JPS632714Y2 - - Google Patents
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- JPS632714Y2 JPS632714Y2 JP2372679U JP2372679U JPS632714Y2 JP S632714 Y2 JPS632714 Y2 JP S632714Y2 JP 2372679 U JP2372679 U JP 2372679U JP 2372679 U JP2372679 U JP 2372679U JP S632714 Y2 JPS632714 Y2 JP S632714Y2
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- vinyl chloride
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体を移送するホース、特にホースを
形成するチユーブの中に繊維の補強材を介在させ
た耐圧ホースに関するものである。
形成するチユーブの中に繊維の補強材を介在させ
た耐圧ホースに関するものである。
従来、合成樹脂から成る複数層のホースに於い
て、インナーチユーブ、補強材及びアウターチユ
ーブの接合方法として、熱風ヒーター炉による加
熱方式と接着剤による接合方式等がある。
て、インナーチユーブ、補強材及びアウターチユ
ーブの接合方法として、熱風ヒーター炉による加
熱方式と接着剤による接合方式等がある。
熱風ヒーター炉方式の場合には、インナーチユ
ーブの接着表面を溶融させる為に、熱風ヒーター
炉の温度をインナーチユーブの溶融温度より高温
にする必要があり、この場合補強材である繊維が
熱に依る強度劣化を招き、耐圧ホースとしての耐
圧機能を低下させる欠点がある。又、ヒーター炉
温度をインナーチユーブの溶融温度まで下げて、
インナーチユーブの表面を溶融させるには、相当
に長い加熱ヒーター炉が必要となり、ヒーター炉
中でのホースのタルミ等が生じ、ホースの円周上
を均一に溶融させることおよび加熱ヒーター炉中
の温度調整に高度な制御が必要となる。
ーブの接着表面を溶融させる為に、熱風ヒーター
炉の温度をインナーチユーブの溶融温度より高温
にする必要があり、この場合補強材である繊維が
熱に依る強度劣化を招き、耐圧ホースとしての耐
圧機能を低下させる欠点がある。又、ヒーター炉
温度をインナーチユーブの溶融温度まで下げて、
インナーチユーブの表面を溶融させるには、相当
に長い加熱ヒーター炉が必要となり、ヒーター炉
中でのホースのタルミ等が生じ、ホースの円周上
を均一に溶融させることおよび加熱ヒーター炉中
の温度調整に高度な制御が必要となる。
さらにインナーチユーブ自体の素材を溶融温度
の低い素材を使用した場合には、インナーチユー
ブ自体の強度が弱く、かつ温度に対して弱い為
に、温度の高い流体を移送したり、温度の高い場
所で使用する場合には、インナーチユーブ自体の
強度がさらに低下して耐圧ホースとしての機能和
を失う欠点がある。
の低い素材を使用した場合には、インナーチユー
ブ自体の強度が弱く、かつ温度に対して弱い為
に、温度の高い流体を移送したり、温度の高い場
所で使用する場合には、インナーチユーブ自体の
強度がさらに低下して耐圧ホースとしての機能和
を失う欠点がある。
また、例えば実公昭38−6057号公報にみられる
ようにインナーチユーブとして軟質塩化ビニール
を用い、そのインナーチユーブの外周に軟質塩化
ビニールよりも溶融温度の低い酢酸ビニールの層
を設け、その酢酸ビニールの層内に繊維の補強材
を埋設したものが提案されているが、インナーチ
ユーブを構成する軟質塩化ビニールとは組成の異
なる酢酸ビニールの層を介在させることは、接合
面での剥離の原因となつてホース自体の強度低下
を招き、また酢酸ビニールの溶融温度は60℃〜70
℃ときわめて低く、高温の流体を扱うホースには
使用できない欠点があつた。
ようにインナーチユーブとして軟質塩化ビニール
を用い、そのインナーチユーブの外周に軟質塩化
ビニールよりも溶融温度の低い酢酸ビニールの層
を設け、その酢酸ビニールの層内に繊維の補強材
を埋設したものが提案されているが、インナーチ
ユーブを構成する軟質塩化ビニールとは組成の異
なる酢酸ビニールの層を介在させることは、接合
面での剥離の原因となつてホース自体の強度低下
を招き、また酢酸ビニールの溶融温度は60℃〜70
℃ときわめて低く、高温の流体を扱うホースには
使用できない欠点があつた。
一方接着剤方式の接合方法を採用する場合に
は、補強材である繊維に接着剤が吸収され、本来
接着に必要なインナーチユーブの露出部に接着剤
が吸収しにくいばかりでなく、繊維に接着剤が吸
収されることによりアウターチユーブの被覆の際
に高温の為に接着剤中の溶剤の沸点が低いことに
よつてホースの中間に気泡となつて現れる欠点が
