JPS632740A - 車両用定速走行装置 - Google Patents

車両用定速走行装置

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Publication number
JPS632740A
JPS632740A JP61147449A JP14744986A JPS632740A JP S632740 A JPS632740 A JP S632740A JP 61147449 A JP61147449 A JP 61147449A JP 14744986 A JP14744986 A JP 14744986A JP S632740 A JPS632740 A JP S632740A
Authority
JP
Japan
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vehicle
gear ratio
constant speed
speed
throttle valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP61147449A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Mishio
靖彦 三塩
Hidetoshi Shimizu
志水 英敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS632740A publication Critical patent/JPS632740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九肌曵旦旬 [産業上の利用分野コ 本発明は自動変速機を備えた車両用定速走行装置に関し
、特に下り坂や強い追風状態等での車両用定速走行にお
ける変速制御に関する。
[従来の技術] 従来、自動変速機(オートマチックトランスミッシシン
)を装着した車両の定速走行装置(オーi・ドライブ〉
は、車速を一定に似持するために、車速を車速センサで
感知し、回標車速と異なってきた場合、スロットルバル
ブの開度(スロワI・小開度)を変化させて内燃機関へ
の流入空気量を調節し、発生エンジンI・ルクをコント
ロールしていた。又、同時に、自動変速機が、このスロ
ットル開度と車速との関係に応じて予め設定された変速
位置に変速比を自動的に明り替えていた。
[発明が解決しようとする問題点コ しかし、従来の機構では次のような問題があった0例え
ば、道路の下り坂にて定速走行状態にあるとすると、正
の加速度により増加する車速を設定値に保持するため、
スロットル開度が閉じられてゆき、最後は全閉となる。
しかし、第7図に示す車速とスロットル開度とで関品付
られたオートマチッ/ l、ランスミッションの変速線
図により、ギア位置は高い位置になったままである0例
えば、第7図のA点の位置にあったものが、B点にまで
移動するが、変速域は、やはりオーバードライブ(0/
’D)である。
このため、エンジンブレーキはきかず、長板路の場合、
運転状態はB点から0点に次第に移動して行き、車速が
設定車速以上になり、最後には、運転者がブレーキを踏
み、定速走行制御は自動的に解除されることになる。そ
の後、下り坂が終了してから、再度車速を設定し、定速
制御が開始されることとなる。このような現象は、運転
者にとって不快であるし、定速走行機構とも言いがたい
この現象は強い追風でも生ずる。
従来は、この点を防止するため定速走行下、スロットル
バルブが全閉で、かつ車速が増大する場合は、シフトダ
ウンするという制御が提案されている(特開昭60−1
13849弓)。
しかし、車速か所定値に収まれば、シフトアップ(変速
比の下降)を許可しているため、再度、シフトアップし
た場合、又、車速が増大しはじめ、以後下り坂又は強い
追風下である限り、同様な現象の繰り返しとなり、やは
り、運転者にとって不快であるし、定速走行とも言いが
たい。
1肌の皿滅 そこで、本発明は、上記問題点を解決することを目的と
し、次のような構成を採用した。
[問題点を解決するための手段] 即ち、第1発明の要旨とするところは、第1図(イ)に
例示するごとく、 車両の所定の走行条件が成立すると変速比を変更する自
動変速装置M1とともに用いられ、内燃機関M2のスロ
ットルバルブM3の開度を変化させることにより駆動力
