JPS63271783A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

デイスクカ−トリツジ

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Publication number
JPS63271783A
JPS63271783A JP10576787A JP10576787A JPS63271783A JP S63271783 A JPS63271783 A JP S63271783A JP 10576787 A JP10576787 A JP 10576787A JP 10576787 A JP10576787 A JP 10576787A JP S63271783 A JPS63271783 A JP S63271783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
magnetic field
cartridge body
cartridge
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP10576787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Masuda
久 増田
Michio Oka
美智雄 岡
Mine Naito
峰 内藤
Susumu Tosaka
進 登坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディスクカートリッジに係り、特に光磁気ディ
スクを密閉状に収納する気密性ディスクカートリッジに
関する。
〔発明の概要〕
本発明は光磁気ディスクを収納する気密性ディスクカー
トリッジにおいて、カートリッジ本体内に補助磁界発生
部材を配設することにより、光磁気ディスクの記録媒体
に充分な磁場を供給し、良好に信号の記録が行なえるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
レーザー光によって信号の記録、再生を行なう記録ディ
スク、即ち光ディスクにおいて、記録・消去を繰返し行
なえるいわゆる書換え可能形の代表的なものに光磁気デ
ィスクがある。
この光磁気ディスクは、記録媒体として磁性体を用い、
この磁性記録媒体に予め外部補助磁界を加えた状態でそ
の表面に収束したレーザー光を照射することにより、磁
性体の磁気特性の温度依存性を利用して局部的に磁化反
転を生じさせて信号を記録するものである。
従来この光磁気ディスクを収納するカートリッシハ、カ
ートリッジ本体にディスクの一部が表出される開口が形
成されてシャッターにより開閉可能と成され、信号の記
録を行なう場合はシャッターを開いた状態で開口よりマ
グネットをディスクに近接対応させ、これによって磁性
記録媒体に信号の記録に必要な充分な補助磁界を加える
ようになされている。
ところで、この書換え可能な光磁気ディスクは、将来あ
らゆる環境の下で使用されることが予想される。即ち、
例えば熱帯等の高温高湿の地域、海浜等の塩水径がかか
りやすい場所、航空機内等の振動が大きく、かつ気圧の
変化の激しい場所、工場内等の塵の多い場所等、厳しい
条件の下での使用が考えられる。
このような厳しい条件下においては、上述したような開
口を有するカートリッジでは気密性を保つことができな
いので、ディスクを良好に保護することができず、従っ
てその使用は不可能であった。
そこでこれに対応するために、ディスクが収納されるカ
ートリッジ本体を気密性とし、ディスクを外気から遮断
した状態で記録再生可能に封入するようにしたディスク
カートリッジが考えられている。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このようにディスクを気密性カートリッ
ジに収納した場合、カートリッジの肉厚のため外部より
マグネットをディスクに近づけることができず、このた
めディスクの記録媒体面に充分な補助磁界を供給するこ
とが困難となり、従って信号の記録を良好に行なうこと
ができない。
本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、気密性のディ
スクカートリッジにおいて、内部に収納されるディスク
に充分な補助磁界を供給し、良好に信号の記録が行なえ
るディスクカートリッジを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために本発明のディスクカートリ
ッジは、光学的に信号の記録もしくは再生可能な光磁気
ディスクを外気から遮断した状態で記録もしくは再生可