ある。又、被覆工程の前に溶剤を強制的に揮発さ
せた場合には、接着剤が硬化し、接着の機能を低
下させる。さらに溶剤の揮発によつて排気及び衛
生上に問題が生ずる。以上のような欠点は、特に
軟質塩化ビニールを素材とする場合に顕著であ
る。
は、補強材である繊維に接着剤が吸収され、本来
接着に必要なインナーチユーブの露出部に接着剤
が吸収しにくいばかりでなく、繊維に接着剤が吸
収されることによりアウターチユーブの被覆の際
に高温の為に接着剤中の溶剤の沸点が低いことに
よつてホースの中間に気泡となつて現れる欠点が
ある。又、被覆工程の前に溶剤を強制的に揮発さ
せた場合には、接着剤が硬化し、接着の機能を低
下させる。さらに溶剤の揮発によつて排気及び衛
生上に問題が生ずる。以上のような欠点は、特に
軟質塩化ビニールを素材とする場合に顕著であ
る。
以上のような欠点により従来の耐圧ホースにお
いては、接合面の強度が不均一になつたり、接合
面が剥離することによつて使用中に補強材のピツ
チがずれたり、中間層に流体が侵入してホースの
耐圧性の減少や破裂の原因となつていた。
いては、接合面の強度が不均一になつたり、接合
面が剥離することによつて使用中に補強材のピツ
チがずれたり、中間層に流体が侵入してホースの
耐圧性の減少や破裂の原因となつていた。
本考案は、従来の耐圧ホースの前記欠点を解消
すべくなされたもので、その目的とするところ
は、製造過程において補強材である繊維が熱によ
る強度劣化をきたすことがなく、また接合面が剥
離することによつて使用中に補強材のピツチがず
れたりすることがなく、長期間にわたり耐圧ホー
スとして安定して使用することができ、かつ温度
の高い流体を扱うことができると共に、安価に製
作することができる耐圧ホースを提示するもので
ある。
すべくなされたもので、その目的とするところ
は、製造過程において補強材である繊維が熱によ
る強度劣化をきたすことがなく、また接合面が剥
離することによつて使用中に補強材のピツチがず
れたりすることがなく、長期間にわたり耐圧ホー
スとして安定して使用することができ、かつ温度
の高い流体を扱うことができると共に、安価に製
作することができる耐圧ホースを提示するもので
ある。
前記目的を達成するために、本考案によれば、
インナーチユーブは軟質塩化ビニールからなり、
そのインナーチユーブの外周にはインナーチユー
ブの軟質塩化ビニールよりも溶融温度の低い軟質
塩化ビニールからなる中間層が同時押出し成形に
より一体化されており、中間層の外周には中間層
の溶融状態において中間層の溶融温度よりも熱劣
化温度の高い繊維の補強材が中間層内に沈下させ
て巻回一体化されており、繊維の補強材が巻回一
体化された中間層の外周に中間層の溶融状態にお
いて樹脂アウターチユーブが押出し被覆により一
体化されている耐圧ホースが提供される。
インナーチユーブは軟質塩化ビニールからなり、
そのインナーチユーブの外周にはインナーチユー
ブの軟質塩化ビニールよりも溶融温度の低い軟質
塩化ビニールからなる中間層が同時押出し成形に
より一体化されており、中間層の外周には中間層
の溶融状態において中間層の溶融温度よりも熱劣
化温度の高い繊維の補強材が中間層内に沈下させ
て巻回一体化されており、繊維の補強材が巻回一
体化された中間層の外周に中間層の溶融状態にお
いて樹脂アウターチユーブが押出し被覆により一
体化されている耐圧ホースが提供される。
このように本考案に係る耐圧ホースは、インナ
ーチユーブの外周にインナーチユーブの軟質塩化
ビニールよりも溶融温度の低い軟質塩化ビニール
からなる中間層を形成し、その中間層に繊維の補
強材を巻回するものであるので、補強材である繊
維が熱により強度劣化をきたすことが極力防止さ
れる。又インナーチユーブと中間層は組成を同じ
くする塩化ビニールからなつているので、両者は
強固に一体化され、その接合面において剥離を生
じることがなく、使用中に補強材のピツチがずれ
たり、中間層に流体が浸入してホースの耐圧性の
減少や破裂をきたすことなく、長期間にわたり安
定して耐圧ホースとして使用することができる。
またインナーチユーブと中間層は同時押出し成形
により一体化されているものであるので、インナ
ーチユーブの外周に別に中間層を形成するものに
比べてコストの低減を計ることができる。そして
ホース内を流れる流体が接するインナーチユーブ
は比較的溶融温度の高い軟質塩化ビニールからな
つているので、温度の高い流体の移送にも支障な
く使用できるものである。
ーチユーブの外周にインナーチユーブの軟質塩化
ビニールよりも溶融温度の低い軟質塩化ビニール
からなる中間層を形成し、その中間層に繊維の補
強材を巻回するものであるので、補強材である繊
維が熱により強度劣化をきたすことが極力防止さ
れる。又インナーチユーブと中間層は組成を同じ
くする塩化ビニールからなつているので、両者は
