JPS6327064Y2 - - Google Patents

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JPS6327064Y2
JPS6327064Y2 JP2308683U JP2308683U JPS6327064Y2 JP S6327064 Y2 JPS6327064 Y2 JP S6327064Y2 JP 2308683 U JP2308683 U JP 2308683U JP 2308683 U JP2308683 U JP 2308683U JP S6327064 Y2 JPS6327064 Y2 JP S6327064Y2
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JP
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coating layer
exhaust pipe
damping
damping coating
weight
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JP2308683U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、交通や産業機械用動力源として用
いられる内燃機関や化学装置のような比較的温度
の高い気体を排出する管体に制振塗膜層を設ける
ことにより優れた耐食性、耐熱性と制振性を同時
に賦与させることを目的としたものである。
環境公害の中でも内燃機関から発生する騒音の
対策は社会的急務となつてきているが、従来は排
管材料の厚みを増すか、排気管を二重構造としそ
の間にガラス繊維のような耐熱性と吸音性を有す
る材料を充填する方法、或は空洞型や挿入管式空
洞型又は共鳴型等排気管の形状構造を設計によつ
て工夫する等の手段が対策として採られてきてい
る。これらの方法で一応の効果が得られるが、厚
みを増せば重量増となつて排気管コストや資源消
費の面で無駄が多く、吸音材を用いる方法や形状
構造面での対応については排気管がどうしても大
型になつてしまう等の制約のため限界があつた。
一方、最近制振材料として汎用のゴムやプラス
チツク系の塗材による方法も提案されているが、
内燃機関の排気ガスは通常150〜300℃の温度の場
合が多く、汎用のゴムやプラスチツク系塗材では
耐熱性の面で使用限界を超えるため到底長期に使
用し得ないし、150℃を超える温度では制振効果
が著しく低下してしまうという欠点があつた。
本願は熱変形温度が200〜350℃の範囲のシリコ
ン系樹脂100重量部と鱗片状無機物10〜200重量部
を主成分とする塗材を、排気管を構成する基材の
厚みを1とした時に塗膜総厚みが0.5〜4.0の範囲
の比率となるよう、排気管の内周面又は外周面或
は内外周面両面に塗布することによつて、150〜
350℃の比較的高い温度の排気ガスに対しても優
れた制振性を発揮すると共に、酸性のNOxや
SOxが共存しても優れた耐食性を示す塗膜層を形
成させた内燃機関等の排気管を提供するものであ
る。
本願で用いることができるシリコン系樹脂とし
ては、オルガノクロロシランを加水分解して得ら
れるシリコン化合物やアルキツド変性、エステル
又はエポキシ変性された変性シリコン化合物から
得られるシリコン樹脂の内、熱変形温度が200〜
350℃のものである。熱変形温度が200℃以下のも
のでは、たとえ鱗片状無機物を大量に配合したと
しても内燃機関等の排気管に塗布した場合、耐熱
性が不充分なため、長期の使用に耐えられない。
又、350℃以上の熱変形温度のシリコン樹脂では、
鱗片状無機物を配合すると粘度が極端に高くなる
等の理由で良好な塗膜が得難くなつてしまう。
本願で好適な鱗片状無機物としては、アルミニ
ウムや亜鉛のフレーク、ガラスフレーク、マイ
カ、グラフアイトフレーク等が挙られるが、グラ
フアイトフレークが最も好ましい。シリコン系樹
脂への配合量としては樹脂100重量部に対して10
〜200重量部の範囲が望ましい。これより少い量
では制振効果が乏しく、200重量部以上になると
粘度が高くなりすぎて均一な塗膜が得られ難く、
基材に対する接着力も低下の傾向を示すので好ま
しくない。鱗片状無機物の粒度に対しても配慮が
必要で、10ミクロン以下の微粒子になると、酸や
アルカリのような薬品に対する耐食性が低下する
傾向を示すので好ましくない。一方あまり粗い粒
子のものを用いると、耐食性は高いが塗膜を形成
する際スプレー工法が使用できなくなる他、塗膜
の均一性を損うことがあるので注意が必要とな
る。通常30〜500ミクロンの範囲のものが望まし
い。鱗片状無機物以外にクレーやシリカ、カーボ
ンブラツクのような粉末状充填剤を併用すること
はできるが、鱗片状無機物を欠除させると耐食性
が低下するだけでなく、制振性能を著しく低下さ
せるので避けなければならない。この他、シリコ
ン樹脂用の硬化剤や適宜着色剤等の添加剤が加え
られることは云う迄もないことである。
次に、塗膜の厚みは排気管を構成する基材の厚
みを1とした時に塗膜の総厚みが0.5〜4.0の範囲
の比率とすることが必要で、塗布面は排気管の内
周面とするか外周面とするか或は内外両面とする
かは、必要に応じて設計すればよい。即ち、排気
管内を流れるガスが腐食性を有するときは、内周
面のみか又は内外周両面に塗布する。特に、排気
管の設置場所が海岸に近接している場合のよう
に、環境条件面から排気管の外周面をも腐食の危
険性があるか、或は設計的に内周面の形状や寸法
上制約される場合に外周面側のみに塗布すればよ
