JPS63271883A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPS63271883A JPS63271883A JP10663587A JP10663587A JPS63271883A JP S63271883 A JPS63271883 A JP S63271883A JP 10663587 A JP10663587 A JP 10663587A JP 10663587 A JP10663587 A JP 10663587A JP S63271883 A JPS63271883 A JP S63271883A
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Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、誘電加熱用マグネトロン駆動用の電源として
、大電力の周波数変換器を用いるものについてスイッチ
素子の改良をはかった高周波加熱装置に関するものであ
る。
、大電力の周波数変換器を用いるものについてスイッチ
素子の改良をはかった高周波加熱装置に関するものであ
る。
従来の技術
このような方式の高周波加熱装置は、その電源トランス
の小型化、軽量化、あるいは低コスト化のために様々な
構成のものが提案されている。
の小型化、軽量化、あるいは低コスト化のために様々な
構成のものが提案されている。
第6因は、従来の高周波加熱装置の回路図である。図に
おいて、商用電源1の電力はダイオードブリッジ2によ
り整流され、単方向電源が形成されている。3はインダ
クタ、4はコンデンサであってインバータの高周波スイ
ッチング動作に対するフィルタの役割を果すものである
。
おいて、商用電源1の電力はダイオードブリッジ2によ
り整流され、単方向電源が形成されている。3はインダ
クタ、4はコンデンサであってインバータの高周波スイ
ッチング動作に対するフィルタの役割を果すものである
。
インバータは共振用コンデンサ5電力伝達用インダクタ
ンスとして機能する昇圧トランス6、トランジスタ7、
ダイオード8および駆動回路9により構成されている。
ンスとして機能する昇圧トランス6、トランジスタ7、
ダイオード8および駆動回路9により構成されている。
トランジスタ7は駆動回路9より供給されるベース電流
によって所定の周期とデユーティ−(すなわち、オンオ
フ時間比)でスイッチング動作する。この結果、第6図
aのような電流Ic/d、すなわち、トランジスタ7の
コレクタ電流Icとダイオード8の電流1dが流れる。
によって所定の周期とデユーティ−(すなわち、オンオ
フ時間比)でスイッチング動作する。この結果、第6図
aのような電流Ic/d、すなわち、トランジスタ7の
コレクタ電流Icとダイオード8の電流1dが流れる。
一方、トランジスタ7のオフ時にはコンデンサ6と一次
巻線10との共振により第6図すのような電圧Weeが
トランジスタ7のC−に間に発生する。このため−次巻
線10には高周波電力が発生する。したがって、二次巻
線11、及び三次巻線12には各々高周波高圧電力およ
び高周波低圧電力が生じる。この高周波高圧電力はコン
デンサ13およびダイオード14により整流され、マグ
ネトロン16のアノードカソード間に供給され、一方、
高周波低圧電力はカソードヒータに供給される。したが
ってマグネトロン16は発振し誘電加熱が可能となるも
のである。なお、マグネトロン16はマグネトロン本体
151Lと、フィルタを構成するコンデンサ16 、1
7 、1 B、チョークコイル19 、2Qとにより成
るものである。また21は駆動回路9の電源トランスで
ある。
巻線10との共振により第6図すのような電圧Weeが
トランジスタ7のC−に間に発生する。このため−次巻
線10には高周波電力が発生する。したがって、二次巻
線11、及び三次巻線12には各々高周波高圧電力およ
び高周波低圧電力が生じる。この高周波高圧電力はコン
デンサ13およびダイオード14により整流され、マグ
ネトロン16のアノードカソード間に供給され、一方、
高周波低圧電力はカソードヒータに供給される。したが
ってマグネトロン16は発振し誘電加熱が可能となるも
のである。なお、マグネトロン16はマグネトロン本体