を調節して、所定の速度で車両を走行させる定速制御を
行う車両用定速走行装置M4において、 更に、 スロットルバルブM3が全閉で、かつ車速が増加してい
る場き、変速比を上昇させる変速比変更手段M5と、 上記変速比変更手段M5にて変速比が上昇された場合、
上記定速制御により変化するスロットルバルブM3の開
度が所定値以上になるまで変速比の下降を禁止する変速
比復帰禁止手段M6と、を備えたことを特徴とする車両
用定速走行装置M4にあり、 第2発明の要旨とするところは、第1図(ロ)に例示す
るごとく、 車両の所定の走行条件が成立すると変速比と変更する自
動変速装置Mllとともに用いられ、内燃機関M12の
スロットルバルブM13の開度を変化させることにより
駆動力を調節して、所定の速度で車両を走行させる定速
制御を行う車両用定速走行装置M14において、 更に、 車両の勾配検出手段M15と、 スロットルバルブM13が全閉で、がっ車速が増加して
いる場合、変速比を上昇させる変速比変更手段M16と
、 上記変速比変更手段M16にて変速比が上昇された場合
、上記勾配検出手段M15にて下りの勾配が所定値以下
になるまで変速比の下降を禁止する変速比復帰禁止手段
M17と、 を備えたことを特徴とする車両用定速走行装置M14に
ある。
[作用] 第1発明の車両用定速走行装置M4は、その変速比変更
手段M5により、スロットルバルブM3が全閉で、かつ
車速が増加している場合、変速比を上昇、即ち、シフト
ダウンしている。そのため、内燃機関M2のエンジンブ
レーキにても充分な制動力を発揮することができる。そ
の後、変速比復帰禁止手段M6により、スロットルバル
ブM3の開度が所定値以上になるまで、自動変速装置M
1による変速比の下降、即ち、シフI・アップを禁止し
ている。そのため車速が所定速度になっても充分に車両
が制動され続ける。このことにより、下り坂又は強い追
風下でも定速走行が実現できる。
第2発明の車両用定速走行装置M14は、その変速比変
更手段MIGにより、スロットルバルブM13が全閉で
、かつ車速か増加している場合、変速比を上昇、即ち、
シフトダウンしている。そのため、内燃機関M12のエ
ンジンブレーキにても充分な制動力を発揮することがで
きる。その後、変速比復帰禁止手段M17により、車両
の下りの勾配が所定値以下、即ち、ある程度に下り坂の
傾斜が緩くなるまで、自動変速装置Mllによる変速比
の下降、即ち、シフトアップを禁止している。
そのため車速が所定速度になっても下り坂で充分に車両
が制動され続け、下り坂でも定速走行が実現できる。
次に、各発明の詳細な説明する。各発明はこれらに限ら
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々の
態様のものが含まれる。
[実施例コ 図面を参照しつつ、先ず、第1発明の一実施例を説明し
て行く。
第2図は、本実施例の概略構成図を示している。
ガソリンエンジン1の吸気管2に備えられ吸入空気景を
調節するスロットルバルブ3は、スロットルバルブアク
チュエータ5に連結され、該アクチュエータ5によりス
ロットルバルブ3の開度が制御される。又、スロットル
バルブ3の実開度はスロットル開度センサ7により測定
される。
上記エンジン1には、変速比を自動的に調節する自動変
速機8が連結されている。該変速機8は、内部に備えら
れている油圧制御用スロットルバルブ9の切り替え位置
や油圧制御用ソレノイドバルブ11のオン・オフ等によ
り、内部の油圧回路の油圧供給が制御され、各種変速比
に切り替えられる。上記油圧制御用スロットルバルブ9
は図示せぬスロットルカムを介して、スロワI・ルカム
アクヂュエータ13により、切り替え位置が制御されて
いる。又、上記変速機8の出力軸8aには車速を検出す
る車速センサ15が備えられている。
ブレーキスイッチ16は、ブレーキペダル16aが踏み
込まれたことを検出する。又、アクセルペダル17はア
クセルセンナ1つにてその踏み込み量が検出される。コ
ントロールスイッチ21は、定速走行を実行する場合に
、運転者が選択するスイッチである。
上記スロットル開度センサ7、車速センサ15、フレー
キスイッグ−16、アクセルセンサ19及びコントロー
ルスイッチ21の出力は、マイクロコンピュータ23に
入力している。又、上記スロットルアクチュエータ5、
ソレノイドバルブ11及びスロットルカムアクチュエー
