JPS63273765A - ヒ−トポンプ装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ装置

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Publication number
JPS63273765A
JPS63273765A JP10816287A JP10816287A JPS63273765A JP S63273765 A JPS63273765 A JP S63273765A JP 10816287 A JP10816287 A JP 10816287A JP 10816287 A JP10816287 A JP 10816287A JP S63273765 A JPS63273765 A JP S63273765A
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JP
Japan
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pressure
valve
condenser
refrigerant
pressure regulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10816287A
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English (en)
Inventor
輝雄 木下
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はヒートポンプ装置に係り、始動時の加熱能力を
高めるように改良したものである。
〔従来の技術〕
住居等の暖房に冷凍サイクルを利用したヒートポンプが
普及している。
従来のヒートポンプは第3図に示したように冷媒の圧縮
手段としての圧IJa30と凝縮器40と膨張弁50と
蒸発器60とこれらをクローズループとして接続する配
管48.68とから構成されている。また、圧縮機30
が往復型(変位式)の場合には吐出弁44と吸込弁34
とが設けられている。なお、第3図においては凝縮器4
0等の出入口バルブ等は図示省略した。
従って、圧縮機30を稼働すれば凝縮圧力よりも高くな
ったときに過熱蒸気化した冷媒が吐出弁44より吐出さ
れ、凝縮器40において等圧凝縮(放熱)される。冷媒
は飽和液となる。ここに、凝縮器40の設置された室内
等が暖房される。その後、冷媒は膨張弁50で等エンタ
ルピ変化して湿り飽和蒸気となる。引き続き蒸発器60
において外部の水、空気等で等圧蒸発(受熱)され乾き
飽和蒸気となって吸込弁34を通し圧縮機30に吸い込
まれる。
このように、ヒートポンプは圧縮機30の動力(入力エ
ネルギー)によって熱移動させることを基本原理とする
ものであるから電熱装置等と異なり入力エネルギーより
も高い加熱能力が得られるので熱効率の良い暖房をする
ことができた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしなか、上記従来のヒートポンプには次のような問
題点を有していた。
すなわち、ヒートポンプは第4図に示したモリエル線図
(p−h線図)に示したように凝縮圧力をP2、蒸発圧
力をPl−とする定格運転を期して圧縮機30等の容量
が決められている。しかし、始動時には凝縮圧力P、が
低く、圧縮機30は軽負荷運転(入力エネルギーが少な
い)を行い冷媒吐出量の少ない、すなわち熱移動量(放
熱量Q1−吸熱量Q、)が少なくかつ凝縮温度も低凝縮
器40での加熱能力が定格運転時に比べきわめて小さく
室内昇温か遅いという欠点がある。
しかして、本発明はこのような事情に基づき鑑みなされ
たものでその目的とするところは、始動時の加熱能力を
高くかつ迅速に立ち上がりできるヒートポンプ装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、上記従来問題点は圧縮機の吐出弁の作動機構
(圧縮された冷媒圧力が凝縮圧力よりも高くなると吐出
弁が開放する)のために圧縮機が軽負荷運転となり冷媒
吐出量が比較的少量となることに起因している事実に着
目し、凝縮器へ供給する冷媒の圧力温度および量を迅速
に高めるよう形成しその問題点を解消しようとするもの
である。
これがため圧縮機と凝縮器との間に圧縮された冷媒の圧
力が所定値以上となったときすなわち、圧縮機が高負荷
運転(入力エネルギーが大きい)になったときに凝縮器
へ高圧高温多量の冷媒を供給する圧力調整手段を設けた
構成とし前記目的を達成するのである。
〔作用〕
始動時において凝縮圧力(凝縮温度)が低いときには、
圧縮機の吐出弁から吐出された冷媒をただちに凝縮器へ
供給することなく圧力調整手段によって冷媒の圧力およ
び量を高める(圧縮機の高負荷運転)。冷媒圧力が所定
値(pu )になったところで圧力調整手段を開放し高
温多量の冷媒を凝縮器へ供給する。これにより始動時の
加熱能力を高めることができる。
〔実施例〕
