JPS63270111A - プラスチツク複合部材及びその製造方法 - Google Patents
プラスチツク複合部材及びその製造方法Info
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- JPS63270111A JPS63270111A JP10456887A JP10456887A JPS63270111A JP S63270111 A JPS63270111 A JP S63270111A JP 10456887 A JP10456887 A JP 10456887A JP 10456887 A JP10456887 A JP 10456887A JP S63270111 A JPS63270111 A JP S63270111A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえばスクロール形圧縮機に用いられるス
クロール翼などのプラスチック複合部材及びその製造方
法に関する。
クロール翼などのプラスチック複合部材及びその製造方
法に関する。
(従来の技術)
スクロール形圧縮機の動作原理を第5図から説明すると
、二つのスクロール翼である渦巻体(1)。
、二つのスクロール翼である渦巻体(1)。
(2)を角度をずらせて互いにかみ合い状態に配置する
と、両渦巻体(1)、(2)の間には互いの接触部から
接触部にわたる限定された空間(3)が形成される。
と、両渦巻体(1)、(2)の間には互いの接触部から
接触部にわたる限定された空間(3)が形成される。
今、一方の渦巻体(1)を他方の渦巻体(2)に対して
、一方の渦巻体(1)の中心0が他方の渦巻体(2)の
中心0の周りを半径0−0をもって公転するように渦巻
体(1)の自転を禁止しながら動かすと、限定された空
間(3)の体積は徐々に減少する。
、一方の渦巻体(1)の中心0が他方の渦巻体(2)の
中心0の周りを半径0−0をもって公転するように渦巻
体(1)の自転を禁止しながら動かすと、限定された空
間(3)の体積は徐々に減少する。
第5図(A)の状態から渦巻体(1)の公転角が906
を示すのが同図(B)であり、180°を示すのが同図
(C)であり、270’を示すのが同図(D)であり、
このように限定された空間(3)の体積は徐々に減少す
る。360°回転した(A)では雨空間は中央部に移り
、互いに接続し、さらに90°ずつ移動した同図(B)
。
を示すのが同図(B)であり、180°を示すのが同図
(C)であり、270’を示すのが同図(D)であり、
このように限定された空間(3)の体積は徐々に減少す
る。360°回転した(A)では雨空間は中央部に移り
、互いに接続し、さらに90°ずつ移動した同図(B)
。
(C)、 (D)に示されるようにその空間は挟まり、
同図(D)でほとんど零になる。この間、同図(B)で
開き始めた外側空間が同図(C)、 (D)から(A)
に移り、新らたな流体を取り込んだ密閉空間を作る。
同図(D)でほとんど零になる。この間、同図(B)で
開き始めた外側空間が同図(C)、 (D)から(A)
に移り、新らたな流体を取り込んだ密閉空間を作る。
したがって、この渦巻体(1)、(2)の軸方向両端に
シールした円板状の側面板を設け、一方の側面板の中央
部に第5図中(4)で示すごとき吐出孔を設けておけば
、径方向外側で取り込まれた流体が圧縮され、吐出孔(
4)から吐出されることになる。
シールした円板状の側面板を設け、一方の側面板の中央
部に第5図中(4)で示すごとき吐出孔を設けておけば
、径方向外側で取り込まれた流体が圧縮され、吐出孔(
4)から吐出されることになる。
ところで、近時、スクロール翼は、超耐熱エンジニアリ
ングプラスチックを用いた射出成形により行われている
。第6図は、この射出成形法により得られたスクロール
翼(5)を示している。このスクロール翼(5)の欠点
は、外周が57+mの場合、最大70μm前後の変形を
生じる(第7図参照)。そこで、このような変形を押え
る目的で、第8図のように、金属製のインサート板(6
)・・・を入れて、射出成形すると、インサート板(6
)・・・が樹脂の収縮を拘束するため、外周671mで
、最大+150μm変形する′(第9図参照)。このよ
うに変形するのは、インサート板(6)・・・の片側に
のみ翼(力・・・があるからである。つまり、翼(力と
インサート板(6)・・・とでは、線膨張係数が異なり
、収縮量の差が生じ、反り変形するためである。
ングプラスチックを用いた射出成形により行われている
。第6図は、この射出成形法により得られたスクロール
翼(5)を示している。このスクロール翼(5)の欠点
は、外周が57+mの場合、最大70μm前後の変形を
生じる(第7図参照)。そこで、このような変形を押え
る目的で、第8図のように、金属製のインサート板(6
)・・・を入れて、射出成形すると、インサート板(6
)・・・が樹脂の収縮を拘束するため、外周671mで
、最大+150μm変形する′(第9図参照)。このよ
うに変形するのは、インサート板(6)・・・の片側に
のみ翼(力・・・があるからである。つまり、翼(力と
インサート板(6)・・・とでは、線膨張係数が異なり
、収縮量の差が生じ、反り変形するためである。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上記射出成形によるスクロール具の反り変形
に着目してなされたもので、反り変形がほとんどないプ
ラスチック複合部材及びその製造方法を提供することを
目的とする。
に着目してなされたもので、反り変形がほとんどないプ
ラスチック複合部材及びその製造方法を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段と作用)プラスチック本