能なように収納するカートリッジ本体の内部に、補助磁
界発生部材としての固定マグネットを配設して成るもの
である。
(作用) 以上の如く気密性のカートリッジ本体内に固定マグネッ
トを設けたことにより、カートリッジ本体内に収納され
ているディスクに充分な補助磁界を供給することができ
、このため良好に信号の記録が行なわれる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明のディスクカートリッ
ジの実施例を説明する。
第1図〜第3図は本発明のディスクカートリッジの一実
施例で、図において(1)はディスクカートリッジを全
体として示し、(2)はカートリッジ本体で、このカー
トリッジ本体(2)内に光磁気ディスク(以下車にディ
スクという)(3)が回転自在に収納されている。
このカートリッジ本体(2)は、ディスク(3)を外気
と遮断した状態に収納する密閉型で、内部は略完全に気
密性が保たれており、これによってディスク(3)は酸
化、減圧、環境即ち塩水霧、湿度、塵。
砂等から保護されている。このカートリッジ本体(2)
内は真空か、あるいは窒素系のガスを封入することも可
能である。
ディスク(3)は、記録媒体(3a)として磁性体が使
用されており、熱変形、水分凝固、偏心を小さくするた
めにガラスを基板とし、このガラス基板に2P層を介し
て記録媒体(3a)としての磁性薄膜を形成してなるい
わゆるガラス2Pデイスクが採用されている。
このディスク(3)の回転中心部には回転支持部材とし
ての軸(4)が固定されており、この軸(4)の下端部
はカートリッジ本体(2)の下側壁部(2a)の内面に
固定された軸受(5)に支持され、また上端部はカート
リッジ本体(2)の上側壁部(2b)の内面に形成され
た軸受凹部(6)に支持されており、これによってディ
スク(3)はカートリッジ本体(2)に対し回転自在に
支持されている。
またこの軸(4)の上部には例えば鉄材によりなるロー
ター(7)が固着されており、後述するようにこのロー
ター(7)に回転駆動用スピンドルが磁気的に連結され
てディスク(3)が一体に回転されるようになされてい
る。
そして以上の如くカートリッジ本体(2)に回転自在に
収納されるディスク(3)の記録媒体面に対応してカー
トリッジ本体(2)内にピックアップ(10)が移動可
能に配されている。
(11)はこのピックアップ(10)のハウジングで、
このハウジング(11)内には、その上部に後述するオ
プティカルヘッドから出射したレーザー光をディスク(
3)の磁性記録媒体(3a)上に収束結像する結像手段
としての対物レンズ(12)と、この対物レンズ(12
)を駆動してフォーカシング及びトラッキングを行なう
アクチェエータ−(13)が配設されている。この対物
レンズ(12)は、従来の光デイスク装置に用いられて
いるものをそのまま使用することができる。また、アク
チェエータ−(13)は導線(14)を介してカートリ
ッジ本体(2)の下側壁部(2a)の外面に表出される
コネクタ一端子(15)に接続されており、カートリッ
ジ本体(2)をディスク装置本体に装填した状態ではこ
のコネクタ一端子(15)にアクチュエーター駆動回路
が接続されるようになされている。
さらにハウジング(11)の内部には、対物レンズ(1
2)の下方に位置して対物レンズ(12)の光軸に対し
45°に傾斜した反射ミラー(16)が配されており、
またハウジング(11)の外方側面部にはレーザー光が
入射される入射孔(17)が形成されている。
そしてこのハウジング(11)はカートリッジ本体(2
)内に横架された平行ガイド軸(1日)に沿ってディス
ク(3)の径方向に摺動自在に支持されている。
またカートリッジ本体(2)の下側壁部(2a)の内面
には平行ガイド軸(18)と対応してガイド溝(19)
が形成されており、このガイド溝(19)に沿ってハウ
ジング(11)が移動される。
またこのハウジング(11)の下側面には例えば鉄材に
より成る磁気連結板体(20)が固着されており、後述
するようにこの磁気連結板体(20)にシークモーター
が磁気的に連結されてハウジング(11)が一体に移動
されるようになされている。
このように構成されるピックアップ(10)に対応して
カートリッジ本体(2)の−側壁部(2C)には、ハウ
ジング(11)の入射孔(17)と対向する位置に透明
窓(21)が形成されている。この透明窓(21)は、
レーザー光の径を充分カバーできる大きさの透明な平行
板により成り、傷がつきにくく、かつ結露しにくい材質
のものが使用され、その平行度は約4分の1波長程度が
求められる。
そして、カートリッジ本体(2)の上側壁部(2b)の
内面には、ディスク(3)を挟んでピックアップ(10