151Lと、フィルタを構成するコンデンサ16 、1
7 、1 B、チョークコイル19 、2Qとにより成
るものである。また21は駆動回路9の電源トランスで
ある。
このような構成において、昇圧トランス6のコア断面積
は一次巻線1oの両端に供給される電力の周波数が高い
望小さくなるので、たとえばインバータを20KHz−
100KHz程度の周波数で動作させると商用電源周波
数の1まで昇圧する場合に比べて昇圧トランスの重量、
サイズを数分の−から士数分の−にでき、電源部の低コ
スト化が可能であるという特長を有するものである。
は一次巻線1oの両端に供給される電力の周波数が高い
望小さくなるので、たとえばインバータを20KHz−
100KHz程度の周波数で動作させると商用電源周波
数の1まで昇圧する場合に比べて昇圧トランスの重量、
サイズを数分の−から士数分の−にでき、電源部の低コ
スト化が可能であるという特長を有するものである。
トランジスタ7のベースに供給されるベース電流Ibは
第6図Cのように正電流Ib と負電流Ib”−とよ
り成る。正電流Ib はトランジスタ7のコレクタ電
流Iaの最大値l011に対してその電流増幅率(hf
eたとえば30)分の−より大きいことが必要である。
第6図Cのように正電流Ib と負電流Ib”−とよ
り成る。正電流Ib はトランジスタ7のコレクタ電
流Iaの最大値l011に対してその電流増幅率(hf
eたとえば30)分の−より大きいことが必要である。
また、負電流Ib−はトランジスタ7のスイッチングス
ピードを速めスイッチング損失の増大を防止するために
、トランジスタのペースエミッタ間を逆バイアスするこ
とによって流れる電流である。正電流より+は第6図a
、cより明らかなようにトランジスタ7の導通期間の間
のコレクタ電流Icの最大値Icm(たとえば6oム)
によって決まる値Ib111+(たとえば2ム)とする
ことが必要であった。また、負電流Ibm−もコレクタ
電流Icの最大値Icmに応じて決まり(たとえば16
ム)、Icmが大きいほど大電力が必要であった。
ピードを速めスイッチング損失の増大を防止するために
、トランジスタのペースエミッタ間を逆バイアスするこ
とによって流れる電流である。正電流より+は第6図a
、cより明らかなようにトランジスタ7の導通期間の間
のコレクタ電流Icの最大値Icm(たとえば6oム)
によって決まる値Ib111+(たとえば2ム)とする
ことが必要であった。また、負電流Ibm−もコレクタ
電流Icの最大値Icmに応じて決まり(たとえば16
ム)、Icmが大きいほど大電力が必要であった。
さらに、コレクタ電流Icはいわゆる少数キャリア蓄積
効果によりベース電流Ib が遮断されてから一定時
間torrだけ流れつづけるものであシ、このような条
件下でトランジスタ7を駆動するため駆動回路9はたと
えば第6図すのような構成となるものである。すなわち
電源トランス21より得られる直流電源22 、23
、発振回路24゜トランジスタ25 、26 、27
、抵抗器26−36およびダイオード37より構成され
ている。
効果によりベース電流Ib が遮断されてから一定時
間torrだけ流れつづけるものであシ、このような条
件下でトランジスタ7を駆動するため駆動回路9はたと
えば第6図すのような構成となるものである。すなわち
電源トランス21より得られる直流電源22 、23
、発振回路24゜トランジスタ25 、26 、27
、抵抗器26−36およびダイオード37より構成され
ている。
発振回路24は所定の周期の導通期間でトランジスタ2
5.26を交互にオンオフし、第6図Cのよウナペース
電流をトランジスタ7に供給する。
5.26を交互にオンオフし、第6図Cのよウナペース
電流をトランジスタ7に供給する。
しかしながらこのトランジスタ25.26はかなりの大
電流を扱い得るものであることが必要であり、かつ直流
電源22.23もこの大電流を供給することが必要であ
った。したがって、駆動回路9および電源トランス21
は大型で高価なものとならざるを得なかった。
電流を扱い得るものであることが必要であり、かつ直流
電源22.23もこの大電流を供給することが必要であ
った。したがって、駆動回路9および電源トランス21
は大型で高価なものとならざるを得なかった。
特に高周波大電流でトランジスタ7を動作させる場合は
