
G、実施例
以下、本発明の実施例を図面を3照して詳細に説明する
。
。
m1図は本発明の実施例の誘導子要部を示すもので、l
a1図は平面図で1l−t1図は+a1図のx−x矢悦
図を示している。最初に実施例の構成から説明する。
a1図は平面図で1l−t1図は+a1図のx−x矢悦
図を示している。最初に実施例の構成から説明する。
本発明の誘導加熱!!置の誘導子】は、第1因に示すよ
うに矩形状を形成している。誘導子lは、被加熱材であ
る静止状態の板材5の板幅方向に板111!を越えて配
設され一1板嘱方回に延設した直線状の中心導体1aと
、この中心導体】aの両側に互に平行して設けられた側
路導体lb、1b及びこの側路導体と中心導体とを連結
する端絡導体1dとで形成されている。この−路導体1
h、lbは、板幅方向の長さを2等分に分割し1、@1
図1c)に示すように板材5の板幅の略中央で上方に直
角に折り曲げてリード部1c9形成し県1図(alに示
すようにこれを絶縁板2を介設して一体に形成され、リ
ード部1c、lc相互の電気的給線を図り、このリード
部1c、lcr誘導加熱用電源4が接続される。誘導子
lの直線状の中心導体1aにはU形のコア3が覆設され
、磁気@洩を防止して誘導子1の加熱効率を高めている
。なお、誘導子1は、第1図1c)に示すように、側路
導体1elを2ブロツりにした場合について説明したが
m4図(ルーのよう氏 に一体に構成しても、また(に1のように端導体1d部
分で2分割しても同様の作用効果が得られる。
うに矩形状を形成している。誘導子lは、被加熱材であ
る静止状態の板材5の板幅方向に板111!を越えて配
設され一1板嘱方回に延設した直線状の中心導体1aと
、この中心導体】aの両側に互に平行して設けられた側
路導体lb、1b及びこの側路導体と中心導体とを連結
する端絡導体1dとで形成されている。この−路導体1
h、lbは、板幅方向の長さを2等分に分割し1、@1
図1c)に示すように板材5の板幅の略中央で上方に直
角に折り曲げてリード部1c9形成し県1図(alに示
すようにこれを絶縁板2を介設して一体に形成され、リ
ード部1c、lc相互の電気的給線を図り、このリード
部1c、lcr誘導加熱用電源4が接続される。誘導子
lの直線状の中心導体1aにはU形のコア3が覆設され
、磁気@洩を防止して誘導子1の加熱効率を高めている
。なお、誘導子1は、第1図1c)に示すように、側路
導体1elを2ブロツりにした場合について説明したが
m4図(ルーのよう氏 に一体に構成しても、また(に1のように端導体1d部
分で2分割しても同様の作用効果が得られる。
次に板材5が静止して板巾方向に筋状に誘導加熱する場
合の実施例の作用について説明する。
合の実施例の作用について説明する。
今、中周波又は高周波の誘導加熱用′遡源4から電力を
誘導子lに供給すると、この電力は、誘導子1のリード
部1c、lcに入力され、第1図[alの矢印で示すよ
うに電流工が誘導子χの導体を流れる。即ち平行した細
路導体1bを分流して流れ。
誘導子lに供給すると、この電力は、誘導子1のリード
部1c、lcに入力され、第1図[alの矢印で示すよ
うに電流工が誘導子χの導体を流れる。即ち平行した細
路導体1bを分流して流れ。
それが端絡導体】dを介して中心導体1aに集電されて
流れる。そしてこのt流工によって誘起された磁束によ
り板材5には、第2図(a)に示すように電流tが誘起
される。この誘起tfiiは第2図1b+に示すように
流路ア、つとエツジ部のイによって循環流路を形成して
流れる。アを流れろ中心電流は両側に分流して、イとつ
の部分では≠の電流が流れる。このためアの部分を流れ
る電流1による板材5の中央部の加熱と比較して、つの
部分の加熱は(VO2であるからV4と少なくなる。1
方イの部分を流れる1[Rもt/2であるがエツジ先端
部に集中して流れるためその加熱は、中央部の加熱とほ
ぼ同程度となり、昇温のバランスが得られる。
流れる。そしてこのt流工によって誘起された磁束によ
り板材5には、第2図(a)に示すように電流tが誘起
される。この誘起tfiiは第2図1b+に示すように
流路ア、つとエツジ部のイによって循環流路を形成して
流れる。アを流れろ中心電流は両側に分流して、イとつ
の部分では≠の電流が流れる。このためアの部分を流れ
る電流1による板材5の中央部の加熱と比較して、つの
部分の加熱は(VO2であるからV4と少なくなる。1
方イの部分を流れる1[Rもt/2であるがエツジ先端
部に集中して流れるためその加熱は、中央部の加熱とほ
ぼ同程度となり、昇温のバランスが得られる。
上記の誘導加熱を行った時の板材5の加熱状態を示した
ものが第2図1blであり、斜線で示した部分がほぼ同
程度に昇温加熱されていることを示しド ている。即ち第4図1alに示した従来の場合には第に
図(alにて説明したようにイを流れる誘起’IER1
がエツジ部に集中して流れるためエツジのオーバーヒー
トが生じるのに対して5本実施例の場合にはアを流れる
誘起電流1に対してイを流れる電流kl ’A テする
のでエツジ部に集中して流れてもオーバーヒートに到ら
ず中央部とエツジ部の温度上昇は同程度となる。そして
被加熱材が非磁性材または非磁性領埴となった場合にも
ほぼ同じ結果となった。
ものが第2図1blであり、斜線で示した部分がほぼ同
程度に昇温加熱されていることを示しド ている。即ち第4図1alに示した従来の場合には第に
