JPS63278408A - 音質調整装置 - Google Patents
音質調整装置Info
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- JPS63278408A JPS63278408A JP62113054A JP11305487A JPS63278408A JP S63278408 A JPS63278408 A JP S63278408A JP 62113054 A JP62113054 A JP 62113054A JP 11305487 A JP11305487 A JP 11305487A JP S63278408 A JPS63278408 A JP S63278408A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 34
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 claims 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims 1
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 36
- 230000009466 transformation Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、任意の振幅周波数特性及び位相周波数特性を
実現するトランスバーサル・フィルタ(以下、FIRフ
ィルタと呼ぶ)を用いた音質調整装置に関するものであ
る。
実現するトランスバーサル・フィルタ(以下、FIRフ
ィルタと呼ぶ)を用いた音質調整装置に関するものであ
る。
従来の技術
近年、音響装置のディジタル化に共ない、FIRフィル
タを用いたイコライザの開発が求められている。
タを用いたイコライザの開発が求められている。
しかし従来、振幅周波数特性と位相周波数特性を一つの
FIRフィルタにより、それぞれ独立に制御することは
できなかった。
FIRフィルタにより、それぞれ独立に制御することは
できなかった。
第11図に、従来の振幅周波数特性のみを制御すること
ができるFIRフィルタを用いた音質調整装置のブロッ
ク図を示す。図において、1は任意の振幅周波数特性I
H←)1 を入力する振幅入力手段、6は入力された振
幅周波数特性を伝達関数としてこの伝達関数を逆フーリ
エ変換することによりフィルタ゛係数を求める逆フーリ
エ変換手段、6は求まったフィルタ係数をFIRフィル
タに設定する設定手段、了は実際に与えられた振幅周波
数特性を実現するFIRフィルタ、8はFIRフイルタ
フに信号を入力する信号入力手段、9はFIRフィルタ
7により処理された結果を出力する信号出力手段である
。
ができるFIRフィルタを用いた音質調整装置のブロッ
ク図を示す。図において、1は任意の振幅周波数特性I
H←)1 を入力する振幅入力手段、6は入力された振
幅周波数特性を伝達関数としてこの伝達関数を逆フーリ
エ変換することによりフィルタ゛係数を求める逆フーリ
エ変換手段、6は求まったフィルタ係数をFIRフィル
タに設定する設定手段、了は実際に与えられた振幅周波
数特性を実現するFIRフィルタ、8はFIRフイルタ
フに信号を入力する信号入力手段、9はFIRフィルタ
7により処理された結果を出力する信号出力手段である
。
希望する振幅周波数特性IH(ω)1は、振幅入力手段
1により入力される。哨3図Aに入力された振幅周波数
特性の例を示す。第4図Aにおいて、黒丸で入カポイン
ドを示している。
1により入力される。哨3図Aに入力された振幅周波数
特性の例を示す。第4図Aにおいて、黒丸で入カポイン
ドを示している。
次に、逆フーリエ変換手段6において伝達関数H(a>
)= I H(→1 ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(1)としてH(ω)を逆フーリエ変換
することによりフィルタ゛係数(H←)に対するインパ
ルス応答)を求めることができる。
)= I H(→1 ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(1)としてH(ω)を逆フーリエ変換
することによりフィルタ゛係数(H←)に対するインパ
ルス応答)を求めることができる。
逆フーリエ゛変換は、次式のように実行する。
h(n)=1ハ×ΣH(ω)Xelo)″・・・・・・
・・・・・・・・・−(2)(ω=2yr/NXK
O≦n≦N−1)(2)式で求まったh (n)はフィ
ルタ係数として設定回路6によって、FIRフィルタ7
に設定され、ここで与えられた振幅周波数特性が実現さ
れることとなる。位相周波数特性は(1)式で伝達関数
を与えたことにより直線位相となる。
・・・・・・・・・−(2)(ω=2yr/NXK
O≦n≦N−1)(2)式で求まったh (n)はフィ
ルタ係数として設定回路6によって、FIRフィルタ7
に設定され、ここで与えられた振幅周波数特性が実現さ
れることとなる。位相周波数特性は(1)式で伝達関数
を与えたことにより直線位相となる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら第11図で示した従来例では、最初に述べ
たように任意の振幅周波数特性は実現できるが、位相周
波数特性はFIRフィルタのタップ係数の数により一義
的に決まる直線位相となり、位相周波数特性は任意に設