本発明に係るヒートポンプ装置の実施例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
(第1実施例) この実施例におけるヒートポンプ装置は第1図に示した
ように圧縮機30と凝縮器40と膨張弁50と蒸発器6
0とこれらを接続する配管4El、。
4 e−z、  68−、、 68−、とから形成され
た前出第3図に示した従来型と同様なヒートポンプと、
圧縮機30と凝縮器40との間に設けられた圧力調整手
段たる圧力調整弁11とから構成されている。
圧縮機30は、往復型のモータ駆動方式とされ、シリン
ダ31、ピストン32、吸込弁34、吐出弁44とから
構成されている。吐出弁44は弁棒46に被嵌されたハ
ネ47によって弁座45が吐出口43を閉塞するように
形成されており、シリンダ31内の冷媒圧力が外側より
も高いときに開放できるよう形成されている。一方、吸
込弁34は弁座35、弁棒36、バネ37とからなり、
シリンダ31内の圧力が低くなったときに開放しシリン
ダ31内圧力が高くなったときに吸込口33を閉塞する
ように形成されている。
なお、凝縮器40、膨張弁50および蒸発器60につい
ては従来のものと変わりがないので詳細説明を省略する
さて、圧力調整手段である圧力調整弁11は、圧縮機3
0と凝縮器40との間すなわち吐出弁44に接続された
配管38と凝縮器側配管48−1をもってそれらの中間
に設置されており、吐出弁44から吐出された比較的低
圧低温少量の冷媒をただちに凝縮器40へ供給すること
なく圧力と量を所定値まで高めるよう調整するものであ
って、弁体12、弁座13、弁棒14、バネ15および
ネジが設けられた調整部材16から形成されている。
従って、調整部材16でハネ15を伸縮させて圧力設定
をしておけば、始動時に吐出弁43から吐出された冷媒
は配管38内に保留されつつ急速に圧力が高められる。
そして設定された圧力PIIに到達ずれば弁座13がハ
ネ15の付勢力に抗し図で上方に移動するので圧力調整
弁11が開放し、高圧、高温かつ多量の冷媒を凝縮器4
0へ供給することができる。なお、圧縮機30のシリン
ダ31内圧力が低い(吸込行程)ときには吐出弁44の
弁座45がハネ47の付勢力によって吐出口43を閉塞
するので配管38内の高圧冷媒がシリンダ31内に逆戻
りすることはない。
このように構成された第1実施例では、圧縮機30を始
動させると吐出弁44から吐出された乾き飽和蒸気状態
の冷媒は圧力調整弁11が閉塞されているから配管38
内に保留されつつ第4図に示した■〜■線(圧縮行程)
に沿ってPl−→P。
→P2→・・・と圧力上昇される。この場合吐出弁44
と圧力調整弁11との距離が吐出弁44から膨張弁50
に至る距離に比べて短いので急速に圧力上昇することが
できる。
そして、圧力調整弁11で設定圧力PIJを例えば25
 kg / c+j1gと設定しておけば、配管38内
の冷媒圧力PUが25 kg / crMg となった
ときに圧力調整弁11が開放し、高圧高温かつ多量の冷
媒を配管48−1を介して凝縮器40へ供給することが
できる。凝縮器40では冷媒が第4図の■〜■線(凝縮
行程)に沿って等圧凝縮され、凝縮器4゜の周囲の温度
状況に相応したlA縮温度(凝縮圧力PC)のもとに熱
量Q1を放熱し暖房する。その後、冷媒は配管48−2
. 68−、を通し膨張弁5゜で■〜■線(膨張行程)
に沿って等エンクルピ変化し湿り飽和蒸気となり蒸発器
6oに至る。蒸発器60では、■〜■線(蒸発行程)に
沿って等圧暴発され熱量Q2を吸収した冷媒が乾き飽和
蒸気となる。その後、吸込弁34を介して圧縮機3゜に
吸い込まれ、1サイクルを完了する。
従って、この実施例によれば、圧縮機3oと凝縮器40
との間に圧力調整手段としての圧力調整弁11が設けら
れているので、圧縮[30は高負荷運転(人力エネルギ
ーが大きい)をなし冷媒は配管38内で急速に高められ
、予め設定された所定の圧力Puになったときにすなわ
ち高温多量の冷媒が凝縮器40へ供給される。よって室
内等の低温度にかかわらず凝縮器40で多量の高温冷媒
が凝縮(放熱)しかつ凝縮圧力(凝縮温度)も高められ
始動時から十分な加熱能力を発揮できるという優れた効
果を奏する。
また、圧力調整手段たる圧力調整弁11は調整部材16
を操作することにより圧力設定値を容易に変更できるの
で暖房すべき室内温度に応じ最適で立上がりの早い運転
をすることができるとともに構造簡単で廉価なヒートポ
ンプ装置を提供することができる。
さらに、吐出弁44の本来的作動機構を有効に利用して
いるので単に圧力調整弁11を設けるだけで始動時の加
熱能力を象、速に高められ適応範囲の広いものとなる。
(第2実施例) この第2実施例は、前記第1実施例と同様なヒートポン
プサイクルにおいて、第2図に示すごとく圧力調整手段
10を圧力調整弁11と自動開閉弁21とから形成した
ものである。圧力調整弁11は第1実施例の場合と同一
の構成とされ圧縮機30と凝縮器40との間に設けられ
ている。
ここに、自動開閉弁21は、下流側が配管38から分岐
された配管28−1に、上流側が配管48刊に合流され
た配管28−2に接続されたバルブ25とモータ22と
