JPS6327658Y2 - - Google Patents

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JPS6327658Y2
JPS6327658Y2 JP11786783U JP11786783U JPS6327658Y2 JP S6327658 Y2 JPS6327658 Y2 JP S6327658Y2 JP 11786783 U JP11786783 U JP 11786783U JP 11786783 U JP11786783 U JP 11786783U JP S6327658 Y2 JPS6327658 Y2 JP S6327658Y2
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JP
Japan
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drum
machine frame
dust control
fibrous
case
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JP11786783U
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JPS6024263U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワインピングクロス・モツプ、マツ
ト等の繊維状製品に鉱物油系潤滑油や合成油系潤
滑油等の液状ダストコントロール剤を含浸させ
て、比較的長期間に亘つてダストを吸着しかつ保
持する能力がある所謂ダストコントロール製品を
製造するもので、詳しくは、次の〔〕,〔〕,
〔〕で記載の構成を備えたダストコントロール
製品用製造機に関する。
〔〕 ケース状機枠内に、水平又はほぼ水平軸
芯周りで回転自在なドラムが支承されている。
〔〕 前記ドラムを、収納繊維状製品がドラム
の回転と共にドラム内周面に沿つてほぼ沿つて
持ち上げられたのちドラム内の空間を横断する
状態で落下し得るような速度で駆動する機構が
設けられている。
〔〕 前記ドラム内の繊維状製品に対して液状
ダストコントロール剤を噴射する装置が設けら
れている。
従来のダストコントロール製品用製造機では、
前記ドラムの回転周面の一箇所及びこれに対応す
るケース状機枠部分に夫々繊維状製品の出入口が
形成され、そのうち、ケース状機枠側の出入口を
開閉自在な扉が前記機枠に取付けられている。
この従来機による場合は、前記ドラムの駆動回
転を停止したとき、このドラムの出入口とケース
状機枠の出入口とが合致する可能性は極めて低
く、たいていはドラム駆動回転のインチング操作
によつて両出入口の位置合わせを行なわなければ
ならず、ドラムの停止開始時から実際に繊維状製
品の出入作業を開始するまでに多くの時間を要す
る。
しかも、前記ドラム及びケース状機枠に形成さ
れる出入口が一箇所であるため、繊維状製品の出
入作業の手順を見てみると、例えば、 (イ) ドラム内の処理済み繊維状製品をケース状機
枠の近傍に停止させた運搬車上に取出したの
ち、この運搬車を次の工程に移動させる。
(ロ) 次に、未処理の繊維状製品を積載してある別
の運搬車をケース状機枠の扉近傍に移動させた
のち、この運搬車上の繊維状製品をドラム内に
投入する。
といつた具合に多数の工程を順番に行わなければ
ならないため、繊維状製品の出入作業に多くの時
間を要する欠点があつた。
本考案は、前記ドラム及びケース状機枠の合理
的な改造をもつて、上述の従来欠点を改善する点
に目的を有する。
かかる目的を達成するための本考案の特徴とす
る構成は、ケース状機枠内に、水平又はほぼ水平
軸芯周りで回転自在なドラムを支承し、このドラ
ム内に、処理対象の繊維状製品が遊動自在に収容
される処理空間を形成してあるとともに、前記ド
ラムを駆動回転させる駆動機構と、前記ドラム内
の繊維状製品に対して液状ダストコントロール剤
を噴射する装置とを備えて、ドラム内の繊維状製
品をダストコントロール処理するように構成して
あるダストコントロール製品用製造機において、
前記ドラムの回転軸芯方向両側板及びこれに対応
する機枠の両側板の夫々に繊維状製品の出入口を
形成するとともに、前記ドラム側の出入口を機枠
側の出入口に相対回動自在に嵌合させて連通接続
し、かつ、前記機枠にその機枠側の出入口を開閉
自在な扉を取付けてある点にある。
上記特徴構成による本考案の作用、効果は次の
通りである。
<作用> 前記ドラムとケース状機枠との相対回転位相に
関係なくドラム側の入口部とケース状機枠側の入
口部とを常に合致させることができるから、従来
のような煩雑なインチング操作を不要化して、ド
