JPS63275883A - 管とコルゲ−トパイプの接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、管とコルゲートパイプの接続方法に係り、詳
しくは、道路、駐車場等に布設される融雪、凍結防止等
のヒーティングシステムに於けるコルゲート型ヒートパ
イプと、熱源となる温水等を内封循環させているパイプ
ヘッダーとを接続する方法に関する。

［従来の技術］ 通路、駐車場等にイ［設される融雪、凍結防止等のヒー
ティングシステムの一つとして、従来より第５図に示す
如くフロンガス等を内封したコルゲート型ヒートパイプ
１を一定間隔に平行に、コンクリート或いはアスフフル
１〜を舗装する地面２上に布設し、各コルゲート型ヒー
トパイプ１の一端を、そのヒートパイプ群の一側方に布
設した熱源となる温水、ガス等を内封循環させるパイプ
ヘッダー３の各パイプ３ａに接続し、これらコルゲート
型ヒートパイプ１とパイプヘッダー３の上にコンクリー
ト或いはアスファルトを舗装し、埋設して成るヒーティ
ングシステムが使用されている。

このヒーティングシステムに於けるコルゲート型ヒート
パイプ１とパイプヘッダー３の各パイプ３ａとの接続は
、第６図に示すようにコルゲートパイ−プ１の一端部外
周にフランジ５を嵌装してろう付けし、一方パイブヘッ
ダー３の各パイプ３ａの開口端外周にフランジ６を溶接
し、各コルゲートパイプ１の一端部をパイプヘッダー３
の各パイプ３ａ内に挿入し、フランジ５，６をシートパ
ツキン７を介在して衝合し、ボルト８．ナラ１−９にて
締付けて接続している。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで上記のようにコルゲート型ヒートパイプ１とパ
イプヘッダー３の各パイプ３ａとの接続をフランジ５，
６の接合により行うと、フランジ５゜６の外径が大きい
為、第７図に示す如くコンクリート或いはアスファルト
４の舗装厚さを厚くしなければならないので、施工費が
高くなるばかりではなく、熱伝達効率が著しく低下する
ものである。またコルゲート型ヒートパイプ１のフラン
ジ５はろう付けにて外周に取付けられているので、強度
が弱く、舗装面に大きな荷重がかかつてコルゲート型ヒ
ートパイプ１が跳んだ際、ろう付は部１０が剥離し、パ
イプヘッダー３内の温水、ガス等が漏れるものである。

さらにコルゲート型ヒートパイプ１のフランジ５は、コ
ルゲート型ヒートパイプブ１を道路、駐車場等の布設場
所に運搬する途中においても外力が加わると、ヒートパ
イプ１が可撓性を有するだけに外れ易いので運搬に注意
を要する。

尚、コルグー１〜型ヒートパイプ１のフランジ５をろう
付けしている理由は、ヒートパイプ１の肉厚が０．５７
程度で甚だ薄いので、フランジ５を溶接すればヒートパ
イプ１に穴が明き、内封されているフロンガス等の特殊
ガスが漏れるからである。

［発明の目的］ 本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、フラ
ンジ接合による接続をやめて、コルゲート型ヒートパイ
プ　とパイプヘッダーのパイプとの接続を簡単且つ確実
にシールの上に接続でき、しかもコルゲート型ヒートパ
イプが撓んでもパイプヘッダーのパイプから温水、ガス
等が漏れることかないようにした管とコルゲートパイプ
の接続方法を提供することを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］ 上記問題点を解決するための本発明の管とコルゲートパ
イプの接続方法は、液体又は気体を内封する管の端から
コルゲートパイプの一端部を挿入して管とコルゲートパ
イプを接続するに於いて、コルゲートパイプの一端部外
周にパツキンを嵌装し、このパツキンをパツキンケース
にて外包し、このパツキンケースの外周にケースハウジ
ングを嵌装し、このケースハウジングを前記管の端部外
周に螺締してパツキンケースを前記管の端部に向って押
圧し、パツキンを圧縮して、前記管の端面とコルゲート
パイプとの間をシールし、管と」ルゲートパイプを接続
することを特徴とするものでおる。

