JPS63278528A - 冷却塔サンプ部構造 - Google Patents
冷却塔サンプ部構造Info
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- JPS63278528A JPS63278528A JP62037746A JP3774687A JPS63278528A JP S63278528 A JPS63278528 A JP S63278528A JP 62037746 A JP62037746 A JP 62037746A JP 3774687 A JP3774687 A JP 3774687A JP S63278528 A JPS63278528 A JP S63278528A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、湿式排煙脱硫装置に係り、特に排ガス中のダ
スト等の不純物を除去するための冷却塔サンプ部構造に
関する。
スト等の不純物を除去するための冷却塔サンプ部構造に
関する。
従来は、冷却塔サンプ部の構造に関し、脱硫装置の大容
量化に対応する配慮がなされていなかった。
量化に対応する配慮がなされていなかった。
第5図は従来技術゛に関するダスト分離方式スプレ一式
脱硫塔の概略構造図である。ダスト分離方式スプレ一式
脱硫塔は、ボイラ排煙中に含まれる硫黄酸化物を除去す
る石灰石−石膏法湿式排煙脱硫装置において、ボイラ排
ガスの冷却及び除じんを行う鉄骨支持型薄板箱型の冷却
塔と、硫黄酸化物の除去を行うスプレ一式自立円筒型吸
収塔とから構成される。
脱硫塔の概略構造図である。ダスト分離方式スプレ一式
脱硫塔は、ボイラ排煙中に含まれる硫黄酸化物を除去す
る石灰石−石膏法湿式排煙脱硫装置において、ボイラ排
ガスの冷却及び除じんを行う鉄骨支持型薄板箱型の冷却
塔と、硫黄酸化物の除去を行うスプレ一式自立円筒型吸
収塔とから構成される。
第5図により先ず全体の構造、機能の概要を述べる。未
処理ガスはガス人口1から冷却塔2に導入され、冷却塔
2の上部に設置された冷却液スプレー配管7のスプレー
ノズル18から噴霧される冷却液により冷却される。冷
却された未処理ガスは。
処理ガスはガス人口1から冷却塔2に導入され、冷却塔
2の上部に設置された冷却液スプレー配管7のスプレー
ノズル18から噴霧される冷却液により冷却される。冷
却された未処理ガスは。
サンプ3において垂直下降流から水平流にガス流れを転
向させることにより、ダストが混入した冷却液は、液、
ダストの捕集部であるサンプホッパ15に落されて除じ
んされる。この冷却液は冷却塔循環タンク5に集められ
、冷却塔循環ポンプ6により冷却液スプレー配管7へと
再循環されて繰り返し使用される。一方、冷却、除じん
された未処理ガスは、サンプミストエリミネータ4で更
に細かいダスト及びミスト等が除去され、スプレ一式吸
収塔8に導入される。スプレ一式吸収塔8では。
向させることにより、ダストが混入した冷却液は、液、
ダストの捕集部であるサンプホッパ15に落されて除じ
んされる。この冷却液は冷却塔循環タンク5に集められ
、冷却塔循環ポンプ6により冷却液スプレー配管7へと
再循環されて繰り返し使用される。一方、冷却、除じん
された未処理ガスは、サンプミストエリミネータ4で更
に細かいダスト及びミスト等が除去され、スプレ一式吸
収塔8に導入される。スプレ一式吸収塔8では。
ガス分散板9でガス流速が均−及び整流されるとともに
、硫黄酸化物の一部が除去される1次に上部の多段吸収
液スプレー配管10に設置されたスプレーノズル11か
ら噴霧される石灰石スラリ液と、未処理ガスとが、対向
流の形で接触し合うことにより、ガス中の硫黄酸化物が
吸収除去される。この石灰石スラリ液は、吸収塔循環ポ
ンプ14により。
、硫黄酸化物の一部が除去される1次に上部の多段吸収
液スプレー配管10に設置されたスプレーノズル11か
ら噴霧される石灰石スラリ液と、未処理ガスとが、対向
流の形で接触し合うことにより、ガス中の硫黄酸化物が
吸収除去される。この石灰石スラリ液は、吸収塔循環ポ
ンプ14により。
吸収液スプレー配管10へ再循環されて繰り返し使用さ
れる。更にスプレ一式吸収塔8の上部に設置されたデミ
スタ12により吸収部からの飛散ミストが除去された後
、処理ガスはガス出口13から大気中に排出される。
