JPS6327894B2 - - Google Patents

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JPS6327894B2
JPS6327894B2 JP55053899A JP5389980A JPS6327894B2 JP S6327894 B2 JPS6327894 B2 JP S6327894B2 JP 55053899 A JP55053899 A JP 55053899A JP 5389980 A JP5389980 A JP 5389980A JP S6327894 B2 JPS6327894 B2 JP S6327894B2
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JP
Japan
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analog
weighting coefficient
output
multiplier
input terminal
Prior art date
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Application number
JP55053899A
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English (en)
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JPS56149819A (en
Inventor
Masaaki Yasumoto
Tadayoshi Enomoto
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5389980A priority Critical patent/JPS56149819A/ja
Publication of JPS56149819A publication Critical patent/JPS56149819A/ja
Publication of JPS6327894B2 publication Critical patent/JPS6327894B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/04Control of transmission; Equalising
    • H04B3/14Control of transmission; Equalising characterised by the equalising network used
    • H04B3/142Control of transmission; Equalising characterised by the equalising network used using echo-equalisers, e.g. transversal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は信号処理を全てアナログ値で処理する
自動等化器に関する。
従来用いられていた自動等化器はデジタル自動
等化器であるため、システムの大型化、大消費電
力、高価格、低信頼性、狭帯域であることが大き
な問題となつていた。
以下、第1図を参照して、従来のデジタル自動
等化器の構成と動作を説明する。401はデジタ
ル自動等化器の入力端子で、入力信号が印加され
る。
該入力信号は、本来デジタル信号であるが、伝
送路中で符号間干渉により信号波形は歪んでしま
う。402はNビツトのアナログ―デジタル変換
器(以下A/Dコンバータと言う)で、歪を生じ
た該入力信号をNビツトのデジタル信号に変換す
る。
403はRAM等で構成されたNビツト、Mワ
ードの記憶回路であり、M個のNビツト記憶要素
403―k(k=1、2、…M、Mは自然数)か
ら構成され、該Nビツトのデジタル信号を順次保
持記憶する。
405―kあるいは406―k(k=1、2、
…M)はそれぞれ該記憶要素403―kより出力
されるNビツトのデジタル信号X(n−k)、(k
=1、2、…M)とNビツトのデジタル重み係数
Wk、(k=1、2、…M)あるいは該X(n−
k)と、例えば、Nビツトのデジタル信号u・E
(n)を互いにかけ算する、例えば、2N―1ビツ
トのデジタル乗算器である。ここでuは定数、E
(n)は後述するデジタル誤差信号nは演算期間
を示すサンプル番号である。407―k(k=1、
2、…M)は該重み係数Wk(n)を記憶すると
共に、次の一定期間後に用いられる新しいNビツ
トの重み係数Wk(n+1)を該Wk(n)と該乗
算器406―kの出力信号u・E(n)・X(n−
k)より演算するデジタル減算器である。即ち、
該Wk(n+1)は Wk(n+1)=Wk(n)−u・E(n)・X(n−
k) (1) で与えられる。上式はいわゆる最小二乗法と呼ば
れる自動等化器の基本演算式である。408は該
デジタル乗算器405―kのデジタル出力Wk
(n)・X(n−k)をk=1からMまで加算する
デジタル加算器で、その出力、即ち本デジタル自