ラムの停止開始時から実際に繊維状製品の出入作
業を開始するまでの時間を可及的に短縮すること
ができる。しかも、前記ドラム及びケース状機枠
に形成される出入口がドラム回転軸芯方向の両側
に設けられているから、一方の出入口側において
処理済み繊維状製品の取出し作業を行い乍ら、他
方の出入口側において未処理繊維状製品の投入の
ための準備作業を行うことができる。
<効果> 従つて、前記ドラム及びケース状機枠に形成さ
れる出入口を前述の如く工夫するだけの合理的な
改造をもつて、繊維状製品の処理作業能率を可及
的に向上し得るに至つた。
以下、本考案構成の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第5図で示すように、ワインピング
クロス・モツプ、マツト等の繊維状製品に液状ダ
ストコントロール剤を含浸させてなるダストコン
トロール製品の製造機を構成するに、ベース機枠
1に対して水平又はほぼ水平軸芯P1周りで回動
自在なケース状機枠2に、繊維状製品を遊動自在
に収容可能な処理空間を備えた円筒状ドラム3
と、その円筒状ドラム3の軸芯方向両端部を水平
又はほぼ水平軸芯P2周りで回転自在に支承する
8個の支持ローラ4…と、前記ドラム3の回転軸
芯方向への移動を接当規制し乍ら該ドラム3の回
転を案内する4個のガイドローラ5…ならびに、
前記ドラム3を、収納繊維状製品がドラム3の回
転と共にドラム3内周面に沿つて又はほぼ沿つて
持ち上げられたのちドラム3内の空間を横断する
状態で落下し得るような速度で駆動する機構6と
が設けられているとともに、前記ドラム3内の繊
維状製品に対して液状ダストコントロール剤を噴
射する装置7が設けられている。
前記ドラム3の、回転軸芯方向両側部に位置す
る側板3a,3aの回転中心部及びこれに対する
ケース状機枠2の側板2a,2aに夫々、前記の
ドラム回転軸芯を中心とする円形状の繊維状製品
用出入口8,8及び9,9が形成されているとと
もに、前記ケース状機枠2の側板2a,2a外面
で、前記出入口9,9の上部に固着された一対の
ブラケツト10,10及び10,10に亘つて、
ブレーキ付きモータ11,11に連動された水平
又はほぼ水平軸芯周りで駆動回転自在な軸12,
12が架設され、これら両駆動回転軸12,12
には、前記ケース状機枠2の出入口9,9を開閉
自在な円形扉13,13の一対の取付け部材1
4,14が固着されている。
前記扉13は、その中心を通る水平又はほぼ水
平軸芯周りで揺動自在で、かつ、前記モータ11
の駆動によつて上方に開動させたとき自動的に二
つ折り状態に折畳まれる上下一対の半円状扉部分
13A,13Bからなり、かつ、上側半円状扉部
分13Aには、ドラム3内の処理状況を外部から
見るための窓13Cが設けられている。
前記ベース機枠1に固着されたブラケツト1
5,15と前記ケース状機枠2に固着されたブラ
ケツト16,16との間には夫々、前記ドラム3
を含むケース状機枠2全体をそれらの一方の出入
口8,9が下方に向くように前記の水平軸芯P1
周りで強制的に傾動させるダンプ用エアーシリン
ダ17を架設している。
そして、前記扉13を開動させ、かつ、前記ケ
ース状機枠2を傾動させた状態でドラム3を駆動
回転させることにより、このドラム3内の処理済
み繊維状製品を出入口9近傍に停止させた運搬車
或いは出入口9近傍に設置した篭などに自動的に
取出すことができる。
前記駆動機構6は、モータ6A及びこれに連動
された減速機6Bを備え、かつ、前記減速機6B
の駆動スプロケツト6Cと前記ドラム3に固着し
た受動スプロケツト6Dとの間に亘つて伝動チエ
ーン6Eを掛張して構成されている。
前記噴射装置7は次の如く構成されている。
ダストコントロール剤を収納してあるタンク7
Aにポンプ7Bを介して接続されたダストコント
ロール剤供給管7C及びエアー供給管7Dが、前
記ケース状機枠2の、前記扉13が存在する側板
2aとこれに対応するドラム3の側板3aとの間
の間隙aを通して配設され、更に、これらの供給
管7C,7Dに接続された可撓性供給管7C′,7
D′が前記出入口8を通してドラム3内に挿設さ
れている。
また、前記ケース状機枠2の両側板2a,2a
に亘つて、ドラム3内で、繊維状製品の非移動領
域を通る状態でパイプ状の取付けフレーム7Fを
架設し、この取付けフレーム7Fの、ドラム回転
軸芯方向に適宜間隔を隔てた複数箇所(図面では
三箇所)には夫々、前記可撓性供給管7C′,7
D′に連通接続されたノズル7Eが前記繊維状製
品の横断落下経路bに向かつてダストコントロー
ル剤を霧化噴射する状態で取付けられている。
前記ノズル7E…は、繊維状製品の横断落下経
路bに対して直交する状態の回転半径方向線上に
取付けられている。
