JPS632698B2 - - Google Patents
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- JPS632698B2 JPS632698B2 JP5802485A JP5802485A JPS632698B2 JP S632698 B2 JPS632698 B2 JP S632698B2 JP 5802485 A JP5802485 A JP 5802485A JP 5802485 A JP5802485 A JP 5802485A JP S632698 B2 JPS632698 B2 JP S632698B2
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- mold
- molten metal
- molds
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- molding
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は低圧鋳造法、ダイカスト法、溶湯鍛造
法などの成形法に適用できる成形型であつて、特
に高温溶湯用に好適な成形型に関する。
法などの成形法に適用できる成形型であつて、特
に高温溶湯用に好適な成形型に関する。
（従来技術）
従来のダイカスト法、溶湯鍛造法などで使用さ
れる成形型を高温溶湯、すなわち融点900〜1600
℃位の溶解金属の成形に使用した場合、成形型の
疲労が著しく一般には5000〜10000回の工程によ
り使用ができなくなり経済的実用性に劣るととも
に製品コスト高騰の原因となる。
れる成形型を高温溶湯、すなわち融点900〜1600
℃位の溶解金属の成形に使用した場合、成形型の
疲労が著しく一般には5000〜10000回の工程によ
り使用ができなくなり経済的実用性に劣るととも
に製品コスト高騰の原因となる。
又、高温溶湯の場合は、融点の低い金属に較べ
て凝固時におけるガスの発生量が多いが従来の成
形型は大気へ通じる孔又は溝をもつてガス抜き路
を形成しており、該孔又は溝に溶湯が流入し凝固
膜が形成された後には有効なガス抜きが行なわれ
ず、引け巣やガス巣の発生原因となつている。
て凝固時におけるガスの発生量が多いが従来の成
形型は大気へ通じる孔又は溝をもつてガス抜き路
を形成しており、該孔又は溝に溶湯が流入し凝固
膜が形成された後には有効なガス抜きが行なわれ
ず、引け巣やガス巣の発生原因となつている。
（発明の目的）
而して本発明は上記従来不具合を解消して高温
金属を成形し得る耐久性の高い成形型を提供する
とともに溶湯の凝固時に発生するガスや巻込み空
気を有効に排除し高品質となし、しかも高精度な
製品を低コストでもつて提供せんとすることを目
的とする。
金属を成形し得る耐久性の高い成形型を提供する
とともに溶湯の凝固時に発生するガスや巻込み空
気を有効に排除し高品質となし、しかも高精度な
製品を低コストでもつて提供せんとすることを目
的とする。
（構成）
斯る本発明は中子部又は入子部を備える雄雌一
対の成形型の一方又は両方をセラミツク材にする
とともに両型に加熱及び冷却機構を設け、且つ中
子部又は入子部に耐熱性を有する多孔質性通気材
を組込んでガス抜き路を形成せしめた高温溶湯用
成形型に係る。
対の成形型の一方又は両方をセラミツク材にする
とともに両型に加熱及び冷却機構を設け、且つ中
子部又は入子部に耐熱性を有する多孔質性通気材
を組込んでガス抜き路を形成せしめた高温溶湯用
成形型に係る。
本発明の実施例を図面により説明すれば、第１
図及び第２図において成形型Ａは雄型a1と雌型a2
との組からなり、その雌型a2内に成品素材の溶湯
ｍを注湯した後に雄型a1を型合せし加圧すること
によつて成形する。
図及び第２図において成形型Ａは雄型a1と雌型a2
との組からなり、その雌型a2内に成品素材の溶湯
ｍを注湯した後に雄型a1を型合せし加圧すること
によつて成形する。
上記両型a1，a2は図示のa′1，a′2が型合せ面で
ある。
ある。
又、溶湯ｍは融点が900〜1600℃の高温溶解金
属を使用する。
属を使用する。
雄型a1はハイクロムモリブデン銅などの耐熱金
属（焼結金属を含む）で形成し、この型a1内には
加熱機構１及び冷却機構１′を適宜に配設すると
ともに中央部には上下方向へ摺動する入子２を設
ける。
属（焼結金属を含む）で形成し、この型a1内には
加熱機構１及び冷却機構１′を適宜に配設すると
ともに中央部には上下方向へ摺動する入子２を設
ける。
入子２は耐熱金属又はセラミツクでもつて形成
し、その中心軸線に沿つてポーラスセラミツク３
ａを貫挿着するとともに外周にもポーラスセラミ
ツク３′ａを一体的に被着し、この外周セラミツ
ク３′ａの外面を雄型a1に摺接せしめる。
し、その中心軸線に沿つてポーラスセラミツク３
ａを貫挿着するとともに外周にもポーラスセラミ