タ13は上記マイクロコンピュータ23からの(K g
を受けて制御されている。
マイクロコンピュータ23は、次なる構成からなる。即
ち、上記スロットル開度センサ7、車速センサ15、ブ
レーキスイッチ1G、アクセルセンサ19及びコントロ
ールスイッチ21より出力される信号データを制御プロ
グラムに従って入力及び演算処理するとともに、上記ス
ロワI・ルアクチュエータ5、ソレノイドバルブ11及
びスロットルカムアクチュエータ13f!:1F動制御
するための制御信りの出力処理を行うセントラルプロセ
ッシングユニット(以下単にCPUという)23a、前
記制御プログラム及び初期データが格納されるリードオ
ンリメモリ(以下単にROMという)23b、 演算制御に必要なデータが読み書きされるランダムアク
セスメモリ(以下単にRAMという)23CPU23a
の演算処理等の必要に応じて計時を行っているタイマ2
3d、 上記スロットル開度センサ7、車速センサ15、ブレー
キスイッチ16、アクセルセンサ19及びコントロール
スイッチ21からの信号のマイクロコンピュータ23へ
の入力を介在する入力ボート23e、 マイクロコンピュータ23からの制御信すの上記スコツ
1〜ルアクヂユエータ5、ソレノイドバルブ11及びス
ロワ)・ルカムアクチュエータ13への出力を介在する
出カポ−I・23f、 マイクロコンピュータ23内の各種IM ”’rの伝達
分介在しているパスライン239、 から構成されている。
図示されていないが、上記入力ボート23eには、他の
制御のための信号が入力されており、上記出力ボート2
3fからは、池の制御のための制岬信可が出力されてい
る。
マイクロコンピュータ23はこのように構成されている
ことにより、定速走行制御と自動変速制御とを実施して
いる。
次に上記マイクロコンピュータ23にて行われる制御処
理について第3図の定速走行ルーチンのフローチャー)
−に基づいて説明する。本ルーチンは円滑な制御を行う
のに十分に短い時間、例えば、5 Q a+seeで繰
り返し実行されている。
まず、処理が開始されると、ステップ100にて、定速
走行条件が成立したか否かが、判定される。ここでは、
車速が所定速度以上で、ブレーキペダル16aが踏み込
まれており、かつ上記コン)・ロールスイッチ21の選
択設定がされている場合に、定速走行条1牛が成立した
ものとしている。
しかし、これらの条件以外に、例えば、アクセルペダル
17、あるいは図示せぬクラッチのti ftE状態等
の判定を加えて、定速走行を実施するか否かを決定して
もよい。
成立していなければ、ステップ110にて後述するフラ
グFをリセットシ、更に、ステップ120にて後述する
フラグFsをリセットシ、本ルーチンではこのまま処理
を一旦終了して、池のルーチンの処理に移る。
成立していれば、次にステップ130にて上記車速セン
サ15からの車速データをVとして、更に、スロツル開
度センサ7からの開度データをθとして、読み込む。上
記スロットルバルブ3の開度は、定速走行時以外は図示
せぬ池のルーチンにて、アクセルセンサ19の踏み込み
量に基づき制御されている。
次に、ステップ140で上記フラグFがセットされてい
るか否かが判定される。該フラグFは定速走行条件成立
した後、最初の処理か否かを判定するためのフラグであ
る。F=1でなければ、最初の処理であるとして、ステ
ップ150の処理がなされる。ステ・ンプ150では、
定速走行の速度判定に用いる下限1fiV7と上限1i
Q V uとを次の式にて、求める。
V12=V−dV Vu=+dV ここでdVは、定速走行の設定幅な示し、後述の処理で
、車両遠度VはV±dV内に制御されることとなる。
ステップ150の次には、ステップ160にてフラグF
がセラ)・される。この後、ステップ170の処理に移
る。ステップ140にてF=1であった場合には、直接
、ステップ170へ移る。
次にステップ170にてVが上記下限値■!と上限値V
uとの間に存在するが否かが、判定される0両値の間に
存在すれば、ステップ180にてθが後述する所定値O
1以上か否かが判定される。
02以上であればステップ190にてフラグFsがリセ
ッ)・され−旦終了する。ステップ180にて、02未
満と判定されれば、このまま処理を一旦終了する。
ステップ170にて、■が両値の範囲がら外れていれば
、次にステップ200にて下限値■β未満か上限偵V 
klを越えているかが判定される。ここで、下限値V!