、駆動回路9および電源トランス21は極めて大型で高
価なものとなり、たとえば20W−50W程度の電力が
必要となるものであった。
、駆動回路9および電源トランス21は極めて大型で高
価なものとなり、たとえば20W−50W程度の電力が
必要となるものであった。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の高周波加熱装置は前述したように次の
ような欠点があった。
ような欠点があった。
従来の高周波加熱装置は昇圧トランス6をトランジスタ
7等よ構成るインバータにて付勢し、その電源装置の小
型、軽量、低コスト化を図るものであった。
7等よ構成るインバータにて付勢し、その電源装置の小
型、軽量、低コスト化を図るものであった。
しかしながら、トランジスタ7には第θ図aおよびCの
ようにコレクタ電流Icのピーク値Icmに相当するベ
ース電流Ibm を供給することが必要であり、このI
bm+を供給するだめの電力はかなシ大きなものとなっ
ていた。たとえばIcm =60人としトランジスタ7
のhfeを30とするとIbm+=1.7ムとなシ、駆
動回路9の消費電力は極めて大きなものとなシ、駆動回
路9および電源トランス21の大型化高価格化を避ける
ことが困難であった。
ようにコレクタ電流Icのピーク値Icmに相当するベ
ース電流Ibm を供給することが必要であり、このI
bm+を供給するだめの電力はかなシ大きなものとなっ
ていた。たとえばIcm =60人としトランジスタ7
のhfeを30とするとIbm+=1.7ムとなシ、駆
動回路9の消費電力は極めて大きなものとなシ、駆動回
路9および電源トランス21の大型化高価格化を避ける
ことが困難であった。
さらに、温度変化などによるトランジスタ7のストレー
ジタイム(第6図におけるtorrの主因)の変化や、
マグネトロン16の温度変化や経時変化により生じる;
レクタ電流Xamの変化に対応するためにはこれに十分
なベース電流を供給することが必要であり、一層駆動回
路9、電源トランス21などの大型化高価格化を生じる
ばかシでなく、高周波加熱装置の出力変動を大きくして
不安定なものとし、かつ無駄なトランジスタ7等の損失
を生じさせ、信頼性、安全性を低下させてしまうという
欠点があった。
ジタイム(第6図におけるtorrの主因)の変化や、
マグネトロン16の温度変化や経時変化により生じる;
レクタ電流Xamの変化に対応するためにはこれに十分
なベース電流を供給することが必要であり、一層駆動回
路9、電源トランス21などの大型化高価格化を生じる
ばかシでなく、高周波加熱装置の出力変動を大きくして
不安定なものとし、かつ無駄なトランジスタ7等の損失
を生じさせ、信頼性、安全性を低下させてしまうという
欠点があった。
問題点を解決するための手段
本発明はこのような従来の高周波加熱装置の欠点を解決
するためになされたものであシ、以下に述べる手段によ
り構成された高周波加熱装置である。
するためになされたものであシ、以下に述べる手段によ
り構成された高周波加熱装置である。
すなわち、商用電源等より得られる直流又は脈流電源と
、昇圧トランスおよびコンデンサよ構成る共振回路と、
前記共振回路に接続された1つ又はそれ以上のスイッチ
素子と、前記昇圧トランスの出力により付勢されるマグ
ネ上ロンと、前記スイッチング素子を駆動する制御部と
を備え、前記スイッチング素子を伝導度変調機能を有す
る電界効果トランジスタで構成したものである。
、昇圧トランスおよびコンデンサよ構成る共振回路と、
前記共振回路に接続された1つ又はそれ以上のスイッチ
素子と、前記昇圧トランスの出力により付勢されるマグ
ネ上ロンと、前記スイッチング素子を駆動する制御部と
を備え、前記スイッチング素子を伝導度変調機能を有す
る電界効果トランジスタで構成したものである。
作用
本発明は上記構成により以下に述べる作用を有するもの
である。
である。
すなわち、本発明の高周波加熱装置は、共振回路とスイ
ッチング素子でインバータを構成し、このインバータの
出力でマグネトロンを駆動する構成とすると共に、スイ
ッチング素子を伝導度変調機能を有する電界効果トラン
ジスタで構成したので大電力を扱うトランジスタのスイ
ッチング動作全安定化し、かつ、駆動回路や電源トラン
スの消費電力の低減とその構成の簡素化を実現して大型