定することはできないという欠点があった。また、ある
回路が持つ振幅位相特性を実現しようとすると回路の振
幅2位相特性を測定してこれを振幅および位相入力手段
で入力しなければならなかった。まだ、外部の演算手段
で得られた位相、振幅特性を簡単に入力することができ
なかった。
たように任意の振幅周波数特性は実現できるが、位相周
波数特性はFIRフィルタのタップ係数の数により一義
的に決まる直線位相となり、位相周波数特性は任意に設
定することはできないという欠点があった。また、ある
回路が持つ振幅位相特性を実現しようとすると回路の振
幅2位相特性を測定してこれを振幅および位相入力手段
で入力しなければならなかった。まだ、外部の演算手段
で得られた位相、振幅特性を簡単に入力することができ
なかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、任意の振幅周波数特性と
任意の位相周波数特性をそれぞれ独立に設定できるFI
Rフィルタによる音質調整装置であり、また入力された
信号の位相、振幅特性を分析することにより入力信号と
同じあるいは逆の特性の振幅2位相特性をもつ回路と同
じ特性のFIRフィルタ特性を入力手段で振幅2位相特
性として入力することなく実現できるFIRフィルタで
あり、外部で得られた振幅位相特性を簡単に入力でき更
にこの特性と装置の入力手段で入力された振幅位相特性
に足し合わせた振幅位相特性を実現するFIRフィルタ
による音質調整装置を提供するものである。
任意の位相周波数特性をそれぞれ独立に設定できるFI
Rフィルタによる音質調整装置であり、また入力された
信号の位相、振幅特性を分析することにより入力信号と
同じあるいは逆の特性の振幅2位相特性をもつ回路と同
じ特性のFIRフィルタ特性を入力手段で振幅2位相特
性として入力することなく実現できるFIRフィルタで
あり、外部で得られた振幅位相特性を簡単に入力でき更
にこの特性と装置の入力手段で入力された振幅位相特性
に足し合わせた振幅位相特性を実現するFIRフィルタ
による音質調整装置を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するため、第1の発明は、任意の振幅
周波数特性を入力する振幅入力手段と、位相周波数特性
を求めるために位相特性あるいは群遅延特性あるいは振
幅特性あるいは共振条件のデータを入力する位相入力手
段と、位相入力手段で入力されたデータをもとに位相周
波数特性を演算する位相演算手段と、入力された振幅周
波数特性と演算でもとまった位相周波数特性により伝達
関数を求める伝達関数演算手段と、伝達関数演算手段で
演算された伝達関数に対するインパルス応答を求める逆
フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換により求まったイ
ンパルス応答をフィルタ係数としてトランスバーサル・
フィルタに設定する設定手段と、設定された係数のフィ
ルタを実現する前記トランスバーサル・フィルタと、信
号をトランスバーサル・フィルタに入力する信号入力手
段ト、トランスバーサル・フィルタによって音質調整さ
れた信号を出力する信号出力手段とを備えだ構成となっ
ており、また、第2の発明は、第1の発明の構成に加え
て、逆フーリエ変換手段で求1つだフィルタ係数にゼロ
の係数データを付け加えフーリエ変換するフーリエ変換
手段と、前記フーリエ変換手段の結果と入力された振幅
周波数特性の差分値を入力された振幅周波数特性に加算
する差分加算手段とを具備し、差分加算手段により変更
された振幅周波数特性を入力された振幅周波数特性と交
換し、これと先に用いられた位相周波数特性との両特性
で伝達関数を再度求め、これを逆フーリエ変換してフィ
ルタ係数を求めるというこれら一連の操作を差分値があ
る一定の値の中にはいるまで繰り返し行う構成となって
いる。
周波数特性を入力する振幅入力手段と、位相周波数特性
を求めるために位相特性あるいは群遅延特性あるいは振
幅特性あるいは共振条件のデータを入力する位相入力手
段と、位相入力手段で入力されたデータをもとに位相周
波数特性を演算する位相演算手段と、入力された振幅周
波数特性と演算でもとまった位相周波数特性により伝達
関数を求める伝達関数演算手段と、伝達関数演算手段で
演算された伝達関数に対するインパルス応答を求める逆
フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換により求まったイ
ンパルス応答をフィルタ係数としてトランスバーサル・
フィルタに設定する設定手段と、設定された係数のフィ
ルタを実現する前記トランスバーサル・フィルタと、信
号をトランスバーサル・フィルタに入力する信号入力手
段ト、トランスバーサル・フィルタによって音質調整さ
れた信号を出力する信号出力手段とを備えだ構成となっ
ており、また、第2の発明は、第1の発明の構成に加え
て、逆フーリエ変換手段で求1つだフィルタ係数にゼロ
の係数データを付け加えフーリエ変換するフーリエ変換
手段と、前記フーリエ変換手段の結果と入力された振幅
周波数特性の差分値を入力された振幅周波数特性に加算
する差分加算手段とを具備し、差分加算手段により変更
された振幅周波数特性を入力された振幅周波数特性と交
換し、これと先に用いられた位相周波数特性との両特性
で伝達関数を再度求め、これを逆フーリエ変換してフィ
ルタ係数を求めるというこれら一連の操作を差分値があ
る一定の値の中にはいるまで繰り返し行う構成となって
いる。
作 用
