JPS63273569A - ア−ク溶接機 - Google Patents

ア−ク溶接機

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JPS63273569A
JPS63273569A JP10514687A JP10514687A JPS63273569A JP S63273569 A JPS63273569 A JP S63273569A JP 10514687 A JP10514687 A JP 10514687A JP 10514687 A JP10514687 A JP 10514687A JP S63273569 A JPS63273569 A JP S63273569A
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welding
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arc
short circuit
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Naoki Kawai
直樹 河合
Tomiaki Hosokawa
富秋 細川
Yasushi Hamamoto
浜本 康司
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は消耗電極である溶接用ワイヤを自動送給すると
共に被溶接物である母材にワイヤ溶滴を移行させるアー
ク溶接機の溶接時に発生するスパッタ発生量を低減せし
めるアーク溶接機に関するものである。
従来の技術 パルスアーク溶接に関する従来の技術は、ワイヤが母材
に接触短絡しているか非接触でアーク発生しているかの
溶接部の状態に関係なく、溶接機の内部で作成したタイ
ミングによりパルス電流印加しておこなっていた。
発明が解決しようとする問題点 従来のパルスアーク溶接機は前述の如く、溶接部の状態
に関係なく、溶接機の内部で作成したタイミングにより
パルス電流印加するために、平均溶接電圧値を低く設定
した時、すなわち、溶接ワイヤ先端が母材に非接触で溶
接ワイヤ先端の溶融塊をすべてスプレー状にして母材に
移行する(スプレー移行)のではなく、溶接ワイヤ先端
が母材に接触してワイヤ先端の溶融塊を接触短絡電流に
よるピンチ力や溶融金属の表面張力により母材に移行す
る(短絡移行)確率が高まった時、短絡移行によるスパ
ッタ発生が多くなってくる。この平均溶接電圧値を低く
設定するのは溶接速度が速くなり、アンダーカットなど
の溶接欠陥を防止するためにおこなわれるが、同時に多
大のスパッタを発生させ、低スパツタなパルスアーク溶
接の長所を損う結果となる。特に溶接部の状態に関係な
くパルス電流を印加するためにスパッタ発生は一層、顕
著なものとなる。このことを第7図を用いて説明する。
第7図a、bはいずれも短絡移行混じりの平均溶接電圧
値を低く設定した時の従来のパルスアーク溶接機の溶接
電流波形の時間推移と溶接部の溶滴移行状態の時間推移
とを対応させて示している。
第7図において、9は溶接用ワイヤ、1oは母材、91
は溶接アーク、92はスパッタを示している。
第7図aは溶接用ワイヤ9が母材1oに接触短絡したま
ま次のパルス電流印加をした場合で、溶融金属はパルス
電流の強力なピンチ力により、時刻t6においてスパッ
タ92の飛散を伴って短絡解除される。第7図すは次の
パルス電流印加の直前の時刻t5において短絡解除した
場合で、溶接ワイヤ先端の溶融部形状や移行した溶融金
属の形状が針状となって整う前に次のパルス電流印加が
おこなわれるのでパルス電流により時刻t6において多
大なスパッタ92が発生する。
本発明は前記、従来のパルスアーク溶接機の問題点を解
決するためにおこなったもので、高速溶接時のように平
均溶接電圧を低く設定して短絡移行混じりの溶接となっ
てもスパッタ発生の少いアーク溶接機を実現しようとす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のアーク溶接機は消
耗電極である溶接用ワイヤが被溶接物である母材に接触
短絡しているか非接触でアーク発生中であるかを判定し
てアーク・短絡判定信号を出力するアーク・短絡判定回
路部と、前記アーク・短絡判定信号を入力信号の一つと
して、接触短絡が所定の第1時限以下の場合に所定の基
本パルス周期である第3時限内をパルス電流部とベース