れる。更にスプレ一式吸収塔8の上部に設置されたデミ
スタ12により吸収部からの飛散ミストが除去された後
、処理ガスはガス出口13から大気中に排出される。
以上、スプレ一式脱硫装置の冷却塔2及び吸収塔8の構
造9機能について述べたが、以下、本発明に関する冷却
塔2のサンプ部の構造について述べる。
造9機能について述べたが、以下、本発明に関する冷却
塔2のサンプ部の構造について述べる。
冷却塔2のサンプ3は、排ガス中のダスト等の不純物が
混入した冷却液の捕集、及びサンプミストエリミネータ
4等の下流側の機器との連絡用ダクトの役目をしている
。この部分の構造寸法は次のように決められてきた。す
なおち、サンプホッパ15の大きさ、言い換えれば第5
図のQ1′(サンプ縦方向の長さ)については、排ガス
及び冷却液の転向角θ1及びサンプの深さ23から与え
られる。
混入した冷却液の捕集、及びサンプミストエリミネータ
4等の下流側の機器との連絡用ダクトの役目をしている
。この部分の構造寸法は次のように決められてきた。す
なおち、サンプホッパ15の大きさ、言い換えれば第5
図のQ1′(サンプ縦方向の長さ)については、排ガス
及び冷却液の転向角θ1及びサンプの深さ23から与え
られる。
このうち転向角θ1は、冷却塔2から落下した冷却液が
サンプミストエリミネータ4に直接衝突しないように決
められる。この角度は、冷却塔下部のA点からの垂線を
基線とし、この基線と1点Aと点Bとを結ぶ直線との角
度によって表わされるが、この角度は、過去に実施した
ガスフローパターンテストの結果から40〜42度とし
てきめられてきた。またサンプ深さα、は、サンプミス
トエリミネータ4の適正ガス流速Vが決まっているため
。
サンプミストエリミネータ4に直接衝突しないように決
められる。この角度は、冷却塔下部のA点からの垂線を
基線とし、この基線と1点Aと点Bとを結ぶ直線との角
度によって表わされるが、この角度は、過去に実施した
ガスフローパターンテストの結果から40〜42度とし
てきめられてきた。またサンプ深さα、は、サンプミス
トエリミネータ4の適正ガス流速Vが決まっているため
。
通過ガス量に応じて求められる。またサンプ横方向長さ
Q2は吸収塔8の塔径により決められる。
Q2は吸収塔8の塔径により決められる。
以上の従来技術では、ボイラの大容量化に伴ってスプレ
一式脱硫塔8が大形化(例えば塔径18m)しても、特
に冷却塔2のサンプ3の構造寸法の決め方については同
じであって、大形化してもコンパクトにまとめようとす
る配慮がなされていなかった6 〔発明が解決しようとする問題点〕 冷却塔2(サンプを含む)が大形化しても、コンパクト
にまとめようとする配慮がなされず、排ガス及び冷却液
の転向角θ1は40〜42度で一定のため、 (a)サンプホッパを形成するサンプ縦方向の長さa工
′の増加、及び外部補強類の巨大化。
一式脱硫塔8が大形化(例えば塔径18m)しても、特
に冷却塔2のサンプ3の構造寸法の決め方については同
じであって、大形化してもコンパクトにまとめようとす
る配慮がなされていなかった6 〔発明が解決しようとする問題点〕 冷却塔2(サンプを含む)が大形化しても、コンパクト
にまとめようとする配慮がなされず、排ガス及び冷却液
の転向角θ1は40〜42度で一定のため、 (a)サンプホッパを形成するサンプ縦方向の長さa工
′の増加、及び外部補強類の巨大化。
(b)冷却塔全体を支持する鉄骨架台の設置面積の増大
、及び鉄骨部材の巨大化。
、及び鉄骨部材の巨大化。
(Q)塔内ライニング面積の増加。
(d)サンプホッパ底部の冷却液衝突による塔内ライニ
ング摩耗防止のための保有スラリ容量の増加、冷却塔循
環タンク容量の増加。
ング摩耗防止のための保有スラリ容量の増加、冷却塔循
環タンク容量の増加。
(e)サンプミストエリミネータ前流側ダクト底部にス
ラリ(液や固形物)堆積防止用の傾斜(エリミネータへ
の上り傾斜)が設けられていないため、飛散スラリのサ
ンプミストエリミネータへの流入及び堆積が生じる。
ラリ(液や固形物)堆積防止用の傾斜(エリミネータへ
の上り傾斜)が設けられていないため、飛散スラリのサ
ンプミストエリミネータへの流入及び堆積が生じる。
(f)(e)項の要因によりサンプミストエリミネータ
のミスト除去性能の低下。
のミスト除去性能の低下。
等の問題があった。
本発明の目的は、冷却塔サンプ部構造に関する従来技術