第1.第2の発明は上記した構成により、振幅入力手段
及び位相入力手段により希雫する振幅周波数特性2位相
周波数特性が入力され、これと信号入力手段で入力され
たデータを分析して得られた振幅位相偏差周波数特性、
あるいはメモリーに記憶されている振幅位相偏差周波数
特性とを用いた演算により、新たに振幅周波数特性及び
位相周波数特性が求められ、この振幅周波数特性及び位
相周波数特性をもつ伝達関数を逆フーリエ変換する逆フ
ーリエ変換手段によりインパルス応答が計算され、設定
手段により求まったインパルス応答がフィルタ係数とし
てトランスバーサル・フィルタに設定されることにより
希望の特性が実現される。また、第2の発明では、さら
に目標の振幅特性をより正確に実現できるものである。
及び位相入力手段により希雫する振幅周波数特性2位相
周波数特性が入力され、これと信号入力手段で入力され
たデータを分析して得られた振幅位相偏差周波数特性、
あるいはメモリーに記憶されている振幅位相偏差周波数
特性とを用いた演算により、新たに振幅周波数特性及び
位相周波数特性が求められ、この振幅周波数特性及び位
相周波数特性をもつ伝達関数を逆フーリエ変換する逆フ
ーリエ変換手段によりインパルス応答が計算され、設定
手段により求まったインパルス応答がフィルタ係数とし
てトランスバーサル・フィルタに設定されることにより
希望の特性が実現される。また、第2の発明では、さら
に目標の振幅特性をより正確に実現できるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は、本発明の一実施例における音質調整装置のブ
ロック図を示すものである。
ロック図を示すものである。
第1図において、11は希望の振幅周波数特性を入力す
る振幅入力手段、12は希望の位相周波数特性を演算す
るために必要なデータを入力する位相入力手段、13は
位相入力手段12で入力されたデータから位相周波数特
性を求める位相演算手段、14は振幅入力手段11で入
力された振幅周波数特性と位相演算手段13で求められ
た位相周波数特性を持つ伝達関数を演算する伝達関数演
算手段、16は伝達関数演算手段14で求まった伝達関
数を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段、16は逆
フーリエ変換手段16で求まったインパルス応答をフィ
ルタ係数として設定する設定手段、17は実際に設定さ
れた振幅位相周波数特性を実現するF I R’フィル
タ、18はFIRフィルタ17に信号を入力する信号入
力手段、19はFIRフィルタ17により処理された結
果を出力する信号出力手段である。
る振幅入力手段、12は希望の位相周波数特性を演算す
るために必要なデータを入力する位相入力手段、13は
位相入力手段12で入力されたデータから位相周波数特
性を求める位相演算手段、14は振幅入力手段11で入
力された振幅周波数特性と位相演算手段13で求められ
た位相周波数特性を持つ伝達関数を演算する伝達関数演
算手段、16は伝達関数演算手段14で求まった伝達関
数を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段、16は逆
フーリエ変換手段16で求まったインパルス応答をフィ
ルタ係数として設定する設定手段、17は実際に設定さ
れた振幅位相周波数特性を実現するF I R’フィル
タ、18はFIRフィルタ17に信号を入力する信号入
力手段、19はFIRフィルタ17により処理された結
果を出力する信号出力手段である。
以下、本実施例の動作について、図面に従って説明する
。また本発明の請求の範囲第2項の実施例である第3図
において20は振幅周波数特性演算手段である。
。また本発明の請求の範囲第2項の実施例である第3図
において20は振幅周波数特性演算手段である。
振幅入力手段11においてω=0〜2πの希望の振幅周
波数特性IH(→1 が設定される。尚、振幅入力手段
11に振幅周波数特性演算手段2oを設け、振幅入力手
段11において、第3図Aに示すように、ω=0〜πの
希望の振幅周波数特性IH(ω)1が設定されると、振
幅周波数特性演算手段2oでこの入力振幅周波数特性を
ω=πを中心に折り返すことにより第3図Bに示すよう
な、ω=π〜2πの振幅周波数特性を制作してもよい。
波数特性IH(→1 が設定される。尚、振幅入力手段
11に振幅周波数特性演算手段2oを設け、振幅入力手
段11において、第3図Aに示すように、ω=0〜πの
希望の振幅周波数特性IH(ω)1が設定されると、振
幅周波数特性演算手段2oでこの入力振幅周波数特性を
ω=πを中心に折り返すことにより第3図Bに示すよう
な、ω=π〜2πの振幅周波数特性を制作してもよい。
次に、位相入力手段12は位相演算手段13での位相周
波数特性を求める演算に用いられるデータをω=0〜2
πの周波数範囲で入力するものであり、位相演算手段1
3はこれをもとにω=0〜2πの周波数範囲の位相周波
数特性を求めるものである。尚、この場合においても、
位相入力手段12は、ω=0〜πの周波数範囲でデータ
を入力し、これをもとに位相演算手段13はω=O〜π
の周波数範囲で位相周波数特性を求め、さらにこの位相
周波数特性の正負を逆にしω=πを中心に折り返すこと
によりω=π〜2πの振幅周波数特性を制作してもよい
。これは第3図に示した振幅周波数特性を求める手法と
同様である。
波数特性を求める演算に用いられるデータをω=0〜2
πの周波数範囲で入力するものであり、位相演算手段1
3はこれをもとにω=0〜2πの周波数範囲の位相周波
