JPS632766Y2 - - Google Patents

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JPS632766Y2
JPS632766Y2 JP5945183U JP5945183U JPS632766Y2 JP S632766 Y2 JPS632766 Y2 JP S632766Y2 JP 5945183 U JP5945183 U JP 5945183U JP 5945183 U JP5945183 U JP 5945183U JP S632766 Y2 JPS632766 Y2 JP S632766Y2
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cam
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JP5945183U
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JPS59170757U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓋付のライターにおいて、蓋体の開放
状態及び閉鎖状態をスプリングの圧力をもつて維
持させるライター用蓋体開閉節度構造に関する。
一般に、火口や着火機構部分の開閉を行なうた
めの蓋体を備えたライターにおいては蓋体を一定
角度以上開いたときには開放方向にばね圧が作用
され、逆に一定角度まで閉鎖方向に動作させると
閉鎖方向にばね圧が作用されるようにした節度機
構が使用されている。
一方外装ケースを、着火機構や燃料タンク等を
装着したライター機構部本体とは別に設け、この
外装ケース内にライター機構部本体を抜出自在に
挿入したライターにおいても前述の如き節度機構
を設ける必要がある。しかし、外装ケースと蓋体
は同一の表面処理を施す必要があり、これを別々
にメツキ処理した後に組み立てると、組立の際に
表面をきずつけ易く、また鋼材からなる板ばねを
組み込んだ構造のものは、そのままメツキ処理す
るとメツキ液により板ばねの弾性が損われ、好ま
しくない。
そこで、従来は第1図に示すように外装ケース
1に対し、軸2をもつて枢着した蓋体3の内面に
節度用押圧子4が嵌合される凹陥部5を形成して
おき、この凹陥部5に対応させて節度用押圧子4
をライター機構部本体6に軸7を中心に回動自在
に取り付けし、その下端にカム部4aを一体に備
えておき、このカム部4aを板ばね8をもつて押
圧させ、この板ばね8の弾力により、押圧子4の
一定の向きを境にしてこれを開き方向及び閉じ方
向に付勢させるようにしたり、第2図に示すよう
に外装ケース10内に挿入したライター機構部本
体11にその挿脱方向に向けて板ばね12を固定
し、この板ばね12を外装ケース10に対し、軸
13をもつて枢着した蓋体14内に挿入される長
さとしておき、蓋体14には枢着位置より下方に
延長された開閉節度用延長片部15を一体的に備
えておき、この開閉節度用延長片部15が板ばね
12の先端面により押圧されるようにしたものが
使用されている。いずれの場合も板ばね8及び1
2をライター機構部本体6及び11側に固定する
構造とし、外装ケース1及び10と蓋体3及び1
4を組み立てた状態でメツキ処理できる構造とし
ている。
しかし、このような従来のライター用蓋体開閉
節度構造は板ばねが外装ケースに対し挿脱される
ライター機構部本体側に取り付けされるため、開
き状態で蓋体を一定の角度に維持させることがで
きないものであり、第1図及び第2図に示すもの
とも蓋体を一定以上の角度に開いた後は板ばねが
蓋体に作用しなくなり、これがため蓋体は全開状
態でぶらぶらしてしまう欠点があつた。
また特に第1図に示す形式のものは押圧子4の
組み込みの際、板ばね8を撓ませた状態で軸の挿
入をなす必要があり組立が面倒であつた。
本考案は上述の如き従来の問題にかんがみ、外
装ケースに対し、ライター機構部本体が挿脱し得
る形式のライターにおいて外装ケース側にダンパ
ー機構を装着できるようにして、開いた状態にお
いても一定角度で節度を設けることができるよう
にし、しかもそのダンパー機構は蓋体を取り付け
した状態で容易に着脱できるようにして、メツキ
等の表面処理工程ではダンパー機構がない状態で
なすことができるライター用蓋体開閉節度構造の
提供を目的としたものであり、その要旨とする構
成は外装ケースの開口縁部内側に上下方向に向け
て一対の蓋体支持片を互いに間隔を隔てて一体に
備え、その両蓋体支持片の上端間に、蓋体の縁部