の欠点をなくし、サンプミストエリミネータのミスト除
去性能を向上させるとともに、コンパクトで経済的な冷
却塔サンプ部構造を提供することにある。
の欠点をなくし、サンプミストエリミネータのミスト除
去性能を向上させるとともに、コンパクトで経済的な冷
却塔サンプ部構造を提供することにある。
・本発明は冷却塔サンプ部において、排ガス及び冷却液
の転向角(θ、)を30〜35度とするサンプ部と、こ
のサンプ部とサンプミストエリミネータとを結ぶ連絡路
の底部に、エリミネータに向って上り傾斜をもつ助走部
とを備えることにより、上記の目的を達成している。
の転向角(θ、)を30〜35度とするサンプ部と、こ
のサンプ部とサンプミストエリミネータとを結ぶ連絡路
の底部に、エリミネータに向って上り傾斜をもつ助走部
とを備えることにより、上記の目的を達成している。
本発明で、排ガス及び冷却液の転向角(θ□)を従来(
40〜42度)より小さくしていることはサンプ縦方向
の長さを小さくさせる。またサンプ部とサンプミストエ
リミネータとを結ぶ連絡路の底部に助走部を設けること
は、サンプ縦方向の長さを大きくすることもなく、排ガ
ス及び冷却液の転向角を大きくしたことに相当し、した
がってサンプホッパを大きくしないでも冷却液がサンプ
ミストエリミネータに直接衝突することをなくす作用を
する。更に助走部にエリミネータに向って上り傾斜をも
たせたことはスラリの堆積やスラリのサンプミストエリ
ミネータへの飛散流入をなくすものである。
40〜42度)より小さくしていることはサンプ縦方向
の長さを小さくさせる。またサンプ部とサンプミストエ
リミネータとを結ぶ連絡路の底部に助走部を設けること
は、サンプ縦方向の長さを大きくすることもなく、排ガ
ス及び冷却液の転向角を大きくしたことに相当し、した
がってサンプホッパを大きくしないでも冷却液がサンプ
ミストエリミネータに直接衝突することをなくす作用を
する。更に助走部にエリミネータに向って上り傾斜をも
たせたことはスラリの堆積やスラリのサンプミストエリ
ミネータへの飛散流入をなくすものである。
以下、本発明の実施例を第1〜第4図により説明する。
第5図とともにこれらの図では対応する部分に同一の符
号を付している。
号を付している。
第1図(a)は本発明の概略構造図(正面図)。
第1図(b)は正面図を図中の1−1@で切った場合の
サンプ部底部内部斜視図である。
サンプ部底部内部斜視図である。
第1図(a)及び(b)において、1はガス入口、2は
冷却塔、3はサンプ、4はサンプミストエリミネータ、
15はサンプホッパ、■はサンプ部ガス流速、θ1は排
ガス及び冷却液転向角、θ2は排ガス及び冷却液最大転
向角、θ、とθ、は共にスラリ堆積防止角、Ω1はサン
プ縦方向長さe Q2はサンプ横方向長さP 03はサ
ンプの深さ、Aは角度θ1と02の出発点、Bは角度θ
1の終着点、Cは角度θ2の終着点である。
冷却塔、3はサンプ、4はサンプミストエリミネータ、
15はサンプホッパ、■はサンプ部ガス流速、θ1は排
ガス及び冷却液転向角、θ2は排ガス及び冷却液最大転
向角、θ、とθ、は共にスラリ堆積防止角、Ω1はサン
プ縦方向長さe Q2はサンプ横方向長さP 03はサ
ンプの深さ、Aは角度θ1と02の出発点、Bは角度θ
1の終着点、Cは角度θ2の終着点である。
第1図(a)においてサンプホッパ15の大きさ。
換言すればQ□を左右する因子は排ガス及び冷却液の転
向角01によってきめられるので、これを従来型の実機
プラントのサンプ部での冷却液の飛跡を調査した結果、
θ□は30〜35度であることがわかった。また更に大
形の場合にも対処するため、幾何学的相似形モデルによ
るガスフローパターンテストを行なったが、その結果1
本発明のように冷却液の転向角を30〜35度とした場
合と、従来のように40〜42度とした場合とでは、サ
ンプ部での圧力損失及び冷却液滴の流れに差異が現われ
なかった。これにより、除しん性能が従来に劣らず、サ
ンプ部の形状は従来より縮小できることが確認された。
向角01によってきめられるので、これを従来型の実機
プラントのサンプ部での冷却液の飛跡を調査した結果、
θ□は30〜35度であることがわかった。また更に大
形の場合にも対処するため、幾何学的相似形モデルによ
るガスフローパターンテストを行なったが、その結果1
本発明のように冷却液の転向角を30〜35度とした場
