JPS63278071A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃａ業上の利用分野〕 この発明は、原稿露光される反射光から指定された色の
画像領域を判断して、指定された色で画像を形成する画
像処理装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置、例えばアナログ複写機等において
は、操作部に設けられるイレーズ領域指定手段、例えば
ディジタイザもしくは数値入力により指定される領域に
、例えばＬＥＤアレイにより光を照射して潜像をイレー
ズするイレーザ機能が搭載された機種が製品化されてい
る。また、ディジタル複写機、例えばレーザビームプリ
ンタにおいては、リーダから読み取られた画像情報を一
旦メモリにバッファリングし、操作部から指定された領
域データに対して、例えばマスクキング処理が指定され
た場合に、領域データに対応するアドレスに格納された
画像情報を白画像情報に変換する画像処理を実行し、指
定された画像をイレーズしてトリミングコピーが簡単に
できるように構成された機種も製品化されている。

ところで、最近の画像処理装置においては、現像ユニッ
トを複数個交換可能に収納できるように構成されており
、上記のようなトリミングコピーを行う場合にも、所望
の複写色でトリミングコピーをしたり、１枚の転写シー
ト上に異なる色のトリミング画像を多重転写したりして
ブザ４ン性または印象的な複写画像を得たいという要求
が高まっている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、アナログ系の複写機で上−記のようなカラー
トリミングコピーを行うためには、原稿中の複写色領域
の内側（トリミング）または外側（マスキング）指定を
行い、その領域に対する画像にイレーズ処理を行って、
操作部から煩雑なキーオペレーションで指定された領域
を所望の複写色で現像しなければならず、最適な複写色
のカラーコピーを得るまでに相当の慣れと紙無駄が発生
し、使用者がその機能を充分に使用できない操作上の問
題点があった。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、原稿露光で得られる反射光を色分解して画像領域
を検出し、検出された画像領域をイレーズすることによ
り、原稿中の画像のうち、指定された複写色に対応する
原稿画像色を識別して、指定された複写色に対応するカ
ラートリミング画像を自動形成できる画像処理装置を得
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る画像処理装置は、原稿中の複写色を指定
する複写色指定手段と、この複写色指定手段により指定
された色情報に基づいて反射光を色分解し、原稿中の画
像領域を検出する画像領域検出手段と、この画像領域検
出手段により検出された画像領域に対応する感光体の画
像領域を光学的にイレーズするイレーザ手段とを設けた
ものである。

（作用） この発明においては、複写色指定手段により原稿中の複
写色を指定されると、画像領域検出手段が指定された色
情報に基づいて反射光を色分解して原稿中の画像領域を
検出し、イレーザ手段が検出された画像領域に対応する
感光体の画像領域を光学的にイレーズする。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す画像処理装置の構成
を説明する断面図であり、１は原稿台ガラスで、所定位
置に後述する原稿が載置される。

２は例えばハロゲンランプから構成される原稿照射ラン
プで、原稿台ガラス１に載置された原稿を露光する。３
ａ〜３ｃは走査ミラーで、図示しない光学走査ユニット
に収容され、主走査方向に往復動じながら、原稿からの
反射光をＣＣＤユニット４に導く、ＣＣＤユニット４は
、結像レンズ４ａ、後述するスイッチボックスより指定
された複写色情報に基づいて上記反射光を色分解する切
換えフィルタ付の、例えばＣＣＤから構成される撮像素
子４ｂ　　（この発明の画像領域検出手段を兼ねる）、
撮像素子用結像レンズ４０等から構成されている。５は
折り返しミラーで、結像レンズ４ａにより結像された反
射光を感光ドラム６上に降り返す。７は前露光ランプで
、画像形成に備えて感光ドラム６の電荷を除電する。８
は帯電器で、感光ドラム゛６を一様に帯電させる。９は
この発明のイレーザ手段となるイレーザユニットで、例
えば半導体レーザ等°で構成され、撮像素子４ｂにより
検出された画像領域または上記光学走査ユニットの原稿
露光に並行してレーザビームをａ光ドラム６に照射し、
形成された静電潜像を消去する。１０は固定型の現像器
で、例えば黒色のトナーが収容されている。１１は交換
可能な現像ユニットで、使用者が簡単に装置内の所定位
置にセットできるよりに構成されており、各赤、青、緑
色の現像色を発色する現像材が各色毎の現像ユニット１
１に充填されている。１２ａ、１２ｂは給紙カセットで
、各給紙ローラ１３ａ、１３ｂの駆動により転写シート
が装置内へ給送され、レジストローラ１４の配設位置で
一旦停止し、感光ドラム６に形成された画像との書き出
し位置のタイミングがとられ再給送される。１５は転写
帯電器で、感光ドラム６に現像されたトナー像を給送さ
れる転写シートに転写する。１６は分離帯電器で、転写
動作の終了した転写シートを感光ドラム６より分離する
。１７は搬送ベルトで、転写プロセスの終了した転写シ
ートを定着器１８に定着させる。

１９はフラッパで、定着プロセスの終了した転写シート
の搬送バスを、排紙トレー２ｏまたは中間トレー２２の
配置方向のいずれかに制御する。

２１ａ〜２１ｄは給送ローラで、１度定着プロセスの終
了した転写シートを中間トレー２２に反転（多重）また
は非反転（両面）して給送する。

２３は再給送ローラで、中間トレー２２に載置された転
写シートを再度紙パス２４を介してレジストローラ１４
の配設位置まで搬送する。

第２図は第１図に示したイレーザユニット９の構成およ
びその制御系を説明する要部拡大斜視図であり、第１図
と同一のものには同じ符号を付しである。

この図において、３１は原稿で、例えば文字Ｐ（赤色）
の画像３１ａが原稿台ガラス１に画像面を下面として載
置された状態を示しである。３２は画像領域処理部で、
この発明の複写色指定手段となるスイッチブロック３３
（図示しない操作部に設けられる）から指定された複写
色指定に基づいて撮像素子４ｂに設けられる切り換えフ
ィルタ色を切り換え設定し、この状態で露光される原稿
３１より検出された画像領域情報を所定走査領域分（折
り返しミラー５により走査される露光位置からイレーザ
ユニット９から走査されるレーザビームの露光位置）記
憶し、一定速度で回転する感光ドラム６がイレーザユニ
ット９から走査されるレーザビームの露光位置に到達す
るタイミングでドライバ回路３４にイレーズ情報を出力
し、画像領域処理部３２に記憶された画像領域情報に基
づいて感光ドラム６にイレーズビームを照射し、感光ド
ラム６に形成された潜像を消去する。

次に第３図を参照しながらこの発明によるカラー画像認
識イレーズ処理動作について説明する。

第３図はこの発明によるカラー画像認識イレーズ処理動
作を説明する模式図であり、４１は原稿で、赤色画像４
１Ｒと黒色画像４１Ｂ等から構成されている。４−２は
複写画像で、赤色複写画像４２Ｒと、黒色複写画像４２
Ｂで構成され、斜線部がイレーズ領域となる。

原稿４１を第１図に示した原稿台ガラス１上の所定位置
に載置し、スイッチボックス３３より複写色指定を行う
。この複写色指定により、例えば赤色が指定されると、
現像ユニット１１が選択され、感光ドラム６上に形成さ
れた静電潜像を赤色に現像可能となる。

一方、画像領域処理部３２はスイッチボックス３３より
指定された複写色指定に基づいて撮像素子４ｂに設けら
れる切り換えフィルタ色を赤色に切り換え設定し、この
状態で原稿４１の露光が開始されると、原稿４１上の赤
色画像４１Ｒは撮像素子４ｂに設けられる切り換えフィ
ルタにより除去され、順次副走査方向の反射光が撮像素
子４ｂに結像して行き、原稿４１中の黒色画像４１Ｂ領
域の先端を捕らえると、原稿露光に並行して画像領域情
報が画像領域処理部３２の図示しない内部メモリに蓄積
される。この内部メモリに蓄積される画像領域情報に基
づいて画像領域処理部３２からドライバ回路３４にイレ
ーズ情報を出力し、画像領域処理部３２の内部メモリに
記憶された画像領域の先端がイレーザユニット９から走
査される感光ドラム６のイレーズビーム照射位置に到達
した時点で、感光ドラム６にイレーズビーム（レーザビ
ーム）を照射し形成された黒色画像４１Ｂに対応する静
電潜像を消去する。このため、イレーズビームの照射さ
れない赤色画像４１Ｒの反射光により赤色画像用の静電
潜像のみが感光ドラム６上に形成され、この静電潜像の
みが赤色現像材を収容した現像ユニット１１に現像され
、公知の電子写真プロセスにより第３図に示した複写画
像４２が得られ、赤色複写画像４２Ｒのみが転写シ−ト
に定着され、斜線部がイレーズされた状態で出力される
。なお、画像領域処理部３２の内部メモリに記憶された
画像領域は折り返しミラー５により走査される露光位置
からイレーザユニット９から走査されるレーザビームの
露光位置までの画像情報である。

次に第４図および第５図を参照しながらこの発明による
カラー画像認識イレーズ制御動作について説明する。

第４図はこの発明による画像形成制御動作手順を説明す
るフローチャートである。なお、（１）〜（４）は各ス
テップを示す。

図示しない操作部のスイッチボックス３３より原稿の複
写色指定を行い、例えば赤色が指定された場合に、画像
領域処理部３２に対して赤分離指定を入力する（１）。

次いで、コピーキーが押下されるのを待機しく２）、コ
ピーキーが押下された場合に、画像領域処理部３２が撮
像素子４ｂに設けられる切り換えフィルタ色を赤色に切
り換え設定しく３）、撮像素子４ｂに検出された画像領
域をイレーズし、感光ドラム６上に形成された静電潜像
を赤色に現像しく４）、制御を終了する。