図(alにて説明したようにイを流れる誘起’IER1
がエツジ部に集中して流れるためエツジのオーバーヒー
トが生じるのに対して5本実施例の場合にはアを流れる
誘起電流1に対してイを流れる電流kl ’A テする
のでエツジ部に集中して流れてもオーバーヒートに到ら
ず中央部とエツジ部の温度上昇は同程度となる。そして
被加熱材が非磁性材または非磁性領埴となった場合にも
ほぼ同じ結果となった。
第3図は上記第2図(blK示す板材50P、Q、’R
の各点における昇温加熱の時間的推移を示したもので、
横軸に時間tをとり、縦軸に温度θと、供給電力11を
とって上記板材5のP、Q、R点の測足温度を示してい
る。第3図に示されたようにP点とR点はほぼ同じに昇
温して、許容加熱温度範θ 囲である#hmax S−i5−11h の間に急速
に到達する。従って従来のようにエツジ部のオーバーヒ
ートやアンダーヒートを生じることなくほぼ均一に加熱
することができる。なおこの場合でもw、2図1alに
おいて工で示され、誘起を流1の分散が生じた部分であ
る第2図1b+における0点の昇温は上記P点とR点に
対して遅れるので、更にこの部分の均熱化?図るために
はある程度の時間をとることにより、P点、R点からの
熱伝導が行われ、P。
の各点における昇温加熱の時間的推移を示したもので、
横軸に時間tをとり、縦軸に温度θと、供給電力11を
とって上記板材5のP、Q、R点の測足温度を示してい
る。第3図に示されたようにP点とR点はほぼ同じに昇
温して、許容加熱温度範θ 囲である#hmax S−i5−11h の間に急速
に到達する。従って従来のようにエツジ部のオーバーヒ
ートやアンダーヒートを生じることなくほぼ均一に加熱
することができる。なおこの場合でもw、2図1alに
おいて工で示され、誘起を流1の分散が生じた部分であ
る第2図1b+における0点の昇温は上記P点とR点に
対して遅れるので、更にこの部分の均熱化?図るために
はある程度の時間をとることにより、P点、R点からの
熱伝導が行われ、P。
Q、Hの3点の均熱化が図られ、許容加熱温度範θ
θ 囲〆hmax〜chainを満足させる。
θ 囲〆hmax〜chainを満足させる。
上記均熱化において第3図に示すようKP点のθ
温度が許容加熱温度範囲−hma x 以上になる場合
には誘導子1に供給する電力を少なくしてP点。
には誘導子1に供給する電力を少なくしてP点。
θ
R点の温度が許容加熱温度範囲の@hmax 以上にな
らないように制御を行う。このように熱伝導による均熱
化を計りながら加熱を行なうことによって板幅方向に更
に均熱な加熱を行なうことができる。
らないように制御を行う。このように熱伝導による均熱
化を計りながら加熱を行なうことによって板幅方向に更
に均熱な加熱を行なうことができる。
H0発明の効果
以上のように本発明は、被加熱材の板材に巾方向の中心
電流とこれをエツジ部分で分流および合流する循fR′
tIL流を誘起させて被加熱材を誘導加熱でるようにし
たものであるから、被加熱体の中央部とエツジ部の昇温
は均熱化され、特に′wl加熱材が非磁性材あるいは母
性材であっても加熱温度が磁性を失う賓態点以上の場合
でも中央部分とエツジ部の均熱化が図れる等その効果は
大なるものである。
電流とこれをエツジ部分で分流および合流する循fR′
tIL流を誘起させて被加熱材を誘導加熱でるようにし
たものであるから、被加熱体の中央部とエツジ部の昇温
は均熱化され、特に′wl加熱材が非磁性材あるいは母
性材であっても加熱温度が磁性を失う賓態点以上の場合
でも中央部分とエツジ部の均熱化が図れる等その効果は
大なるものである。
第1図は本発明の実施例の誘導子要部を示したもので、
第2図は第1図の誘導子による板材の誘起電流の流路を
示し、第3図は板暢方回の板材の昇温温度分布を示した
ものである。男4図は本発明の実施例の誘導子の形状を
示したもので第5図第6図は従来技術による実施例を示
す。 l・・・誘導子、la・・・中心導体、xh−側路導体
、1c・・・リード部導体、1(1・・・端絡導体、2
・・・絶縁板、4・・・誘導加熱用電源、5・・・板材
(被加熱材)。 t・・・誘起を流。 第2図(a) 第2図(b)第3図 第1図(−) 第1図(b) 第1図(C)C 第5図(−) 11”11 第6図(−) 第5図(b) 第6図(b)
第2図は第1図の誘導子による板材の誘起電流の流路を
示し、第3図は板暢方回の板材の昇温温度分布を示した
ものである。男4図は本発明の実施例の誘導子の形状を
示したもので第5図第6図は従来技術による実施例を示
す。 l・・・誘導子、la・・・中心導体、xh−側路導体
、1c・・・リード部導体、1(1・・・端絡導体、2
・・・絶縁板、4・・・誘導加熱用電源、5・・・板材
(被加熱材)。 t・・・誘起を流。 第2図(a) 第2図(b)第3図 第1図(−) 第1図(b) 第1図(C)C 第5図(−) 11”11 第6図(−) 第5図(b) 第6図(b)
Claims (1)
- 被加熱材たる板材の巾方向に導体から成る矩形状の誘導
子を配設しこの誘導子に交流電力を供給して被加熱材を
加熱する誘導加熱装置において、前記誘導子を側路導体
と端路導体とで矩形状に形成し、その端路導体の中央部
分に前記側路導体と平行な中心導体を設けて該中心導体
に前記両側路導体の電流を合流して流し、前記被加熱材