)の対物レンズ(12)と相対するように補助磁界発生
部材としての固定マグネット(22)が固着されている
。この固定マグネット(22)は、ピックアップ(10
)の移動方向に対応した直線状に形成され、ディスク(
3)の記録部分aを充分カバーする長さを有し、常にデ
ィスク(3)の磁性記録媒体(3a)に対しその抗磁力
より向い磁力を作用させている。
以上のように構成される本例のディスクカートリッジ(
1)は、光磁気ディスク装置本体に装填された状態で、
光磁気ディスク装置本体側に配される回転駆動用スピン
ドル(30) 、シークモーター(31) 、及びオプ
ティカルヘッド(32)によってディスク(3)、ピッ
クアップ(10)の駆動及び信号の記録・再生が行なわ
れる。
スピンドル(30)はカートリッジ本体(2)の上方に
ローター(7)と対応するように配置され、その下面に
は電磁チャック(30a )が固定されており、この電
磁チャック(30a)に通電されるとその磁力によって
ローター(7)が吸引され、これによってスピンドル(
30)とディスク(3)が磁気的に連結された状態とな
り、スピンドル(30)と一体にディスク(3)が回転
駆動される。
シークモーター(31)としては本例ではガイド軸(3
3)に沿って直線的に摺動されるリニアモーターが用い
られ、このシークモーター(31)は、カートリッジ本
体(2)の下方にピックアップ(1o)と対応してディ
スク(3)の径方向に摺動可能に配置されている。この
シークモーター(31)の上面には電磁チャック(31
a)が固定されており、この電磁チャック(31a)に
通電されるとその磁力によってピックアップ(10)の
磁気連結板体(20)が吸引され、これによってシーク
モーター(31)とピックアップ(10)が磁気的に連
結された状態となり、シークモーター(31) と一体
にピンクアップ(10)が移動される。
オプティカルヘッド(32)は、カートリッジ本体(2
)の側方に透明窓(21)と対応して配置され、その内
部にはレーザーダイオード、フォトダイオード、コリメ
ーターレンズ、ビームスプリンター等を内蔵し、レーザ
ー光の出入射9分配、検波等が行なわれる。尚、このオ
プティカルヘッド(32)のレーザー光の出入射は平行
光で行なわれる。
そしてこのオプティカルヘフ・ド(32)から出射され
たレーザー光は透明窓(21)を透過してカートリッジ
本体(2)内に入射し、反射ミラー(16)によって対
物レンズ(12)の光軸方向へ90°偏向され、対物レ
ンズ(12)によって収束されてディスク(3)の磁性
記録媒体(3a)上でスポットを結像する。
このとき、レーザー光によって磁性記録媒体(3a)に
局部的な温度上昇が生じることにより、この部分の抗磁
力が減少し、このため固定マグネット(22)による補
助磁界によって磁化の反転が起こる。こうしてミクロン
オーダーの直径を持つ反転磁区が磁性記録媒体(3a)
中に形成され、これによって信号の記録が行なわれる。
また、この記録信号の読出しの際には、ディスク(3)
の記録媒体面より反射される反射光が出射光と平行にオ
プティカルヘッド(32)に入射され、この反射光は磁
性記録媒体(3a)の磁化反転に応じて偏光面が回転さ
れるので、この偏光面の回転による光の強弱がオプティ
カルヘッド(32)内のフォトダイオードで検出され、
電気信号に変換される。
また、図示はしていないが、アクチェエータ−駆動コネ
クタ端子(15)にはアクチュエーター駆動回路が接続
され、このアクチェエータ−駆動回路からの動作信号に
よってアクチュエーター(13)が作動し対物レンズ(
12)が駆動され、フォーカシング及びトラッキングが
行なわれる。
以上の如く本例のディスクカートリッジ(1)は、ディ
スク(3)を気密性のカートリッジ本体(2)内に収納
したことにより、高温高湿、塩水霧、振動、塵等の厳し
い条件の下でもディスク(3)は何らの影響もなく良好
に保護される。そして、このカートリッジ本体(2)内
に補助磁界発生部材としての固定マグネット(22)を
配設したことにより、ディスク(3)の記録媒体(3a
)に対し充分な補助磁界を供給することができ、このた
め良好に信号の記録を行なうことができる。
向、以上の如くしてディスク(3)に記録された信号を
書換える場合は、記録されている信号の上にさらに信号
を記録するオーバーライドを行なうか、あるいはカート
リッジ本体(2)の外部からディスク(3)の磁性記録
媒体(3a)に電磁石等によって強力な磁界を加えてい
わゆるバルクイレーズを行なう。
また、本例の説明では、固定マグネット(22)による
補助磁界を信号の記録のみに用いる場合について述べた
が、この固定マグネット(22)を信号の消去に利用す