電流部とで時分割して出力して溶接ワイヤをスプレー移
行させて溶接するためのパルスアーク溶接波形を指示し
、接触短絡が前記第1時限以上の場合にこの第1時限の
経過時点から溶接ワイヤを短絡移行させて溶接する短絡
移行溶接波形を指示し、この接触短絡が解除してアーク
発生後、所定の第2時限が経過するまで前記短絡移行溶
接波形を指示し続ける波形切換信号と、パルスアーク溶
接のパルス電流印加の時間起点を指示するパルス同期信
号とを出力するディップ・ノ(ルス制御回路部と、前記
パルス同期信号を入力信号の一つとして、前記第3時限
内をパルス電流部とベース電流部として時分割したパル
ス制御信号を出力する)(ルス波形回路部と、前記アー
ク・短絡判定信号を入力信号の一つとして接触短絡中は
溶接出力をパルス電流の立上り速度より速くない所定の
第1軌跡に従って定電流出力を指示し、アーク再生後の
アーク発生中はパルス電流部ともベース電流部とも異な
る第3の溶接出力制御を指示するディップ制御信号を出
力するディップ波形回路部と、前記波形切換信号により
前記パルス制御信号か前記ディップ制御信号かのいずれ
か一方を溶接出力制御素子を駆動する駆動回路部に選択
して入力する切換素子とを備えてなるものである。
作  用 上記構成により、所定の第1時限以上の接触短絡がなけ
れば第3時限によりパルス電流とベース電流とを交互に
出力することをくり返し、第1時限以上の接触短絡があ
れば、この後の接触短絡期間中の溶接出力をパルス電流
の立上り速度より速くない所定の第1の軌跡に従って定
電流制御し、第1時限以上の接触短絡の後にアーク再生
すればアーク再生時を時間起点として第2時限を時計数
開始すると共に、第2時限内に第1時限以上の接触短絡
がなければパルス電流部ともベース電流部とも異なる第
3の溶接出力制御を第2時限内におこなった後に前記第
3時限内の動作に戻シ、第2時限内に第1時限以上の接
触短絡があれば前記第1時限以上の接触短絡がある場合
の動作をくり返す0 実施例 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。
第1図において、1はアーク溶接機の入力端子、2は主
変圧器部、3は整流平滑回路部、4は溶接出力制御素子
、6はリアクトル、6は分流器、7は出力端子、8は通
電用コンタクトチップ、9は溶接用ワイヤ、10は母材
である。11は溶接電流値検出回路部、12は溶接電圧
値検出回路部である。
13はアーク・短絡判定回路部で、アーク・短絡判定信
号vAsを出力する。14はディップ・パルス制御回路
部で、パルス同期信号vtpと波形切換信号vF2とを
出力する。
15はパルス波形回路部で、パルス制御信号Vp を出
力する。16はディップ波形回路部で、ディップ制御信
号vdを出力する。17は切換素子で前記波形切換信号
のH,Lの状態によって前記パルス制御信号Vpか前記
ディップ制御信号vdかのいずれか一方を選択して駆動
信号Voとして出力する。18は前記駆動信号Voに対
応して前記溶接出力制御素子4を駆動する駆動回路部で
ある。なお、図中、I&は溶接電流、vaは溶接電圧を
示す。
第2図は第1図の各信号、各出力の時間的な推移を示す
タイムチャートで、第2図の各波形の見出しの記号は第
1図中に記載されている同記号の信号、出力に対応する
第2図のT1 期間は前記第3時限内に接触短絡がなか
った場合で、アーク・短絡判定回路部13はアークの状
態を示すHレベルのアーク・短絡判定信号vAsを出力
したままとなる。これによりディップ・パルス制御回路
部14は波形切換信号vF2ヲLレベルのパルス溶接モ
ードのままであることを出力すると共に、時刻t、。で
パルス電流印加開始を指示するパルス同期信号Vゆを出
力して基本パルス周期である第3時限を時計数する。パ
ルス波形回路部16は前記パルス同期信号の立下りによ
り所定のパルス電流値、ベース電流値および第3時限内
におけるパルス電流とベース電流の時間的比率を決めて
パルス制御信号Vpを出力する。切換素子17は波形切
換信号vF2がパルス溶接モードであることを指示して
いるのでパルス制御信号Vpを駆動信号Voとして選択
し、駆動回路部18に入力せしめる。これにより溶接出
力制御素子4はパルス制御信号Vpの軌跡に従うよう溶
接電流Ia を制御する。
第2図のT2期間はベース電流期間の時刻t22に微小
な接触短絡があった場合で、この接触短絡は第1時限t
p1を計数完了する以前の時刻t23に溶融部の振動等
で自然に解除し、アーク再生した場合である。この場合