第５図は第１図に示したイレーズユニット９の駆動制御
動作手順を説明するフローチャートである。なお、（１
）〜（７）は各ステップを示す。

原稿照射ランプ２．走査ミラー３８〜３Ｃから構成され
る光学系を前進させ（１）、原稿台ガラス１上に載置さ
れた原稿４１の原稿露光を開始する。画像領域処理部３
２は上記光学系が原稿露光開始位置、すなわち画先に到
達するのを待機しく２）、すなわち図示しない画先セン
サが光学走査系の部材を検知した場合に出力する画先信
号が出力されるのを待機し、光学系が画先に到達したら
、光学系の露光走査に並行して撮像素子４ｂが画像領域
検出を開始し、光学系が例えば原稿４１の黒色画像４１
Ｂに到達した場合に、１ライン分の画像領域データを作
成しく３）、画像領域処理部３２が画像領域内イレーズ
データを作成する（４）。次いで、作成された画像領域
内イレーザデータを内部メモリに記憶する（５）。これ
により、画像露光位置とイレーズ位置との同期がとられ
る。次いで、画像領域処理部３２が内部メモリに検出さ
れた画像領域がイレーズユニット９から照射されるイレ
ーズビーム照射位置に到達するタイミング（イレーズ位
置）でイレーズユニット９を駆動し、感光ドラム６上に
形成された黒色画像４１Ｂに対応する位置にイレーズビ
ームを照射し、感光ドラム６に形成された静電潜像のう
ち、原稿４１の黒色画像４１Ｂをイレーズする（６）。

次いで、イレーズ領域終了を判断し、すなわち、イレー
ズ位置で画像エンドかどうかを判断しく７）、ＹＥＳな
らば制御を終了し、ＮＯならばステップ（３）に戻る。

なお、画像エンドは光学系の反転後一定時間駆動するタ
イマにより判断している。

なお、上記実施例では現像ユニット１１に赤色トナーが
充填される場合について説明したが、現像ユニット１１
に充填されるトナー色に応じて撮像素子４ｂの色分解フ
ィルタを切り換えれば、同様に指定された複写色の画像
のみを転写紙に形成することができる。また、上記実施
例では倍率を゛　等倍として説明したが、操作部から指
定される倍率に応じて光学系の走査速度が可変された場
合にも、この発明を適用でき、指定された複写色で、か
つ指定された倍率の変倍画像のみを転写シートに形成で
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば原稿中の複写色
を指定する複写色指定手段と、この複写色指定手段によ
り指定された色情報に基づいて反射光を色分解し、原稿
中の画像領域を検出する画像領域検出手段と、この画像
領域検出手段により検出された画像領域を光学的にイレ
ーズするイレーザ手段とを設けたので、指定された複写
色以外の原稿中の画像領域に対応する感光体の画像領域
を自動検出して該当画像領域を自動イレーズでき、簡単
な複写色指定を行うだけで、所望とするカラートリミン
グを効率よく、かつ紙無駄なく形成できる。

また、簡単な複写色指定を行うだけで、画像認識のため
のプリスキャンニングを実行せずに所望とするカラート
リミングを効率よく、かつ紙無駐なく形成できる等の優
れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例を示す画像処理装置の構成
を説明する断面図、第２図は３４１図に示したイレーザ
ユニットの構成およびその制御系を説明する要部拡大斜
視図、第３図はこの発明によるカラー画像認識イレーズ
処理動作を説明する模式図、第４図はこの発明による画
像形成制御動作手順を説明するフローチャート、第５図
は第１図に示したイレーズユニットの駆動制御動作手順
を説明するフローチャートである。 図中、４はＣＯＤユニット、４ｂは撮像素子、４Ｃは撮
像素子用結像レンズ、９はイレーズユニット、３２は画
像領域処理部、３３−はスイッチボックス、３４はドラ
イバ回路である。 第１図 ソ：１ｖ−スーユーツｒ 第２図 第３図 第４図　　　第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体に形成される静電潜像を現像する現像ユニ
   ットを有し、原稿台に載置される原稿を露光して、その
   反射光により前記感光体表面に結像された静電潜像を前
   記現像ユニットで現像する画像処理装置において、前記
   原稿中の複写色を指定する複写色指定手段と、この複写
   色指定手段により指定された色情報に基づいて前記反射
   光を色分解し、前記原稿中の画像領域を検出する画像領
   域検出手段と、この画像領域検出手段により検出された
   前記画像領域に対応する前記感光体の画像領域を光学的
   にイレーズするイレーザ手段とを具備したことを特徴と
   する画像処理装置。
2. （２）イレーズ手段は、画像領域検出手段により検出さ
   れた画像領域に対応する感光体の画像領域を原稿露光に
   並行して光学的にイレーズすることを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項記載の画像処理装置。
3. （３）画像領域検出手段は、複写色指定手段により指定
   された色情報に基づいて反射光をフィルタ色分解するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の画像処
   理装置。