合と、従来のように40〜42度とした場合とでは、サ
ンプ部での圧力損失及び冷却液滴の流れに差異が現われ
なかった。これにより、除しん性能が従来に劣らず、サ
ンプ部の形状は従来より縮小できることが確認された。
また本実験と並行して、冷却塔2からサンプミストエリ
ミネータ4に直接冷却液が流入しないようにするための
、冷却液転向角として考えるべき最大の角度(冷却液最
大転向角と称する一以下同じ)θ2は35〜40度であ
ることが確認された。したがって第1図(a)では、(
θ2−θ、)に相当する部分(BC)を排ガスがサンプ
ミストエリミネータに進行する際の助走部として、サン
プ縦方向長さQ工に直接関係するθ□対応部分と区別し
ている。
ミネータ4に直接冷却液が流入しないようにするための
、冷却液転向角として考えるべき最大の角度(冷却液最
大転向角と称する一以下同じ)θ2は35〜40度であ
ることが確認された。したがって第1図(a)では、(
θ2−θ、)に相当する部分(BC)を排ガスがサンプ
ミストエリミネータに進行する際の助走部として、サン
プ縦方向長さQ工に直接関係するθ□対応部分と区別し
ている。
更に実験の結果、この区間の底部(サンプミストエリミ
ネート入口底部)に水平に対し7度以上の傾斜角θ、を
エリミネータに向って上り傾斜になるように設ければス
ラリかこの部分に堆積することもないこと、及び第1図
(b)に示すように。
ネート入口底部)に水平に対し7度以上の傾斜角θ、を
エリミネータに向って上り傾斜になるように設ければス
ラリかこの部分に堆積することもないこと、及び第1図
(b)に示すように。
サンプ部の底部、すなわちサンプホッパの底部の陵角は
スラリ堆積防止のため水平に対し7度゛以上の傾斜角θ
、を設けるべきことも確認された。
スラリ堆積防止のため水平に対し7度゛以上の傾斜角θ
、を設けるべきことも確認された。
第2図は本発明を実機に適用した場合の実施例の斜視図
である。同図において、排ガス及び冷却液の転向角θ1
は30〜35度、冷却液最大転向角θ2は35〜40度
、(θ2−01)に相当する助走部とサンプホッパ陵角
にはそれぞれ7度以上のスラリ堆積防止角03.θ、を
設けている。
である。同図において、排ガス及び冷却液の転向角θ1
は30〜35度、冷却液最大転向角θ2は35〜40度
、(θ2−01)に相当する助走部とサンプホッパ陵角
にはそれぞれ7度以上のスラリ堆積防止角03.θ、を
設けている。
第3図は本発明の他の実施例の概略構造図である、第3
図の構造において、排ガス及び冷却液の転向角θ□、最
大転向角θ2に対応しく02−θi)に相当する助走部
、スラリ堆積防止角θ、及びθ4(θ4は第3図には表
示を省略している)を設けていることは第1図と同じで
あるが、第3図は脱硫塔が更に大形を要する場合に対処
して構造を更に縮小するため、構造上の追加手段として
冷却塔2の出口のサンプ天井に、サンプ深さに対し17
10以下の排ガス及び冷却液導入のためのバッフルプレ
ート16を設けた点が第1図と異なる。この構造のもの
では、バッフルプレート長さQ4がサンプ深さQ□に対
し約10%の長さまでは、ガスフローバタンテスト時の
圧力損失が従来型のものと同一であることが確認された
。しかもθ1〜θ、の角度やサンプの深さQ2は第1図
の場合と同じであるので、第3図の場合は、第1図の場
合よりθ□。
図の構造において、排ガス及び冷却液の転向角θ□、最
大転向角θ2に対応しく02−θi)に相当する助走部
、スラリ堆積防止角θ、及びθ4(θ4は第3図には表
示を省略している)を設けていることは第1図と同じで
あるが、第3図は脱硫塔が更に大形を要する場合に対処
して構造を更に縮小するため、構造上の追加手段として
冷却塔2の出口のサンプ天井に、サンプ深さに対し17
10以下の排ガス及び冷却液導入のためのバッフルプレ
ート16を設けた点が第1図と異なる。この構造のもの
では、バッフルプレート長さQ4がサンプ深さQ□に対
し約10%の長さまでは、ガスフローバタンテスト時の
圧力損失が従来型のものと同一であることが確認された
。しかもθ1〜θ、の角度やサンプの深さQ2は第1図
の場合と同じであるので、第3図の場合は、第1図の場
合よりθ□。
θ2の出発点Aがバッフルプレート長さQ、たけ下がっ
たことに対応してサンプ縦方向長さQlを縮小すること