に突設した開閉節度カムを枢着し、該両蓋体支持
片の内方端に対し、間隔を隔て、ダンパー支圧片
を一体に備え、前記両蓋体支持片間にあつて開閉
節度カムを押し出し方向に押圧する偏平なカム押
圧部を有するダンパーを備え、該ダンパーはカム
押圧部下に太軸部と細軸部を直線配置に順次一体
に有し、カム押圧部を前記蓋体支持片間の間隔よ
り小さく形成するとともに前記太軸部を該間隔よ
り大径に形成し、該太軸部を前記両蓋体支持片間
にまたがらせて形成した太軸部挿入孔に上下動自
在に嵌入させ、かつ前記細軸部の外周にコイルス
プリングを嵌装するとともにその下端を前記ダン
パー支圧片に上下に開口した細径孔に挿入して前
記コイルスプリングの下端をダンパー支圧片上に
支持させ、該コイルスプリングの弾発力により前
記カム押圧部を開閉節度カムに押圧させてなるラ
イター用蓋体開閉節度構造に存する。
次に本考案の実施の一例を第3図以下の図面に
ついて説明する。図中20は外装ケース、21は
蓋体である。蓋体21には開閉節度カム22が縁
部より一体に突設されている。外装ケース20の
開口縁部には開閉節度カム22が挿入自在な切り
欠き23が形成され、その切欠き23の位置にあ
つて外装ケースの内側に、これと一体的に一対の
蓋体支持片24,24が備えられている。この蓋
体支持片24,24は互いに切り欠き23と同じ
間隔を隔てて平行位置に備えられ、その上端部間
に開閉節度カム22が挿入され、軸25をもつて
枢着されている。
外装ケース20内には両蓋体支持片24,24
の内方端と間隔を隔てて対向したダンパー支圧片
26が備えられている。このダンパー支圧片26
と蓋体支持片24,24に支持させてダンパー2
7が備えられている。
ダンパー27は前述した開閉節度カム22を押
圧して蓋体21に開閉節度を生じさせるものであ
り、第4図に示すように頂部に偏平なカム押圧部
28を有し、そのカム押圧部28の下側にT字状
配置に太軸部29が一体成形され、その太軸部2
9の下端に一体に延長した細軸部30とからなつ
ている。
カム押圧部28及び太軸部29の上半部は両蓋
体支持片24,24間の間隔より細幅に形成さ
れ、太軸部29の下半部はその直径を両蓋体支持
片24,24間の間隔より大きくした円柱状に成
形されている。両蓋体支持片24,24間には下
端から上方に向けて両片にまたがらせて太軸部挿
入孔31が形成され、その孔31内に太軸部29
が挿入されるようにしている。
またダンパー支圧片26にはダンパー27の細
軸部30が挿入自在な細径孔32が形成されてい
る。而してダンパー27はその太軸部30の外周
にコイルスプリング33を嵌め合わせ、その上端
を太軸部29の下端面に当接させるとともに下端
をダンパー支圧片26の上面に当接させ、細軸部
30をダンパー支圧片26の孔32に挿入して押
し下げ、太軸部29を両蓋体支持片24,24の
下端より孔31内に挿入することによつて抜け止
めされ、かつコイルスプリング33の弾発力によ
りカム押圧部28により開閉節度カム22が押圧
されるようにしている。
開閉節度カム22は閉蓋状態にあるとき第6図
に示すように角部22aが軸25より外側の位置
でカム押圧部28により押し上げられて閉鎖方向
に附勢され、かつ開蓋状態にあるときは、第7図
に示すように背面22bがカム押圧部28の上面
で押圧され、略90゜開いた状態に附勢されるよう
にしている。
このようにして蓋体21を取り付けした外装ケ
ース20内にライター機構部本体40が収容され
ている。このライター機構部本体40は外装ケー
ス20より抜き出し自在に収容され燃料ガスを収
容するタンク41と、このタンク41上に備えた
着火機構部42とからなつている。着火機構部4
2は、タンク41内の開閉バルブから突出させた
ノズル46をバルブ開閉てこ43によつて引き上
げることにより、バルブが開かれてノズル46か
ら燃料が吐出されるようにしている。また、回動
輪44を回動することによつて、ヤスリ輪が発火
石をこすり火花を発し、着火されるようにしてい
る。
バルブ開閉てこ43は軸45をもつて回動自在
に取り付けされ、先端43aがノズル46のフラ
ンジ下に挿入されているとともに操作部43bが
タンク41の背面より突出されている。この操作
部43bは前述した蓋体21を開くことによつて
開閉節度カム22の先端により押圧されるように
しており、これによつて、てこ43の先端43a
がノズル引き上げ方向に動作されるようにしてい
る。
なお上述した実施例ではガスライターに使用し
た場合を示しているが、この他、オイルライター
に実施してもよいことはもちろんである。
本考案のライター用蓋体節度機構は上述の如く
