JPS63270310A - フツ化ナトリウムペレツトの製造方法 - Google Patents

フツ化ナトリウムペレツトの製造方法

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JPS63270310A
JPS63270310A JP10208287A JP10208287A JPS63270310A JP S63270310 A JPS63270310 A JP S63270310A JP 10208287 A JP10208287 A JP 10208287A JP 10208287 A JP10208287 A JP 10208287A JP S63270310 A JPS63270310 A JP S63270310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluoride
pellets
sodium fluoride
potassium fluoride
sodium
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Pending
Application number
JP10208287A
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English (en)
Inventor
Minoru Aramaki
荒牧 稔
Takashi Suenaga
隆 末永
Hisaharu Nakano
久治 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は、フッ化物ガス吸M剤の製造方法に関するもの
であり、さらに詳しくは、フッ化ナトリウムペレットの
製造方法に関するものである。
【従来の技術]。
従来、フッ化ナトリウムはフッ化水素や六フッ化ウラン
等の吸着剤として用いられ、これらのガス等をフッ化ナ
トリウムのペレットを充填した層に通す方法により、除
去する方法が実施されている。この際、充填層中のペレ
ットの圧縮強度が低いと破壊し易く、そのため圧力損失
が大きくなり、ガスの流通が困難となる。このためペレ
ットの圧縮強度を上げるための種々の工夫が行われてい
る0例えば、酸性フッ化ナトリウム粉末をペレット状に
成型し、400〜500°Cに加熱焼結すると、 N a HF 2− N a F 十〇 Fなる反応に
よってNaFとHFに分解し、その後HFを除去するこ
とにより、ある程度強度のあるフッ化ナトリウムペレッ
トが得られる。
また、特開昭50〜14590号公報には、フッ化ナト
リウムの粉末もしくは顆粒とアルカリ金属および/また
はアルカリ土類金属の粉末もしくは顆粒とを混合成型し
、300〜650°Cの温度で2時間以上保持して焼結
する方法により、フッ化ナトリウム単独での焼結より強
度のあるペレットを得ており、特開昭53−4795号
公報には、ステアリン酸マグネシウム等の金属含有滑剤
をフッ化ナトリウムに混合して滑りを良くして、成型を
容易にし、フッ化水素気流中、500°で焼成して、金
属含有滑剤を金属フッ化物に変えることにより、強度の
あるフッ化ナトリウムペレットを得る方法が知られてい
る。
さらには、リムド綱の脱ガス剤として主に用いられてい
るもので、有機物例えばゴム等をバインダーとして造粒
したフッ化ナトリウムペレット等が知られ°ζいる。
[本発明が解決しようとする問題点1 前述した例の中で、NaHFzの分解を利用する場合は
、200°C以上でフッ化水素ガスが発生するため、特
殊な装置を用いなければならず、加えて脱離したフッ化
水素の回収、除害といった操作が必要であり、製造工程
が複雑となる。
また、脱HF後400°C以上と言う高温で焼結するこ
とでペレットの強度の向上を計っているがこのため製造
コストが非常に高くなる。
一方、特開昭50−14590号公報、および特開昭5
3−4795号公報の例では、フッ化水素ガスが発生す
るという欠点は改善されているが、やはりペレットの焼
結温度が300〜650°Cと高いため、製造コストが
高(なる。
また、バインダー使用によるペレットをフッ化物ガスの
吸着剤として用いる場合、バインダーのゴムとフッ化物
ガスが反応し、ペレットの圧縮強度の劣化等の問題があ
る。このように、従来のフッ化ナトリウムペレットを、
フッ化物ガスの吸着剤として工業的に用いる場合、経済
的にまた性能的に改善の余地があった。
[問題を解決するための手段] 本発明は、かかる問題を解決すべく鋭意検討を行った結
果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、粉末のフタ化ナトリウムとフッ化カ
リウム水溶液を混合した後、成形機によりペレット状に
成形し、これを100”C以上で乾燥することにより、
フッ化ナトリウム粒子間で可溶性フッ化物を再結晶させ
ることで、より圧縮強度の高いフッ化ナトリウムペレッ
トを製造する方法を見いだした。このようにフッ化カリ
ウムの再結晶物質をバインダーとすることにより従来の
製造方法のように、200°C以上でフッ化水素を除去
する必要はなくなり、また400°C以上で焼結すると
いう操作を必要とせず十分圧検強度のあるフッ化ナトリ
ウムペレットを得ることができる。
本発明でフッ化カリウムを選択した理由は、水に対して
適当な溶解度をもつていること、300°C以下で、容
易に結晶水を放出、無水物となること、安価であること
、フッ化物ガスの吸着剤として用いる場合、吸着するガ
スに対して安定であること、という諸条件を満足するた