数特性を求めるものである。尚、この場合においても、
位相入力手段12は、ω=0〜πの周波数範囲でデータ
を入力し、これをもとに位相演算手段13はω=O〜π
の周波数範囲で位相周波数特性を求め、さらにこの位相
周波数特性の正負を逆にしω=πを中心に折り返すこと
によりω=π〜2πの振幅周波数特性を制作してもよい
。これは第3図に示した振幅周波数特性を求める手法と
同様である。
伝達関数演算手段14はω=0〜2πの周波数範囲の振
幅及び位相周波数特性を用い伝達関数を算出する。
幅及び位相周波数特性を用い伝達関数を算出する。
伝達関数演算手段14で演算された伝達関数を逆フーリ
エ変換手段16により逆フーリエ変換することにより上
記振幅及び位相の両特性を満足できるFIRフィルタ係
数が求まり、これを設定手段16でFIRフィルタ17
に設定し、FIRフィルタ17に信号入力手段18で信
号を入力し、またFIRフィルタ17の出力する信号を
信号出力手段19で外部に出力することにより前記振幅
及び位相の両特性を満足する音質調整装置が実現される
。
エ変換手段16により逆フーリエ変換することにより上
記振幅及び位相の両特性を満足できるFIRフィルタ係
数が求まり、これを設定手段16でFIRフィルタ17
に設定し、FIRフィルタ17に信号入力手段18で信
号を入力し、またFIRフィルタ17の出力する信号を
信号出力手段19で外部に出力することにより前記振幅
及び位相の両特性を満足する音質調整装置が実現される
。
第4図は、本発明の第2の実施例における音質調整装置
のブロック図を示すものである。
のブロック図を示すものである。
尚、各図において、各実施例のブロックに付された番号
で同一の番号は同様の機能を果たすもので有り重複する
説明を省く。
で同一の番号は同様の機能を果たすもので有り重複する
説明を省く。
第4図において、301は位相を周波数で微分する微分
手段であり、302は微分手段301の結果の平均値を
求め微分手段301の結果から平均値を減算する平均値
減算手段であり、303は平均値演算手段302の結果
を周波数で積分する積分手段であり、位相周波数特性を
演算する位相演算手段13が上記3つの手段を備えてい
るものである。
手段であり、302は微分手段301の結果の平均値を
求め微分手段301の結果から平均値を減算する平均値
減算手段であり、303は平均値演算手段302の結果
を周波数で積分する積分手段であり、位相周波数特性を
演算する位相演算手段13が上記3つの手段を備えてい
るものである。
本実施例の位相演算手段13によると、位相入力手段1
2で入力されたデータを用いて求めた位相周波数特性が
第5図Aに示したように特性が大きく変化する場合にも
上記構成により第5図Bに示したような位相変化の少な
い位相周波数特性が得られ精度の良いフィルタの係数が
求められる。
2で入力されたデータを用いて求めた位相周波数特性が
第5図Aに示したように特性が大きく変化する場合にも
上記構成により第5図Bに示したような位相変化の少な
い位相周波数特性が得られ精度の良いフィルタの係数が
求められる。
第6図は、本発明の第3の実施例における音質調整装置
のブロック図を示すものである。
のブロック図を示すものである。
第6図において、21は位相演算手段13で得られた位
相周波数特性の正負を逆転する位相反転手段である。
相周波数特性の正負を逆転する位相反転手段である。
本実施例の位相反転手段21を備えることにより、位相
入力手段12で入力された位相特性とまったく逆の位相
特性が得られ簡単に音質を犬きく変化させることが可能
となる。
入力手段12で入力された位相特性とまったく逆の位相
特性が得られ簡単に音質を犬きく変化させることが可能
となる。
第7図、第8図は、本発明の第4の実施例における音質
調整装置の振幅2位相特性の入力状態を示すものである
。第7図Aは、第2種の標本化によって入力される振幅
周波数特性の入力を示すものである。また、第7図Bは
第1種の標本化によって入力された場合の振幅周波数特
性を示している。このように、第2種の標本化は第1種
の標本化のように周波数0から周波数ポイントをサンプ
リングするのではなく、周波数が標本化周波数とFIR
フィルタ17のフィルタ係数の数で決まる周波数分解能
の半分の周波数値からサンプリングを行なうものである
。
調整装置の振幅2位相特性の入力状態を示すものである
。第7図Aは、第2種の標本化によって入力される振幅
周波数特性の入力を示すものである。また、第7図Bは
第1種の標本化によって入力された場合の振幅周波数特
性を示している。このように、第2種の標本化は第1種
の標本化のように周波数0から周波数ポイントをサンプ
リングするのではなく、周波数が標本化周波数とFIR
フィルタ17のフィルタ係数の数で決まる周波数分解能
の半分の周波数値からサンプリングを行なうものである
。
同様に第8図Aは第2種の標本化によって入力される位
相周波数特性の入力を示すものであり、第8図Bは第1
種の標本化によって入力された場合の位相周波数特性を
示したものである。尚、標本化ポイント数は第7図、第
8図とも20ポイントである。
相周波数特性の入力を示すものであり、第8図Bは第1
種の標本化によって入力された場合の位相周波数特性を
示したものである。尚、標本化ポイント数は第7図、第
8図とも20ポイントである。
以下本実施例の動作について説明する。上述したように
、振幅入力手段11及び位相入力手段12により第7図
Aに示すように第2種の標本化で入力された振幅周波数