構成され、蓋体に備えた開閉節度カムを外装ケー
スに備えた一対の蓋体支持片間に枢着し、そのカ
ムを両蓋体支持片間において外装ケースの内方よ
り突出方向に附勢したダンパーによつて押圧させ
ることによつて節度をもたせるようにし、かつ、
ダンパーは上端に両蓋体支持片間の間隔より小幅
に形成したカム押圧部を有するとともにその下側
に前記間隔より大径の太軸部を備えておき、この
太軸部を両蓋体支持片間にまたがらせてその下端
より形成した太軸部挿入孔内に挿入して抜け止め
したことにより、ダンパー機構の組み込み、及び
取り外しがその他の部分を全て組み立てた後に容
易になすことができ、しかも開閉節度カムの背面
をダンハーのカム押圧部をもつて押圧することが
でき、蓋体の開きに関しても節度を取る構造とな
すことができ、外装ケース内に挿脱されるライタ
ー機構部本体には何ら影響を及ぼすことのない独
立した節度機構となすことができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来のライター用蓋
体開閉節度構造を示す縦断面図、第3図は本考案
のライター用蓋体開閉節度構造を用いたライター
の一例の縦断面図、第4図はダンパーの斜視図、
第5図は第3図中−線断面図、第6図は閉蓋
状態の部分拡大断面図、第7図は開蓋状態の部分
拡大断面図である。 20……外装ケース、21……蓋体、22……
開閉節度カム、24……蓋体支持片、25……
軸、26……ダンパー支圧片、27……ダンパ
ー、28……カム押圧部、29……太軸部、30
……細軸部、31,32……孔、33……コイル
スプリング、40……ライター機構部本体、41
……タンク、42……着火機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装ケースの開口縁部内側に上下方向に向けて
    一対の蓋体支持片を互いに間隔を隔てて一体に備
    え、その両蓋体支持片の上端間に、蓋体の縁部に
    突設した開閉節度カムを枢着し、該両蓋体支持片
    の内方端に対し、間隔を隔て、ダンパー支圧片を
    一体に備え、前記両蓋体支持片間にあつて開閉節
    度カムを押し出し方向に押圧する偏平なカム押圧
    部を有するダンパーを備え、該ダンパーはカム押
    圧部下に太軸部と細軸部を直線配置に順次一体に
    有し、カム押圧部を前記蓋体支持片間の間隔より
    小さく形成するとともに前記太軸部を該間隔より
    大径に形成し、該太軸部を前記両蓋体支持片間に
    またがらせて形成した太軸部挿入孔に上下動自在
    に嵌入させ、かつ前記細軸部の外周にコイルスプ
    リングを嵌装するとともにその下端を前記ダンパ
    ー支圧片に上下に開口した細径孔に挿入して前記
    コイルスプリングの下端をダンパー支圧片上に支
    持させ、該コイルスプリングの弾発力により前記
    カム押圧部を開閉節度カムに押圧させてなるライ
    ター用蓋体開閉節度構造。
JP5945183U 1983-04-22 1983-04-22 ライタ−用蓋体開閉節度構造 Granted JPS59170757U (ja)

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JP5945183U JPS59170757U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 ライタ−用蓋体開閉節度構造

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JP5945183U JPS59170757U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 ライタ−用蓋体開閉節度構造

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JPS59170757U JPS59170757U (ja) 1984-11-15
JPS632766Y2 true JPS632766Y2 (ja) 1988-01-23

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JP5945183U Granted JPS59170757U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 ライタ−用蓋体開閉節度構造

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