動等化器のデジタル出力信号Y(n)は Y(n)=Mk=1 Wk(n)・X(n−k) (2) で与えられる。409は該出力信号Y(n)と任
意のデジタル信号a(n)との差を得て、前記デ
ジタル誤差信号E(n)、即ち、 E(n)=Y(n)−a(n) (3) を得るデジタル減算器である。410は該E(n)
に前記定数uを乗算して、u・E(n)とするデ
ジタル乗算器である。以上、従来のデジタル自動
等化器の構成を述べた。該等化器の構成要素、即
ち、402,403,405―k,407―k,
408,409,410は全て、それぞれが大規
模なデジタル集積回路であるから、消費電力が大
きく、高価格となる。従つてこれらの多数の集積
回路をさらに半導体チツプ上に集積化すること
は、チツプ面積、消費電力、歩留り、信頼性等の
点から全く不可能である。この結果、現在までは
各構成要素である402,403,…410を多
数のプリント板上に配列し、配線することを余儀
なくされていたため、システムが大型化し、大量
生産に不適当で、高価格化を来す等多くの欠点が
あつた。さらに、各構成要素での信号処理はビツ
ト毎に行なうため、デジタル処理の本質的な欠
点、即ち、演算速度が極めて遅いという決定的な
弱点があるため、高速、広帯域のデータ伝送への
応用へは全く不可能であつた。
本発明の目的は、上記従来のデジタル自動等化
器の多くの問題点を一挙に解決するアナログ自動
等化器とその駆動方法を提供することにある。
本発明によれば、入力信号の遅延機能と、各遅
延段あるいはその整数倍の遅延段毎に遅延された
信号の非破壊検出を行なう検出手段を有するアナ
ログ遅延線を設け、前記検出手段より出力される
各遅延信号と該検出手段に対応する各アナログ重
み係数をそれぞれかけ算するための第1のアナロ
グ乗算器を各検出手段毎に1個ずつ設け、それぞ
れ対応する前記検出手段と該アナログ乗算器の入
力端子を接続し、前記第1のアナログ乗算器より
得られる各出力信号を互いに加算するアナログ加
算器の入力端子と前記複数個の第1のアナログ乗
算器の出力端子を接続し、該アナログ加算器の出
力端子および任意のアナログ信号が印加された配
線をそれぞれ第1のアナログ減算器の正側の入力
端子および負側の入力端子に接続し、該第1のア
ナログ減算器の出力端子および任意のアナログ定
数が印加された配線をそれぞれ第2のアナログ乗
算器の第1および第2の入力端子と接続し、更に
前記検出手段毎に該第1の乗算器とは別に1個ず
つ設けられた第3のアナログ乗算器の入力端子と
対応する該検出手段を接続し、複数個の該第3の
アナログ乗算器の他方の入力端子と該第2のアナ
ログ乗算器の出力端子を共通に接続し、該複数個
の第3のアナログ乗算器の出力端子を各検出手段
毎に設けられたアナログ重み係数回路の入力端子
に接続し、該アナログ重み係数回路の出力を前記
検出手段毎のアナログ重み係数として対応する該
第1のアナログ乗算器の他の入力端子、即ち重み
係数入力端子に入力するように構成され、かつ前
記各検出手段毎に設けられる該重み係数回路が第
1のサンプルホールダと第2のサンプルホールダ
と第2のアナログ減算器で構成され、該第1のサ
ンプルホールダの出力端子と該第2のサンプルホ
ールダの入力端子、該第2のサンプルホールダの
出力端子と該第2のアナログ減算器の正側の入力
端子、該第2のアナログ減算器の出力端子と該第
1のサンプルホールダの入力端子をそれぞれ接続
し、該第2のアナログ減算器の負側の入力端子を
該アナログ重み係数回路の入力端子として前記各
検出手段毎に設けられた該第3のアナログ乗算器
の出力端子と接続し、該第2のサンプルホールダ
の出力端子を該アナログ重み係数回路の出力端子
として対応する該第1のアナログ乗算器の該重み
係数入力端子と接続されていることを特徴とする
アナログ自動等化器が得られる。
さらに本発明によれば、入力信号の遅延機能と
各遅延段あるいはその整数倍の遅延段毎に遅延さ
れた信号の非破壊検出を行なう検出手段を有する
アナログ遅延線を設け、前記検出手段より出力さ
れる各遅延信号と該検出手段に対応する各アナロ
グ重み係数をそれぞれかけ算するための第1のア
ナログ乗算器を各検出手段毎に1個ずつ設け、そ
れぞれ対応する前記検出手段と該アナログ乗算器
の入力端子を接続し、前記第1のアナログ乗算器
より得られる各出力信号を互いに加算するアナロ
グ加算器の入力端子と前記複数個の第1のアナロ
グ乗算器の出力端子を接続し、該アナログ加算器
の出力端子および任意のアナログ信号が印加され
た配線をそれぞれ第1のアナログ減算器の正側の
入力端子、および負側の入力端子に接続し、該第
1のアナログ減算器の出力端子、および任意のア
ナログ定数が印加された配線をそれぞれ第2のア
ナログ乗算器の第1および第2の入力端子と接続
し、更に前記検出手段毎に該第1の乗算器とは別
に1個ずつ設けられた第3のアナログ乗算器の入
力端子と対応する該検出手段を接続し、複数個の
該第3のアナログ乗算器の他方の入力端子と該第
2のアナログ乗算器の出力端子を共通に接続し、
該複数個の第3のアナログ乗算器の出力端子を各
検出手段毎に設けられたアナログ重み係数回路の
入力端子に接続し、該アナログ重み係数回路の出
力を前記検出手段毎のアナログ重み係数として対
応する該第1のアナログ乗算器の他の入力端子、
