JPS63270908A - 高軸力ボルト - Google Patents
高軸力ボルトInfo
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- JPS63270908A JPS63270908A JP10419487A JP10419487A JPS63270908A JP S63270908 A JPS63270908 A JP S63270908A JP 10419487 A JP10419487 A JP 10419487A JP 10419487 A JP10419487 A JP 10419487A JP S63270908 A JPS63270908 A JP S63270908A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 claims description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims 2
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 19
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 12
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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Landscapes
- Dowels (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は一般・各H1産業橢械、構造物の機械要素と
しての締イ1ポル1−に係り、特に保証された軸力を発
揮させることのできる高軸力ボルトに関する。
しての締イ1ポル1−に係り、特に保証された軸力を発
揮させることのできる高軸力ボルトに関する。
[従来の技術]
機械・構造物を構成する上で、構成部材相互を簡易に且
つ確実に接続する手段として締付ポル1−がある。しか
し、締付部分に振動や熱応力が繰り返しイ」加されると
、次第に緩んで部材相互の接続が解かれてしまう恐れが
ある。
つ確実に接続する手段として締付ポル1−がある。しか
し、締付部分に振動や熱応力が繰り返しイ」加されると
、次第に緩んで部材相互の接続が解かれてしまう恐れが
ある。
このため、締付ボルトの軸力と締付トルクが略比例関係
にあることを利用して締付トルクを管理することによる
軸力の管理が行なわれている。しかし、軸力の保証を要
求される場合には、一定の軸力を得るにあたっての締付
トルクが、締付ボルト1本毎に異なるため、このような
場合に限界締付トルクを高めに定めざるを得なくなる。
にあることを利用して締付トルクを管理することによる
軸力の管理が行なわれている。しかし、軸力の保証を要
求される場合には、一定の軸力を得るにあたっての締付
トルクが、締付ボルト1本毎に異なるため、このような
場合に限界締付トルクを高めに定めざるを得なくなる。
しかし充分とは言い難い。
高軸力を発揮させその軸力を維持する関連技術に「ボル
ト加熱装置」 (特公昭45−34330号公報)の提
案がある。
ト加熱装置」 (特公昭45−34330号公報)の提
案がある。
第11図には同提案が示されている。この提案は、中空
で外周部aに雄ねじを右づる締付ボルトCを形成し、そ
の締付ボルトCの接続状態で、ボルト頭部dに、中空部
e内へその締付ボルトCを軸方向に沿って均一に加熱し
熱膨張させるための加熱装置fを接続して構成している
。
で外周部aに雄ねじを右づる締付ボルトCを形成し、そ
の締付ボルトCの接続状態で、ボルト頭部dに、中空部
e内へその締付ボルトCを軸方向に沿って均一に加熱し
熱膨張させるための加熱装置fを接続して構成している