体を放射状の連結溝が設けられた例えば金属などの剛体
部材製の支持板にアウトサート成形させ、溶融樹脂の収
縮を拘束しないようにすることにより、プラスチック複
合部材の底部の平面度を向上させるようにしたものであ
る。
体を放射状の連結溝が設けられた例えば金属などの剛体
部材製の支持板にアウトサート成形させ、溶融樹脂の収
縮を拘束しないようにすることにより、プラスチック複
合部材の底部の平面度を向上させるようにしたものであ
る。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図は、この実施例のプラスチック複合部材であるス
クロール翼部を示している。このスクロールg(III
Iは、互に噛合する一対のスクロール具のうちの一方を
示している。しかして、このスクロールItMは、円板
状の合板(11)と、この台板αυの一方の主面に同軸
に突設された円筒状の軸体(1つと、台板αυの他方の
主面に突設された渦巻体Q3 (第2図参照)と、軸体
u3に貫装した状態で合板αυに密着して支持する台板
Uυよりわずかに大径の例えば鋼、アルミニウム、銅な
どの金属からなる円環状の支持板(1,1)とからなっ
ている。そして、台板αυ。
クロール翼部を示している。このスクロールg(III
Iは、互に噛合する一対のスクロール具のうちの一方を
示している。しかして、このスクロールItMは、円板
状の合板(11)と、この台板αυの一方の主面に同軸
に突設された円筒状の軸体(1つと、台板αυの他方の
主面に突設された渦巻体Q3 (第2図参照)と、軸体
u3に貫装した状態で合板αυに密着して支持する台板
Uυよりわずかに大径の例えば鋼、アルミニウム、銅な
どの金属からなる円環状の支持板(1,1)とからなっ
ている。そして、台板αυ。
軸体u4並びに渦巻体(13は、例えばPEI (ポリ
エーテルイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケ
トン)。
エーテルイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケ
トン)。
PES (ポリエーテルサルフオン)等の超耐熱エンジ
ニアリングプラスチックを用いて射出成形法により同時
一体成形されている。上記支持板側は、射出成形温度以
内にてほとんど熱変形しない。また、支持板Q4)も射
出成形金型のキャビティー中の所定場所に、予め設置さ
れ、プラスチック部分と一体的に接合されたものである
。ところで、支持板α荀には、第3図に示すように、幅
5關、深さ1rnx。
ニアリングプラスチックを用いて射出成形法により同時
一体成形されている。上記支持板側は、射出成形温度以
内にてほとんど熱変形しない。また、支持板Q4)も射
出成形金型のキャビティー中の所定場所に、予め設置さ
れ、プラスチック部分と一体的に接合されたものである
。ところで、支持板α荀には、第3図に示すように、幅
5關、深さ1rnx。
長さがほぼ30uのあり溝<151・・・が8本放射状
に等配して刻設されている。したがって、射出成形にお
いて台板aυを構成するプラスチック部材の一部があり
溝(へ)・・・中に注入され、溶融したプラスチックの
固化にともなう収縮時に、合板(11)を拘束して、支
持板Iに台板αυを密着させ支持板0荀から台板圓から
分離できないように々りている。
に等配して刻設されている。したがって、射出成形にお
いて台板aυを構成するプラスチック部材の一部があり
溝(へ)・・・中に注入され、溶融したプラスチックの
固化にともなう収縮時に、合板(11)を拘束して、支
持板Iに台板αυを密着させ支持板0荀から台板圓から
分離できないように々りている。
つぎに、上記構成のスクロールgQ(1の製造方法につ
いて述べる。
いて述べる。
このスクロール翼部の製造方法は、上下一対の金型(図
示せず)のうち下型(可動側)のキャビティー中に支持
板Iを設置する工程と、一対の金型を一体的に接合する
工程と、溶融樹脂をキャビティーに注入する工程と、キ
ャビティーに溶融樹脂を注入後、一定時間保圧する工程
と、溶融樹脂の固化後、一対の金型を分離する工程と、
キャビティー中に嵌合している固化したスクロールg(
IIをエジェクタピン(図示せず)により突き出す工程
とからなっている。
示せず)のうち下型(可動側)のキャビティー中に支持
板Iを設置する工程と、一対の金型を一体的に接合する
工程と、溶融樹脂をキャビティーに注入する工程と、キ
ャビティーに溶融樹脂を注入後、一定時間保圧する工程
と、溶融樹脂の固化後、一対の金型を分離する工程と、
キャビティー中に嵌合している固化したスクロールg(
IIをエジェクタピン(図示せず)により突き出す工程
とからなっている。
しかして、このようにして製造されたスクロール翼部は
、あり溝(へ)・・・が刻設されている支持板(I9・
・・に台板αυ及び渦巻体(19をアウトサート成形し
てで、第4図に示すように、スクロール翼00の翼底平
面度が+30μm以内となる。これは、インサート成形
した場合の翼底平面度が最大+150μm変形するのに
比べ大喝に改善されている(第9図参照)。
、あり溝(へ)・・・が刻設されている支持板(I9・
・・に台板αυ及び渦巻体(19をアウトサート成形し
てで、第4図に示すように、スクロール翼00の翼底平
面度が+30μm以内となる。これは、インサート成形
した場合の翼底平面度が最大+150μm変形するのに
比べ大喝に改善されている(第9図参照)。
しかも、これには、あり溝α訃・・が放射状に等配して
設けられていることも、員底平面度の改善に役立ってい
る。
設けられていることも、員底平面度の改善に役立ってい
る。