化高価格化せざるを得なかった駆動回路や電源トランス
をコンパクトで低価格なものとすることができる。
ッチング素子でインバータを構成し、このインバータの
出力でマグネトロンを駆動する構成とすると共に、スイ
ッチング素子を伝導度変調機能を有する電界効果トラン
ジスタで構成したので大電力を扱うトランジスタのスイ
ッチング動作全安定化し、かつ、駆動回路や電源トラン
スの消費電力の低減とその構成の簡素化を実現して大型
化高価格化せざるを得なかった駆動回路や電源トランス
をコンパクトで低価格なものとすることができる。
実施例
以下本発明の高周波加熱装置の一実施例について図面と
ともに説明する。
ともに説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の回路
図であシ、第5図と同符号のものは相当する構成要素で
あシ説明を省略する。
図であシ、第5図と同符号のものは相当する構成要素で
あシ説明を省略する。
第1図において、昇圧トランス6は、発生した高周波出
力をマグネトロンに電力伝達し、またコンデンサ6と共
振するインダクタンスとして機能する電磁結合手段であ
る。昇圧トランス6の二次巻線11にはマグネトロン1
6が接続されるとともに、そのフィルタコンデンサ16
、17力図Oように並列接続されている。一方、昇圧
トランス6は通常のトランスよりも一次二次巻線間結合
係数が小さく(たとえば、0.8程度>@成されておシ
、かなシ大きい漏洩インダクタンスを有している。この
漏洩インダクタンスとフィルタコンデンサ16.17と
が一種のローパスフィルタの作用をするため、従来用い
られていた高圧ダイオードを用いなくてもマグネトロン
の7ノードビーク電流を小さく抑えつつ、所定の電波出
力を得ることができ、高圧ダイオードを省略してもマグ
ネトロンを安定に動作させることができる。
力をマグネトロンに電力伝達し、またコンデンサ6と共
振するインダクタンスとして機能する電磁結合手段であ
る。昇圧トランス6の二次巻線11にはマグネトロン1
6が接続されるとともに、そのフィルタコンデンサ16
、17力図Oように並列接続されている。一方、昇圧
トランス6は通常のトランスよりも一次二次巻線間結合
係数が小さく(たとえば、0.8程度>@成されておシ
、かなシ大きい漏洩インダクタンスを有している。この
漏洩インダクタンスとフィルタコンデンサ16.17と
が一種のローパスフィルタの作用をするため、従来用い
られていた高圧ダイオードを用いなくてもマグネトロン
の7ノードビーク電流を小さく抑えつつ、所定の電波出
力を得ることができ、高圧ダイオードを省略してもマグ
ネトロンを安定に動作させることができる。
すなわち、漏洩インダクタンスとフィルタコンデンサ1
6,1.7とにより、アノード電流のピーク値を抑制す
ることができる。マグネトロンの電波出力を例えば50
011〜700W程度得ようとするとスイッチング素子
40は、1KW〜1.4に!程度の電力を扱うことが要
求され、60〜6oムノコレクタ電流、500V〜70
07のコレクタ電圧が印加されることとなる。このよう
な場合、通常のバイポーラ形トランジスタを用いるとど
うしても大電力で駆動することが必要となシ、駆動回路
9を構成する電源41や発振回路43が大型で高価なも
のになってしまう。
6,1.7とにより、アノード電流のピーク値を抑制す
ることができる。マグネトロンの電波出力を例えば50
011〜700W程度得ようとするとスイッチング素子
40は、1KW〜1.4に!程度の電力を扱うことが要
求され、60〜6oムノコレクタ電流、500V〜70
07のコレクタ電圧が印加されることとなる。このよう
な場合、通常のバイポーラ形トランジスタを用いるとど
うしても大電力で駆動することが必要となシ、駆動回路
9を構成する電源41や発振回路43が大型で高価なも
のになってしまう。
そこで、スイッチ素子4oとして伝導度変調機能を有す
る電界効果トランジスタを用い、第1図のような構成と
したものである。第2図(fL)で表わされるスイッチ
素子4oは、第2図中)に示す等価回路図のように、電
界効果トランジスタ(MO8FIcT)40&と、ダイ
オード4obの直列接続体として表わすことができる。
る電界効果トランジスタを用い、第1図のような構成と