即ち重み係数入力端子に入力する構造をもつ自動
等化器であつて、前記各検出手段毎に設けられる
該重み係数回路が第1のサンプルホールダと第2
のサンプルホールダと第2のアナログ減算器で構
成され、該第1のサンプルホールダの出力端子と
該第2のサンプルホールダの入力端子、該第2の
サンプルホールダの出力端子と該第2のアナログ
減算器の正側の入力端子、該第2のアナログ減算
器の出力端子と該第1のサンプルホールダの入力
端子をそれぞれ接続し、該第2のアナログ減算器
の負側の入力端子を該アナログ重み係数回路の入
力端子として、前記各検出手段毎に設けられた該
第3のアナログ乗算器の出力端子と接続し、該第
2のサンプルホールダの出力端子を該アナログ重
み係数回路の出力端子として対応する該第1のア
ナログ乗算器の該重み係数入力端子と接続されて
なるアナログ自動等化器において、サンプリング
された入力信号をアナログ遅延線内をクロツク周
期毎に順次遅延させ、該クロツク周期内におい
て、各検出手段毎に取り出された各遅延信号と、
対応するアナログ重み係数のかけ算を該第1のア
ナログ乗算器により行い、各検出手段毎の該第1
のアナログ乗算器の出力を該アナログ加算器にお
いて加算することにより得られた信号を該アナロ
グ自動等化器の出力信号として取り出すと共に、
該第1のアナログ減算器により該出力信号から該
任意のアナログ信号を減算することにより得られ
た誤差信号に、該第2のアナログ乗算器を用いて
該任意のアナログ定数をかけ算し、該第2のアナ
ログ乗算器の出力と、前記検出手段毎に得られた
各遅延信号を各検出手段毎に該第3のアナログ乗
算器を用いてかけ算することにより得られた重み
係数修正信号を各アナログ重み係数回路に入力
し、該アナログ重み係数回路毎に該第2のアナロ
グ減算器を用いて該重み係数修正信号を該第2の
サンプルホールダに記憶されている前記重み係数
から減算し、該第2のアナログ減算器の出力を該
第1のサンプルホールダに新たに記憶させ、更に
該第1のサンプルホールダの出力信号を該第2の
サンプルホールダに記憶させ、該第1のサンプル
ホールダもしくは該第2のサンプルホールダの出
力信号を該クロツク周期の次のクロツク周期にお
ける修正された新しいアナログ重み係数として各
アナログ重み係数回路毎に出力し、対応する該第
1のアナログ乗算器の重み係数入力端子に入力す
ると共に、各アナログ重み係数回路内において該
第2のサンプルホールダの出力信号を該第2のア
ナログ減算器の正側の入力端子に入力し、該次の
クロツク周期において得られた重み係数修正信号
との減算に用いることを特徴とするアナログ自動
等化器の駆動方法が得られる。
前記本発明によるアナログ等化器は、A/Dコ
ンバータは不要となる上、各構成要素である乗算
器、加算器、減算器、遅延線は、前述のようなビ
ツト数には全く無関係なアナログ素子であるか
ら、小形化、信号処理の高速化、低消費電力化が
達成できる。従つて、1チツプ上に自動等化器を
容易に集積化できる上、量産性に富み、低価格、
高信頼性の自動等化器の実現が可能となる。さら
にデジタル等化器のようにビツト毎の演算をする
必要がないから、演算時間を極めて短縮できる。
従つて、高速駆動できるから、従来不可能であつ
た高帯域のデータ通信分野まで、自動等化器の応
用範囲を拡大することが可能となる。
以下本発明について図面を用いて説明する。
第2図は本発明のアナログ自動等化器の具体的
な構成を示したものである。1はアナログ遅延線
2は該遅延線の入力端子である。3―k(k=1、
2、…M)は該遅延線の各遅延段で、符号間干渉
により歪んだパルス信号、即ち、アナログ信号を
一定期間だけ遅延させることができる。該遅延段
毎に遅延信号を非破壊的に検出する手段が設けら
れている。4―k(k=1、2、…M)は該検出
手段のタツプ位置を示している。該タツプのアナ
ログ出力信号を前記デジタル信号と同様X(n−
k)で示す。
ここでnはサンプリング番号である。5―k
(k=1、2、…M)および6―k(k=1、2、
…M)はそれぞれ該タツプ出力信号X(n−k)、
(k=1、2、…M)とアナログ値の重み係数
Wk(n)、〔k=1、2、…M〕あるいは該タツ
プ出力信号X(n−k)とuE(n)を互いにかけ
算するアナログ乗算器である。ここでuはアナロ
グ定数、E(n)はアナログ誤差信号である。7
―k(k=1、2、…M)は該重み係数Wk(n)
を記憶するとともに、次の一定期間後に用いる新
しいアナログ重み係数Wk(n+1)〔k=1、
2、…M〕を算出し、次に該新しいアナログ重み
係数Wk(n+1)を保持するアナログ重み係数
回路で、アナログ減算器20―k(k=1、2、
…M)およびアナログ記憶素子21―k(k=1、
2、…M)で構成される。8は該アナログ乗算器
5―kのアナログ出力信号Wk(n)・X(n−k)
を加算するアナログ加算器で、アナログ加算器8
の出力信号Y(n)は(2)式で与えられ、端子11
より得られる。9は該出力信号Y(n)と任意の
アナログ信号a(n)との差を得て、(3)式で与え
られるアナログ誤差信号E(n)を得るアナログ
減算器である。10は該アナログ誤差信号E(n)
に前記のアナログ定数uをかけ算してuE(n)と
するアナログ乗算器である。