。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記提案にあって(よ一定の軸力を維持するた
めの不可欠要素として加熱装置が必要であり、またその
加熱装置の運転・制御を継続しなければならないから、
この装置を設備として用いるには有効であるものの、一
般の機械や構造物には容易に適用できるものではなかっ
た。
めの不可欠要素として加熱装置が必要であり、またその
加熱装置の運転・制御を継続しなければならないから、
この装置を設備として用いるには有効であるものの、一
般の機械や構造物には容易に適用できるものではなかっ
た。
そこで近来にあっては締付ボルトやこの締付ボルトが嵌
合するねじ部の一部を、嵌合時に、塑性変形させ、嵌合
後に於いて強固な結合力、即ち軸力を発生させる塑性締
付法にすづいたボルトヤナットが開発されている。しか
し、ボルトやナツト等の一部を塑性変形させることは、
塑性変形に要する抵抗を増大させることになり、締付作
業に於ける労力増加の問題が生じる。また塑性締付法は
塑性変形させて軸力を得るものであるから、メンテナン
ス上で取り外した後にそのまま軸力を確保する締付ボル
ト、ナツトとして利用できない大きな問題点を残してい
る。
合するねじ部の一部を、嵌合時に、塑性変形させ、嵌合
後に於いて強固な結合力、即ち軸力を発生させる塑性締
付法にすづいたボルトヤナットが開発されている。しか
し、ボルトやナツト等の一部を塑性変形させることは、
塑性変形に要する抵抗を増大させることになり、締付作
業に於ける労力増加の問題が生じる。また塑性締付法は
塑性変形させて軸力を得るものであるから、メンテナン
ス上で取り外した後にそのまま軸力を確保する締付ボル
ト、ナツトとして利用できない大きな問題点を残してい
る。
尚、ボルトの軸力を管理する方法に角度法が知られ、こ
の方法が締付トルクを管理する方法に対して品質を保証
しやすい。しかし、角度測定用の治具が必要であったり
、空間的に制限される部分での適用が困ガになっていた
。
の方法が締付トルクを管理する方法に対して品質を保証
しやすい。しかし、角度測定用の治具が必要であったり
、空間的に制限される部分での適用が困ガになっていた
。
[問題点を解決するための手段]
この発明は上記問題点を解決することを目的としており
、この発明は、一端から他端側に向って軸芯方向に沿っ
た雌ねじ有し軸方向への静的背型を加えられたままで保
持された軸部材と、この状態で上記雌ねじに嵌合された
プレストレス用ボルトとでボルト索材を形成し、この素
材外周に雄ねじを形成して高軸力ボルトを構成したもの
である。
、この発明は、一端から他端側に向って軸芯方向に沿っ
た雌ねじ有し軸方向への静的背型を加えられたままで保
持された軸部材と、この状態で上記雌ねじに嵌合された
プレストレス用ボルトとでボルト索材を形成し、この素
材外周に雄ねじを形成して高軸力ボルトを構成したもの
である。
[作 用]
軸部材に軸方向の静的引張または静的圧縮荷重を加える
と、この軸部材は軸方向に沿って伸びまたは縮む。この
一方の状態を保った上で、軸部材内の雌ねじに、これに
係合するプレストレス用ボルトを嵌合し、例えば加えら
れ保持された荷重が引張であると荷重の除去後に軸部材
には引張応力が発生し、プレストレス用ボルトには圧縮
応力が発生する。これら応力が発生させた軸部材の外周
に雄ねじを形成し、この雄ねじを被装着部材に嵌合した
後に、上記ポル1−を軸部材から外すと軸部材には逆方
向の、即ち例では圧縮荷重が発生し、発生した圧縮荷重
が雄ねじを介して被装着部材の雌ねじに加えられる。即
ちこのときに一定の高軸力が発生する。
と、この軸部材は軸方向に沿って伸びまたは縮む。この
一方の状態を保った上で、軸部材内の雌ねじに、これに
係合するプレストレス用ボルトを嵌合し、例えば加えら
れ保持された荷重が引張であると荷重の除去後に軸部材
には引張応力が発生し、プレストレス用ボルトには圧縮
応力が発生する。これら応力が発生させた軸部材の外周