ツク３′ａを一体的に被着し、この外周セラミツ
ク３′ａの外面を雄型a1に摺接せしめる。
上記ポーラスセラミツク３ａ，３′ａにより雄
型a1のガス抜き路３を構成し、該路３の上端をパ
キユーム機構に接続させて強制的に吸気が行なわ
れるようにする。
型a1のガス抜き路３を構成し、該路３の上端をパ
キユーム機構に接続させて強制的に吸気が行なわ
れるようにする。
雌型a2はセラミツク型とし、該型に加熱機構４
及び冷却機構４′を配設するとともに左右両側面
より夫々側方へ摺動する左右一対の組中子５，
５′を取付け、それら組中子５，５′が成形部内へ
進退するようにする。
及び冷却機構４′を配設するとともに左右両側面
より夫々側方へ摺動する左右一対の組中子５，
５′を取付け、それら組中子５，５′が成形部内へ
進退するようにする。
組中子５，５′は上下に所定間隔をおいて対向
する先端部５ａ，５′ａを有し、両端部に通し孔
６ａ，６′ａを同軸上に開口し、該孔６ａ，６′ａ
に前記入子２の下端部が嵌挿するようにする。
する先端部５ａ，５′ａを有し、両端部に通し孔
６ａ，６′ａを同軸上に開口し、該孔６ａ，６′ａ
に前記入子２の下端部が嵌挿するようにする。
又、組中子５，５′は耐熱金属又はセラミツク
でもつて形成し、各側端面より成形部内に向けて
ポーラスセラミツク７ａ，７′ａを貫挿着し、該
セラミツク７ａ，７′ａにより雌型a2のガス抜き
路７を構成し、このガス抜き路７の各外端をバキ
ユーム機構に接続させて強制的に吸気が行なわれ
るようにする。
でもつて形成し、各側端面より成形部内に向けて
ポーラスセラミツク７ａ，７′ａを貫挿着し、該
セラミツク７ａ，７′ａにより雌型a2のガス抜き
路７を構成し、このガス抜き路７の各外端をバキ
ユーム機構に接続させて強制的に吸気が行なわれ
るようにする。
（作用）
上記成形型Ａを用いた高温溶湯の成形法を説明
すれば、雌型a2の組中子５，５′を前進させて組
合せた第１図の型開き状態で、雌型a2の成型部内
に溶湯を注入した後に雄型a1を下降させて両型を
型合せし加圧する。
すれば、雌型a2の組中子５，５′を前進させて組
合せた第１図の型開き状態で、雌型a2の成型部内
に溶湯を注入した後に雄型a1を下降させて両型を
型合せし加圧する。
その後に型開きするまでのあいだ成形工程に入
るが、この工程の初期には加熱機構１，４を作動
させて成形部内を適度に加温し、その後に冷却機
構１′，４′を作動させて適度な温度下降を経るよ
うにする。
るが、この工程の初期には加熱機構１，４を作動
させて成形部内を適度に加温し、その後に冷却機
構１′，４′を作動させて適度な温度下降を経るよ
うにする。
又、成形工程にあつては雌型a2のポーラスセラ
ミツク７ａ，７′ａにより成形部内を強制的に吸
引しながら入子２を下動させて溶湯を加圧し、そ
の加圧と同時又はそれより若干早目に入子２のポ
ーラスセラミツク３ａ，３′ａにより吸引を開始
し、このポーラスセラミツク３ａ，３′ａ及び７
ａ，７′ａの強制的な吸引によつて成形部内に発
生するガスや巻込み空気を成形部内より排除す
る。而して加熱機構１，４及び冷却機構１′，
４′の作動は凝固時の発生ガスが溶湯内に残留し
ないよう、すなわちガス巣が発生しないような温
度分布となるように設定する。
ミツク７ａ，７′ａにより成形部内を強制的に吸
引しながら入子２を下動させて溶湯を加圧し、そ
の加圧と同時又はそれより若干早目に入子２のポ
ーラスセラミツク３ａ，３′ａにより吸引を開始
し、このポーラスセラミツク３ａ，３′ａ及び７
ａ，７′ａの強制的な吸引によつて成形部内に発
生するガスや巻込み空気を成形部内より排除す
る。而して加熱機構１，４及び冷却機構１′，
４′の作動は凝固時の発生ガスが溶湯内に残留し
ないよう、すなわちガス巣が発生しないような温
度分布となるように設定する。
従つて加熱機構１，４及び冷却機構１′，４′の
設定条件は溶解金属の溶解温度、成分や成形型の
型形状などにより適宜に変更する。
設定条件は溶解金属の溶解温度、成分や成形型の
型形状などにより適宜に変更する。
その後、所定時間経過後、雄型a1を上昇させて
型開きし、雌型a2より凝固した成形品を取出す。
型開きし、雌型a2より凝固した成形品を取出す。
尚、上記実施例においては高温金属を成形する
場合を説明したが、本発明の成形型を用いて低圧
鋳造、ダイカストなどの従来法を採用することも
任意である。
場合を説明したが、本発明の成形型を用いて低圧
鋳造、ダイカストなどの従来法を採用することも
任意である。
（効果）
本発明は叙上の如く成形型の雄型又は雌型の一
方又は両方をセラミツク型としたので、そのセラ
ミツク型により成形型内における急速な冷却速度
の増大が緩和され、したがつて熱による疲労が軽
減され両型の耐久性を大ならしめるとともに冷却
機構による冷却速度の調整範囲が広くなつて、そ
の調整操作、とくに微調整が容易となり、成品形
状及び材質に応じた冷却速度に容易に設定し得