次に該アナログ重み係数回路7―kの動作を述
べる。(1)式を演算するための該アナログ重み係数
Wk(n)はアナログ記憶素子21―kに保持さ
れたまま該アナログ乗算器5―kおよびアナログ
減算器20―kの一方の入力端子に印加される。
同時に、該アナログ乗算器6―kの出力信号、即
ち、アナログ重み係数修正信号u・E(n)・X
(n−k)も該アナログ減算器20―kの他方の
入力端子に印加されているから、該新しいアナロ
グ重み係数Wk(n+1)は(1)式で与えられ、該
アナログ記憶素子21―kに保持され、次の期間
の演算に用いられる。以下該アナログ重み係数回
路7―kの具体的な構造と駆動方法を詳細に説明
する。
なお、以上の説明では、アナログ自動等化器、
アナログ乗算器、アナログ信号等と「アナログ」
という言葉を用いたが、以下の説明では簡単のた
め、「アナログ」という言葉を省略して説明する。
第2図に示した該重み係数回路7―kの一実施
例を第3図に示す。該重み係数回路7―kは前記
の如く減算器20―kと記憶素子21―kとから
構成される。
第3図では、該記憶素子7―kの位置関係をわ
かり易くする為に、第2図に示した該乗算器5―
k,6―kも示してある。該減算器20―kの構
成として、抵抗113,114,115,116
及び演算増幅器117から構成される差動増幅器
を一例として挙げる。
この場合、抵抗113,114,115,11
6を適当に選ぶことにより、入力端子118へ入
力される信号と入力端子119へ入力される信号
の差に比例した出力信号を出力端子120に得る
ことができる。
記憶素子21―kは、2個のサンプルホールダ
106,111の縦続接続によつて構成され、
Wk(n)がサンプルホールダ111に記憶され
ているうちにWk(n+1)をサンプルホールダ
106に記憶する。該記憶素子21―kの入力端
子100は、該サンプルホールダ106の入力端
子であり、該サンプルホールダ106の入力端子
100にMOSFET等の電界効果トランジスタ等
を用いたスイツチ101が設けられている。そし
て、該スイツチ101の入力端子100側の反対
の端子103には、ホールド用容量102が接地
側との間に設けられている。同時に、該端子10
3には、入力インピーダンスが非常に高く、出力
インピーダンスが非常に低いバツフア回路の入力
端子が接続されている。第3図では、バツフア回
路として演算増幅器104の反転入力端子と出力
端子を接続し、非反転入力端子に入力信号を入力
するボルテージフオロワを一例として示したが、
ソースフオロワ等同一のバツフア機能を果す回路
であればいかなるものでもよい。該スイツチ10
1を閉じることにより、該入力端子100と該端
子103は導通し、該入力端子100に入力され
る入力信号電圧と、該端子103の電圧が等しく
なる様に容量102が充電、もしくは放電され
る。該入力端子100の電圧と該端子103の電
圧が等しくなつた時点で該スイツチ101を開く
と演算増幅器104の非反転入力端子の入力イン
ピーダンスは、非常に高いため該容量102の電
荷は保存され、該端子103の電圧は一定に保た
れ、該演算増幅器104の反転入力端子と非反転
入力端子のイマジナリイーシヨートにより、出力
端子105には該端子103の電圧が得られ、該
スイツチ101が再び閉じられるまで該出力端子
105の出力電圧は一定に保持される。該サンプ
ルホールダ106の出力はサンプルホールダ11
1の入力に接続されている。該サンプルホールダ
111は、該サンプルホールダ106と同様に、
スイツチ107、容量108及び演算増幅器11
0を一例として用いたバツフア回路より構成され
ている。該サンプルホールダ111の出力は該記
憶素子21―kの出力端子112となつている。
該重み係数回路7―kは上記の様に、該減算器
20―k及び該記憶素子21―kより構成され、
該重み係数Wk(n)を出力する該記憶素子21
―kの出力端子112は乗算器5―kの入力端子
に接続されており、同時に該減算器20―kのプ
ラス入力端子118に接続されている。そして該
重み係数修正信号u・E(n)・X(n−k)を出
力する該乗算器6―kの出力端子は該減算器20
―kのマイナス入力端子119と接続されてい
る。また該減算器20―kの出力端子120は該
記憶素子21―kの入力端子100と接続されて
いる。
次に信号の遅延と非破壊検出を行なう第2図に
示した該遅延線1の具体的な構成を第4図に示
す。
ここでは1例として遅延線に電荷結合素子
(Charge―Coupled Device、以下CCDと記す)
を用いて説明する。201A〜203A,201
B〜203B,201C〜203Cは図示されて
いない半導体基板(例えばp型シリコン基板)上
に形成した、やはり図示していない薄い絶縁膜
(例えば二酸化シリコンSiO2)上に配置された
CCDの金属(例えばアルミニウムや導電性ポリ
シリコン)電極である。201A,201B,2
01Cは第1相の転送電極で共通配線206によ
り互いに接続され、202A,202B,202
Cは第2相の転送電極で共通配線205により互
いに接続されている。203A,203B,20
3Cは検出電極である。
今、第2図に示した該遅延段3―kに対応する
CCDの遅延段(電極201B,202B,20
