JPS6327925Y2 - - Google Patents

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JPS6327925Y2
JPS6327925Y2 JP12381784U JP12381784U JPS6327925Y2 JP S6327925 Y2 JPS6327925 Y2 JP S6327925Y2 JP 12381784 U JP12381784 U JP 12381784U JP 12381784 U JP12381784 U JP 12381784U JP S6327925 Y2 JPS6327925 Y2 JP S6327925Y2
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JP
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cylinder
piston
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roller
tool
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JP12381784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は切込量調整装置に関するものであつ
て、特に板状体の端部に面取りや開先加工を施す
ための板端加工装置用に好適な切込量調整装置に
係る。
(従来の技術) 従来より、板端に開先加工を施すために、板端
の近傍を走行する本体フレームに切削工具を取着
し、本体フレームを走行させながら板端を加工す
る板端加工装置が用いられている。例えばその具
体例としては、特公昭55−28825号公報に記載さ
れた装置がある。
この装置は、板状体の表裏面を挾持して転動す
る一対の転動ローラを有し、この転動ローラを駆
動することにより、本体フレームを自走させる構
造のものである。そしてこの装置においては、切
削工具を板端に沿つて正しくガイドするために、
転動ローラをその進行方向に対して前方に傾斜さ
せて配置してある。すなわち、上記装置において
は、転動ローラを傾斜させると共に、本体フレー
ムの両端部に板端上を転動する支持ローラを設け
ることにより、本体フレームが常に板端側に付勢
さた状態で走行し得るようにしてある訳である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記した装置においては、切削工具に
よる切込量は、上記支持ローラと切削工具との相
体位置関係によつて定められている。したがつて
この切込量を調整しようとすれば、支持ローラ及
び/または切削工具の位置を調整しなければなら
ず、このため切込量の調整作業に多大の手数を要
することになる。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、上記のよ
うな加工装置において、切込量の調整を簡便に行
うことのできる切込量調整装置を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の切込量調整装置においては、
工具と被加工体とが相対的に近接する方向に工具
と被加工体とのいずれか一方又は両者を付勢する
付勢手段と、上記工具の前方に位置すると共に被
加工体に接触して出没する接触子と、第1シリン
ダ内に配置され上記接触子の出没に連動する第1
ピストンと、上記第1ピストンの移動によつて第
1シリンダ内の作動液体を第2シリンダへと導く
ための連通手段と、上記第2シリンダ内に配置さ
れると共にこのシリンダ内に流入する作動液体に
よつて押動される第2ピストンと、この第2ピス
トンの作動液体による押動量を調整するための調
整手段とを設けてある。
(作用) 上記装置においては、次のようにして切込み量
の調整を行うことができる。
まず工具が、付勢手段によつて被加工体に接触
して切込を開始すると、これに伴つて接触子が没
入する。この結果、これに連動して第1ピストン
が移動すると共に、このピストンの移動によつて
第1シリンダ内の作動液体が連通手段を介して第
2シリンダ導かれる。そして第2シリンダにおい
ては、第2ピストンが上記作動液体によつて押動
されることになるが、この押動量は調整手段によ
つて規制される。したがつて上記接触子は、調整
手段によつて定められる位置以上には没入し得
ず、この位置で、切削工具のそれ以上の切込みを
防止する役割を果たすことになる。
この結果、上記装置においては、第2ピストン