に雄ねじを形成し、この雄ねじを被装着部材に嵌合した
後に、上記ポル1−を軸部材から外すと軸部材には逆方
向の、即ち例では圧縮荷重が発生し、発生した圧縮荷重
が雄ねじを介して被装着部材の雌ねじに加えられる。即
ちこのときに一定の高軸力が発生する。
メンテナンスを必要としたときには、上記雌ねじにプレ
ストレス用ボルトを嵌合することによって、軸力が弱ま
る。
ストレス用ボルトを嵌合することによって、軸力が弱ま
る。
このように、着+>iが容易で繰返し使用可能な高軸力
ボルトが1!lられる。
ボルトが1!lられる。
[実施例1
以下にこの発明の好適一実施例を添付図面に阜づいて説
明する。
明する。
第1図に示す1は軸部材としての締付ボルトであり、2
はプレストレス用ボルトである。
はプレストレス用ボルトである。
締付ボルト1内には、その締付ボルト1の一端となる頭
部3を開口し、軸芯に沿って他端側に向って穴4が形成
しである。穴4はこの実施例では他端近傍までの穴長j
を有して形成される。この穴4の少なくとも頭部3に該
当する部分には雌ねじ5が形成されている。一方、プレ
ストレス用ボルト2は頭部3側に上記雌ねじ5に嵌合す
る雄ねじ6を有し、その雄ねじ6の先端に、上記穴4に
係合する軸部7を有して形成される。この軸部7の軸長
j1は、雌ねじ5のねじ長J2を減じた穴4の穴長<J
−J!2)に対して (J−J22 ) <Jh になるように定めである。
部3を開口し、軸芯に沿って他端側に向って穴4が形成
しである。穴4はこの実施例では他端近傍までの穴長j
を有して形成される。この穴4の少なくとも頭部3に該
当する部分には雌ねじ5が形成されている。一方、プレ
ストレス用ボルト2は頭部3側に上記雌ねじ5に嵌合す
る雄ねじ6を有し、その雄ねじ6の先端に、上記穴4に
係合する軸部7を有して形成される。この軸部7の軸長
j1は、雌ねじ5のねじ長J2を減じた穴4の穴長<J
−J!2)に対して (J−J22 ) <Jh になるように定めである。
したがって、上記雌ねじ5に雄ねじ6を(J?−j!+
)=J!+ となるまでねじ込むと、第2図に示しであ
るように、締付ボルト1の軸部分1aには軸方向の引張
応力6丁が、プレストレス用ボルト2には反力としての
圧縮応力σCが発生することになる。次いで、この状態
のまま締付ボルト1の外周8に雄ねじ9を形成し、第3
図に示す被装着部材11bの雌ねじ12に締付ボルト1
の雄ねじ6をねじ込んで、第4図に示すようにプレスト
レス用ボルト2のみを取り外すと、被装管部材11bに
は軸方向の引張応力σ1が、締付ボルト1には圧縮応力
σ。が発生する。即ち、この時点で応力に見合った軸力
が発生する。
)=J!+ となるまでねじ込むと、第2図に示しであ
るように、締付ボルト1の軸部分1aには軸方向の引張
応力6丁が、プレストレス用ボルト2には反力としての
圧縮応力σCが発生することになる。次いで、この状態
のまま締付ボルト1の外周8に雄ねじ9を形成し、第3
図に示す被装着部材11bの雌ねじ12に締付ボルト1
の雄ねじ6をねじ込んで、第4図に示すようにプレスト
レス用ボルト2のみを取り外すと、被装管部材11bに
は軸方向の引張応力σ1が、締付ボルト1には圧縮応力
σ。が発生する。即ち、この時点で応力に見合った軸力
が発生する。
しかし、プレストレス用ボルト2のねじ込みによって締
付ボルト1に引張応力σ□を発生させるには、ねじ込み
時の抵抗が大きくなる。このため、嵌合しあう雌ねじ5
.雄ねじ6のリードを小さくするか、ねじ山形状として
効率の良い台形ねじにする等の対処が考えられるが、高
トルクの締付工具があれば、特に必要なものではない。
付ボルト1に引張応力σ□を発生させるには、ねじ込み
時の抵抗が大きくなる。このため、嵌合しあう雌ねじ5
.雄ねじ6のリードを小さくするか、ねじ山形状として
効率の良い台形ねじにする等の対処が考えられるが、高
トルクの締付工具があれば、特に必要なものではない。