特性2位相周波数特性から伝達関数演算手段14により
これらの周波数特性を満たす伝達関数を、求められる。
、振幅入力手段11及び位相入力手段12により第7図
Aに示すように第2種の標本化で入力された振幅周波数
特性2位相周波数特性から伝達関数演算手段14により
これらの周波数特性を満たす伝達関数を、求められる。
この伝達関数を次の逆フーリエ変換手段16により第1
種の標本化周波数を用いて、この伝達関数の逆フーリエ
変換を行う。ここで通常第2種の標本化を行った周波数
特性を逆フーリエ変換(フーリエ変換も同様)する場合
は、第3式に示すように第2種の標本化周波数で逆フー
リエ変換を行わなければならない。
種の標本化周波数を用いて、この伝達関数の逆フーリエ
変換を行う。ここで通常第2種の標本化を行った周波数
特性を逆フーリエ変換(フーリエ変換も同様)する場合
は、第3式に示すように第2種の標本化周波数で逆フー
リエ変換を行わなければならない。
Wn
h(n)=17’NΣH(W)e 、、、、、、
、、、、−(3)(W=2π(K十%)/NN:標本化
ポイント数但し、H(W)は第2種の標本化によりサン
プリングして求めた伝達関数) しかしながら、ここでは第2種の標本化周波数を用いる
べき逆フーリエ変換において第4式に示すように第1の
標本化周波数を用いて変換を行っている。
、、、、−(3)(W=2π(K十%)/NN:標本化
ポイント数但し、H(W)は第2種の標本化によりサン
プリングして求めた伝達関数) しかしながら、ここでは第2種の標本化周波数を用いる
べき逆フーリエ変換において第4式に示すように第1の
標本化周波数を用いて変換を行っている。
Wn
h(n)=1ハΣH(W) e 100.= −−
−−−(4)(W=2πに/NN:標本化ポイント数但
し、H(W)は第2種の標本化によりサンプリングして
求めた伝達関数) このように第2種標本化を行なった周波数特性から求め
た伝達関数を、第1種の標本化周波数を用いた逆フーリ
エ変換で変換を行うと第1種の標本化のみでフィルタ係
数を求めたときに生じる振幅周波数特性上のリップルを
なくすことができ、希望の周波数特性を精度良く実現す
ることができる。
−−−(4)(W=2πに/NN:標本化ポイント数但
し、H(W)は第2種の標本化によりサンプリングして
求めた伝達関数) このように第2種標本化を行なった周波数特性から求め
た伝達関数を、第1種の標本化周波数を用いた逆フーリ
エ変換で変換を行うと第1種の標本化のみでフィルタ係
数を求めたときに生じる振幅周波数特性上のリップルを
なくすことができ、希望の周波数特性を精度良く実現す
ることができる。
また、第1種のみでフィルタ係数を求める場合には、通
常逆フーリエ変換を行った後の値にある特性を持つ窓関
数を掛ける(これにより、先に述べたリップルを除く)
必要があるが、第2種の標本化と第1種の逆フーリエ変
換を行う本実施例の場合はこの窓関数を掛ける必要はな
く、構成の簡略化及び演算量の短縮といった効果も得ら
れる。
常逆フーリエ変換を行った後の値にある特性を持つ窓関
数を掛ける(これにより、先に述べたリップルを除く)
必要があるが、第2種の標本化と第1種の逆フーリエ変
換を行う本実施例の場合はこの窓関数を掛ける必要はな
く、構成の簡略化及び演算量の短縮といった効果も得ら
れる。
なお、逆に、振幅又は位相周波数7Lテ性を第1種の標
本化でサンプリングし、このノ;り波数特性から伝達関
数を求め、これから第2種の標本化周波数を用いた逆フ
ーリエ変換を行うという構成を取れば同様の効果が得ら
れる。
本化でサンプリングし、このノ;り波数特性から伝達関
数を求め、これから第2種の標本化周波数を用いた逆フ
ーリエ変換を行うという構成を取れば同様の効果が得ら
れる。
第9図は、本発明の第5の実施例における音質調整装置
のブロック図を示すものである。
のブロック図を示すものである。
第9図において、23はフーリエ変換手段であり、逆フ
ーリエ変換手段15で求まったフィルタ係数に零点の係
数を付け加えてフーリエ変換するもので、逆フーリエ変
換手段16で求まったフィルタ係数で実現される現実に
近い特性が演算される。第10図Aに目標振幅特性、第
10図Bに零点を付け加えずにフーリエ変換した結果の
振幅特性、第10図Cに零点を付け加えフーリエ変換し
た結果の振幅特性である022は振幅入力手段11で入
力された振幅特性とフーリエ変換手段23で求まった振
幅特性との差分値を入力された振幅特性に加算し、これ
を目標の振幅周波数特性とする差分加算手段である。
ーリエ変換手段15で求まったフィルタ係数に零点の係
数を付け加えてフーリエ変換するもので、逆フーリエ変
換手段16で求まったフィルタ係数で実現される現実に
近い特性が演算される。第10図Aに目標振幅特性、第
10図Bに零点を付け加えずにフーリエ変換した結果の
振幅特性、第10図Cに零点を付け加えフーリエ変換し
た結果の振幅特性である022は振幅入力手段11で入
力された振幅特性とフーリエ変換手段23で求まった振
幅特性との差分値を入力された振幅特性に加算し、これ
を目標の振幅周波数特性とする差分加算手段である。
以上のように構成された本実施例の音質調整装置は、振
幅入力手段11で入力された振幅特性とフーリエ変換手
段23で求まった振幅特性との差分値を入力された振幅
特性に加算して、伝達関数を再度求め、これを逆フーリ
エ変換してフィルタ係数を求め、これら一連の操作を差
分値がある一定の値の中に入る壕で繰り返し行うことに
より、目標の振幅特性をより正確に実現することができ