の押動量を調整手段によつて調整することによ
り、切込量の調整を行うことが可能となる。
(実施例) 次ぎにこの考案の切込量調整装置の具体的な実
施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
まず、最初に第1図及び第2図に基づいて、上
記切込量調整装置を適用するための好ましい加工
装置について説明する。
第1図及び第2図において、1は本体フレーム
であつて、この本体フレーム1には図示しない手
段を介して回転工具2が取着されている。また上
記本体フレーム1には上下方向に延びる4本の駆
動シヤフト3…3が回転自在に支持されており、
この駆動シヤフト3…3の上下両端部近傍にスプ
ロケツト4…4が取着されている。そしてこれら
駆動シヤフト3…3は、図示しない駆動源によつ
て、チエーン手段5及び上記スプロケツト4…4
を介して、共に回転駆動されるものである。これ
ら駆動シヤフト3…3内の一組の(第1図及び第
2図において左側の一組の)シヤフト3,3にお
いては、その中央部に、それぞれレバー6,6の
中途部が枢支されており、このレバー6,6の先
端部に一組の転動ローラ7,7が回転自在に支持
されている。またこれらレバー6,6の後端部は
共に、ブラケツト8に取着されたピン9に枢支さ
れている。なお10は位置調整部であつて、この
位置調整部10によつてブラケツト8を前後進さ
せ、レバー6,6を回動させることにより、転動
ローラ7,7の出没位置を調整し得るようなされ
ている。一方、上記駆動シヤフト3,3のもう一
組(図において右側の一組)のシヤフト3,3に
も上記と同様にレバー11,11を介して一組の
転動ローラ12,12が回転自在に支持されてお
り、各レバー11,11の後端部はブラケツト1
3に取着されたピン14,14に枢支されてい
る。この場合、ブラケツト13はエアシリンダの
ロツド15先端部に固着されており、エアシリン
ダを作動させることによつてレバー11,11を
回動させ、転動ローラ12,12を出没し得るよ
うなされている。すなわち転動ローラ12,12
を後退させた状態において、板状体Aの端部近傍
を両転動ローラ7,12間に位置させ、次いで転
動ローラ12,12を前進させることによつて、
両転動ローラ7,12間に板状体Aの表裏面を挟
持し得るようにしてある訳である。
上記各転動ローラ7,12は、上記のように回
転駆動される駆動シヤフト3…3によつて駆動さ
れ、上記板状体Aの表裏面を転動するものである
が、以下にその構造について説明する。なお、総
計4個の転動ローラ7…12はいずれも略同様の
構造を有するものであるため、ここでは第2図に
示すように、1つの転動ローラ12について説明
する。この転動ローラ12は上記レバー11に固
着さたシヤフト16と、シヤフト16の上端部に
回転可能に支持された第1ローラ17と、第1ロ
ーラ17の下部に固着されたギヤ18と、シヤフ
ト16の下端部に回転可能に支持された第2ロー
ラ19と、この第2ローラ19の上部に固着され
たギヤ20とより成るものである。そして上記駆
動シヤフト3には上記各ギヤ18,20と噛合う
ギヤ21,22が固着されており、駆動シヤフト
3の回転によつてギヤ18,21及び20,22
を介して上記第1ローラ17と第2ローラ19と
を回転駆動し得るようなされている。ここで特に
留意する点は、ギヤ18,21とギヤ20,22
とのギヤ比が同一でなく、相異なるギヤ比を有す
る点である。すなわち駆動シヤフト3の回転によ
つて、第1ローラ17の回転数が第2ローラ19
の回転数より大きくなるように設定されているこ
とである。
このように板端に近い第1ローラ17の回転数
を第2ローラ19の回転数よりも大きく設定して
あるので、本体フレーム1には、下方へと向かう
押圧力が作用することになる。
そして上記本体フレーム1の上部裏面側には、
上記板端に接触する切込量調整装置23が装着さ
ている。以下にこの装置について説明する。まず
この装置は、第3図及び第4図に示すように接触
子としての案内ローラ24と、このローラ24に
連動する第1ピストン25と、第1ピストン25
を収容した第1シリンダ26とを有している。上
記案内ローラ24は、ケーシング27にピン27
aによつて回転自在に支持されると共に、板状体
Aの端面を転動するものであつて、上記ケーシン
グ27の上端に固着されたロツド28の上端部に
上記第1ピストン25が形成されている。一方上
記第1シリンダ26は、上記本体フレーム1に固
着されており、上記板端形状に沿つて案内ローラ
24が出没すると共に、この動きに第1ピストン
25が連動し、上記第1シリンダ26内を摺動し