未満であると判定された場合、次にステップ210の処
理が実行され、その時のスロットルバルブ3の開度0が
次の式の通り、新たに設定される。
θ=θ十θS ここで、θSは正の値であり、スロットル開度の増加又
は減少単位である。
次に、ステップ220にて、θが100%、即ち、全閉
状態を越えた値に設定されたか否かが判定される。ここ
で100%以下であれば、ステップ230にてθが後述
する所定性θ1以上か否かが判定される。0!以上であ
ればステップ240にてフラグFsがリセットされ、ス
テップ250にてスロットルバルブ3の開度がスロット
ルアクチュエータ5により、開度θになるように調節さ
れる。ステップ230にて、04未満と判定されれば、
直接、ステップ250の処理に移る。この後、−旦終了
する。
ステップ220にて、θが100%を越えていると、判
定されると、次にステップ260にてシフ1−ダウン制
御がなされる。即ち、マイクロコンピュータ23から、
ソレノイドバルブ11とスロットルカムアクチュエータ
13とに、制御信号が出力され、ルベル下の変速比に設
定される0例えば、オーバードライブ状態にあったので
あれば、そのルベル下の第331に変速し、あるいは第
3速から第2速へと変速する。
次にステップ270にて変速域(シフトレベル)を表す
カウンタSをデクリメントする。そして、ステップ28
0にて、θの値をθd(S)に設定する。この0d(S
)はオーバードライブ以外の各変速域毎に設定されてい
る値である。 即ち、0d(lj〜0d(3)の3種類
の直が上記ROM23b中に準備されている。
この直を、第4図のスロットル開度と駆動力とのグラフ
に基づき、オーバードライブ(0/D>と第3速(3D
)との間の変速を例にとって説明する。当初、オーバー
ドライブ状態にあった場合、定速走行において車速を所
定速度に制御しようとした場合、スロットル開度の調節
によって、駆動力は曲線0/D上を移動する。
車両が登り坂にかかり、車速が低下し始めた場き、車速
を上昇しようとして、マイクロコンピュータ23はスロ
ワ)・ルバルブ3の開度θを大きくする。このような調
整で、速度が保持されている内は、変速はなされない、
ところが、スロットル開度は100%が最大であり、同
一変速域では、開度100%を越える駆動力は出せない
、即ち、C1点で、更に駆動力が必要な場合、変速する
ことによって、更に高い駆動力を得る。ただし、駆動力
は同一のままで変速する。そのために、○/D上でのス
ロットル開度10025の駆動力に対応する3D土での
スロットル開度(C2点)を予め求めておき、その直を
変速時に用いればよい、その値が、θd(S)に該当す
る。即ち、オーバードライブから第3速に変速する場合
用いられる直がθd(3)であり、第3速から第2速に
変速する場合が0d(2)であり、第2速から第1運に
変速する場合がθd(1)である。
第3図に戻り、ステップ280の次に、ステラ1290
にてフラグFsがリセットされ、次にステップ250が
実行されて、スロワ)・ルバルブ3の開度がθに向けて
制御される。こうして、−旦、処理は終了する。
次にステップ200にて、■が上限IUVu’lJえて
いた場き、次にステップ300が実行され、その時のス
ロットルバルブ3の開度θが次の式の通り、新たに設定
される。
θ=θ−θS 次に、ステップ310にて、上記ステップ300の計算
にてθが零未満となったか否かが判定される。θが零未
満となっていれば、次にステップ320にてθに零が設
定される。次にステップ330にてフラグFsがセット
されているか否かが判定される。ここでセットされてい
れば、次ぎにステップ250を実行して一旦終了する。
ステップ330にてフラグFsがセットされていなけれ
ば、ステップ340にて車両の加速度9が零以上か否か
が判定される。負の加速度がある場合には、ステップ2
50を実行して一旦終了するが、もし、正の加速度が存
在する場合、即ち、車両の速度が増加している場合、次
にステップ350にてフラグFsがセットされる。フラ
グFsは、本発明の特徴であるスロットル開度が零にも
かかわらず、車速が増加してゆく際の処理に入っている
ことを示すフラグである。そこで次にステップ360に
て変速比を一段階上げるシフトダウン処理がなされる0