3B)に注目することとし、CCDの入出力部に
関しては省略する。該遅延段3―kの検出電極2
03Bには、該検出電極203Bをリセツトする
回路及び検出した信号を外部に取り出すためのバ
ツフア回路からなるタツプ回路220が接続され
ている。該タツプ回路220は該検出電極毎に接
続されている。検出電極203Bは信号検出時に
はフロート状態となる様に設定されるので、通常
フローテイング電極と呼ばれている。該検出電極
203Bは、配線207を介してMOSFET20
8のソース及びMOSFET212のゲートに接続
される。
MOSFET208は検出電極203Bを信号検
出前にある一定の電圧レベルに設定するための
MOSスイツチでドレイン側には、各遅延段共通
の配線209が接続されており、ゲート側には、
各遅延段共通の配線210が接続されている。配
線209には、該MOSスイツチ208を開閉す
る電圧パルスが印加され、配線210には、直流
電圧もしくは電圧パルスが印加される。一方、
MOSFET212は、MOSFET214と共にソ
ースフオロワを構成し、高出力インピーダンスの
該検出電極のバツフア回路の役目を果しており、
出力213は乗算器5―k及び6―kの入力端子
に接続されている。配線211は各遅延段のソー
スフオロワに供給する電源線である。
なお、第4図にはCCD及びタツプ回路の位置
関係をわかり易くするために、第2図における乗
算器5―k,6―kも合わせて記してある。
第2図の該遅延線1として第4図に示した
CCDおよび第3図の重み係数回路7―kとして
第2図に示した構成を用いた本発明の自動等化器
の動作を説明するためのパルスのタイミングと信
号波形の一例を第5図に示す。パルス300,3
01はCCDの転送パルスで低レベル時には電荷
を阻止し、高レベル時には電荷を転送する電圧値
に設定する。
例えば基板にp型シリコンを用いた場合には、
電圧値の一例として低レベルを0V、高レベルを
15Vとすればよい。
第4図において転送電荷が例えば左から右へ移
動する場合には、パルス300は共通配線206
を介して電極201A,201B,201Cに印
加され、パルス301は共通配線205を介して
電極202A,202B,202Cに印加され
る。パルス302は検出電極203Bを電荷検出
前にある一定電圧に設定するためのMOSFETス
イツチを開閉するためのパルスで、配線209を
介して各遅延段の該MOSFET208のゲートに
共通に印加される。パルス302が高レベルのと
きにはMOSスイツチ208は閉じられ、検出電
極203Bは配線210の電圧レベル(一例とし
て8V)に設定される。該パルス302が低レベ
ルのときには、MOSスイツチ208は開き、該
検出電極203Bはフロート状態となる。出力波
形303は、該検出電極203Bの出力波形で
MOSFET212,214から構成されるソース
フオロワ等のバツフア回路を介して該ソースフオ
ロワの出力端子213に取り出され、該乗算器5
―k,6―kに入力される。パルス304,30
5はそれぞれ第3図のサンプルホールダ106,
111のスイツチ101,107を開閉するため
のパルスで、高レベル期間はサンプル期間、低レ
ベル期間はホールド期間に相当する。即ち、サン
プルホールダ106について説明すると、パルス
304が高レベル時にはスイツチ101は閉じら
れ、入力端子100と端子103は等電圧になる
様に容量102が充電され、入力信号が端子10
3に取り込まれる。そして、パルス304が低レ
ベルになると、スイツチ101は開かれ、端子1
00と端子103は完全に切り離される。演算増
幅器104の非反転入力端子の入力インピーダン
スはほぼ無限と考えられるので、スイツチ101
が開かれている期間は、端子103の電圧は一定
に保たれ、ボルテージフオロワ等のバツフアを介
して出力105も一定に保たれる。パルス306
についても同様である。出力波形305,307
はそれぞれサンプルホールダ106,111の出
力波形の1例で、サンプリングパルス304,3
06によつて重み係数Wk(n)から、次のクロ
ツク周期における新しい重み係数Wk(n+1)
に更新されることを示し、Wk(n)とWk(n+
1)の電圧レベルの差が重み係数修正信号u・E
(n)・X(n−k)に相当する。
期間310,311,312,313は動作説
明を容易にするために設けた期間で、該期間31
0,311,312,313でCCDの1クロツ
ク周期、即ち1遅延時間を成す。
次に第3図、第4図、第5図を用い、第2図に
示した本発明の自動等化器の動作を詳しく説明す
る。CCDの転送パルス300,301は前記の
ように低レベルを0V、高レベルを15Vとする。
期間310においては、パルス300,301が
相次いで高レベルになるため、信号電荷は転送電
極201A〜201Cもしくは202A〜202
C直下に蓄積されている。パルス300,301
のタイミングが少しずらしてあるのは信号電荷の
転送方向を一方向にする為である。該期間310
では検出電極203A〜203C直下に蓄積され
ておらず、同時にパルス302を高レベルにして
該検出電極203Bを配線210に印加されてい
る電圧値(例えば8V)に設定する。このとき、
パルス302の高レベルはMOSFETスイツチ2
08が十分に閉じる様に配線210に印加されて
いる電圧値より十分に大きな電圧値(例えば
15V)とする。次にパルス302が低レベルに戻
り、該検出電極203Bがフロート状態になると
ともに、パルス301が低レベルになり、信号電
荷が該検出電極203B直下に蓄積される。この
とき、該検出電極203Bは既にフロート状態で
あるため、信号電荷量に比例した電圧だけ設定さ
れた電圧(例えば8V)より下がる。尚、パルス
302の低レベルは、最大信号電荷量が検出電極
203Bの直下に蓄積されることによつて該検出
電極203Bに発生する電圧レベルより十分低く
なければならない(例えば0V)。該信号電荷は次
にパルス300が高レベルになるまで即ち、期間
311,312,313の間、該検出電極203
B直下に蓄積されており、該期間311,31
2,313の間遅延信号として外部へ取り出され
る。期間311において乗算器5―kの一方の入
力には、上記遅延信号X(n−k)が印加されて
おり、他方の入力には、重み係数回路7―kのサ
ンプルホールダ111の出力に保持されている重
み係数Wk(n)が印加されており、該乗算器5
―kの出力にはWk(n)・X(n−k)なる出力
が発生する。
ここで、CCDは一般にある直流電荷(バイア
ス電荷)に信号電荷を重畳して転送するため、検
出電極203Bには、直流成分に信号電荷が重畳
された形で出力される。従つて、乗算器5―kへ
入力する前にレベルシフトして直流成分を排除す
るか該乗算器5―kの入力の零レベルを該直流成
分に一致させる等の方法により、該直流成分を除
去する必要がある。次に、各遅延段の乗算器5―
k(k=1、2、…M)の出力Wk(n)・X(n−
k)(k=1、2、…M)は第2図の加算器8に
おいて加算され、自動等化器の出力信号Y(n)
となる。更に、該出力信号Y(n)は減算器9の
プラス端子に入力され、マイナス端子に入力され
ている任意の信号a(n)との差を演算し誤差信
号E(n)を得る。該誤差信号E(n)は、乗算器
10により、任意の定数uをかけ算されて、出力
信号uE(n)が配線12を介して各遅延段の乗算
器6―k(k=1、M)の一方の入力端子へ入力
される。該乗算器6―kの他方の入力端子には、
まだ遅延信号X(n−k)が入力されており、該
乗算器6―kの出力端子には、重み係数修正信号
であるuE(n)X(n−k)が出力されて、第3
図の該記憶回路7―kの減算器20―kのマイナ
ス端子119に入力される。該減算器20―kの
プラス端子118には、サンプルホールダ111
の出力307が入力されており、乗算器5―kに
おいて演算に用いた重み係数Wk(n)が印加さ
れている。従つて、該減算器20―kの出力端子
120には、修正された重み係数、即ち、次の周
期(n+1)で用いられる重み係数Wk(n+1)
=Wk(n)−uE(n)×(n−k)が出力される。
以上期間311の動作を説明した。後でも詳述す
るが、重み係数回路7―kにサンプルホールダが
2個必要な理由をここで簡単に説明する。即ち、
期間311で修正された重み係数Wk(n+1)
を得る時、Wk(n)が必らず必要であり、消滅
してはならない。従つて、Wk(n+1)を10
2に記憶するまで、Wk(n)は容量108に保
持されていなければならない。次の期間312で
パルス304が高レベルとなりスイツチ101が
閉じ、Wk(n+1)が102に記憶された後は、
Wk(n)を108に記憶しておく必要はない。
従つて、次の期間313でパルス306を高レベ
ルとし、スイツチ107を閉じて、108にWk
(n+1)を記憶し、次の周期に必要なWk(n+
2)を得る準備を行なう。
以上説明した乗算器5―kにおける演算から、
減算器20―kの演算に至るまでの過程は、期間
311において行われる。期間311の終りでは
減算器20―kの出力端子120に、修正された
重み係数Wk(n+1)が出力されているから、
次の期間312において、サンプルホールダ10
6にパルス304を印加し、該サンプルホールダ
106の出力をWk(n)からWk(n+1)に更
新する。更に、期間313において、サンプルホ
ールダ111にパルス306を印加して該サンプ
ルホールダ111の出力をWk(n)からWk(n
+1)に更新する。この時点において、記憶素子
21―kの出力端子112には、新しい重み係数
Wk(n+1)が出力されて、次のクロツク周期
における重み係数Wk(n+1)が乗算器5―k
へ入力されると共に、減算器20―kのプラス入
力端子118に入力されて、更に新しい重み係数
Wk(n+2)を演算するのに用いられる。期間
313が終わると、再び期間300と同一のタイ
ミングに戻り、今まで説明してきた過程が繰り返
される。
以上の過程が複数回繰り返されて、最終的に自
動等化器の出力信号Y(n)が任意の信号a(n)
と一致した時点で、誤差信号E(n)が零となり、
重み係数回路7―kの出力Wk(n)は、一定と
なり等化が終了する。
期間311は、乗算器、加算器、減算器などの
応答速度によつて決まり、期間312はサンプル
ホールダ106の安定時間のみでよい。また、
CCDの遅延段からの出力信号は、期間311の
み必要である。従つて、期間312,313は期
間310と重なつてもよい。