い。逆に外周面側に制約がある場合は、内周面側
のみに塗膜を形成するようにしてもよい。尚、既
に耐熱性塗料その他が排気管に処理されている場
合、その上に本願考案の制振塗膜膜を塗布するこ
とも可能である。
本願考案で制振塗膜層の厚みを管体基材に対し
0.5〜4.0倍の範囲に限定しているのは、0.5より小
さいと制振効果に乏しくなり、4.0よりも大きく
しても制振性能の向上は殆どなく単に経済面のマ
イナスだけでなく、一度に厚塗りしようとしても
塗膜の垂れが起り、塗り重ねのための工期を長く
必要とする難点が生ずるからである。尚、管体基
材にリブ等の補強構造や肉厚に変化が設けられて
いて、振動によるビビリ音の発生の心配がない箇
所がある場合、その部分の制振塗膜層の形成を省
略することもできる。
本願考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、自動車用内燃機関の排気系円筒状
マフラーの部分を示す断面図である。第2図は、
この円筒状マフラー(鋼材厚み0.8mm)の外周面
全域に、オルガノクロロシランより作られた熱変
形温度300℃のシリコン樹脂100重量部と150メツ
シユ(タイラー篩)通過のグラフアイト50重量部
とを主成分とする制振塗材を厚さ2mmとなるよう
片面塗布を行つた場合の断面図である。この第1
図と第2図のマフラーを自動車に取付け、エンジ
ン回転数2500RPMの条件で走行テストを実施し、
両者の騒音レベルを比較した。その結果、制振塗
膜層を有する第2図のマフラーは制振塗膜層を有
しない第1図のマフラーに比べて1000Hzで3dB、
2000Hzで2.5dB、3000Hzで2.0dBの減音効果があ
ることが判つた。この場合のマフラーの外面温度
は200℃に達したが、制振塗膜層には全く亀裂や
剥離等の異常は認められなかつた。
この実施例の結果からも判るように、本願考案
な従来ゴムや樹脂系の制振材では、制振性能や耐
久性の面で困難であつた比較的高温条件下で優れ
た効果を発揮するものである。本願考案の他の実
施態様例としては、第3図に示したようなガラス
ウールを吸音材として用いた二重構造の自動車用
マフラーの外周面に制振塗膜層を設ける場合や第
4図に示したような化学反応装置用直管状排気ダ
クトの管1の外周面と内周面にそれぞれ制振塗膜
層21,22を設ける場合、或は第5図に示した
ような空間5を有する挿入管式円筒状空洞型マフ
ラーの二重壁11,12の外周面にそれぞれ本願
考案の制振塗膜層2を設ける等の構造で応用する
ことができるので、自動車や産業車両用マフラー
をはじめ、排気管やパイプカバー類或はヒートバ
ルブ、ヒートプロテクター、腐食性が要求される
化学反応装置用排気ダクト等高温条件下で耐食
性、制振性を要求される部品等の防音対策として
極めて有用な技術ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車用内燃機関の円筒状マフラー
の概略形状を示す断面図、第2図は、第1図のマ
フラーに本願考案の制振塗膜層を設けた実施例を
示す断面図、第3図は、二重構造マフラーの場合
の実施例を示す断面図、第4図は、直管状体の内
外周面に制振塗膜層を設けた場合の断面図、第5
図は、挿入管式空洞型マフラーの場合の実施例を
示す断面図を示す。 1,11,12:基材、2,21,22:制振
塗膜層、3:ガラス繊維吸音材、4:挿入管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱変形温度が200〜350℃の範囲のシリコン系樹
    脂100重量部に対して鱗片状無機物10〜200重量部
    を配合した組成物を主成分とする制振塗膜層を、
    排気管の内外周面又は内周面か外周面のどちらか
    一方に管材厚みaと制振塗膜層厚みbとの比が
    b/a=0.5〜4.0の範囲で塗布したことを特徴と
    する制振塗膜層を有する内燃機関等の排気管。
JP2308683U 1983-02-18 1983-02-18 制振塗膜層を有する内燃機関等の排気管 Granted JPS59130017U (ja)

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JP2308683U JPS59130017U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 制振塗膜層を有する内燃機関等の排気管

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JPS59130017U JPS59130017U (ja) 1984-08-31
JPS6327064Y2 true JPS6327064Y2 (ja) 1988-07-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5840447B2 (ja) * 2011-10-11 2016-01-06 住友建機株式会社 建設機械の排気装置
JP2014125238A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Shimizu Corp ホッパー、フィーダー及びバケット

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JPS59130017U (ja) 1984-08-31

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