したものである。第2図(fL)で表わされるスイッチ
素子4oは、第2図中)に示す等価回路図のように、電
界効果トランジスタ(MO8FIcT)40&と、ダイ
オード4obの直列接続体として表わすことができる。
すなわち、スイッチング素子の導通は、MO3FICT
401Lの導通により始まシ、次にダイオード40bが
順バイアスされて導通する。このダイオード40bで表
わされるバイポーラ素子としての機能の存在によりいわ
ゆる少数キャリアの作用による伝導度変調を生じ、ため
に端子0−IC間のオン抵抗を通常のMO8F!ETの
みの場合と比べて著しく低減することができるものであ
る。
401Lの導通により始まシ、次にダイオード40bが
順バイアスされて導通する。このダイオード40bで表
わされるバイポーラ素子としての機能の存在によりいわ
ゆる少数キャリアの作用による伝導度変調を生じ、ため
に端子0−IC間のオン抵抗を通常のMO8F!ETの
みの場合と比べて著しく低減することができるものであ
る。
この構成により、駆動回路9を極めて低電力なものとす
ることができ、このためその構成が簡単でコンパクトな
ものとすることができる。従って、駆動回路9およびそ
の電源トランス21をコンパクトで低価格なものとする
ことが可能である。
ることができ、このためその構成が簡単でコンパクトな
ものとすることができる。従って、駆動回路9およびそ
の電源トランス21をコンパクトで低価格なものとする
ことが可能である。
駆動回路9の発振回路43は、第1図に示すように、コ
ンデンサ4の電圧とスイッチング素子40のコレクタ電
圧を検出し、コンデンサ6と昇圧トランス6よ構成る共
振回路の共振動作に追従して作動する構成となっている
。
ンデンサ4の電圧とスイッチング素子40のコレクタ電
圧を検出し、コンデンサ6と昇圧トランス6よ構成る共
振回路の共振動作に追従して作動する構成となっている
。
第3図は駆動回路9のさらに詳しい実施回路例であシ、
第1図と同符号のものは相当する構成要素であシ説明を
省略する。
第1図と同符号のものは相当する構成要素であシ説明を
省略する。
第3図において、発振回路43は抵抗器45−48゜比
較器50.遅延手段60.微分器51よりなるゼロクロ
ス検知部と、抵抗器52−54.コンデンサ66、比較
器66、微分器67よ構成る最長周期タイマーと、抵抗
器57−60.ダイオード61、コンデンサ62.比較
器63.可変基準電圧源64よ構成るオン時間タイマー
と、このオン時間タイマーの出力をS入力とし、最長周
期タイマーとゼロクロス検知部との和出力をR入力とす
るR−8/FF 65により構成されている。66はア
ンドゲート、67.68はインバータゲート、69はダ
イオードである。R−8/FF65の出力は、駆動回路
9の出力部を構成するバッファ回路70におくられ、抵
抗器71を介してスイッチング素子4oのゲートに送ら
れる。ダイオード72&。
較器50.遅延手段60.微分器51よりなるゼロクロ
ス検知部と、抵抗器52−54.コンデンサ66、比較
器66、微分器67よ構成る最長周期タイマーと、抵抗
器57−60.ダイオード61、コンデンサ62.比較
器63.可変基準電圧源64よ構成るオン時間タイマー
と、このオン時間タイマーの出力をS入力とし、最長周
期タイマーとゼロクロス検知部との和出力をR入力とす
るR−8/FF 65により構成されている。66はア
ンドゲート、67.68はインバータゲート、69はダ
イオードである。R−8/FF65の出力は、駆動回路
9の出力部を構成するバッファ回路70におくられ、抵
抗器71を介してスイッチング素子4oのゲートに送ら
れる。ダイオード72&。
72bは出力部に設けられたサージ電圧抑制手段72で
あシ、ツェナダイオードなどをダイオード72bのかわ
シに用い、ダイオード72Lを省略してもよい。このサ
ージ電圧抑制手段はスイッチング素子4oのコレクタに
昇圧トランス6が設けられる構成であるのでバッファ回
路70およびスイッチング素子40のゲートを保護する
上で極めて重要である。昇圧トランス6の出力側に接続
されるマグネトロンは、特にマグネトロンの発振開始時
において、いわゆる起動サージ電圧を発生せしめる。こ
れは発振開始時におけるマグネトロンの不安定動作に起
因するものである。
あシ、ツェナダイオードなどをダイオード72bのかわ