の板材に巾方向の中心電流とこれをエッジ部分で分流お
よび合流して循環する誘起電流を発生させて被加熱材を
加熱するようにしたことを特徴とした誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114232A JPH0821465B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114232A JPH0821465B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63279592A true JPS63279592A (ja) | 1988-11-16 |
JPH0821465B2 JPH0821465B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=14632557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62114232A Expired - Lifetime JPH0821465B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821465B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002085075A1 (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-24 | Ross Nicholas V | Transverse flux induction heating of conductive strip |
WO2005002282A1 (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-06 | Kikuchi Co., Ltd. | 薄板製物品の誘導加熱方法及びその装置並びに薄板製物品 |
JP2008066005A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | High Frequency Heattreat Co Ltd | 円形平面の誘導加熱コイル |
JP2017199684A (ja) * | 2012-09-25 | 2017-11-02 | 第一高周波工業株式会社 | 加熱装置 |
CN107716738A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-02-23 | 江苏科技大学 | 一种感应加热校平机移动加热器 |
CN107971412A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-01 | 江苏科技大学 | 一种用于感应加热校平机的电磁换能器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5475436U (ja) * | 1977-11-09 | 1979-05-29 | ||
JPS5763791A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-17 | Japan Atomic Energy Res Inst | High frequency induction heater |
JPS58207333A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-12-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ポストアニ−ル装置 |
JPS62172686A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-29 | 高周波熱錬株式会社 | 薄板均熱用加熱コイル |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP62114232A patent/JPH0821465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5475436U (ja) * | 1977-11-09 | 1979-05-29 | ||
JPS5763791A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-17 | Japan Atomic Energy Res Inst | High frequency induction heater |
JPS58207333A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-12-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ポストアニ−ル装置 |
JPS62172686A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-29 | 高周波熱錬株式会社 | 薄板均熱用加熱コイル |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002085075A1 (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-24 | Ross Nicholas V | Transverse flux induction heating of conductive strip |
US6570141B2 (en) * | 2001-03-26 | 2003-05-27 | Nicholas V. Ross | Transverse flux induction heating of conductive strip |
WO2005002282A1 (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-06 | Kikuchi Co., Ltd. | 薄板製物品の誘導加熱方法及びその装置並びに薄板製物品 |
US7365290B2 (en) | 2003-06-30 | 2008-04-29 | Kikuchi Co., Ltd. | Method and device for thin plate article induction heating, and thin plate article |
JP2008066005A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | High Frequency Heattreat Co Ltd | 円形平面の誘導加熱コイル |
JP2017199684A (ja) * | 2012-09-25 | 2017-11-02 | 第一高周波工業株式会社 | 加熱装置 |
CN107716738A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-02-23 | 江苏科技大学 | 一种感应加热校平机移动加热器 |
CN107971412A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-01 | 江苏科技大学 | 一种用于感应加热校平机的电磁换能器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0821465B2 (ja) | 1996-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4751360A (en) | Apparatus for the continuous induction heating of metallic strip | |
JP2568232B2 (ja) | 誘導焼結方法及び焼結用誘導子 | |
JPS63279592A (ja) | 誘導加熱装置 | |
US5578233A (en) | Induction furnace with linear flux concentrator | |
US3446930A (en) | Cross-field inductor for heating electrically conducting workpieces | |
JPS60172195A (ja) | 平型製品列を電磁誘導により加熱する装置 | |
KR101603030B1 (ko) | 가열 코일, 열처리 장치, 및 연장된 작업편에 대한 열 처리 방법 | |
JP2008243395A (ja) | 高周波誘導加熱装置 | |
JPH07169561A (ja) | 誘導加熱装置 | |
US3121780A (en) | Inductor for heating a channel member | |
JP2844616B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JP2006518092A (ja) | 複雑な形状の加工品の誘電加熱処理 | |
KR20190120280A (ko) | 금속 제품을 위한 가열 기기 | |
US5818013A (en) | Process and device for inductive cross-field heating of flat metallic material | |
JP3761328B2 (ja) | 誘導加熱コイル | |
KR102031865B1 (ko) | 이차전지 파우치 전극리드 밀봉장치 | |
US6255634B1 (en) | Transverse flux heating coil and method of use | |
GB2121260A (en) | Transverse flux induction heater | |
US20150296572A1 (en) | Heating coil and heat treatment apparatus | |
JPH07101632B2 (ja) | 平板の誘導加熱方法 | |
JP2546267B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JPH01275744A (ja) | 合金化用誘導加熱装置 | |
JP2001329313A (ja) | 高周波加熱コイル体 | |
JP2712339B2 (ja) | 平板の誘導加熱コイル装置 | |
JPH07153560A (ja) | 平らな金属材料の縦磁界誘導加熱装置 |