、接触短絡期間ts2が第1時限tp1より短いのでデ
ィップ・パルス制御回路部14の働きにより波形切換信
号vF2はパルス溶接モードを指示するLレベルのまま
となり、またパルス同期信号Vtpも基本パルス周期で
ある第3時限tp3を時計数して次の期間のT3期間に
移行する。これにより以下の動作は前記T1 期間の場
合と同様になる。
第2図のT3期間は時刻t32に接触短絡し、第1時限
t が経過した時刻”33においても接触短絡が解除さ
れず、前記第1の軌跡に従った短絡電流印加によって時
刻t34に接触短絡解除してアーク発生し、この後のア
ーク発生中の第2時限tp3内に再び接触短絡が無い場
合を示す。この場合、ディップ・パルス制御回路部14
の働きにより第′1時限tp、が経過した時刻t33に
おいて、第3時限tp3の計数は中断され、第3時限t
 p3を時計数開始する準備状態となると共に、波形切
換信号Vy2全2ヲLルからHレベルニ転シてパルス溶
接モードから短絡移行溶接(ディップ溶接)−1ニード
に転じたことを指示する。これにより切換素子1Tはデ
ィップ制御信号vd を選択して駆動回路部18に入力
せしめ、溶接出力制御素子4はディップ波形回路部16
で作成した接触短絡時の前記第1の軌跡に従って溶接出
力を制御し、アーク再生後は第2時限tp2の間、前記
第3の溶接出力制御となる結果、時刻t からt、の間
の溶接電流!、はパルス電流部ともベース電流部とも異
なるものとなる。なお、第2時限tp2を時計数完了の
時刻’40においてはディップ・パルス制御回路部14
の働きにより第3時限tp3を時計数開始してパルス同
期信号vtpを一定時限tpOの間Lレベルとすると共
に波形切換信号vF2をHレベルからLレベルに転じ、
短絡移行溶接モードからパルス溶接モードに復帰したこ
とを指示して出力する。
以上の作用により接触短絡の解除後の第2時限の間、第
3の溶接出力制御によりワイヤ先端に次の溶滴移行のだ
めの溶融塊が形成され、時刻t4゜から印加される次の
パルス電流でワイヤからスプレー状に溶滴離脱して円滑
な1パルス1ドロツプ(移行)のパルスアーク溶接が継
続される。
第2図のT4期間は時刻t44までは前記T3期間の時
刻t34までと同じであるが、この後、第2時限t を
計数中の時刻t45において再び接触短絡し、再びT3
期間の時刻t32以降の動作となる場合を示す。この場
合、時刻t44で計数開始した第2時限tp20時計数
が完了しないままで時刻t45で次の接触短絡となるの
でディップ・パルス制御回路部14の働きにより第2時
限信号vtp2はLレベルのままで時計数を中断し、時
刻t4□のアーク発生で新たに第2時限tp2を時計数
再開する。このため、波形切換信号vF2は時刻’43
から新たな第2時限t を計数完了する時刻t6゜まで
Hレベルのままの短絡移行溶接モードのままとなり、ま
たパルス同期信号vtpは時刻t43から第3時限t 
の時計数を中断して時刻t50に再び時計数を再開する
。以上の結果、切換素子17は波形切換信号vF2がH
レベルである時刻t43から時刻t50の間、ディップ
制御信号vd を選択したままとなるので、接触短絡し
ている時刻t43からt44までの間および時刻t か
らt4□までの間は第1の軌跡による溶接電流工、とな
り、時刻t44からt46までの間および時刻t4□か
らt6゜までの間は第3の制御による溶接出力である溶
接電流工い溶接電圧va とな9、次の溶滴移行のだめ
のワイヤ先端の溶融塊が形成される。
次に、第1図におけるディップ・パルス制御回路部14
の具体的な回路を第3図に示す。第3図において、14
0は1個のICの中に独立した第1タイマ回路部141
と第2タイマ回路部142、第3タイマ回路部143の
3個のタイマ回路部を持ち、制御部144により各タイ
マ回路部の動作モードや時計数値が設定されるプログラ
マブルインターバルタイマICであり、汎用の8263
型ICである。146は1個のICの中に独立した第1
フリップフロップ回路部146と第2フリップフロップ
回路部147の2個のクリア・プリセット機能付のD型
フリップフロップ回路部を内蔵しているICで一1汎用
の7474型ICである。
148は基準クロック信号発生回路部で一定時間の周期
でHレベル、Lレベルの基準クロック信号vcKを出力
する。149は演算回路部で、前記プログラマブルイン
ターバルタイマIC140に各タイマの動作モードや時
計数値を溶接施工状況に応じ出力する。14A、14B