なお、上記実施例におけるあり溝aツ・・・の代りにT
溝でもよい。さらにまた、射出成形に限ることなく、他
の樹脂成形法、例えば注形成形法を適用してもよい。さ
らに、支持板は、金属に限ることなく、金属に比べ低熱
膨張率のセラミックスを用いてもよい。この場合も、セ
ラミックス製支持板には、上記実凡例と同様にあり溝を
設ける。さらにまた、本発明は、スクロール翼の製造に
限定されることなく、プラスチック複合部材の製造全搬
に通用できる。
溝でもよい。さらにまた、射出成形に限ることなく、他
の樹脂成形法、例えば注形成形法を適用してもよい。さ
らに、支持板は、金属に限ることなく、金属に比べ低熱
膨張率のセラミックスを用いてもよい。この場合も、セ
ラミックス製支持板には、上記実凡例と同様にあり溝を
設ける。さらにまた、本発明は、スクロール翼の製造に
限定されることなく、プラスチック複合部材の製造全搬
に通用できる。
本発明は、例えば金属製の支持板にプラスチック本体を
アウトサート成形したので、スクロール翼の翼底の平面
度が向上する。
アウトサート成形したので、スクロール翼の翼底の平面
度が向上する。
第1図は本発明の一実施例のプラスチック複合部材であ
るスクロール翼の縦断面図、第2図は同じく斜視図、第
3図は第1図の■−■線矢視断面図、第4図は本発明の
一実施例の製造方法によるスクロール翼の翼底平面度を
示すグラフ、第5図はスクロール形圧縮機の動作原理の
説明図、第6図乃至第9図は従来技術の説明図である。 α〔ニスクロ゛−ル翼、 C11):台 板。 (14:軸 体、a3:渦巻体。 Q4);支持板、 (2):あり溝。 代理人 弁理士 側近 憲 佑 同 松山光之 第1vA 第3図 第2図 い)(8) (C) (D) 第6図 第7図
るスクロール翼の縦断面図、第2図は同じく斜視図、第
3図は第1図の■−■線矢視断面図、第4図は本発明の
一実施例の製造方法によるスクロール翼の翼底平面度を
示すグラフ、第5図はスクロール形圧縮機の動作原理の
説明図、第6図乃至第9図は従来技術の説明図である。 α〔ニスクロ゛−ル翼、 C11):台 板。 (14:軸 体、a3:渦巻体。 Q4);支持板、 (2):あり溝。 代理人 弁理士 側近 憲 佑 同 松山光之 第1vA 第3図 第2図 い)(8) (C) (D) 第6図 第7図
Claims (4)
- (1)プラスチック本体と、上記本体を一体的に支持し
且つ上記プラスチックの溶融温度以内ではほとんど熱変
形しない材質からなる支持板とを具備し、上記支持板の
上記本体側にに上記本体の収縮時に上記本体を拘束して
上記支持板に密着させる連結溝が上記本体の中心部を中
心として放射状に刻設されていることを特徴とするプラ
スチック複合部材。 - (2)支持板は金属であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のプラスチック複合部材。 - (3)連結溝はあり溝であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のプラスチック複合部材。 - (4)キャビティー中に支持板を設置する工程と、上記
キャビティーに上記支持板よりも低融点の溶融したプラ
スチックを注入し上記支持板上にプラスチック本体をア
ウトサート成形する工程とを具備することを特徴とする
プラスチック複合部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10456887A JPS63270111A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツク複合部材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10456887A JPS63270111A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツク複合部材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270111A true JPS63270111A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14384053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10456887A Pending JPS63270111A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツク複合部材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995008209A1 (en) * | 1993-09-13 | 1995-03-23 | United Technologies Motor Systems, Inc. | Motor with isolated brush card assembly |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10456887A patent/JPS63270111A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995008209A1 (en) * | 1993-09-13 | 1995-03-23 | United Technologies Motor Systems, Inc. | Motor with isolated brush card assembly |
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