［作　用］ 上記のように本発明の管とコルゲートパイプの接続方法
は、フランジを用いずに接続するのであるから、接続部
の外径は小さくなり、管とコルゲートパイプの布設部の
コンクリート又はアスファルトの舗装厚さを薄くできて
熱伝達効率を高くでき、しかも施工能率を向上できる。

また管と接続したコルゲートパイプは舗装面に大きな荷
重がかかって撓んでも接続部は、パツキンにより完全に
シールされているので、管に内封される液体又は気体が
漏れることがない。さらに管とコルゲートパイプの接続
部は現場で組付けられるので、コルゲートパイプの運搬
時の取扱いが簡易となる。

［実施例］ 本発明による管とコルゲートパイプの接続方法の一実施
例を図面を参照して説明する。第１図に於いて、１はフ
ロンガス等を内封したコルグー１〜型ヒートパイプで、
道路、駐車場等のコンクリート或いはアスファルトを舗
装する地面２上に一定間隔に平行に多数布設されている
。３はパイプヘッダーで、コルゲート型ヒートパイプ１
群の側方に布設されている。各コルゲート型ヒートパイ
プ１の一端部を、パイプヘッダー３の各パイプ３ａの開
口端から挿入して接続するに於いて、各コルゲーｉ・型
ヒートパイプ１の一端部外周に、第２図に示す如くコイ
ル状のパツキン１１を嵌装し、このコイル状のパツキン
１１をパイプヘッダー３の各パイプ３ａの開口端部のパ
ツキン押え１２の先端面に衝当し、コイル状のパツキン
１１をパツキンケース１３にて外包して該パツキンケー
ス１３をパツキン押え１２の先端の細径部１２ａにＯリ
ング１４と共に嵌装し、このパツキンケース１３の外周
にケースハウジング１５を嵌装し、このケースハウジン
グ１５の前部内周面に設けたねじ１５ａを前記パツキン
押え１２の外周のねじ１２ｂに螺締して、前記パツキン
ケース１３をパツキン押え１２に向って押圧し、０リン
グ１４を圧縮してパツキンケース１３とパツキン押え１
２の細径部１２ａとの間をシールすると共に、コイル状
のパツキン１１をパツキン押え１２の先端面との間で圧
縮して、コイル状のパツキン１１をパツキンケース１３
の内周面とコルゲート型上−１〜パイプ１の外周面及び
パツキン押え１２の先端面に密着して、コルゲート型上
−１へパイプ１の外周とパツキン押え１２の内周との間
をシールし、各コルゲート型ヒートパイプ１とパイプヘ
ッダー３の各パイプ３ａとを接続する。

このように接続したコ型ヒートパイプートパイプ１とパ
イプヘッダー３の上には、第３図に示す如くコンクリ−
１〜又はアスファル１−４を舗装しで埋設して、ヒーテ
ィングシステムを１７＋設する。

こうして作られたヒーティングシステムは、年季にパイ
プヘッダー３に温水（又はガス）を供給し、循環さＵる
ことにより、各パイープ３ａに一端部を挿入して接続し
たコルゲート型ヒートパイプ１に内封されたフロンガス
の相変化による熱移動が行われ、コンクリ−１〜又はア
スファル１−４が）品められ、舗装面の融雪、凍結防止
が行われる。

この舗装面の融雪、凍結防１１−に於いて、コルゲート
型上−１〜パイプ１とパイプヘッダー３の各パイプ３ａ
とは、フランジを用いないで接続していて、接続部の外
径はパイプヘッダー３のパイプ３ａと略同径で甚だ小径
であるので、コンクリート又はアスファル１−４の舗装
厚さは薄くなされていて、熱伝達効率が高い。従って舗
装面の融雪、凍結防止作用が極めて有効に行われる。

しかもコンクリート又はアスファルト４の舗装厚さが薄
いので、施工能率が向上し、施工費が低減する。

またパイプヘッダー３のパイプ３ａと接続したコルゲー
ト型ヒートパイプ１は舗装面に大きな荷重がかかつて撓
んでも接続部は、パツキン１１により完全にシールされ
ているので、パイプヘッダー３を循環する温水（又はガ
ス）が漏洩することがない。さらにコルゲート型ヒート
パイプ１とパイプヘッダー３のパイプ３ａとの接続部は
現場で組付けられるので、コルゲート型ヒートパイプ１
の運搬時の取扱いが簡易となる。

尚、上記実施例ではパツキン１１がコイル状であ“るが
、第４図ａに示す如く内周面にコルゲート型ヒートパイ
プ１の外周面に合せたコイル状の溝１６を設けたパイプ
状のパツキン１７或いは第４図すに示す如く単純なパイ
プ状のパツキン１８であっても良いものである。これら
はいずれもパツキンケース１３とパツキン押え１２の先
端面との間で圧縮することにより、パツキンケース１３
の内周面とコルゲート型上−トパイプ１の外周面及びパ
ツキン押え１２の先端面に密着して、シールできるもの
でおる。

また上記実施例はコルゲート型ヒートパイプ１とパイプ
ヘッダー３の各パイプ３ａとの接続の場合であるが、こ
れに限定されるしのＣはなく、種々のコルゲートパイプ
と直管の接続の場合に適用できるものである。

［発明の効果１ 以上の説明で判るように本発明による管とコルゲートパ
イプの接続方法を、道路、駐車場等のヒーティングシス
テムに於ける各コルゲート型ヒートパイプとパイプヘッ
ダーの各パイプとの接続に適用すれば、フランジを用い
ないので、接続部の外径が小さくなり、コンクリート又
はアスファルトの舗装厚さを薄くできて、熱伝達効率を
高くでき、従って舗装面の融雪、凍結防止作用が極めて
有効に行われる。しかも舗装厚さが薄くできるので、施
工能率が向上し、施工費が低減する。

また本発明による管とコルゲートパイプの接続方法で接
続したコルゲートパイプは、外力が加わって撓／νでも
、接続部が完全にシールされてい　−るので、液体又は
気体の“漏洩がない。

さらにコルグー１−パイプと管の接続部は現場で組付け
るので、コルグー１−パイプの運搬時従来のように７ラ
ンジが外れないようにすることは不要で取扱いがｎｎ易
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による管と」ルゲートパイプの接続方法
を適用した通路、駐車場等の融雪、凍結防止の為のヒー
ティングシステムの要部平面図、第２図はそのヒーティ
ングシステムに於【ノるコルゲート型ヒートパイプとパ
イプヘッダーのパイプとの接続方法を示す拡大縦断側面
図、第３図はその接続したコルグー１＝パイプとパイプ
ヘッダーの上にコンクリ−１〜又はアスフアルトを舗装
した状態を示ず縦断側面図、第４図ａ、ｂは夫々本発明
の接続方法に於いて用いられるパツキンの他の例を示ず
縦断面図、第５図は従来の管とコルゲートパイプの接続
方法を適用した道路、駐車場等の融雪、凍結防止の為の
ヒーティングシステムの要部平面図、第６図はそのヒー
ティングシステムに於けるコルゲート型上−１〜パイプ
とパイプヘッダーのパイプとの接続方法を示す拡大縦断
側面図、第７図はその接続したコルグー１〜型ヒー１〜
パイプとパイプヘッダーの上にコンクリ−１〜又はアス
ファルトを舗装した状態を示す縦断側面図で必る。 １・・・コルグー１−ｉｓ“！ピー１−バイブ、２・・
・舗装する地面、３・・・パイプヘッダー、３ａ・・・
パイプ、　　　１１・・・パツキン、１２・・・パツキ
ン押え、１３・・・パツキンブース、１５・・・ケース
ハウジング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体又は気体を内封する管の端からコルゲートパイプの
   一端部を挿入して管とコルゲートパイプを接続するに於
   いて、コルゲートパイプの一端部外周にパッキンを嵌装
   し、このパッキンをパッキンケースにて外包し、このパ
   ッキンケースの外周にケースハウジングを嵌装し、この
   ケースハウジングを前記管の端部外周に螺締してパッキ
   ンケースを前記管の端部に向って押圧し、パッキンを圧
   縮して、前記管の端面とコルゲートパイプとの間をシー
   ルし、管とコルゲートパイプを接続することを特徴とす
   る管とコルゲートパイプの接続方法。