シに用い、ダイオード72Lを省略してもよい。このサ
ージ電圧抑制手段はスイッチング素子4oのコレクタに
昇圧トランス6が設けられる構成であるのでバッファ回
路70およびスイッチング素子40のゲートを保護する
上で極めて重要である。昇圧トランス6の出力側に接続
されるマグネトロンは、特にマグネトロンの発振開始時
において、いわゆる起動サージ電圧を発生せしめる。こ
れは発振開始時におけるマグネトロンの不安定動作に起
因するものである。
このサージ電圧は、当然のことながら、トランス6を介
してスイッチング素子のコレクタからゲートへと伝達さ
れる可能性が高い。スイッチング素子40のゲートは本
来、MOSFETと同じである(第2図中)参照)ので
、極めて高インピーダンスである。このため、マグネト
ロンの起動サージによりスイツチング素子そのもののゲ
ートが破壊されたシ、バッフ1回路70が破壊してスイ
ッチング素子が破壊してしまうという現象が生じやすい
のである。そこで、このサージ電圧抑制手段72を設け
ることにより、このようなマグネトロンの起動サージに
よるスイッチング素子4oの破壊を防ぐことができるの
である。
してスイッチング素子のコレクタからゲートへと伝達さ
れる可能性が高い。スイッチング素子40のゲートは本
来、MOSFETと同じである(第2図中)参照)ので
、極めて高インピーダンスである。このため、マグネト
ロンの起動サージによりスイツチング素子そのもののゲ
ートが破壊されたシ、バッフ1回路70が破壊してスイ
ッチング素子が破壊してしまうという現象が生じやすい
のである。そこで、このサージ電圧抑制手段72を設け
ることにより、このようなマグネトロンの起動サージに
よるスイッチング素子4oの破壊を防ぐことができるの
である。
第4図は第3図の駆動回路の動作を説明する波形図であ
シ、同図aおよびbはスイッチング素子4oに流れる電
流Xa/ei および電圧Weeである。
シ、同図aおよびbはスイッチング素子4oに流れる電
流Xa/ei および電圧Weeである。
また、同図Cないしぎは発振回路43の各部動作波形で
ある。ゼロクロス検知部比カムは同図Cのようにコンデ
ンサ4の電圧Vsとvcdとのクロスポイントから一定
時間t+1だけ遅延してゼロクロス近傍でゼロクロス検
知部ムを発生する。もし何らかの原因でこのクロスポイ
ントが検知されない場合は同図Cおよびdに破線で示す
ようにコンデンサ65の電圧Bが所定値Cになった時点
で強制ゼロクロスパルスが最長周期タイマーより発生さ
れる。
ある。ゼロクロス検知部比カムは同図Cのようにコンデ
ンサ4の電圧Vsとvcdとのクロスポイントから一定
時間t+1だけ遅延してゼロクロス近傍でゼロクロス検
知部ムを発生する。もし何らかの原因でこのクロスポイ
ントが検知されない場合は同図Cおよびdに破線で示す
ようにコンデンサ65の電圧Bが所定値Cになった時点
で強制ゼロクロスパルスが最長周期タイマーより発生さ
れる。
R−8/FF65のR入力にパルス人が入力されるとQ
出力は同図eのようにHとなシスイツチング素子4oが
オンとなり、Icが流れる。同時にオン時間タイマーの
コンデンサ62が同図fのように充電され、可変基準電
圧源64よりきめられる電圧Eに達するとオン時間タイ
マーはR−S/F Fe2のS入力に同図gのパルスF
を入力する。したがって出力QはLとなシ、スイッチン
グ素子4゜がオフとなり最初の状態に戻シ、これをくシ
かえず。このような回路動作において、スイッチング素
子4oは0MO5−ICなどで直接駆動できるので極め
て簡単で低消費電力の回路となシコンパクトで低価格な
ものとすることができる。
出力は同図eのようにHとなシスイツチング素子4oが
オンとなり、Icが流れる。同時にオン時間タイマーの
コンデンサ62が同図fのように充電され、可変基準電
圧源64よりきめられる電圧Eに達するとオン時間タイ
マーはR−S/F Fe2のS入力に同図gのパルスF
を入力する。したがって出力QはLとなシ、スイッチン
グ素子4゜がオフとなり最初の状態に戻シ、これをくシ
かえず。このような回路動作において、スイッチング素
子4oは0MO5−ICなどで直接駆動できるので極め
て簡単で低消費電力の回路となシコンパクトで低価格な
ものとすることができる。
また、第1図に於て、電流検出器73を設け、商用電源