ができる。なお、バッフルプレートの形状は第3図に示
したように三角形状が好ましいが、単なるプレート状等
、形状を限定するものではない。
たことに対応してサンプ縦方向長さQlを縮小すること
ができる。なお、バッフルプレートの形状は第3図に示
したように三角形状が好ましいが、単なるプレート状等
、形状を限定するものではない。
第4図(a)、(b)は他の脱硫塔方式に適用した実施
例である。
例である。
本発明では、排ガス及び冷却液の流れの転向角(θ、)
を30〜35度として従来(40〜42度)より小さく
しているので、サンプホッパを小さくすることができる
。
を30〜35度として従来(40〜42度)より小さく
しているので、サンプホッパを小さくすることができる
。
またサンプ部とサンプミストエリミネータとを結ぶ連絡
路の底部に、エリミネータに向い上り傾斜をもつ助走部
を設けることにより、サンプミストエリミネータに冷却
液が直接衝突したり流入したりすることが防止できると
共に、この部分におけるスラリの堆積も防止できるので
、サンプミストエリミネータのミスト除去性能を向上す
ることができる。
路の底部に、エリミネータに向い上り傾斜をもつ助走部
を設けることにより、サンプミストエリミネータに冷却
液が直接衝突したり流入したりすることが防止できると
共に、この部分におけるスラリの堆積も防止できるので
、サンプミストエリミネータのミスト除去性能を向上す
ることができる。
以上により、前記した本発明の目的が達成できる。
第1図(a)は本発明の概略構造図(正面図)。
第1図(b)は本発明のサンプ部底部内部斜視図(正面
図におけるI−1線断面斜視図)、第2図は本発明の実
施例の斜視図(図中に従来型との比較も併記した)、第
3図は本発明の他の実施例の概略構造図(正面図)、第
4図(a)はダスト混合方式スプレ一式脱硫塔への本発
明実施例の正面断面図、第4図(b)はダスト分離方式
多孔板式脱硫塔への本発明実施例の正面断面図、第5図
は従来例のダスト分離方式スプレ一式脱硫塔の概略構造
図(正面図)。 2・・・冷却塔 3・・・サンプ4・・・サ
ンプミストエリミネータ 15・・・サンプホッパ θ1・・・排ガス及び冷却液転向角 θ2・・・排ガス及び冷却液最大転向角θ3及び04・
・・スラリ堆積防止角 BC・・・助走部 代理人弁理士 中 村 純之助 !、?グ〉フ′t−オ勾長ζ 才2図 ◇ /、:ゴ1;フ(tそ)γ力り◆σ (鱒明) ?3図 i、:サニパ肪鶴頂ざ ノ、:ザニ7V一方声H)ζ 4:力“ニフ1fさ 4:ハ’−t7tt71−F+ざ ヤ5 冴、
図におけるI−1線断面斜視図)、第2図は本発明の実
施例の斜視図(図中に従来型との比較も併記した)、第
3図は本発明の他の実施例の概略構造図(正面図)、第
4図(a)はダスト混合方式スプレ一式脱硫塔への本発
明実施例の正面断面図、第4図(b)はダスト分離方式
多孔板式脱硫塔への本発明実施例の正面断面図、第5図
は従来例のダスト分離方式スプレ一式脱硫塔の概略構造
図(正面図)。 2・・・冷却塔 3・・・サンプ4・・・サ
ンプミストエリミネータ 15・・・サンプホッパ θ1・・・排ガス及び冷却液転向角 θ2・・・排ガス及び冷却液最大転向角θ3及び04・
・・スラリ堆積防止角 BC・・・助走部 代理人弁理士 中 村 純之助 !、?グ〉フ′t−オ勾長ζ 才2図 ◇ /、:ゴ1;フ(tそ)γ力り◆σ (鱒明) ?3図 i、:サニパ肪鶴頂ざ ノ、:ザニ7V一方声H)ζ 4:力“ニフ1fさ 4:ハ’−t7tt71−F+ざ ヤ5 冴、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導入した排ガスに冷却液を噴霧して排ガスの冷却と
除じんを行う冷却塔と、排ガス中の硫黄酸化物を除去す
る吸収塔と、前記冷却塔と吸収塔とを結ぶ連絡路にサン
プミストエリミネータを備える湿式排煙脱硫装置におい
て、前記排ガス及び前記冷却液の流れの転向角(θ_1
)を30〜35度とするサンプ部と、このサンプ部とサ
ンプミストエリミネータとを結ぶ連絡路の底部に、エリ
ミネータに向って上り傾斜をもつ助走部とを備えること
を特徴とする冷却塔サンプ部構造。 2、前記助走部は、前記排ガス及び前記冷却液の流れの
最大転向角(θ_2)を35〜40度とし、(θ_2−
θ_1)に相当させたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の冷却塔サンプ部構造。 3、前記助走部は水平に対し7度以上の傾斜をもつこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷却塔サンプ
部構造。 4、前記サンプ部は、その底部の陵角に水平に対し7度
以上の下り傾斜をもつことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の冷却塔サンプ部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62037746A JPH0829218B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 冷却塔サンプ部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62037746A JPH0829218B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 冷却塔サンプ部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63278528A true JPS63278528A (ja) | 1988-11-16 |
JPH0829218B2 JPH0829218B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12506042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62037746A Expired - Fee Related JPH0829218B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 冷却塔サンプ部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0829218B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002177725A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ガス冷却塔 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544366A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-28 | Babcock Hitachi Kk | Wet type stack gas desulfurization apparatus |
JPS61259730A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-18 | Babcock Hitachi Kk | 湿式排ガス脱硫装置 |
-
1987
- 1987-02-23 JP JP62037746A patent/JPH0829218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544366A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-28 | Babcock Hitachi Kk | Wet type stack gas desulfurization apparatus |
JPS61259730A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-18 | Babcock Hitachi Kk | 湿式排ガス脱硫装置 |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2002177725A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ガス冷却塔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0829218B2 (ja) | 1996-03-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |