JPS63274470A - 薄膜被覆金属線の製造法 - Google Patents

薄膜被覆金属線の製造法

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JPS63274470A
JPS63274470A JP11135287A JP11135287A JPS63274470A JP S63274470 A JPS63274470 A JP S63274470A JP 11135287 A JP11135287 A JP 11135287A JP 11135287 A JP11135287 A JP 11135287A JP S63274470 A JPS63274470 A JP S63274470A
Authority
JP
Japan
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low
temp
plasma
thin film
metal wire
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Pending
Application number
JP11135287A
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English (en)
Inventor
Shiro Konishi
小西 史郎
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被覆金属線、特に非命M薄膜被覆金属線の製造
法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電線等、金属線を非金属物質で被覆するのによく
用いられている方法としては、押し出し法と塗布法があ
る。
押し出し法は、有機高分子材料で被覆するのに通した方
法で、加熱されて熔融状態にある材料を金属線の表面上
に押し出した後、冷却固化させて被覆金属線を作る方法
である。
また塗布法は、有機高分子材料のみでなく無機材料を被
覆する場合にも用いられる方法で、被覆しようとする材
料を塗布するのに適した粘度を持つ状態に調整して、金
属線に塗布し、その後窩部での乾燥、あるいは熱処理に
よる焼付を行なうものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、押し出し法においては、被覆可能な材料は熔
融粘度が押し出しに通した値を与える有機高分子材料に
限定されてしまうし、さらにミクロンオーダーの薄膜被
覆は極めて困難である。
塗布法は塗布に蓮する粘度調整のため、大抵の場合溶剤
あるいは分散媒を必要とし、塗布後の乾燥や焼付処理に
多大の時間とエネルギーを必要とする。さらに、押し出
し法に比較すれば薄い被覆膜を形成し易いが、それでも
ミクロンオーダーでの均−at膜被覆は容易ではない。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し除く
の被覆材料を用いることができ、かつ効率的なミクロン
オーダーの薄膜被覆を行う新規の薄膜被覆金属線の製造
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明の要旨
は、金属線の被覆法として低温プラズマ法を用いたこと
にあり、それによって被覆材料の選択の範囲と被覆薄膜
の均一性を大幅に向上させたものである。
即ち、本発明の目的は金属線を気体状の有機又は無機化
合物もしくはこれらの混合気体の低温プラズマに暴露し
て、金属線の表面を非金属で被覆することを特徴とする
薄膜被覆金属線の製造法によって達成される。
尚、本発明においては前記金属線は低温プラズマ放電区
間を金属線が通過する前又は後に加熱されたものである
ことが好ましい。
本発明における気体状の有機又は無機化合物は、それ自
体が常温で気体であるようなメタン、エタン、エチレン
、アセナレン等の炭化水素や四弗化メタンのようなハロ
ゲン化物、さらには各種高分子の構成上ツマ−であるビ
ニル−?ルコールやメタクリレート等があげられる。こ
れらに加えるに常温では液体で拳気圧があまり高くない
ヘキサン。
トルエン等はアルゴンのようなキアリアガス用いること
により混合気体として利用できる。
又さらに、非金属元素を含む有機化合物、たとえばテト
ラメトキシシラン等の化合物も利用できる。また四水素
化シリコンのような、無機化合物も利用できる。
本発明における低温プラズマ法とは、別名プラズマCV
D(Che+n1cal Vapor Deposit
ion)と呼ばれ2種類の気体積が放電によって発生し
たプラズマによって反応し新しい固体積と、別の気体積
を生成することを言う0本発明の場合はこの固体積を電
線上に被覆することになる。
被覆する被膜は非常に薄いので、所望の厚さにするため
には、適当回m!返し低温プラズマにかけることを行う
。プラズマ装置としては高周波発生装置とマイクロ波発
生装置とがあり、どちらを使用してもよい。
〔実 施 例〕
本発明による薄膜被覆金属線の製造法の1実施例を示す
、第1図において、低温プラズマ発生部2にガス人口3
よりエチレンとアルゴンの1=1混合気体を毎分50m
/流入させ、一方ガス出口4より反応後の気体を排気し
、低温プラズマ発生部内2の圧力が0 、 5 Tor
rになっている状態で、高周波発生装置1を駆動し、4
0Wの電力で低温プラズマを発生させた。この状態で直
径l■lの銅線を第1図において下から上へ毎分5mの
速度で動かした。加熱部6を通過する際の銅線の最高温
度が130℃になるように加熱用ヒータ5を調節し、低
温プラズマ発生部2と加熱部6を繰り返し20回通過さ
せたところ銅線は2μmの厚さのプラズマ重合ポリエチ
レンで均一に被覆された。
低温プラズマ発生装置としては、高周波発生装置だけで
はなく、マイクロ波発生装置も利用できる。加熱のため
にはヒータではなく誘導加熱法を利用してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の金属線を気体状の有機又は無
機化合物もしくはこれらの混合気体の低温プラズマに暴
露して、金属線の表面を非金属で被覆することを特徴と
する薄膜被覆金属線の製造法によれば、低温プラズマ法
の利用により、従来は被覆に使用できなかった多数の材
料が利用可能になり、かつ低温プラズマによる金属線の
被覆の前又は後で加熱処理することにより金属線と被覆
材料との密着性を強固にし、さらに連続繰り返し処理が
出来る装置を用いることによりミクロンオーダーの被覆
厚をもつ長尺の均−薄膜被覆金属線が製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薄膜被覆金属線の製造法の1実施
例を示す工程図である。 l・・・高周波発生装置、 2・・・低温プラズマ発生部。 3・・・ガス入口、    4・・・ガス出口。 5・・・加熱用ヒータ、  6・・・加熱部。 7・ ・ ・プーリ、 8・・・金属線長さ調節器、 9・・・金属線。 第 1回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属線を気体状の有機又は無機化合物もしくはこ
    れらの混合気体の低温プラズマに暴露して金属線の表面
    を非金属で被覆することを特徴とする薄膜被覆金属線の
    製造法。
  2. (2)前記金属線が、低温プラズマ放電区間を金属線が
    通過する前又は後に加熱されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の薄膜被覆金属線の製造
    法。
JP11135287A 1987-05-07 1987-05-07 薄膜被覆金属線の製造法 Pending JPS63274470A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122007A (ja) * 2016-04-01 2021-08-26 ゲバウアー・アンド・グリラー・メタルベルク・ゲーエムベーハーGebauer & Griller Metallwerk GmbH 絶縁導電体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122007A (ja) * 2016-04-01 2021-08-26 ゲバウアー・アンド・グリラー・メタルベルク・ゲーエムベーハーGebauer & Griller Metallwerk GmbH 絶縁導電体

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