るO 発明の効果 以上のように本発明の音質調整装置によれば、任意の振
幅周波数特性を入力する振幅入力手段と、位相周波数特
性を求めるために位相特性あるいは群遅延特性あるいは
振幅特性あるいは共振条件のデータを入力する位相入力
手段と、位相入力手段で入力されたデータをもとに位相
周波数特性を演算する位相演算手段と、入力された振幅
周波数特性と演算でもとまった位相周波数特性により伝
達関数を求める伝達関数演算手段と、伝達関数演算手段
で演算された伝達関数に対するインパルス応答を求める
逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換により求まった
インパルス応答をフィルタ係数としてトランスバーサル
・フィルタに設定する設定手段と、設定された係数のフ
ィルタを実現するトランスバーサル・フィルタと、信号
をトランスバーサル・フィルタに入力する信号入力手段
と、トランスバーサル・フィルタによって音質調整され
た信号を出力する信号出力手段とを有することにより、
希望する振幅2位相の両特性を満足する音質調整装置を
実現できるものである〇また、任意の振幅周波数特性と
任意の位相周波数特性をそれぞれ独立に設定できるとと
もに、入力信号と同じ、又は逆の特性の振幅1位相特性
をもつ回路と同じ特性のトランスバーサル・フィルタ特
性を入力手段で振幅9位相特性として入力することなく
実現できる。
幅入力手段11で入力された振幅特性とフーリエ変換手
段23で求まった振幅特性との差分値を入力された振幅
特性に加算して、伝達関数を再度求め、これを逆フーリ
エ変換してフィルタ係数を求め、これら一連の操作を差
分値がある一定の値の中に入る壕で繰り返し行うことに
より、目標の振幅特性をより正確に実現することができ
るO 発明の効果 以上のように本発明の音質調整装置によれば、任意の振
幅周波数特性を入力する振幅入力手段と、位相周波数特
性を求めるために位相特性あるいは群遅延特性あるいは
振幅特性あるいは共振条件のデータを入力する位相入力
手段と、位相入力手段で入力されたデータをもとに位相
周波数特性を演算する位相演算手段と、入力された振幅
周波数特性と演算でもとまった位相周波数特性により伝
達関数を求める伝達関数演算手段と、伝達関数演算手段
で演算された伝達関数に対するインパルス応答を求める
逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換により求まった
インパルス応答をフィルタ係数としてトランスバーサル
・フィルタに設定する設定手段と、設定された係数のフ
ィルタを実現するトランスバーサル・フィルタと、信号
をトランスバーサル・フィルタに入力する信号入力手段
と、トランスバーサル・フィルタによって音質調整され
た信号を出力する信号出力手段とを有することにより、
希望する振幅2位相の両特性を満足する音質調整装置を
実現できるものである〇また、任意の振幅周波数特性と
任意の位相周波数特性をそれぞれ独立に設定できるとと
もに、入力信号と同じ、又は逆の特性の振幅1位相特性
をもつ回路と同じ特性のトランスバーサル・フィルタ特
性を入力手段で振幅9位相特性として入力することなく
実現できる。
また、外部で得られた振幅2位相特性を簡単に入力でき
る。
る。
さらに、逆フーリエ変換手段で求まったフィルタ係数に
ゼロの係数データを付け加えフーリエ変換手段と、フー
リエ変換された結果と入力された振幅周波数特性の差分
値を入力された振幅周波数特性に加算する差分加算手段
とを具備し、差分加算手段により、変更された振幅周波
数特性を入力された振幅周波数特性とを交換し、これと
先に用いられた位相周波数特性との両特性で伝達関数を
再度求め、これを逆フーリエ変換してフィルタ係数を求
める一連の操作を差分値がある一定値の中にはいるまで
繰り返し行うことにより、さらに目標の振幅特性をより
正確に実現することができる0
ゼロの係数データを付け加えフーリエ変換手段と、フー
リエ変換された結果と入力された振幅周波数特性の差分
値を入力された振幅周波数特性に加算する差分加算手段
とを具備し、差分加算手段により、変更された振幅周波
数特性を入力された振幅周波数特性とを交換し、これと
先に用いられた位相周波数特性との両特性で伝達関数を
再度求め、これを逆フーリエ変換してフィルタ係数を求
める一連の操作を差分値がある一定値の中にはいるまで
繰り返し行うことにより、さらに目標の振幅特性をより
正確に実現することができる0
第1図、第2図は本発明の第1の実施例における音質調
整装置のブロック図、第3図は振幅入力部の入力状態を
示す振幅周波数特性図、第4図は第2の実施例における
音質調整装置のブロック図、第6図は位相入力部の入力
状態を示す位相周波数特性図、第6図は第3の実施例に
おける音質調整装置のブロック図、第7図、第8図は第
4の実施例における音質調整装置の振幅2位相周波数特
性図、第9図は第6の実施例における音質調整装置のブ
ロック図、第10図は同振幅周波数特性図、第11図は
従来の音質調整装置のブロック図である0 11・・・・・・振幅入力手段、12・・・・・・位相
入力手段、13・・・・・・位相演算手段、14・・・
・・・伝達関数演算手段、15・・・・・・逆フーリエ
変換手段、16・・・・・・設定手段、17・・・・・
・トランスバーサル・フィルタ、18・・・・・・信号
入力手段、19・・・・・・信号出力手段、20・・・
・・・振幅周波数特性演算手段、21・・・・・・位相
反転手段、22・・・・・・差分加算手段、23・・・