次に、ステップ370にてカウンタSがデクリメントさ
れる0次いで、ステップ250にてθ=0にスロワI・
ル開度が制御される。このことにより、スロットル開度
が同一でもステップ360を実行してシフトダウンした
場合、更に車両に強い制動力が生じることとなる。こう
して、−旦処理を終了する。
上記フラグFsは前記したごとく、定速走行条件が解除
された場A、(ステップ120)、所定車速になり、か
つスロットル開度θが所定開度04以上の場合(ステッ
プ190)、車速が下限値■1未満となり、かつ、スロ
ットル開度θが所定開度01以上の場か(ステップ24
0)、又は、車速が下限値12未満となり、かつ、Oが
100%を越えた場合(ステップ290〉である、この
解除処理前は、通常より一段低いシフ)〜にてスロット
ル開度が制御されていることになる。下り坂等が終了し
て、フラグFsがリセッ)・されれば、通常の定速走行
制御に戻る。
上記ステップ310にてOが零以上であると判定された
場合、ステップ380にてθがθdu(S)未満か否か
が判定される。このθdu (S )はオーバードライ
ブ以外の各変速域毎に設定されている値である。即ち、
θdu (1)〜θdu (3)の3種類の値が上記R
OM 23 b中に準備されている。
この値を、前述の第4図のスロットル開度と駆動力との
グラフに示すごとく、上記θd(S)より所定直小さい
開度(C3点)に該当する。即ち、再度、変速域を上位
の変速域(第4図ではO/D )に戻す基準となる値で
ある。これは、通常の定速走行でのシフトのハンチング
を防止し、かつ極力、上位の変速域でエンジンを運転し
たいからである。
ここでθがθdu(S)以上であれば、このままステッ
プ250の処理に移るが、θがθdu (S )未満で
あれば、ステップ390にてフラグFsがセットされて
いるが否かが判定される。セ・y 1・されていれば、
次に述べるシフトアップ制御を回避するなめ、直接、処
理はステップ250へ移る。
セラ)・されていなければ、通常の定速制御、即ち、下
り坂等でスロットル開度θが全閉状態で加速中という特
別な状態ではないことがら、次にステップ400にてシ
フトアップ制御がなされる。
即ち、マイクロコンピュータ23から、ソレノイドバル
ブ11とスロットルカムアクチュエータ13とに、制御
信号が出力され、ルベル上の変速比に設定される。第3
速にあったのであれば、そのルベル上のオーバードライ
ブ状態へと変速し、あるいは、第2速から第3速へと変
速する。
次にステップ410にて変速域を表すカウンタSをイン
クリメントする。そして、ステップ420にて、0の値
をθu(S)に設定する。このθu(S)は第1速以外
の各変速域毎に設定されている値である。即ち、 θu
(2)〜θu(4)の3種類の値が上記ROM23b中
に準備されている。
第4図に示すごとく、C3点から元の変速域に戻る場き
も、駆動力は同一のままで変速させる。
即ち、θu(S)は、第3速上のθdu(S  1)相
当の駆動力を得るために、上位の変速域(ここではO/
D上)で必要なスロットル開度(C4点)に該当する。
第3速からオーバードライブに変速する場合用いられる
値が0u(4)であり、第2速から第3速に変速する場
合がθu(3)であり、第1速から第2速に変速する場
合がθu(2)である。
第3図に戻り、ステップ420の次に、ステップ250
が実行されて、スロットルバルブ3の開度がθに向けて
制御される。こうして、−旦、処理は終了する。
上記θd(S)及び0u(S)は、予め求めなくても変
速後のエンジン回転速度、ギア比、出力損失等から算出
して用いてもよい。
以上の処理が、必要に応じて繰り返され、適切な変速域
とスロットル開度0とが設定され、定速走行が実現する
。特に、下り坂等で、通常の変速制御でエンジンブレー
キがきかない場合、即ち、ステップ310でθが零未満
と判定され、ステ7プ340で加速度つが正の値である
と判定された場合には、ステップ360の実行により、
強制的にシフトダウンされエンジンブレーキが制動力を
十分に発揮するようにされるとともに、その解除は、下
り坂や強い追風等が終了し、ステップ180又はステッ
プ230にてθが所定値01以上となった場きに、実行