得るようなされている。なお第1シリンダ26側
には長孔29が穿設され、一方上記ロツド28に
は突起30が固着され、この突起30を上記長孔
29内に嵌入することによつて、上記ロツド24
の回転変位とロツド24の抜出しとが防止されて
いる。
上記第1シリンダ26内には作動液体が収納さ
れている訳であるが、この第1シリンダ26内
は、油圧配管等の連通手段31を介して、第2シ
リンダ32へと連通している。第2シリンダ32
の具体的な構造を第5図に示すが、このシリンダ
32内には一対の第2ピストン33,33が、互
いに逆向きに摺動自在に配置されている。このよ
うに一対のピストン33,33を用いるのは、上
記第3図に示したように、案内ローラ24、第1
ピストン25及び第1シリンダ26が、本体フレ
ーム1の前進と後進とを考慮して、それぞれ一対
ずつ設けられているためであつて、両ピストン3
3,33は同一の構造であるため、ここでは一方
のピストン33についてのみ説明する。この第2
ピストン33は、バネ34によつて先端側へと付
勢されており、このバネ34を配置したのとは反
対側の位置において、上記第2シリンダ32は上
記第1シリンダ26へと連通している。すなわち
第2シリンダ32内へ導入された作動液体によつ
て第2ピストン33に作用する力と、上記バネ3
4による力とが相対向している訳である。
上記第2ピストン33には先端側へと延びると
共に、上記第2シリンダ32の外方へと導出され
たロツド35が固着されており、このロツド35
に、上記第2ピストン33の移動量を調整するた
めの調整手段が装着さている。調整手段はこの場
合、ロツド35の中途部に形成されたねじ部36
と、このねじ部36に螺着された調整ナツト37
によつて構成さている。すなわち、第2シリンダ
32内に作動液体が供給されて、第2ピストン3
3がバネ34の力に抗して移動した際に、調整ナ
ツト37の端面が、第2シリンダ32の端面に当
接し、第2ピストン33のそれ以上の移動を規制
し得るようなされている訳である。なお38は調
整ナツト37を固定するためのナツト、39はド
ツグである。また40は切換弁であつて、この切
換弁40に設けたレバー41を操作することによ
つて、上記本体フレーム1及び回転工具2の駆動
と停止とを行えるようにしてある。このレバー4
1の後端部には突子42が形成されており、この
突子42が、切換弁40に往復動自在に装着され
た摺動杆43の係合部44に係合している。すな
わち上記摺動杆43の往復動に伴つて、係合部4
4及び突子42を介してレバー41を操作し得る
ようにしてある訳である。また上記摺動杆43の
先端部には弾性部材44が装着されており、この
弾性部材44の先端部が上記ドツグ39と係合し
得るようなされている。
次ぎに上記装置の作動状態について説明する。
まず切換弁40のレバー41を回動させることに
よつて、本体フレーム1及び回転工具2を駆動す
る。第2ピストン33はバネ34によつて押圧さ
れているので、第2シリンダ32内の作動液体は
このバネ力によつて第1シリンダ26内へと送ら
れており、第1ピストン25すなわち案内ローラ
24は最も突出した状態となつている。そして本
体フレーム1の走行と共に、本体フレーム1を板
端に押し付ける力が作用し、第6図aに示すよう
に工具2が板端に接触して、切削加工を開始する
ようになる。この状態においては、進行方向前方
の案内ローラ24、すなわち第1ピストン25
は、上方へと徐々に押し上げられ、第1シリンダ
26内の作動液体が第2シリンダ32内へと供給
され、この結果、第2ピストン33はバネ34の
力に抗して移動することになる。このように第2
ピストン33が徐々に移動して、調整ナツト37
の端面が、第2シリンダ32の端面に当接する
と、第2ピストン33のそれ以上の移動が規制さ
れることになる。すなわち、案内ローラ24はそ
の時の位置に保持され、第6図bに示すように所
定切込量Dを維持した状態での切削加工を行うこ
とになる。そして第6図cに示すように、所定長
さの板端加工が終了し、前方の案内ローラ24が
板端から外れると、この案内ローラ24に対する
押圧力が解除されることになるので、この案内ロ
ーラ24は第2シリンダ32内に配置したバネ3
4の力によつて突出することになる。この際、第
2ピストン33及びロツド35がシリンダ32の
先端側へと移動し、ロツド35先端部に取着した
ドツグ39が弾性部材44の先端部に係合し、弾
性部材44、摺動杆43、その係合部44及び突
子42をそれぞれ介してレバー41を回動させ、
上記本体フレーム1と回転工具2とに対する給気
路を閉じる等して、装置全体を停止する。なおパ
イプ端部を加工するような場合には、第6図dに