以下に、プレストレス用ボルト2の抵抗を小さくして嵌
合するための実施例を添付図面に基づいて説明する。
合するための実施例を添付図面に基づいて説明する。
第9図に示す20は締付ボルト1の引張装置であり、こ
の装置20は油圧によって作動する。同装置20にセッ
トされた締付ボルト1の他端1bには予め引張用の雄ね
じ15aが形成してあり、この雄ねじ15aが引張側の
引張装置20aに固定される。固定側の引張装置20b
には、締付ボルト1の頭部座面3aを着座させ引張側の
引張装置20aの荷重を受ける固定部材20Gが設けで
ある。
の装置20は油圧によって作動する。同装置20にセッ
トされた締付ボルト1の他端1bには予め引張用の雄ね
じ15aが形成してあり、この雄ねじ15aが引張側の
引張装置20aに固定される。固定側の引張装置20b
には、締付ボルト1の頭部座面3aを着座させ引張側の
引張装置20aの荷重を受ける固定部材20Gが設けで
ある。
したがって引張装置20にて締付ボルト1に静的引張荷
重Wを加えると、その締イ」ボルト1には引張応力σ1
が発生する。ここで、引張応力σ1、は、材質、締付ボ
ルト1の荷重に対する断面積及びひずみ速度によって異
なるが、引張後の引張応力σ1を材料の弾性限度内とす
ることが望ましい。
重Wを加えると、その締イ」ボルト1には引張応力σ1
が発生する。ここで、引張応力σ1、は、材質、締付ボ
ルト1の荷重に対する断面積及びひずみ速度によって異
なるが、引張後の引張応力σ1を材料の弾性限度内とす
ることが望ましい。
即ち、この実膿例では、締付ボルト1の軸方向の静的引
張荷重を引張装置によって与える。
張荷重を引張装置によって与える。
次いで締付ボルト1に引張応力6丁が発生した状態で引
張装置20を停止させ、締付ボルト1の雌ねじ5にプレ
ストレス用ボルト2の雄ねじ6をねじ込み、穴4に軸部
7を係合させると、第2図に示したように締付ボルト1
の軸部分1aには引張応力σ1が、プレストレス用ボル
ト2には圧縮応力σ。が発生し、これらの応力が保持さ
れる。
張装置20を停止させ、締付ボルト1の雌ねじ5にプレ
ストレス用ボルト2の雄ねじ6をねじ込み、穴4に軸部
7を係合させると、第2図に示したように締付ボルト1
の軸部分1aには引張応力σ1が、プレストレス用ボル
ト2には圧縮応力σ。が発生し、これらの応力が保持さ
れる。
次に、引張装置20から締付ボルト1を外し、締付ボル
ト1の引張用の雄ねじ15aを切断する。
ト1の引張用の雄ねじ15aを切断する。
この後に、締付ボルト1の外周8に雄ねじ9を形成して
高軸力ボルト10を完成する。
高軸力ボルト10を完成する。
尚、この実施例にあってプレストレス用ボルト2に対し
て予め締付ボルト1の雌ねじ5の谷径を大きくし且つリ
ードを小さくしておき、プレストレス用ボルト2のねじ
込みを容易にすることも当然考慮される。
て予め締付ボルト1の雌ねじ5の谷径を大きくし且つリ
ードを小さくしておき、プレストレス用ボルト2のねじ
込みを容易にすることも当然考慮される。
以上が締付ボルト1の軸方向に静的引張荷重を加えた状
態でプレストレス用ボルト2をねじ込み、さらに外周8
に雄ねじ9を形成して構成した高軸力ボルト10の実施
例であるが、軸方向の静的前mが圧縮である場合は上記
引張装置20に替えて第10図に示すような圧縮装置2
5を用いても良い。まず第5図に示4ように予め締付ボ
ルト1の頭部3側の軸部分1aに圧縮方向の荷重を受る
段部26を設けておく。圧縮装置25としては第10図
に示すようにこの段部26と締付ボルト1の頭部座面3
aとの間に、その間の軸部分1aを挟んだのちに、圧縮
方向の荷重を受けることのでざる係止部材25aを設け
る。この係止部材25aは油圧で軸部分1aの半径方向
へ動作させても良いが、係止部材25aへの圧縮方向の
受け25bを固定系に設けておく。また締付ボルト1の
他端1bには予め圧縮用の雄ねじ15t)が形成してあ
り、この雄ねじ15bに嵌合する圧縮側の圧縮袋f??