1からの入力電流を検出する構成とし、この検出信号を
発振回路43に供給する構成とすることにより、入力電
流の変化による電源情報を検出することができる。すな
わち、この検出信号によりスイッチング素子40の導通
期間Tonを制御するよう構成することにより、電源電
圧の変動などによりマグネトロン16の電波出力が変動
することを防止し、これを安定化せしめることができる
。
1からの入力電流を検出する構成とし、この検出信号を
発振回路43に供給する構成とすることにより、入力電
流の変化による電源情報を検出することができる。すな
わち、この検出信号によりスイッチング素子40の導通
期間Tonを制御するよう構成することにより、電源電
圧の変動などによりマグネトロン16の電波出力が変動
することを防止し、これを安定化せしめることができる
。
発明の効果
以上に述べたように本発明によれば、大電力の高周波加
熱装置の電源として、インバータを用いることにより小
型コンパクト化できるうえに、スイッチング素子として
伝導度変調機能を備えた電界効果トランジスタを用いた
ので、スイッチング損失が小さく、かつ、その駆動電力
が極めて小さいインバータを実現することができる。
熱装置の電源として、インバータを用いることにより小
型コンパクト化できるうえに、スイッチング素子として
伝導度変調機能を備えた電界効果トランジスタを用いた
ので、スイッチング損失が小さく、かつ、その駆動電力
が極めて小さいインバータを実現することができる。
このため、スイッチング素子の駆動回路およびその電源
回路を著しく簡素で低電力、低価格なものとすることが
可能であシ、電源装置全体のコンパクト化、低価格化を
大幅に推進せしめることができるものであシ、その工業
的価値は極めて大きいものである。
回路を著しく簡素で低電力、低価格なものとすることが
可能であシ、電源装置全体のコンパクト化、低価格化を
大幅に推進せしめることができるものであシ、その工業
的価値は極めて大きいものである。
また、特にゲートインピーダンスが箸しく高いスイッチ
ング素子となるので、マグネトロンの起動サージにより
破壊しやすくなるが、駆動回路の出力部にサージ電圧抑
制手段を設けることで、高信頼性化を図ることができる
。
ング素子となるので、マグネトロンの起動サージにより
破壊しやすくなるが、駆動回路の出力部にサージ電圧抑
制手段を設けることで、高信頼性化を図ることができる
。
さらに、スイッチング素子40とダイオード8を1チッ
プ構成又は2チップ構成で1パツケージ化することによ
り、特にダイオード8のリード配線の浮遊インダクタン
スにより発生するサージ電圧でスイッチング素子4oが
破壊するのを防止することができる上に、装置の組立工
程の簡素化を実現できる。
プ構成又は2チップ構成で1パツケージ化することによ
り、特にダイオード8のリード配線の浮遊インダクタン
スにより発生するサージ電圧でスイッチング素子4oが
破壊するのを防止することができる上に、装置の組立工
程の簡素化を実現できる。
第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の回路
図、第2図a、bは同スイッチング素子の回路図および
その等価回路図、第3図は同装置の駆動回路の詳細な回
路図、第4図は同装置の各部動作電流波形図、第6図は
従来の高周波加熱装置の回路図、第6図は同装置の各部
動作電流波形図である。 1・・・・・・商用電源、2,3.4・・・・・・脈流
電源(2・・・・・・ダイオードブリッジ、3・・・・
・・インダクタ、4・・・・・・コンデンサ)、6・・
・・・・共振コンデンサ、6・・・・・・昇圧トランス
、8・・・・・・ダイオード、9・・・・・・駆動回路
、10・・・・・・−入電線、11・・・・・・二次電
線、16・・・・・・マグネトロン、4o・・・・・・
スイッチング素子、72・・・・・・サージ電圧抑制手
段、73・・・・・・電源情報検知手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 (の (1)J 第3図 第4図 第5図 (a) 第6図
図、第2図a、bは同スイッチング素子の回路図および
その等価回路図、第3図は同装置の駆動回路の詳細な回
路図、第4図は同装置の各部動作電流波形図、第6図は