めであり、そのため種々の化合物について、検討を行っ
た結果、次H第1表の飽和水溶液100g中に含まれる
フッ化物の重量からもわかるようにフッ化カリウムが最
も好ましい化合物であることを見い出した。 このよう
に、フッ化カリウムはフッ化物の中でも特に水に対する
溶解度が高いためバインダー効果が大きく、他のフッ化
物は水にほとんど溶解しないので、強度が上がらず不適
当である。
第1表 本発明でもちいるフッ化カリウム水溶液は、水酸化カリ
ウムにソツ化水素水溶液を当量添加することにより、容
易に得ることができる。
また、粉末フッ化ナトリウムにtト加する可溶性フッ化
物水溶液の量は、少ないと成型機によリペレソト状にす
るとき成型しに<<、多いと乾燥時間が長くなるため、
好ましくは、粉末フッ化ナトリウムに対し3重重%から
20重1%がよい、 ペレット化する方法としては、通
常の傳留装置例えば、ドラム型、パン型、タプレントマ
シーン等のものが使用できる。このようにして製造した
フッ化ナトリウムペレットは、製造工程も日型であり、
非常に安価に使用することができ工業的に用いる場合有
利である。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
[実施例] 実施例1 フ・ン化カリウムの飽和溶液を用い粉末のフッ化ナトリ
ウムに対し、それぞれ5重量%、10重重量、15重1
%添加し均一に混合した後5、クプレットマシーンによ
り直径51Iのベレット状にしたものを、150°で1
0時間乾燥し、各ペレットの圧縮強度を測定した。なお
比較例としてフッ化ナトリウム飽和溶液を用いた。その
結果を第2表に示すが、この結果よりわかるように、水
に対する飽和溶解度の大きいフッ化カリウムの水γ′a
液を添加したフッ化ナトリウムペレットは圧縮強度が大
きく1−公吏用可能である。
実施例2 実施例1と同様にフッ化カリウム水Ri&を用い4度、
乾燥温度の条件を変え、また実施例1と同様にペレット
を作り、圧縮強度を測定したその結果を第3表に示す、
この結果よりわかるように、フッ(ヒナトリウムに対す
るフッ化カリウムの添加量が多く、100〜300°で
乾燥すれば、圧81強度の大きいフッ化ナトリウムペレ
ットを1′:4ることができる。囚にフッ化ナトリウム
に対して、可溶性フッ化物水78液の積が30重盟%を
超えると成形しにくり、乾燥時間も長(なる。
実施例3 フッ化ナトリウム1Kgと、フッ化カリウム50重量%
水t8fiO,IKgを)昆合し、成形したペレットを
、150°C110時間乾燥したもののフッ化物ガスに
対する吸着能力を測定した。 吸着ガス濃度は10vo
lz/N 2であり、ガスを11/sinで流して5時
間後の重量増加をガス吸着能力とした。その結果を第4
表に示す。
第2表 注)粉末NaFの重!1.0kg 第3人 第11表 [発明の効果] 以上のように、本発明により得られたフッ化ナトリウム
ベレットは、従来のように200°C以上でフッ化水素
を取り扱う必要がなく、また400″C以上で焼結する
必要もないので、装置の材質、製造工程の面から考える
と、製造コストが非常に安価で且つ安全であり、また圧
縮強度、吸着強度の優れたものとなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フッ化ナトリウム粉末とフッ化カリウム水溶液とを混合
    し、ペレットに成形後乾燥し、フッ化カリウムを再結晶
    させることを特徴とするフッ化ナトリウムペレットの製
    造方法。
JP10208287A 1987-04-27 1987-04-27 フツ化ナトリウムペレツトの製造方法 Pending JPS63270310A (ja)

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JP10208287A JPS63270310A (ja) 1987-04-27 1987-04-27 フツ化ナトリウムペレツトの製造方法

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JP (1) JPS63270310A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026855A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 British Nuclear Fuels Plc Method for preparing alkali metal fluoride pellets and gas scrubbing method using the same
KR20170131688A (ko) 2016-04-01 2017-11-29 사사키카가쿠야쿠힌 가부시키가이샤 알칼리금속염 함유 성형체 및 이것을 이용한 산성 수용액의 재생 처리 방법

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WO1998026855A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 British Nuclear Fuels Plc Method for preparing alkali metal fluoride pellets and gas scrubbing method using the same
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