JPS63277844A - 油かきピストンリング - Google Patents

油かきピストンリング

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Publication number
JPS63277844A
JPS63277844A JP8997887A JP8997887A JPS63277844A JP S63277844 A JPS63277844 A JP S63277844A JP 8997887 A JP8997887 A JP 8997887A JP 8997887 A JP8997887 A JP 8997887A JP S63277844 A JPS63277844 A JP S63277844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hole
piston ring
groove
oil scraping
Prior art date
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Pending
Application number
JP8997887A
Other languages
English (en)
Inventor
ベルト ブラウエルス
マルティーン モーズバッハ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goetze GmbH
Original Assignee
Goetze GmbH
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属材料、特に形鋼から作られ、シリンダ壁
に接する少くとも1本の隆起帯と、外周面にその周に沿
う1本の溝とを有し、その溝の範囲の中に半径方向の油
流出孔が打抜きされている内燃機関用の油かきピストン
リングに関する。
〔従来の技術〕
内燃機関において余分の油をクランク室に戻すために、
油かきピストンリングには半径方向の油流出孔がフライ
ス加工あるいは打抜きによって作られている。帯状形鋼
から作られた油かきピストンリングの場合は、油流出孔
は打抜きされるのが普通である。孔のある範囲では、帯
状形鋼の孔の部分を除いた残りの断面部分の断面二次モ
ーメントが相応して小さいために、変形抵抗が比較的小
さく、環状の形に曲げる際に、孔のある範囲において材
料が膨出する。その後のリングの真円化ラッピングの際
には、膨出部分で余計に材料が削り落されるので、膨出
範囲ではすべり隆起帯面が比較的大きくなる。その結果
、リングの周上での面圧分布が不均一になる。
この膨出の大きさく周方向の長さと半径方向変位)は、
孔の形、孔の長さ、あるいはまた、油流出孔に沿った断
面二次モーメントの変化の仕方に関係する。孔の長さが
長い程、孔の縁の場所での断面二次モーメントの変化が
急であればある程、孔の形状に関係して、膨出の変位は
大きくなる。
US−PS 4,522,412で示されている四角形
断面の油流出孔は、考えられるすべての孔の形状のうち
最も具合の悪いものである。孔の縁の場所で形鋼断面の
断面二次モーメントは急変し、ある一定値まで低下する
ので、孔の縁の場所で曲率半径も同様に一定値まで低下
する。変化が急であるために膨出の変位が大きくなる。
US−PS 4,214,762で知られるオーバル形
の油流出孔は、長さと幅が同じ四角形の油流出孔と比べ
ると、孔の縁の範囲での断面二次モーメントの低下がよ
り緩かであるので、曲率半径の低下もより緩かになる。
膨出の変位は四角形断面の孔の場合に比しては小さいが
、オーバル形の長孔のある帯状形鋼で作られたリングの
真円比ラッピングの際にはやはり、すべり隆起帯の高さ
は孔の範囲では、孔と孔の間におけるよりも大きくなる
上述のことから考えると、US−PS2,631,90
8で公開されているように、丸孔が最もよいこととなる
。孔の縁の場所での断面二次モーメントの変化は極めて
緩かで、孔の長さは最小であるから、曲げたときに生ず
る膨出は十分に小さい。
しかし、丸孔の場合は、その断面積が小さいので、特に
ディーゼル機関の場合、時間の経過と共に油の中の残渣
が付着する恐れがある。その結果油の消費量が増すこと
にもなる。したがって長孔にすることが必要となる。
〔発明が解決しよプとする問題点〕
したがって本発明の目的は、帯状形鋼を曲げたときに孔
の場所で生ずる膨出が最小に止められるような、油流出
孔の形状と寸法を確立することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は本発明によれば、油流出孔が楕円形あるいは
菱形の輪郭を有していることによって解決される。
このような孔の形状において、孔の縁の範囲での断面二
次モーメントの変化、したがって曲率半径の変化が、考
えられる他のすべての長孔形状と比較して最も緩かであ
る。断面二次モーメントおよび曲率半径は、孔の中央に
おいて始めて最小となる。本発明によって提案された孔
の形状によって、丸孔の場合と同様に、隆起帯変化が最
小な丁べり隆起帯が可能となる。
以下に、実施例の図面によって本発明をより詳しく説明
する。
〔実施例〕
第1図は、形鋼から作られ、2本のすべり隆起帯1,1
′と、外周面にその周に沿ってその範囲の中で油流出孔
3が打抜きされている1本の溝2とを有する油かきピス
トンリングを示している。
第2図では選択的に用いられつる2つの油流出孔3.3
′の孔形状4.4′が示されている。
さきに説明したことから知られるように、本発明によっ
て、すべり隆起帯!、1′の周の範囲(5と6.6’)
で、すべり隆起帯の十分に良好な平行度が得られるので
、全周にわたって一様な面圧が生じ、したがって摺動面
の最適の潤滑が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋼製の油かきピストンリングの断面図、第2図
は2つの孔形状を示した油かきピストンリングの平面図
である。 ■、1′・・・・・・すべり隆起帯 2・・・・・・溝 3.3′・・・・・・油流出孔 4.4′・・・・・・油流出孔の輪郭 竹−許札頬人  ゲ、′/L 了−ゲー(JC:理人 
i#1も

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属材料、特に形鋼から作られ、シリンダ壁に接
    する少くとも1本の隆起帯と、外周面にその周に沿う1
    本の溝とを有し、その溝の範囲の中に半径方向の油流出
    孔が打抜きされた内燃機関用の油かきピストンリングに
    おいて、油流出孔(3、3′)が楕円形あるいは菱形の
    輪郭(4、4′)を有することを特徴とする油かきピス
    トンリング。
  2. (2)油流出孔(3、3′)の形状における長軸が周方
    向に沿つている、特許請求の範囲第1項に記載の油かき
    ピストンリング。
JP8997887A 1987-04-14 1987-04-14 油かきピストンリング Pending JPS63277844A (ja)

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JPS63277844A true JPS63277844A (ja) 1988-11-15

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