、14Cは論理積素子、1.4D、14Eは論理和素子
、14F。
14Gは論理反転素子である。
第3図の回路における各タイマは演算回路部149およ
び制御部144により、第1タイマ回路部141はG1
端子入力を起動入力とし、この入力がLレベルからHレ
ベルに転じた時を時間起点としてCLK1端子から入力
される信号のHレベルからLレベルに転じる回数により
第1の時限を計数開始し、第1の時限を計数中はLレベ
ル、それ以外の期間はHレベルの信号vtp1をoUT
1端子から出力する再起動可能なワンショットタイマ動
作をおこなう。第2タイマ回路部142も第1タイマ回
路部141と同様にワンショットタイマ動作をおこなう
。ただし1本回路に使用した第2タイマ回路部は時計数
中に02人力をLレベルにしても時計数停止しないので
論理和素子14Eにより接触短絡期間中は時計数進行し
ないようにCLK2人力信号をHレベルのままとして0
UT2出力を時計数中の状態であるLレベルのままとし
、次のアーク発生で再び時計数開始するよう時計数中の
中断機能を持たせている。第3タイマ回路部143は0
0人力がHレベルの時はCLKO入力からの信号がHレ
ベルからLレベルに転じる回数を計数し、この回数が所
定の回数に達すれば一定時間tpOだけ0UTO出力を
Lレベルとし他の期間はHレベルとなる分周動作をおこ
ない、Go大入力Lレベルになれば0UTO出力をHレ
ベルとしたまま分周動作を中断し、次の00人力がHレ
ベルに復帰すれば新たに分周動作を再開する動作をおこ
なう。
フリップフロップIC147内の第1フリップフロップ
回路部146と第2フリップフロップ回路部147とは
第4図の真理値を示す図に従って動作する。この内、第
1フリツグ70ツブ回路部146はCP1人力とD1人
力とをLレベルのままとしているのでCLK1人力をセ
ット入力、231人力をリセット入力としたセット優先
型R−Sフリップフロップ動作となる。また、第2フリ
ップフロップ回路部147は論理積素子14A 、 1
4Bと論理和素子14Dおよび図のような接続とするこ
とによりvF1信号をセット入力、vtp2をリセット
入力とするエツジトリガ方式のR−3フリップフロップ
動作をおこなう。以上、第3図の回路により第2図と同
じ状態変化に対し、第3図の回路の各部の信号は第5図
の如くとなシ、結果的に第2図と同様となる。
なお、第5図のt 波形は第2図の1p波形と異ってい
るが、第6図のtp波形の立上りエツジ部を利用したワ
ンショットパルス発生回路を第3図のVゆ信号の先に加
え、この追加したワンショットパルス発生回路の出力信
号を第1図、第2図のvtp信号とすることと、第6図
の時限tカを図面上では無視できるほどの小なる値を選
ぶことによって第3図の回路は第2図とほぼ等価な働き
を実現する。また、第3図の基準クロック発生回路部1
48はOR発振回路や水晶振動子等を利用して容易に実
現できるので説明を省略する。さらに、演算回路部14
9はマイクロコンピュータ−を使用した回路部であるが
、その構成は汎用的なものテアリ、プログラマブルイン
ターバルタイマIC140に対しては第1タイマ回路部
141、第2タイマ回路部142、第3タイマ回路部1
43の各タイマの動作モードの設定や計数値の設定に使
用するものであるので構成例、プログラム例は省略する
アーク・短絡判定回路部13は第1図では溶接電圧値v
a を検出してその値が所定の値よりも高い場合はアー
ク発生、低い場合は接触短絡と動作するもので、比較器
を使用することにより容易に実現され、またこの方法は
従来のアーク溶接機でも一般的に使用しているものなの
で詳細な説明を省略する。また、溶接電圧値va を検
出する代わりにアーク光を直接検出しておこなう方法も
考えられ、いずれも本発明に含まれる。
ディップ波形回路部16およびパルス波形回路部16も
従来の短絡移行溶接用溶接機、パルスアーク溶接用溶接
機で一般的に用いられている構成および動作であるので
説明を省略する。
第1図の切換素子17も市販のアナログスイッチ1c等
で容易に実現される。
なお、第1図の構成例として主回路部の方式を二次側チ
ョッパ方式として示したが、これを−次側インバータ制
御方式としても本発明に含まれ、また第3図のディップ
・パルス制御回路部14の演算回路部149にマイクロ
コンピュータ−を使用したが、これを使用せず他の方法
で計数値設定したりすることや、第3図の各タイマに基
準クロックパルスのパルス数を計数する方式を示したが
