JPS63276430A - 簡易型植物栽培装置 - Google Patents

簡易型植物栽培装置

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Publication number
JPS63276430A
JPS63276430A JP62112170A JP11217087A JPS63276430A JP S63276430 A JPS63276430 A JP S63276430A JP 62112170 A JP62112170 A JP 62112170A JP 11217087 A JP11217087 A JP 11217087A JP S63276430 A JPS63276430 A JP S63276430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cultivation
tank
grooves
seedling
raising
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62112170A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sekiyama
哲雄 関山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Research Institute of Electric Power Industry filed Critical Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority to JP62112170A priority Critical patent/JPS63276430A/ja
Publication of JPS63276430A publication Critical patent/JPS63276430A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、野菜類の工場的生産を大きな栽培スペースを
とることなく、低コストでかつ省力的に行うのに使用さ
れる栽培装置に関するものである。
〔従来の技術〕
温度、光および雰囲気のいずれかまたは全てをコントロ
ールした温室等の室内で培養液を用いて人工的に植物を
栽培する方法は既に知られている。
野菜類の工場的生産は、空調器の利用などによる環境条
件の最適化による単位面積当りの収量の増大や、栽培ス
ペースの効果的利用による収量増などが考えられること
から、一般的には第5図に示すように播種は播種室、育
苗は育苗室、栽培は栽培室で行うというようにそれぞれ
別施設内で行って、これらの施設間を作物を移動させ移
植させている。そのため、上記栽培スペースの問題のほ
かに作物の移動のために要する装置や設備ならびに労力
が問題となっている。
また、空間の有効利用を目的として、単に栽培室を多段
に形成すると、太陽光を多く受けられる最上段とそれ以
外の段の植物との間に生育むらが大きく、品質管理工種
々の問題を生ずる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記問題を解決するためのもので、施設の簡
素化とともに育苗室から栽培室への作物の移動および定
植作業をなくし、作物管理作業の合理化が図れる栽培装
置を提供せんとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の簡易型植物栽培装置は、上段に栽培用水耕槽を
設け、下段に育苗槽を設けてなる栽培棚と、人工培地を
保持する溝を1つ以上有する板状体で上記水耕槽と育苗
槽で用いられる育成板とからなることを特徴とする。
本発明の装置は、温室などの太陽光をも利用できる室内
に設置して用いる。
育苗槽の上部には白色蛍光灯などの照明装置を設置する
。また、このほか、太陽光が鏡等の反射により間接的に
照射されるようにしてもよい、勿論、太陽光が直接照射
されるようにしてもよい。
本発明における栽培棚は、上下2段に通常するが、目的
に応じて多段に形成してもよい、この場合、栽培むらが
生じないようにする。
本発明の装置では、常法にしたがって水耕槽には培養液
をたたえ、育苗槽には人工培地が濡れる程度に水または
培養液を入れる。培養液は、別に設けた培養液タンクよ
り供給され、タンクと水耕槽の間を循環するようにする
育成板は、プラスチックなどで作られた平板状の板体か
らなり、人工培地を所定数挾持するための細巾の溝が1
本以上設けられたものである。ytは、育成板の上面か
ら下面に達するものとする。
育成板は、必要に応じ端部に把手を設けてもよく、また
溝の一端が開口するように育成板の端部が分離・嵌着で
きるようにしてもよい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、本発明の栽培棚の一例を示す斜視図で、上段
に栽培用水耕槽1が設けられ、下段に育苗槽2が設けら
れている。水耕槽lと育苗槽2との中間で、育苗槽2内
の育成板3の面より過島な高さの位置に、蛍光灯4が設
けられている。なお、5は培養液循環用ポンプ、6は培
養液循環用パイプを示し、7は植物を示す。
第2図は、育成板の一例を示す図で、図に示すように発
泡ポリウレタン等の発泡プラスチックからなる立方体状
の人工培地8に設けられた切込み9に種子10を播いた
のち、この人工培地8を育成板3の溝31に挿入保持さ
せる0人工培地8の大きさは、育成板3の溝31の巾よ
りも若干太き目とするとよい、栽培植物が成長すると培
地8中の根も太くなり、また葉が横に拡がるため、育苗
槽2から水耕槽lへ育成板3を移すときに、培地8が溝
31より抜は落ちることはない、しかしながら、必要な
らば、第3図A、Bに示すように中央部が膨らんだ形状
に溝31を形成してもよい。
育成板3には、人工培地を必要個数適当な間隔で埋め込
み、このようにした育成板を育苗槽に入れて、発芽、育