している。上記θlは、そのシフトから一段シフトアッ
プした場合に、シフトアップ前の変速比でかつその開度
(θa〉から生ずる制動力が、シフトアップ後の変速比
でかつ零を越えたスロットル開度で実現できる場合の開
度が選択される。または、後述する第2発明の実施例の
勾配センサを用い、該センサから重力による車両の加速
度を求め、該加速度、スロットル開度、車速(V)及び
走行抵抗から、シフトアップした場合に加速度(つ)=
0となるスロワI・小開度を求め、この開度が零を越え
たある値(01り以上になった場合、はじめてシフ)−
アップするようにしてもよい、このことにより、確実に
所定速度に制御され、かつ、シフトのハンチングも生じ
ない。
本実施例は、上述のごとく構成されており、下り坂等に
おいてもノ確実に車速を所定速度に収めるよう制御でき
る。
ス、通常の定速制御において変速の前後で駆動力が変わ
らないので、変速ショックが極めて低くなる。更に、駆
動力が変速前後で連続していることと、従来使用できな
いスロットルバルブ3の高位の開度域、即ちオーバーl
ニライブにてスロットルバルブ全閉域まで定速走行に利
用できることにより、定速走行が一層安定化できる。更
に、オーバードライブその池の変速域で、スロットル開
度の広い領域が定速走行に利用できることから、登り坂
等で燃費の良い変速域での運転の割合が窩くなる。又、
上位の変速域に戻すタイミングもスロットル開度が所定
値低くなってからであるので、シフトハンチングの頻度
も減り、発生したとしても駆動力の連続性が良いため、
運転者には不快と感じない。
尚、上記実施例において、定速制御以外の走行時の変速
パターンは、定速走行時と同様に、変速前後で駆動力を
同一とする制御をしてもよく、又、第7図のごと〈従来
の変速パターンに従ってもよい。
上記ステップ360にてシフトダウン処理の際、スロワ
)・小開度は零のままであったが、ステップ280やス
テップ420の駆動カー定(ヒ処理の様に、エンジンブ
レーキの制動力が一定1ヒする様にθを設定してもよい
、こうすれば、変速時のショックも無くなり、その後次
第に制動力を増大して行くことが可能となる。
次ぎに、第2発明の一実施例について説明する。
第5図は、本実施例の概略構成図を示している。
図において上記第1発明の実絶例と同じ構成は下二桁が
同一の番号がけしである。この同一の部分は、前実施例
の説明をここでの説明に代える。
第1発明の実施例と異なるところは、勾配センサ524
が付加されて入カポ−)−523eを介して勾配データ
をマイクロコンピュータ523内へ人力している点と、
マイクロコンピュータ523にて実施される後述する処
理である。
上記勾配センサ524は、少なくとも、車体の前傾状態
が検出できればよく、第5図に示すごとく、ガラス容器
524a中の水m524bの状態を電極524c、52
4dとで検出するものが挙げられる0図の左側が車両の
前部であるとすると、車体が前傾すれば、水銀524b
は点線で示すごとく、ガラス容器524a内で左側へ溜
り、電極524c、524d間に電流が流れる。このこ
とにより、車体が所定ffffM斜したか否かがマイク
ロコンピュータ523にて認識できる。勿論、車体の振
動がノイズとなるので、例えば、所定時間以上通電状態
にある場合に、はじめて所定値以上の傾斜状態にあると
判断すれば解決できる。その曲、重力で垂下している電
極の側面が、その周囲の池の電極に接触した場合、電流
が流れて車両の勾配及びその方向がわかる↑14逍の勾
配センサ等も用いることができる。
次ぎに上記マイクロコンピュータ23にて行われる制御
処理について、第6図の定速走行ルーチンのフローチャ
ー1・にて説明する6本ルーチンは、第3図の第1発明
の実施例のルーチンとは下二桁のステップ番号が同一の
部分と同じである。だだ。
ステップG30.680.730の内容が異なっている
。同一の部分は前実施f3Il+の説明をここでの説明
に代える。
ステップ630は車速及びスロットル開度以外に、前記
第5図で説明した勾配センサ524からのデータをSと
して読み込んでいる。ステップ680及びステップ73
0は勾配センサ524のデータに基づいて所定勾配si
未満か否かを判定する。この判定により、下り坂での定