強固に一体化され、その接合面において剥離を生
じることがなく、使用中に補強材のピツチがずれ
たり、中間層に流体が浸入してホースの耐圧性の
減少や破裂をきたすことなく、長期間にわたり安
定して耐圧ホースとして使用することができる。
またインナーチユーブと中間層は同時押出し成形
により一体化されているものであるので、インナ
ーチユーブの外周に別に中間層を形成するものに
比べてコストの低減を計ることができる。そして
ホース内を流れる流体が接するインナーチユーブ
は比較的溶融温度の高い軟質塩化ビニールからな
つているので、温度の高い流体の移送にも支障な
く使用できるものである。
以下図面を参照して本考案の実施例につき説明
する。
する。
第1図において2台の押出機A,Bから金型1
0に対して2層のチユーブが押し出され、冷却水
槽11、引張りロール12を介してチユーブが同
時に成形される。すなわち、第2図に示すよう
に、インナーチユーブ1と中間層2は同時押出し
成形される為に完全に一体化のものを得ることが
できる。
0に対して2層のチユーブが押し出され、冷却水
槽11、引張りロール12を介してチユーブが同
時に成形される。すなわち、第2図に示すよう
に、インナーチユーブ1と中間層2は同時押出し
成形される為に完全に一体化のものを得ることが
できる。
次いで、このホースの外周に、図示しない公知
の手段によつて、一定の張力をもつて補強材3を
巻きつける作業を行い、第3図イ,ロに示すホー
スを得る。
の手段によつて、一定の張力をもつて補強材3を
巻きつける作業を行い、第3図イ,ロに示すホー
スを得る。
次に、第4図に示すように、第3図イ,ロのホ
ースを加熱ヒーター13中を通す。この工程によ
つて中間層2の表面が溶融し、同時に補強材3自
体が張力と熱による若干の収縮によつて溶融した
中間層2の中に沈下し、第5図イ,ロに示すよう
な状態となる。
ースを加熱ヒーター13中を通す。この工程によ
つて中間層2の表面が溶融し、同時に補強材3自
体が張力と熱による若干の収縮によつて溶融した
中間層2の中に沈下し、第5図イ,ロに示すよう
な状態となる。
続いてヒーター13を通つたホースは、中間層
2が溶融した状態にて押出機Cの金型14を通過
し、樹脂アウターチユーブがコーテイングされ
る。この際に中間層2が溶融している表面上にア
ウターチユーブ4の溶融した樹脂が押出しコーテ
イングされる為に、中間層2とアウターチユーブ
4とは完全に一体接着し、水槽15、引張りロー
ル16を通つて巻きとることによつて第6図に示
す耐圧ホースが得られる。
2が溶融した状態にて押出機Cの金型14を通過
し、樹脂アウターチユーブがコーテイングされ
る。この際に中間層2が溶融している表面上にア
ウターチユーブ4の溶融した樹脂が押出しコーテ
イングされる為に、中間層2とアウターチユーブ
4とは完全に一体接着し、水槽15、引張りロー
ル16を通つて巻きとることによつて第6図に示
す耐圧ホースが得られる。
インナーチユーブ1及び中間層2としては軟質
塩化ビニールを用い、そしてアウターチユーブ4
としてはそれ等と新和力を有する樹脂を用いる。
又中間層2の方がインナーチユーブ1の溶融温度
及び補強材3の熱劣化温度より低いものを用い
る。このためには塩化ビニールに添加する可塑剤
の含有率を変えるようにする。
塩化ビニールを用い、そしてアウターチユーブ4
としてはそれ等と新和力を有する樹脂を用いる。
又中間層2の方がインナーチユーブ1の溶融温度
及び補強材3の熱劣化温度より低いものを用い
る。このためには塩化ビニールに添加する可塑剤
の含有率を変えるようにする。
例えば、インナーチユーブ1として、塩化ビニ
ール100に対して、可塑剤50部、安定剤3部を
配合した軟質塩化ビニールを素材とし、中間層2
は塩化ビニール100に対して可塑剤80部、安定
剤3部を配合した超軟質塩化ビニールとする。又
中間層2の樹脂層はインナーチユーブ1の樹脂層
より薄く形成されている方が好ましく、例えば巻
きつける補強材3の太さの2倍程度の樹脂層を中
間層2として設定すればよい。
ール100に対して、可塑剤50部、安定剤3部を
配合した軟質塩化ビニールを素材とし、中間層2
は塩化ビニール100に対して可塑剤80部、安定
剤3部を配合した超軟質塩化ビニールとする。又
中間層2の樹脂層はインナーチユーブ1の樹脂層
より薄く形成されている方が好ましく、例えば巻
きつける補強材3の太さの2倍程度の樹脂層を中
間層2として設定すればよい。
中間層2の溶融温度はインナーチユーブ1の溶
融温度に対して、又は補強材3の熱劣化温度に対
して40℃位低い溶融温度をもつ素材を選定すれば
よい。
融温度に対して、又は補強材3の熱劣化温度に対
して40℃位低い溶融温度をもつ素材を選定すれば
よい。
補強材(ポリエステル繊維、ポリアミド繊維
等)3の熱劣化温度は通常190℃〜220℃位である
為に、イナーチユーブ1の溶融温度が160℃〜180