25 bを駆動すると、締(=jボルト1の軸部分1
aには第5図に示しであるように圧縮応力σCが発生す
ることになる。
態でプレストレス用ボルト2をねじ込み、さらに外周8
に雄ねじ9を形成して構成した高軸力ボルト10の実施
例であるが、軸方向の静的前mが圧縮である場合は上記
引張装置20に替えて第10図に示すような圧縮装置2
5を用いても良い。まず第5図に示4ように予め締付ボ
ルト1の頭部3側の軸部分1aに圧縮方向の荷重を受る
段部26を設けておく。圧縮装置25としては第10図
に示すようにこの段部26と締付ボルト1の頭部座面3
aとの間に、その間の軸部分1aを挟んだのちに、圧縮
方向の荷重を受けることのでざる係止部材25aを設け
る。この係止部材25aは油圧で軸部分1aの半径方向
へ動作させても良いが、係止部材25aへの圧縮方向の
受け25bを固定系に設けておく。また締付ボルト1の
他端1bには予め圧縮用の雄ねじ15t)が形成してあ
り、この雄ねじ15bに嵌合する圧縮側の圧縮袋f??
25 bを駆動すると、締(=jボルト1の軸部分1
aには第5図に示しであるように圧縮応力σCが発生す
ることになる。
ところで、この実施例に於ける締付ボルト1には、上記
した実施例同様に穴4が形成されるが、圧縮荷重に対処
するために雌ねじ5は、他端1b側に形成される。これ
に伴いプレストレス用ポル1〜2も頭部3側に軸部7が
形成され先端側に上記雌ねじ5にねじ込まれる雄ねじ6
が形成される。
した実施例同様に穴4が形成されるが、圧縮荷重に対処
するために雌ねじ5は、他端1b側に形成される。これ
に伴いプレストレス用ポル1〜2も頭部3側に軸部7が
形成され先端側に上記雌ねじ5にねじ込まれる雄ねじ6
が形成される。
したがって、軸部7の軸長、L+は、この実施例にあっ
ては雌ねじ5のねじ長p2をひいた穴4の穴長<fl−
12>に対して(トI2)<、L+ どなるように定め
られる。
ては雌ねじ5のねじ長p2をひいた穴4の穴長<fl−
12>に対して(トI2)<、L+ どなるように定め
られる。
この後、圧縮用の雄ねじ15b及び段部26が除かれ、
外周8に雄ねじ9を形成して高軸力ボルト10が完成す
る。
外周8に雄ねじ9を形成して高軸力ボルト10が完成す
る。
この実施例に於ける高軸力ボルト10は、第7図に示し
であるように装着部材11bへの嵌合後、第8図に示す
ようにプレストレス用ボルト2を外すことによって装着
部材11bには引張応力σ1が、締付ボルト1には圧縮
応力σ。が発生することになる。
であるように装着部材11bへの嵌合後、第8図に示す
ようにプレストレス用ボルト2を外すことによって装着
部材11bには引張応力σ1が、締付ボルト1には圧縮
応力σ。が発生することになる。
尚、これらの実施例で説明した引張装置、圧縮装置に替
えて、締付ボルト1を周知の加熱炉等の加熱手段、冷却
炉等の冷却手段により、膨張、収縮させることも可能で
ある。但しこれらの場合、膨張、収縮状態を保持させる
ように温度管理を行うことが条件となるが、製造上問題
なく製作できる。
えて、締付ボルト1を周知の加熱炉等の加熱手段、冷却
炉等の冷却手段により、膨張、収縮させることも可能で
ある。但しこれらの場合、膨張、収縮状態を保持させる
ように温度管理を行うことが条件となるが、製造上問題
なく製作できる。
[発明の効果]
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
安価で、高軸力を右しそして軸力保証m合の高い高軸力
ボルトを提供できるという優れた効果を発揮できる。
安価で、高軸力を右しそして軸力保証m合の高い高軸力
ボルトを提供できるという優れた効果を発揮できる。
第1図はこの発明の高輪カボル1−の好適一実施例を示
す断面図、第2図は締付ボルトにプレストレス用ボルト
を嵌合する状態を示す断面図、第3図は高軸力ボルトの
装着部材への猪首状態を示す断面図、第4図は装着完了
後の締付ボルトを示す断面図、第5図はこの発明のn軸
力ボルトの伯の実施例を示す断面図、第6図は締付ボル
トにプレストレス用ボルトを嵌合する状態を示す断面図
、第7図は高軸力ボルトの装着部材への菰4状態を示1
断面図、第8図は装着完了後の締付ポル1へを示す断面
図、第9図は引張装買例を示す概略図、第10図は圧縮
装置例を示す概略図、第11図は関連技術としてのボル
ト加熱装置を示す断面図ある。 図中、1は軸部材としての締付ボルト、2はプレストレ
ス用ボルトである。
す断面図、第2図は締付ボルトにプレストレス用ボルト