苗する。なお、図示しないが、育苗槽の底部にはシート
状のヒータを設置し、必要に応じ全面的にまたは局部的
に加温できるようにするとよい。
苗が一定の大きさになったら、育成板を上段の水耕槽に
移動させて、そのまま栽培をつづける。所定の大きさに
育ったとき、育成板ごと取り出し、溝ごとに収穫すれば
根がらみの問題も少なく容易に収穫できる。一つの溝で
収穫する量を市場の単位にあわせておけば、溝からとり
出した野菜をそのままバッキングして出荷できるという
利点を有する。
野菜類の栽培には、従来第5図に示すように3つの部屋
が必要であったが、本発明装置によれば第4図に示すよ
うに2つの部屋でよくなり、空間の利用効率もよくなる
〔発明の効果〕
本発明は、従来使用されなかった栽培用水耕槽の下部を
、光要求度の低い育苗スペースとして利用するため、空
間利用度が高くなる。また、育成板ごと育苗槽から栽培
槽に移すため、従来性われていた定植作業が不要となり
省力化できるとともに、定植作業により従来生じていた
根いたみをなくすことができ、かつ栽培期間の短縮も可
能となる。
育苗期間は例えばホウレンソウ、サラダナでは一般的に
10日前後であり、栽培期間は20日前後であるが、両
者をほぼ同じ期間とすると、本発明装置による生産効率
は最も高くなる。
上記本発明の効果を要約するとつぎの如き点があげられ
る。
l、育苗室が不要となり、設備費低減ができ、また必要
用地を少なくできる。
西、定植作業が省略され、かわりに育成板の移動だけで
すますことができるとともに定植にともなう根いたみが
皆無になる。
iii、収穫を育成板の溝ごとに行うことができ作業能
率が高い。
また、その量を市場などでとりきめられている量にあわ
せておけばそのままバッキングできる。
1マ、出荷の際、根をカットする場合も育成板ごとに行
うことができ効率的にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は育成
板の一例を示す斜視図、 第3図(A)および(B)は育成板の溝の形状の例を示
す断面図、 第4図は本発明装置を用いた場合の栽培室の配置を示す
模式図、 第5図は従来の栽培室の配置を示す模式図である。 図中 1 ・・・ 水耕槽 2 ・・・ 育苗槽 3 ・・・ 育成板 31  ・・・ 育成板の溝 8 ・・・ 人工培地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上段に栽培用水耕槽を設け、下段に育苗槽を設け
    てなる栽培棚と、人工培地を保持する溝を1つ以上有す
    る板状体で上記水耕槽と育苗槽内で共用される育成板と
    からなることを特徴とする簡易型植物栽培装置。
  2. (2)温室等の太陽光をも利用できる室内で使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の栽培装置。
  3. (3)育苗槽の上方に照明装置を配置したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の栽培装置。
  4. (4)少くとも最上段を栽培用水耕槽とし、水耕槽と育
    苗槽とを多段に設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の栽培装置。
JP62112170A 1987-05-08 1987-05-08 簡易型植物栽培装置 Pending JPS63276430A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62112170A JPS63276430A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 簡易型植物栽培装置

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JP62112170A JPS63276430A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 簡易型植物栽培装置

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JPS63276430A true JPS63276430A (ja) 1988-11-14

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ID=14579999

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JP62112170A Pending JPS63276430A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 簡易型植物栽培装置

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JP (1) JPS63276430A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179025A (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 松下電器産業株式会社 養液栽培装置
JPS6255028A (ja) * 1985-09-04 1987-03-10 三菱電機株式会社 植物栽培装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179025A (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 松下電器産業株式会社 養液栽培装置
JPS6255028A (ja) * 1985-09-04 1987-03-10 三菱電機株式会社 植物栽培装置

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