る。
方又は両方をセラミツク型としたので、そのセラ
ミツク型により成形型内における急速な冷却速度
の増大が緩和され、したがつて熱による疲労が軽
減され両型の耐久性を大ならしめるとともに冷却
機構による冷却速度の調整範囲が広くなつて、そ
の調整操作、とくに微調整が容易となり、成品形
状及び材質に応じた冷却速度に容易に設定し得
る。
又、ガス抜き路を、耐熱性を有する多孔質性通
気材でもつて形成したので、前記通気材に当つた
溶湯がそれ以上型外に漏出せず、従来型のように
漏出溶湯による凝固膜が形成されずに成形工程の
間、凝固時に発生するガス等を有効に排除するこ
とができ、巣のない高品質な製品を提供し得る。
気材でもつて形成したので、前記通気材に当つた
溶湯がそれ以上型外に漏出せず、従来型のように
漏出溶湯による凝固膜が形成されずに成形工程の
間、凝固時に発生するガス等を有効に排除するこ
とができ、巣のない高品質な製品を提供し得る。
第１図は本発明成形型の型開き状態を示す断面
図、第２図は成形時の状態を示す断面図である。 図中、a1は雄型、a2は雌型、１は加熱機構、
１′は冷却機構、２は入子、３ａ，３′ａはポーラ
スセラミツク、３はガス抜き路、４は加熱機構、
４′は冷却機構、５，５′は組中子、７ａ，７′ａ
はポーラスセラミツク、７はガス抜き路、ｍは溶
湯である。
図、第２図は成形時の状態を示す断面図である。 図中、a1は雄型、a2は雌型、１は加熱機構、
１′は冷却機構、２は入子、３ａ，３′ａはポーラ
スセラミツク、３はガス抜き路、４は加熱機構、
４′は冷却機構、５，５′は組中子、７ａ，７′ａ
はポーラスセラミツク、７はガス抜き路、ｍは溶
湯である。
Claims (1)
- １ 中子部又は入子部を備える雄雌一対の成形型
の一方又は両方をセラミツク材にするとともに両
型に加熱及び冷却機構を設け、且つ前記中子部又
は入子部に耐熱性を有する多孔質性通気材を組込
んでガス抜き路を形成せしめた高温溶湯用成形
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5802485A JPS61216839A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 高温溶湯用成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5802485A JPS61216839A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 高温溶湯用成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61216839A JPS61216839A (ja) | 1986-09-26 |
| JPS632698B2 true JPS632698B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=13072379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5802485A Granted JPS61216839A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 高温溶湯用成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61216839A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01118852U (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-11 | ||
| DE19636968B4 (de) * | 1996-09-12 | 2008-08-07 | Steinbeis Transferzentrum Arbeitsgemeinschaft Metallguss An Der Fachhochschule Aalen | Verfahren zur Herstellung von metallischen Prototypen |
| CN105598365A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-05-25 | 黄毅 | 一种双面多功能组合铸造模具 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5802485A patent/JPS61216839A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61216839A (ja) | 1986-09-26 |
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