、これをコンデンサ・抵抗から成るOR積分型タイマ回
路を使用しても本発明に含まれる。     ゛上記第
1図の実施例、および第3図の回路により、平均溶接電
圧値Va を変えてスパッタ発生量を測定した結果を従
来のパルスアーク溶接機および従来の短絡移行(MAG
)溶接機と比較したものを第6図に示す。
第6図において、aは従来のパルスアーク溶接機の測定
結果である。また、第6図において、bは第8図のよう
な溶接出力波形で溶接をおこなう従来の短絡移行(MA
G )溶接機の測定結果である。
第6図のaおよびbかられかるように、溶接電圧値va
が高い領域では非接触方式の溶滴移行方式であるパルス
アーク溶接機の方が低スパツタであるが、溶接の高速化
等により溶接電圧値を低くしてゆくとaとbの差は少〈
なシ、ついに2点より低い溶接電圧ではスパッタ発生量
が逆転してMAG溶接機の方が低スパツタとなり、パル
スアーク溶接機aのスパッタ発生量は激増する。これは
第7図で説明したように接触短絡の確率が高くなり、こ
の接触短絡を強烈なパルス電流で解除する時のスパッタ
が激増するためである。
第6図のCは本実施例によるアーク溶接機の測定結果で
、溶接電圧値■8が高い領域では接触短絡の確率が低い
ため、従来のパルスアーク溶接機のスパッタ発生量aよ
りも少し少ない程度に留まっている。しかし、溶接電圧
値va を低くしてアンダーカット等の溶接欠陥を防止
する高速溶接時等では接触短絡の確率が高まり、従来の
パルスアーク溶接機のスパッタ発生量よりはるかに少い
ものとなる。これは本実施例の場合、接触短絡していな
い時はスプレー移行、接触短絡している時は短絡移行と
溶接部の状況に応じて適確な制御を選択していると共に
、接触短絡の解除後、次の溶滴移行のためのワイヤ先端
の溶融塊が形成されるためである。
なお、第6図においてさらに溶接電圧値va を低くし
た場合は接触短絡の確率がきわめて高くなり、Cの特性
はbの特性に合致するものと推定される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、高速溶接時等における平
均溶接電圧を低く設定して短絡移行混じシの溶接を行っ
てもスパッタ発生量が少ないアーク溶接機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すアーク溶接機のブロッ
ク回路図、第2図は同要部の信号のタイムチャート、第
3図は同アーク溶接機のディップ・パルス制御回路部の
具体回路図、第4図は同回路の要部の動作を表す真理値
を示す図、第5図は同要部の信号のタイムチャート、第
6図は同アーク溶接機および従来のアーク溶接機の溶接
電圧値とスパッタ発生量の関係を示す図、第7図は従来
のアーク溶接機の時間的推移における溶接電流波形と溶
滴移行状態とを対応させて示す図、第8図は従来の短絡
移行溶接機の時間的推移における溶接出力波形と溶滴移
行状態とを対応させて示す図である。 9・・・・・・溶接用ワイヤ、1o・・・・・・母材、
11・・・・・・溶接電流値検出回路部、12・・・・
・・溶接電圧値検出回路部、13・・・・・・アーク・
短絡判定回路部、14・・・・・・ディップ・パルス制
御回路部、15・・・・・・パルス波形回路部、16・
・・・・・ディップ波形回路部、17・・・・・・切換
素子、18・・・・・・駆動回路部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 t31.む15.を川、瞳−虞惑 第6図 鬼非4Lか値翫(■λ 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)消耗電極である溶接用ワイヤが被溶接物である母
    材に接触短絡しているか非接触でアーク発生中であるか
    を判定してアーク・短絡判定信号を出力するアーク・短
    絡判定回路部と、前記アーク・短絡判定信号を入力信号
    の一つとして、接触短絡が所定の第1時限以下の場合に
    所定の基本パルス周期である第3時限内をパルス電流部
    とベース電流部とで時分割して出力して溶接ワイヤをス
    プレー移行させて溶接するためのパルスアーク溶接波形
    を指示し、接触短絡が前記第1時限以上の場合にこの第
    1時限の経過時点から溶接ワイヤを短絡移行させて溶接
    する短絡移行溶接波形を指示し、この接触短絡が解除し
    てアーク発生後、所定の第2時限が経過するまで前記短