ることもできる。この場合は、カートリッジ本体(2)
内に、記録専用と消去専用の2個のピックアップ(10
) と、夫々に対応する固定マグネット(22)を配設
することになる。
また、第4図〜第6図は本発明のディスクカートリッジ
における結像部の他の実施例を示し、この実施例は、ピ
ックアップ(10)を回動アーム(40)によってディ
スク(3)の径方向に移動可能に支持したもである。
この回動アーム(40)は、軸部(41)においてカー
トリッジ本体(2)に対し回動自在に支持されており、
即ち、軸部(41)の上端部はカートリッジ本体(2)
の上側壁部(2b)の内面に固定された軸受(42)に
支持され、また下端部はカートリッジ本体(2)の下側
壁部(2a)に形成された支持孔部(43)に回転自在
に嵌合支持され、その端面がカートリッジ本体(2)の
下側に表出されている。そしてこの回動アーム(40)
の先端部にピックアップ(1o)のハウジング(11)
が一体に形成され、このハウジング(11)内に結像手
段としての対物レンズ(12)及びアクチェエータ−(
13)が配設されている。尚、(44)はバランサウェ
イトである。
また、ハウジング(11)の下側面にはガイドピン(4
5)が突設され、このガイドピン(45)に対応してカ
ートリッジ本体(2)の下側壁&1(2a)の内面には
軸部(41)を中心とする円弧状にガイド溝(46)が
形成されており、このガイド1(46)に沿ってピック
アップ(10)がディスク(3)の径方向に円弧状に移
動される。
回動アーム(40)及び軸部(41)の下半部は、ハウ
ジング(11)の内部と連続した中空状に形成されてお
り、この回動アーム(40)の中空部(40a )と軸
部(41)の中空部(41a )内をレーザー光が通る
ようになされている。また軸(41)の下部にはその中
空部(41a )内に、密封用の透明体(47)が固定
されており、これによってカートリッジ本体(2)内の
気密性が保持されている。
また、本例では補助磁界発生部材としての固定マグネッ
ト(22)はピックアップ(10)の移動軌跡と対応し
た円弧状でディスク(3)の記録部分aを充分カバーす
る長さに形成されている。
ピックアンプ(10)を駆動するシークモークー(31
)は、本例においては回転型のモーターが用いられてお
り、カートリッジ本体(2)をディスク装置内に装填し
た状態ではこのシークモーター(31)の回転駆動軸(
48)の先端が回動アーム(40)の軸部(41)の下
端部に凹凸嵌合によって連結され、このためシークモー
ター(31)の回転駆動によって直接的に回動アーム(
40)が作動し、即ちピックアップ(10)の移動が行
なわれる。
またこのシークモーター(31)の回転駆動軸(48)
も回動アームの軸部(41)と対応した中空状に形成さ
れており、この中空部(48a)に対応して回転駆動軸
(48)の下方にオプティカルヘッド(32)が配設さ
れている。そしてこのオプティカルヘッド(32)のレ
ーザーダイオード(32L)より出射されたレーザー光
は回転駆動軸(48)の中空部(48a)を通り透明体
(47)を介してカートリッジ本体(2)内に入射し、
軸部(41)内に配された反射ミラー(49)及びハウ
ジング(11)内の反射ミラー(16)によって夫々9
0”偏向され、対物レンズ(12)によって収束されて
ディスク(3)の磁性記録媒体(3a)上にスポットを
結像する。それによって信号の記録が行なわれ、また記
録信号の再生の際にはディスク(3)の記録媒体面より
反射される反射光が出射光と平行にオプティカルヘッド
(32)に入射され、この反射光がフォトダイオード(
32F )によって電気信号に変換される。
この実施例では、ピックアップ(10)がシークモータ
ー(31)によって直接的に駆動されるので、上述した
第1図〜第3図の実施例の如き間接駆動方式に比してピ
ックアップ(10)の移動が正確に行なわれる効果があ
る。
また、第7図〜第9図は本発明のディスクカートリッジ
における補助磁界発生部の他の実施例を示し、この実施
例は、上述した第1図〜第3図の実施例の如きピックア
ップ(10)を直線的に移動させるように構成したディ
スクカートリッジにおいて、カートリッジ本体(2)の
外部から電磁石(50)によってディスク(3)に補助
磁界を供給しようとするものである。
(51)はこの電磁石(50)の第1のヨークで、この
第1のヨーク(51)は、中央ヨーク部(52)及びそ
の両側に位置する両側ヨーク部(53)  (54)を
有する断面E字形状に形成されており、この第1のヨー
ク(51)の中央ヨーク部(52)にはコイル(55)
が巻回されている。
そしてこの第1のヨーク(51)の先端部を構成する第