従来の高周波加熱装置の回路図、第6図は同装置の各部
動作電流波形図である。 1・・・・・・商用電源、2,3.4・・・・・・脈流
電源(2・・・・・・ダイオードブリッジ、3・・・・
・・インダクタ、4・・・・・・コンデンサ)、6・・
・・・・共振コンデンサ、6・・・・・・昇圧トランス
、8・・・・・・ダイオード、9・・・・・・駆動回路
、10・・・・・・−入電線、11・・・・・・二次電
線、16・・・・・・マグネトロン、4o・・・・・・
スイッチング素子、72・・・・・・サージ電圧抑制手
段、73・・・・・・電源情報検知手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 (の (1)J 第3図 第4図 第5図 (a) 第6図
Claims (4)
- (1)商用電源等より得られる直流又は脈流電源と、昇
圧トランスおよびコンデンサより成る共振回路と、前記
共振回路に接続された1つ又はそれ以上のスイッチング
素子と、前記昇圧トランスの出力により付勢されるマグ
ネトロンと、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路
とを備え、前記スイッチング素子を伝導度変調機能を有
する電界効果トランジスタで構成した高周波加熱装置。 - (2)駆動回路の出力部にサージ電圧抑制手段を設けた
特許請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置。 - (3)駆動回路は、電源の電圧又は電流を検知する電源
情報検知手段を有し、この電源情報検知手段の信号でス
イッチング素子の導通期間が制御される構成とした特許
請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置。 - (4)スイッチング素子は逆並列に接続されたダイオー
ドと共に1チップ又は2チップで構成されかつ、単一の
パッケージに収納される構成とした特許請求の範囲第1
項記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663587A JPS63271883A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663587A JPS63271883A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63271883A true JPS63271883A (ja) | 1988-11-09 |
Family
ID=14438572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10663587A Pending JPS63271883A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63271883A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194384A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 三洋電機株式会社 | マグネトロンの駆動回路 |
JPS61185960A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-19 | Toshiba Corp | 伝導度変調素子 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10663587A patent/JPS63271883A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194384A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 三洋電機株式会社 | マグネトロンの駆動回路 |
JPS61185960A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-19 | Toshiba Corp | 伝導度変調素子 |
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