CCDの検出電極203A〜203Cは、各遅
延段毎には限らず、整数倍の遅延段毎に設けても
かまわない。また、タツプ回路220の構成は一
例を示したものでCCDを正常に動作させ、所望
の遅延信号を非破壊的に検出できる回路であれ
ば、いかなる回路構成でもよい。
またCCDは一般に用いられている様な1遅延
段が2個の転送電極と1個の検出電極からなる3
相電極構造の場合で示したが、例えば、4相電極
構造などCCDを正常に動作させることができれ
ばいかなる構造のものでもよい。また検出電極に
設けられているバツフア回路やサンプルホールダ
のバツフア回路は、前記示したようにソースフオ
ロワやボルテージフオロワ等と同等の機能を有す
るものであればいかなる回路を用いてもよい。
また、第5図に示した駆動パルスのタイミング
は一例であつて、自動等化器の動作が正常に行え
る駆動方法であればいかなる方法でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のデジタル自動等化器の構成の
一例を示すブロツク図である。401は入力端
子、402はA/Dコンバータ、403―k(k
=1、M)はデジタル記憶回路である。405―
k,406―kはデジタル乗算器、407―kは
デジタル重み係数の一時記憶と、該重み係数から
デジタル重み係数修正信号を減算し、新しいデジ
タル重み係数に書き換える機能を持つデジタル重
み係数回路である。また、411はデジタル自動
等化器の出力である。 第2図は本発明によるアナログ自動等化器の構
成を示したブロツク図で、1は電荷転送素子等の
遅延線、5―k,6―k,10は乗算器、8は加
算器、9は減算器、7―kは重み係数回路で、該
重み係数回路は、減算器20―kと記憶素子21
―kからなる。2は自動等化器の入力端子で等化
前の信号が入力され11は自動等化器の出力端子
で等化後の信号が出力される。 第3図は、第2図中の重み係数回路7―kの一
実施例で、2個のサンプルホールダ106,11
1からなる記憶素子21―kと減算器20―kか
ら構成される。第4図は、一例としてCCDを用
いた遅延線1を示したもので、電極201A〜2
01C,202A〜202C,203A〜203
Cで構成されるCCDと、リセツト回路、バツフ
ア回路で構成されるタツプ回路220よりなる。 第5図は、本発明による自動等化器の駆動方法
の一例を示したもので、300〜302はCCD
用パルス、303はタツプ出力、304,306
は記憶素子21―kの2個のサンプルホールダに
印加されるパルス、305,307はそれぞれサ
ンプルホールダ106,111の出力波形の一例
である。期間310,311,312,313で
遅延段の1クロツク周期に相等する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号の遅延機能と、各遅延段あるいはそ
    の整数倍の遅延段毎に遅延された信号の非破壊検
    出を行なう検出手段を有するアナログ遅延線を設
    け、前記検出手段より出力される各遅延信号と該
    検出手段に対応する各アナログ重み係数をそれぞ
    れ掛け算するための第1のアナログ乗算器を各検
    出手段毎に1個ずつ設け、それぞれ対応する前記
    検出手段と該アナログ乗算器の入力端子を接続
    し、前記第1のアナログ乗算器より得られる各出
    力信号を互いに加算するアナログ加算器の入力端
    子と前記複数個の第1のアナログ乗算器の出力端
    子を接続し、該アナログ加算器の出力端子および
    任意のアナログ信号が印加された配線をそれぞれ
    第1のアナログ減算器の正側の入力端子および負
    側の入力端子に接続し、該第1のアナログ減算器
    の出力端子および任意のアナログ定数が印加され
    た配線をそれぞれ第2のアナログ乗算器の第1お
    よび第2の入力端子と接続し、更に前記検出手段
    毎に該第1の乗算器とは別に1個ずつ設けられた
    第3のアナログ乗算器の入力端子と対応する該検
    出手段を接続し、複数個の該第3のアナログ乗算
    器の他方の入力端子と該第2のアナログ乗算器の
    出力端子を共通に接続し、該複数個の第3のアナ
    ログ乗算器の出力端子を各検出手段毎に設けられ
    たアナログ重み係数回路の入力端子に接続し、該
    アナログ重み係数回路の出力を前記検出手段毎の
    アナログ重み係数として対応する該第1のアナロ
    グ乗算器の他の入力端子、即ち重み係数入力端子
    に入力するように構成され、かつ前記検出手段毎
    に設けられる該重み係数回路が第1のサンプルホ
    ールダと第2のサンプルホールダと第2のアナロ
    グ減算器で構成され、該第1のサンプルホールダ
    の出力端子と該第2のサンプルホールダの入力端
    子、該第2のサンプルホールダの出力端子と該第
    2のアナログ減算器の正側の入力端子、該第2の
    アナログ減算器の出力端子と該第1のサンプルホ
    ールダの入力端子をそれぞれ接続し、該第2のア
    ナログ減算器の負側の入力端子を該アナログ重み
    係数回路の入力端子として、前記各検出手段毎に