また、前記ノズル7Eによるダストコントロー
ル剤の噴霧形状としては、フラツト(扇形)、フ
ルコーン(充実円錐形)、ホロコーン(空円錐形)
などがあり、繊維状製品やダストコントロール剤
の種類或いはドラム3の形状、大きさなどの各種
条件に応じて選定すると良い。
前記ダストコントロール剤としては、スピンド
ル油、マシン油、流動パラフイン等の鉱物系油や
アルキルベンゼン油、ジオレフイン油、ジエステ
ル油、アルキルナフテネート油等の合成油などが
あり、常態で不揮発性の油剤が好適である。
第6図は別の実施例を示し、これは、前記取付
けフレーム7Fを可撓性供給管7C′,7D′に兼用
構成して、該取付けフレーム7Fにノズル7Eを
直接取付けたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係るダストコント
ロール製品用製造機の実施例を示し、第1図は正
面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図
は要部の縦断正面図、第5図は第4図における
−線断面図である。第6図は別の実施例を示す
要部の縦断側面図である。 2……ケース状機枠、2a……側板、3……ド
ラム、3a……側板、6……駆動機構、7……噴
射装置、8,9……出入口、13……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース状機枠2内に、水平又はほぼ水平軸芯周
    りで回転自在なドラム3を支承し、このドラム3
    内に、処理対象の繊維状製品が遊動自在に収容さ
    れる処理空間を形成してあるとともに、前記ドラ
    ム3を駆動回転させる駆動機構6と、前記ドラム
    3内の繊維状製品に対して液状ダストコントロー
    ル剤を噴射する装置7とを備えて、ドラム3内の
    繊維状製品をダストコントロール処理するように
    構成してあるダストコントロール製品用製造機で
    あつて、前記ドラム3の回転軸芯方向両側板3
    a,3a及びこれに対応する機枠2の両側板2
    a,2aの夫々に繊維状製品の出入口8,8,
    9,9を形成するとともに、前記ドラム3側の出
    入口8,8を機枠2側の出入口9,9に相対回動
    自在に嵌合させて連通接続し、かつ、前記機枠2
    にその機枠2側の出入口9,9を開閉自在な扉1
    3,13を取付けてあるダストコントロール製品
    用製造機。
JP11786783U 1983-07-27 1983-07-27 ダストコントロ−ル製品用製造機 Granted JPS6024263U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11786783U JPS6024263U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 ダストコントロ−ル製品用製造機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11786783U JPS6024263U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 ダストコントロ−ル製品用製造機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024263U JPS6024263U (ja) 1985-02-19
JPS6327658Y2 true JPS6327658Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=30271148

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11786783U Granted JPS6024263U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 ダストコントロ−ル製品用製造機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253387A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Tokai:Kk 吸着剤含浸装置

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Publication number Publication date
JPS6024263U (ja) 1985-02-19

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