速走行処理から抜は出るか否かを決定している。
本実施例は、上述のごとく構成されており、下り坂にお
いて確実に車速を所定速度に収めるよう制御でき、下り
坂が終了すれば、即時にステップ900の処理にて、シ
フトアップして通常の定速走行とすることができる。
他の効果は第1発明の実施例と同一である。
九哩左苅呈 第1発明の車両用定速走行装置は、前記のごとく、スロ
ットルバルブが全閉で、がっ車速が増加している場合、
変速比を上昇、即ち、シフトダウンするとともに、スロ
ットルバルブの開度が所定偵以上になるまで変速比の下
降を禁止するよう構成されているため、下り坂や強い追
風下等でエンジンブレーキが充分に制動力を生じ、安定
した定速走行が実現できる。
第2発明の車両用定速走行装置は、前記のごとく、車両
のスロットルバルブが全閉で、がっ車速が増加している
場合、変速化分上昇、即ち、シフトダウンするとともに
、下りの勾配が所定匝以下になるまで変速比の下降を禁
止するよう構成されているため、下り坂でエンジンブレ
ーキが充分に制動力を生じ、安定した定速走行が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は第1発明の基本的構成例示図、第1図(
ロ)は第2発明の基本的構成例示図、第2図は第1発明
の一実施例の概略構成図、第3図はそのマイクロコンピ
ュータにて実行される処理のフローチャーI・、第4図
はその1を動状態を説明するための二つの変速域のスロ
ットル開度と駆動力との関係を示すグラフ、第5図は第
2発明の一実施例の概略構成図、第6図はそのマイクロ
コンピュータにて実行される処理のフローチャー1・、
第7図は従来の変速パターンを示すグラフを表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の所定の走行条件が成立すると変速比を変更す
    る自動変速装置とともに用いられ、内燃機関のスロット
    ルバルブの開度を変化させることにより駆動力を調節し
    て、所定の速度で車両を走行させる定速制御を行う車両
    用定速走行装置において、 更に、 スロットルバルブが全閉で、かつ車速が増加している場
    合、変速比を上昇させる変速比変更手段と、 上記変速比変更手段にて変速比が上昇された場合、上記
    定速制御により変化するスロットルバルブの開度が所定
    値以上になるまで変速比の下降を禁止する変速比復帰禁
    止手段と、 を備えたことを特徴とする車両用定速走行装置。 2 車両の所定の走行条件が成立すると変速比を変更す
    る自動変速装置とともに用いられ、内燃機関のスロット
    ルバルブの開度を変化させることにより駆動力を調節し
    て、所定の速度で車両を走行させる定速制御を行う車両
    用定速走行装置において、 更に、 車両の勾配検出手段と、 スロットルバルブが全閉で、かつ車速が増加している場
    合、変速比を上昇させる変速比変更手段と、 上記変速比変更手段にて変速比が上昇された場合、上記
    勾配検出手段にて下りの勾配が所定値以下になるまで変
    速比の下降を禁止する変速比復帰禁止手段と、 を備えたことを特徴とする車両用定速走行装置。
JP61147449A 1986-06-24 1986-06-24 車両用定速走行装置 Pending JPS632740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038880A (en) * 1988-04-27 1991-08-13 Mazda Motor Corporation Automatic speed control system for vehicle
GB2341430A (en) * 1998-07-02 2000-03-15 Rover Group Vehicle brake control
JP2017194140A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 スズキ株式会社 自動変速機の変速制御装置

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