・・・フーリエ変換手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名菓
1 図 第2図 第 3 図 (A> 扇 理数 (B) 肩 汲数 第 5 図 (A) (B) M 以 歌 第 7 区 (ハ) 一一一一 肩濃数 眉 涙歎 第8図 (α) (b) 分・t 第 9 図 第10図 1’l 仮数 側欠畝
整装置のブロック図、第3図は振幅入力部の入力状態を
示す振幅周波数特性図、第4図は第2の実施例における
音質調整装置のブロック図、第6図は位相入力部の入力
状態を示す位相周波数特性図、第6図は第3の実施例に
おける音質調整装置のブロック図、第7図、第8図は第
4の実施例における音質調整装置の振幅2位相周波数特
性図、第9図は第6の実施例における音質調整装置のブ
ロック図、第10図は同振幅周波数特性図、第11図は
従来の音質調整装置のブロック図である0 11・・・・・・振幅入力手段、12・・・・・・位相
入力手段、13・・・・・・位相演算手段、14・・・
・・・伝達関数演算手段、15・・・・・・逆フーリエ
変換手段、16・・・・・・設定手段、17・・・・・
・トランスバーサル・フィルタ、18・・・・・・信号
入力手段、19・・・・・・信号出力手段、20・・・
・・・振幅周波数特性演算手段、21・・・・・・位相
反転手段、22・・・・・・差分加算手段、23・・・
・・・フーリエ変換手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名菓
1 図 第2図 第 3 図 (A> 扇 理数 (B) 肩 汲数 第 5 図 (A) (B) M 以 歌 第 7 区 (ハ) 一一一一 肩濃数 眉 涙歎 第8図 (α) (b) 分・t 第 9 図 第10図 1’l 仮数 側欠畝
Claims (8)
- (1)任意の振幅周波数特性を入力する振幅入力手段と
、位相周波数特性を求めるために位相特性あるいは群遅
延特性あるいは振幅特性あるいは共振条件のデータを入
力する位相入力手段と、前記位相入力手段で入力された
データをもとに位相周波数特性を演算する位相演算手段
と、入力された振幅周波数特性と演算でもとまった位相
周波数特性により伝達関数を求める伝達関数演算手段と
、前記伝達関数演算手段で演算された伝達関数に対する
インパルス応答を求める逆フーリエ変換手段と、逆フー
リエ変換により求まったインパルス応答をフィルタ係数
としてトランスバーサル・フィルタに設定する設定手段
と、設定された係数のフィルタを実現する前記トランス
バーサル・フィルタと、信号を前記トランスバーサル・
フィルタに入力する信号入力手段と、前記トランスバー
サル・フィルタによって音質調整された信号を出力する
信号出力手段とを具備してなる音質調整装置。 - (2)振幅入力手段は、ω=0〜π(ω:角周波数)の
範囲の振幅周波数特性のみが入力され、入力された振幅
周波数特性を折り返してω=π〜2πの範囲の振幅周波
数特性を生成し、これを全体の振幅周波数特性として伝
達関数演算手段に転送する振幅周波数特性演算手段を備
えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の音質
調整装置。 - (3)位相入力手段は、ω=0〜π(ω:角周波数)の
範囲のデータのみが入力され、前記位相入力手段で入力
されたデータからω=0〜πの範囲の位相周波数特性を
求め、この位相周波数特性の正負を逆にし、更に折り返
してω=π〜2πの範囲の位相周波数特性を生成し、こ
れを全体の位相周波数特性とすることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の音質調整装置。 - (4)位相演算手段は、位相入力手段により入力された
位相周波数特性を周波数で微分する微分手段と、前記微
分手段により求まった微分結果の平均値を求め微分結果
から平均値を減算する平均値減算演算手段と、前記平均
値減算手段の結果を周波数で積分する積分手段を備えた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の音質調整
装置。 - (5)伝達関数演算手段は、位相周波数特性のデータの
正負を逆にする位相反転手段を備え、前記位相反転手段
の結果である位相周波数特性と入力された振幅周波数特
性との両特性で伝達関数を求めることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の音質調整装置。 - (6)振幅入力手段は、第2種の標本化周波数によって
振幅周波数特性が入力され、位相入力手段は、第2種の
標本化周波数によって位相周波数特性演算のためのデー
タが入力されるとともに、前記振幅周波数特性と位相周
波数特性をもとに伝達関数演算手段により求まった伝達
関数が逆フーリエ変換手段で第1種の標本化周波数を用
いて逆フーリエ変換されることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の音質調整装置。 - (7)振幅入力手段は、第1種の標本化周波数によって
振幅周波数特性が入力され、位相入力手段は、第1種の
標本化周波数によって位相周波数特性演算のためのデー
タが入力されるとともに、前記振幅周波数特性と位相周
波数特性をもとに伝達関数演算手段によりもとまった伝
達関数が、逆フーリエ変換手段で第2種の標本化周波数
を用いて逆フーリエ変換されることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の音質調整装置。 - (8)任意の振幅周波数特性を入力する振幅入力手段と