℃とすると、中間層2としては120℃〜140℃位の
溶融温度のものが適当であり、加熱ヒーター中の
温度は160℃〜180℃位の設定で通過させるのが適
当である。
等)3の熱劣化温度は通常190℃〜220℃位である
為に、イナーチユーブ1の溶融温度が160℃〜180
℃とすると、中間層2としては120℃〜140℃位の
溶融温度のものが適当であり、加熱ヒーター中の
温度は160℃〜180℃位の設定で通過させるのが適
当である。
以上説明したように本考案によれば、補強材の
熱劣化をきたすことなく、また接合面において剥
離を生じることのない耐久性に優れた耐圧ホース
を得ることができると共に、温度の高い流体を扱
うことができ、かつ比較的低コストで製品を提供
することができるものである。
熱劣化をきたすことなく、また接合面において剥
離を生じることのない耐久性に優れた耐圧ホース
を得ることができると共に、温度の高い流体を扱
うことができ、かつ比較的低コストで製品を提供
することができるものである。
第1図は本考案の実施例に係る耐圧ホースの第
1の製造工程に使用する装置を示す側面図、第2
図は第1図の工程におけるホースの断面図、第3
図イは第2の工程におけるホースの側面図、第3
図ロは第3図イのホースの断面図、第4図は第3
図の製造工程に使用する装置の側面図、第5図イ
は加熱後のホースの側面図、第5図ロは第5図イ
のホースの断面図、第6図は完成したホースの断
面図である。 1……インナーチユーブ、2……中間層、3…
…補強材、4……アウターチユーブ、10……金
型、11……水槽、13……ヒーター、14……
金型、15……水槽。
1の製造工程に使用する装置を示す側面図、第2
図は第1図の工程におけるホースの断面図、第3
図イは第2の工程におけるホースの側面図、第3
図ロは第3図イのホースの断面図、第4図は第3
図の製造工程に使用する装置の側面図、第5図イ
は加熱後のホースの側面図、第5図ロは第5図イ
のホースの断面図、第6図は完成したホースの断
面図である。 1……インナーチユーブ、2……中間層、3…
…補強材、4……アウターチユーブ、10……金
型、11……水槽、13……ヒーター、14……
金型、15……水槽。
Claims (1)
- インナーチユーブの外側にアウターチユーブが
設けられ、そのインナーチユーブとアウターチユ
ーブとの間に繊維の補強材を介在させてそれ等を
熱融着により一体化してなる耐圧ホースに於い
て、インナーチユーブは軟質塩化ビニールからな
るものであつて、そのインナーチユーブの外周に
はインナーチユーブの軟質塩化ビニールよりも溶
融温度の低い軟質塩化ビニールからなる中間層が
同時押出し成形により一体化されており、中間層
の外周には中間層の溶融状態において中間層の溶
融温度よりも熱劣化温度の高い繊維の補強材が中
間層内に沈下させて巻回一体化されており、繊維
の補強材が巻回一体化された中間層の外周に中間
層の溶融状態において樹脂アウターチユーブが押
出し被覆により一体化されていることを特徴とす
る耐圧ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2372679U JPS632714Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2372679U JPS632714Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55124677U JPS55124677U (ja) | 1980-09-04 |
JPS632714Y2 true JPS632714Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=28860870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2372679U Expired JPS632714Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632714Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010190343A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Toyox Co Ltd | 多層耐圧ホース及びその製造方法 |
-
1979
- 1979-02-27 JP JP2372679U patent/JPS632714Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55124677U (ja) | 1980-09-04 |
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