コントローラ23と温度センサ24とから形成され、暖
房室内温度が所定値以上となったときにバルブ25を開
放する。すなわち、冷媒を圧力調整弁11をバイパスし
て凝縮器4゜へ供給するように形成されている。
従って、本実施例では圧力調整弁11によって、第1実
施例の場合と同様に立ち上がりが速く始動時から大きな
加熱能力をもって暖房できるとともに、さらにその室内
温度が一定の値となったときには自動開閉弁21を開放
し圧力調整弁11での設定値より低い最適な凝縮圧力を
もって円滑がっ経済的な暖房を行うことができる。
また、始動前から室内温度が所望値に近いときには当初
から自動開閉弁21を開放して適正熱負荷の運転を行う
ことができるので適応性を一層高めることができる。か
かる観点において、凝縮器40の凝縮圧力が所定値以上
になったときにバルブ25を開放しても同様の効果を奏
するから上記温度センサ24に代えて圧力センサを用い
てもよい。
なお、以上の実施例では、圧力調整手段を弁体12、弁
座13、弁棒14、バネ15および調整部材16からな
る圧力調整弁11から又は圧力調整弁11を含み形成し
たが、要は凝縮器40の手前において圧縮機30から吐
出された冷媒の圧力、温度を一定の値に上昇させ、かつ
冷媒流量を増加できればよいから、圧力調整手段の構造
は上記開示のものに限定されない。例えば、第5図に示
したようにバネ15を形状記憶合金製とすれば、ある温
度(=圧力)で開閉できる簡単な構造とできる。さらに
、圧力調整弁11と自動開閉弁21との両機能を備えた
1つの弁機構等から圧力調整手段を構成することも可能
である。さらにまた、圧力設定を機械式でなく例えばダ
イヤル目盛で電気的に行なえるようしてもよい。また、
自動開閉弁21の開閉は装置始動からのある圧力(温度
)に相当する時間経過後に行うように形成したタイマ一
式であってもよい。
また、圧縮機30と圧力調整手段とは配管38で接続し
たが、これら中間にバッファタンクを設けたりあるいは
配管38を大径として形成することもできる。このよう
にすると高圧高温の冷媒を一層多量に確保しておくこと
ができる。
さらに、圧縮機30は往復型としたが、回転型としても
よく、また、このような密閉型でなく開放型としても本
発明は実施できる。なお、開放型とするときは従来の単
なる吐出弁を本実施例でいう圧力調整弁11と同様な構
成とすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は立ち上がりが急速でかつ
始動時の加熱能力を飛躍的に高められるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るヒートポンプ装置の第1実施例を
示す全体構成図、第2図は同しく第2実施例を示す全体
構成図、第3図は従来のヒートポンプの全体構成図、第
4図は本発明および従来のヒートポンプサイクルの動作
説明をするためのモリエル線図、および第5図は圧力調
整弁の他の実施例を示す側断面図である。 10・・・圧力調整手段、11・・・圧力調整弁、21
・・・自動開閉弁、23・・・コントローラ、24・・
・温度センサ、30・・・圧縮機、4o・・・凝縮器、
5o・・・膨張弁、60・・・蒸発器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機と凝縮器との間に圧縮された冷媒の圧力が
    所定値以上となったときに凝縮器へ冷媒を供給する圧力
    調整手段を設けたことを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記圧力調
    整手段が、圧力調整弁と、この圧力調整弁を前記圧縮機
    と凝縮器との間においてバイパスする自動開閉弁とから
    形成されているヒートポンプ装置。
  3. (3)前記特許請求の範囲第2項において、前記自動開
    閉弁が、温度センサー又は圧力センサーとコントローラ
    とを含み形成されているヒートポンプ装置。
JP10816287A 1987-04-30 1987-04-30 ヒ−トポンプ装置 Pending JPS63273765A (ja)

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JP (1) JPS63273765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528863A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 ミッシェルホーン、ユルゲン、ケー. 熱交換型パワープラント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528863A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 ミッシェルホーン、ユルゲン、ケー. 熱交換型パワープラント

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