    絡移行溶接波形を指示し続ける波形切換信号と、パルス
    アーク溶接のパルス電流印加の時間起点を指示するパル
    ス同期信号とを出力するディップ・パルス制御回路部と
    、前記パルス同期信号を入力信号の一つとして、前記第
    3時限内をパルス電流部とベース電流部として時分割し
    たパルス制御信号を出力するパルス波形回路部と、前記
    アーク・短絡判定信号を入力信号の一つとして接触短絡
    中は溶接出力をパルス電流の立上り速度より速くない所
    定の第1軌跡に従って定電流出力を指示し、アーク再生
    後のアーク発生中はパルス電流部ともベース電流部とも
    異なる第3の溶接出力制御を指示するディップ制御信号
    を出力するディップ波形回路部と、前記波形切換信号に
    より前記パルス制御信号か前記ディップ制御信号かのい
    ずれか一方を溶接出力制御素子を駆動する駆動回路部に
    選択して入力する切換素子とを備えてなるアーク溶接機
  2. (2)前記ディップ・パルス制御回路部は、一定周期で
    状態変化を繰り返す基準クロック信号と前記アーク・短
    絡判定信号とを入力信号とし、アーク発生から接触短絡
    となった時を時間起点として前記基準クロック信号の状
    態変化の回数により前記第1時限を計数開始し、前記第
    1時限を計数中はLレベル、その他の期間はHレベルと
    状態を変えて第1時限信号を出力する第1タイマ回路部
    と、前記基準クロック信号と前記アーク・短絡判定信号
    とを入力信号とし、接触短絡からアーク発生した時を時
    間起点として前記基準クロック信号の状態変化の回数に
    より前記第2の時限を計数開始し、前記第2の時限を計
    数中はLレベル、その他の期間はHレベルと状態を変え
    て第2時限信号を出力し、前記第2時限を計数中も再起
    動動作可能な第2タイマ回路部と、前記第1時限信号と
    前記アーク・短絡判定信号とを入力信号とし、アーク発
    生から接触短絡に移った時にLレベル、その接触短絡が
    前記第1時限を計数完了した時に依然として接触短絡状
    態であればHレベルと状態を転じる第1フリップフロッ
    プ信号を出力する第1フリップフロップ回路部と、前記
    第1フリップフロップ信号と前記第2時限信号とを入力
    信号とし、前記第1フリップフロップ信号がHレベルに
    転じた時にHレベルに、前記第2時限信号が前記第2の
    時限を計数完了した時にLレベルと状態を転じる第2フ
    リップフロップ信号を出力する第2フリップフロップ回
    路部と、前記第2フリップフロップ信号と前記基準クロ
    ック信号とを入力信号とし、前記第2フリップフロップ
    信号がLレベルとなれば前記基準クロック信号の状態変
    化の回数により前記第3時限を計数開始して、前記第3
    時限を計数開始する時の一定期間はLレベル、その他の
    期間はHレベルと状態を変えて第3時限信号を出力する
    ことをくり返し、前記第2フリップフロップ信号がHレ
    ベルとなれば前記第3時限信号をHレベルとしたまま、
    前記第3時限を計数開始する準備状態となる第3タイマ
    回路部とで構成され、前記第3時限信号を前記パルス同
    期信号として出力すると共に前記第2フリップフロップ
    信号を前記波形切換信号として出力することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のアーク溶接機。
  3. (3)前記第3の溶接出力制御は略定電圧特性の制御、
    または、所定の第2の軌跡に従った定電流制御であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のアーク溶接機。
  4. (4)前記第1の時限、第2の時限、第1の軌跡、第3
    の溶接出力制御は、溶接ワイヤ送給速度、平均溶接電圧
    の設定、溶接速度、溶接ワイヤ材質、溶接ワイヤ径、シ
    ールドガスの成分構成比のいずれか、または複数の関数
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項または第3項記載のアーク溶接機。
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