    設けられた該第3のアナログ乗算器の出力端子と
    接続し、該第2のサンプルホールダの出力端子を
    該アナログ重み係数回路の出力端子として対応す
    る該第1のアナログ乗算器の該重み係数入力端子
    と接続されていることを特徴とするアナログ自動
    等化器。 2 入力信号の遅延機能と、各遅延段あるいはそ
    の整数倍の遅延段毎に遅延された信号の非破壊検
    出を行なう検出手段を有するアナログ遅延線を設
    け、前記検出手段より出力される各遅延信号と該
    検出手段に対応する各アナログ重み係数をそれぞ
    れかけ算するための第1のアナログ乗算器を各検
    出手段毎に1個ずつ設け、それぞれ対応する前記
    検出手段と該アナログ乗算器の入力端子を接続
    し、前記第1のアナログ乗算器より得られる各出
    力信号を互いに加算するアナログ加算器の入力端
    子と前記複数個の第1のアナログ乗算器の出力端
    子を接続し、該アナログ加算器の出力端子および
    任意のアナログ信号が印加された配線をそれぞれ
    第1のアナログ減算器の正側の入力端子および負
    側の入力端子に接続し、該第1のアナログ減算器
    の出力端子および任意のアナログ定数が印加され
    た配線をそれぞれ第2のアナログ乗算器の第1お
    よび第2の入力端子と接続し、更に前記検出手段
    毎に該第1の乗算器とは別に1個ずつ設けられた
    第3のアナログ乗算器の入力端子と対応する該検
    出手段を接続し、複数個の該第3のアナログ乗算
    器の他方の入力端子と該第2のアナログ乗算器の
    出力端子を共通に接続し、該複数個の第3のアナ
    ログ乗算器の出力端子を各検出手段毎に設けられ
    たアナログ重み係数回路の入力端子に接続し、該
    アナログ重み係数回路の出力を前記検出手段毎の
    アナログ重み係数として対応する該第1のアナロ
    グ乗算器の他の入力端子、即ち重み係数入力端子
    に入力する構造を持つ自動等化器であつて、前記
    各検出手段毎に設けられる該重み係数回路が第1
    のサンプルホールダと第2のサンプルホールダと
    第2のアナログ減算器で構成され該第1のサンプ
    ルホールダの出力端子と該第2のサンプルホール
    ダの入力端子、該第2のサンプルホールダの出力
    端子と該第2のアナログ減算器の正側の入力端
    子、該第2のアナログ減算器の出力端子と該第1
    のサンプルホールダの入力端子をそれぞれ接続
    し、該第2のアナログ減算器の負側の入力端子を
    該アナログ重み係数回路の入力端子として、前記
    各検出手段毎に設けられた該第3のアナログ乗算
    器の出力端子と接続し、該第2のサンプルホール
    ダの出力端子を該アナログ重み係数回路の出力端
    子として対応する該第1のアナログ乗算器の該重
    み係数入力端子として接続されてなるアナログ自
    動等化器において、サンプリングされた入力信号
    をアナログ遅延線内をクロツク周期毎に順次遅延
    させ、該クロツク周期内において各検出手段毎に
    取り出された各遅延信号と、対応するアナログ重
    み係数のかけ算を該第1のアナログ乗算器により
    行ない、各検出手段毎の該第1のアナログ乗算器
    の出力を該アナログ加算器において加算すること
    により得られた信号を該アナログ自動等化器の出
    力信号として取り出すとともに、該第1のアナロ
    グ減算器により該出力信号から該任意のアナログ
    信号を減算することにより得られた誤差信号に、
    該第2のアナログ乗算器を用いて該任意のアナロ
    グ定数をかけ算し、該第2のアナログ乗算器の出
    力と前記検出手段毎に得られた各遅延信号を各検
    出手段毎に該第3のアナログ乗算器を用いてかけ
    算することにより得られた重み係数修正信号を各
    アナログ重み係数回路に入力し、該アナログ重み
    係数回路毎に該第2のアナログ減算器を用いて、
    該重み係数修正信号を該第2のサンプルホールダ
    に記憶されている前記重み係数から減算し、該第
    2のアナログ減算器の出力を該第1のサンプルホ
    ールダに新たに記憶させ、更に該第1のサンプル
    ホールダの出力信号を該第2のサンプルホールダ
    に記憶させ、該第1のサンプルホールダもしく
    は、該第2のサンプルホールダの出力信号を該ク
    ロツク周期の次のクロツク周期における修正され
    た新しいアナログ重み係数として各アナログ重み
    係数回路毎に出力し、対応する該第1のアナログ
    乗算器の重み係数入力端子に入力すると共に、各
    アナログ重み係数回路内において、該第2のサン
    プルホールダの出力信号を該第2のアナログ減算
    器の正側の入力端子に入力し、該次のクロツク周
    期において得られた重み係数修正信号との減算に
    用いることを特徴とするアナログ自動等化器の駆
    動方法。
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