、位相周波数特性を求めるために位相特性あるいは群遅
延特性あるいは振幅特性あるいは共振条件のデータを入
力する位相入力手段と、前記位相入力手段で入力された
データをもとに位相周波数特性を演算する位相演算手段
と、入力された振幅周波数特性と演算でもとまった位相
周波数特性によ伝達関数を求める伝達関数演算手段と、
前記伝達関数演算手段で演算された伝達関数に対するイ
ンパルス応答を求める逆フーリエ変換手段と、逆フーリ
エ変換により求まったインパルス応答をフィルタ係数と
してトランスバーサル・フィルタに設定する設定手段と
、設定された係数のフィルタを実現する前記トランスバ
ーサル・フィルタと、信号を前記トランスバーサル・フ
ィルタに入力する信号入力手段と、前記トランスバーサ
ル・フィルタによって音質調整された信号を出力する信
号出力手段と、前記逆フーリエ変換手段で求まったフィ
ルタ係数にゼロの係数データを付け加えフーリエ変換す
るフーリエ変換手段と、前記フーリエ変換手段の結果と
入力された振幅周波数特性の差分値を入力された振幅周
波数特性に加算する差分加算手段とを備え、前記差分加
算手段により変更された振幅周波数特性を入力された振
幅周波数特性と交換し、これと先に用いられた位相周波
数特性との両特性で伝達関数を再度求め、これを逆フー
リエ変換してフィルタ係数を求める、これら一連の操作
を差分値がある一定の値の中にはいるまで繰り返し行う
ことを特徴とする音質調整装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62113054A JPS63278408A (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 音質調整装置 |
KR1019880003003A KR900008161B1 (ko) | 1987-03-23 | 1988-03-21 | 음질조정장치 |
US07/171,713 US4888808A (en) | 1987-03-23 | 1988-03-22 | Digital equalizer apparatus enabling separate phase and amplitude characteristic modification |
EP93106023A EP0556867B1 (en) | 1987-03-23 | 1988-03-23 | Digital equalizer apparatus enabling separate phase and amplitude characteristic modification |
DE3853739T DE3853739T2 (de) | 1987-03-23 | 1988-03-23 | Digitales Entzerrergerät für getrennte Phasen- und Amplitudenmodifikation. |
DE3856269T DE3856269T2 (de) | 1987-03-23 | 1988-03-23 | Digitales Entzerrungsgerät mit Möglichkeit zur getrennten Modifikation der Phasen- und Amplitudencharakteristik |
EP88302565A EP0288159B1 (en) | 1987-03-23 | 1988-03-23 | Digital equalizer apparatus enabling separate phase and amplitude characteristic modification |
CA000562188A CA1284187C (en) | 1987-03-23 | 1988-03-23 | Digital equalizer apparatus enabling separate phase and amplitude characteristic modification |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62113054A JPS63278408A (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 音質調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63278408A true JPS63278408A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14602331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62113054A Pending JPS63278408A (ja) | 1987-03-23 | 1987-05-08 | 音質調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63278408A (ja) |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP62113054A patent/JPS63278408A/ja active Pending
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