示すように、案内ローラ24が切削開始部分に至
つた際に、上記と同様に下降することになるの
で、上記と同様な装置の自動停止が可能である。
以上のように上記装置においては、切込量は、
上記調整ナツト37の位置に応じて定められるこ
とになるので、調整ナツト37の位置を調整する
だけの簡単な作業で切込量の調整を行うことが可
能である。
以上にこの考案の切込量調整装置の一実施例の
説明をしたが、この考案の切込量調整装置は上記
実施例に限定されるものではなく、種々変更して
実施することが可能である。例えば上記において
は、被加工体を本体フレームすなわち工具に対し
て付勢するための付勢手段として、板端に近い側
の転動ローラの周速を、板端に遠い側の転動ロー
ラよりも速くするような構成を採用しているが、
公知の装置のように、転動ローラを進行方向前方
に傾斜させるような構成を採用してもよい。また
上記においては調整手段として、調整ナツトを用
いた例を示しているが、他の手段を採用すること
ももちろん可能である。
(考案の効果) この考案の切込量調整装置は上記のように構成
されたものであり、したがつてこの考案の切込量
調整装置によれば、比較的簡単な作業で、しかも
正確に切込量を調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の切込量調整装置を適用する
のに好ましい加工装置の一例を示す平面図、第2
図はその一部を切欠した正面図、第3図はこの考
案の切込量調整装置の一例において用いる案内ロ
ーラ及び第1シリンダ部分の側面図、第4図はそ
の縦断面図、第5図は第2シリンダ部分と調整手
段部分の横断面図、第6図a〜dは切削加工中の
工具と案内ローラとの相対位置関係を経時的に示
す説明図である。 1……本体フレーム、2……回転工具、23…
…切込量調整装置、24……案内ローラ、25…
…第1ピストン、26……第1シリンダ、31…
…連通手段、32……第2シリンダ、33……第
2ピストン、36……ねじ部、37……調整ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具と被加工体とが相対的に近接する方向に工
    具と被加工体とのいずれか一方又は両者を付勢す
    る付勢手段と、上記工具の前方に位置すると共に
    被加工体に接触して出没する接触子と、第1シリ
    ンダ内に配置され上記接触子の出没に連動する第
    1ピストンと、上記第1ピストンの移動によつて
    第1シリンダ内の作動液体を第2シリンダへと導
    くための連通手段と、上記第2シリンダ内に配置
    されると共にこのシリンダ内に流入する作動液体
    によつて押動される第2ピストンと、この第2ピ
    ストンの作動液体による押動量を調整するための
    調整手段とを有することを特徴とする切込量調整
    装置。
JP12381784U 1984-08-13 1984-08-13 切込量調整装置 Granted JPS6139308U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12381784U JPS6139308U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 切込量調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12381784U JPS6139308U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 切込量調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139308U JPS6139308U (ja) 1986-03-12
JPS6327925Y2 true JPS6327925Y2 (ja) 1988-07-28

Family

ID=30682552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12381784U Granted JPS6139308U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 切込量調整装置

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JPS6139308U (ja) 1986-03-12

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