を嵌合する状態を示す断面図、第3図は高軸力ボルトの
装着部材への猪首状態を示す断面図、第4図は装着完了
後の締付ボルトを示す断面図、第5図はこの発明のn軸
力ボルトの伯の実施例を示す断面図、第6図は締付ボル
トにプレストレス用ボルトを嵌合する状態を示す断面図
、第7図は高軸力ボルトの装着部材への菰4状態を示1
断面図、第8図は装着完了後の締付ポル1へを示す断面
図、第9図は引張装買例を示す概略図、第10図は圧縮
装置例を示す概略図、第11図は関連技術としてのボル
ト加熱装置を示す断面図ある。 図中、1は軸部材としての締付ボルト、2はプレストレ
ス用ボルトである。
Claims (7)
- (1)一端から他端側に向って軸芯方向に沿った雌ねじ
を有し軸方向への静的荷重が加えられたままで保持され
た軸部材と、この状態で上記雌ねじに嵌合されたプレス
トレス用ボルトとでボルト素材を形成し、該素材外周に
雄ねじを形成して成る高軸力ボルト。 - (2)上記軸方向静的荷重が、上記軸部材を構成する金
属材料の弾性限度内静的引張荷重である上記特許請求の
範囲第1項記載の高軸力ボルト。 - (3)上記弾性限度内静的引張荷重が熱応力によって与
えられる上記特許請求の範囲第2項記載の高軸力ボルト
。 - (4)上記軸方向静的荷重が、上記軸部材を構成する金
属材料の弾性限度内静的圧縮荷重である上記特許請求の
範囲第1項記載の高軸力ボルト。 - (5)上記弾性限度内静的圧縮荷重が熱応力によつて与
えられる上記特許請求の範囲第3項記載の高軸力ボルト
。 - (6)上記軸部材が、該軸部材の一端より他端側に向つ
て軸芯方向に沿った穴を有し、上記軸部材に加えられ保
持される軸方向の静的荷重が静的引張荷重である場合は
上記雌ねじが該軸部材の一端側部分に形成され、上記プ
レストレス用ボルトが上記雌ねじに係合すると共に上記
穴に係合する軸部を有して構成された上記特許請求の範
囲第1項記載の高軸力ボルト。 - (7)上記軸部材が、該軸部材の一端より他端側に向つ
て軸芯方向に沿った穴を有し、上記軸に加えられ保持さ
れる軸方向の静的荷重が圧縮荷重である場合は、上記雌
ねじが穴の他端側に形成され、上記プレストレス用ボル
トがその雌ねじに係合すると共に、上記穴に係合する軸
部を有して構成された上記特許請求の範囲第1項記載の
高軸力ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10419487A JPS63270908A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高軸力ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10419487A JPS63270908A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高軸力ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270908A true JPS63270908A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14374173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10419487A Pending JPS63270908A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 高軸力ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015052339A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 濱中ナット株式会社 | ボルト軸力の設定方法 |
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1987
- 1987-04-30 JP JP10419487A patent/JPS63270908A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015052339A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 濱中ナット株式会社 | ボルト軸力の設定方法 |
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