2のヨーク(56)がカートリッジ本体(2)の上側壁
部(2b)に埋込まれている。即ちこの第2のヨーク(
56)は、第1のヨーク(51)の中央口−り部(52
)及び両側ヨーク部(53)  (54)に夫々対応し
た中央ヨーク(57)及び両側ヨーク(58)(59)
により成り、夫々ディスク(3)の記録部分aを充分カ
バーする長さでピンクアップ(10)の移動方向に対応
した直線状に形成され、その外側面部はカートリッジ本
体(2)の上側壁部(2b)の表面に露出し、また内側
面部はディスク(3)の記録媒体面に近接対向している
また、この第2のヨーク(56)の中央ヨーク(57)
の内側端面部(57a ) 、即ちディスク(3)に対
する対向面部は、稜部を面取り状としたテーパー形状の
断面に形成されている。
そして信号の記録を行なう場合は、カートリッジ本体(
2)の外部から電磁石(50)の第1のヨーク(51)
を第2のヨーク(56)の外側面部に当接させ、この状
態でコイル(55)に通電する。これによって第1のヨ
ークから生じた磁束は、第2のコーク(56)の中央コ
ーク(57)を通ってその内側端面部(57a )から
空間層、ディスク(3)の基板層を経て磁性記録媒体(
3a)に入り、即ち磁性記録媒体(3a)に補助磁界を
供給する。
このとき、第2のヨーク(56)の中央ヨーク(57)
の内側端面部(57a)がテーパー状に形成されている
ことにより、この部分で磁束が絞り込まれてその密度が
高くなり、またディスク(3)の磁性記録媒体(3a)
を通った磁束は図示の如く両側ヨーク(58)  (5
9)に導かれる状態となるので磁力線が発散せず、この
ためディスク(3)の磁性記録媒体(3a)には磁化の
反転に必要な充分な補助磁界が供給されることになる。
以上の如く本例においては、カートリッジ本体(2)に
電磁石(50)の第1のヨーク(51)の先端部を構成
する第2のヨーク(56)を埋込み1.カートリッジ本
体(2)の外部からディスク(3)の磁性記録媒体(3
a)に補助磁界を供給するようにしたことにより、密封
状態のディスク(3)に良好に信号の記録を行なうこと
ができる。
また、本例では、電磁石(50)のコイル(55)に通
電する電流の方向を信号の記録時と逆にすることによっ
て第2のヨーク(56)からディスク(3)の磁性記録
媒体(3a)に供給される磁力線の向きを反転させ、こ
れによってディスク(3)の磁性記録媒体(3a)に記
録された信号の消去を行なうこともできる。
尚、本例においては第2のヨーク(56)はその外側面
部をカートリッジ本体(2)の表面に露出させであるが
、電磁石(50)の第1のヨーク(51)より充分な磁
力を供給できるものであればこの必要はなく、第2のヨ
ーク(56)をカートリッジ本体(2)の内壁に固定配
置してもよい。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明のディスクカートリッジは、カートリ
ッジ本体の内部に補助磁界発注部材を設けたことにより
、カートリッジ本体内に収納されているディスク状記録
媒体に充分な補助磁界を供給することができ、このため
確実に信号の記録あるいは消去を行なえ、従っていかな
る環境下でも良好に使用可能なディスクカー1− IJ
ッジを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディスクカートリッジの一実施例を示
す縦断側面図、第2図は同、横断平面図、第3図は同、
要部の斜視図、第4図は本発明のディスクカートリッジ
における結像部の伯の実施例を示す要部の斜視図、第5
図は同、要部の縦断側面図、第6図は同、横断平面図、
第7図は本発明のディスクカートリッジにおける補助磁
界発生部の他の実施例を示す縦断側面図、第8図は同、
横断平面図、第9図は第7図のA−A線断面図である。 図中、(2)はカートリッジ本体、(3)はディスク、
(22)及び(56)は補助磁界発生部材としての固定
マグネット及びヨークである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光学的に信号(又は情報)の記録もしくは再生可能なデ
    ィスク状記録媒体を外気とは遮断した状態で記録もしく
    は再生可能なように収納するカートリッジ本体と、 該カートリッジ本体内に設けられる補助磁界発生部材と
    、 を備えたディスクカートリッジ。
JP10576787A 1987-04-29 1987-04-29 デイスクカ−トリツジ Pending JPS63271783A (ja)

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