JPS63269698A - 時分割交換方式 - Google Patents

時分割交換方式

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JPS63269698A
JPS63269698A JP10411187A JP10411187A JPS63269698A JP S63269698 A JPS63269698 A JP S63269698A JP 10411187 A JP10411187 A JP 10411187A JP 10411187 A JP10411187 A JP 10411187A JP S63269698 A JPS63269698 A JP S63269698A
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JP
Japan
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control
highway
channel
data
memory
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JP10411187A
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English (en)
Inventor
Masami Yabusaki
正実 薮崎
Shigefusa Suzuki
茂房 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時分割交換方式に関し、特に各ハイウェイ上
で通信中チャネル位置を無瞬断で切り替える場合(以下
、チャネル再配置と記す)に、その他のハイウェイの呼
の接続、切断処理をチャネル再配置の終了まで待ち合わ
せずに行えるようにして、疎通呼量の向上を計ることが
できる時分割交換方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、チャネル再配置を行う時分割交換方式としては、
例えば特願昭6.1−215647号明細書に記載され
た時分割スイッチ構成がある。
第9図は、従来例として、上記明細書に記載された時分
割スイッチの構成を示す図であり、第10図、第11図
は第9図の時分割スイッチの動作を説明する図である。
第9図において、1は多重回路、2a、2bはデータバ
ッファメモリ、3は分離回路、4はバッファ制御回路、
5a、5bは制御メモリ、6はカウンタ、7は処理回路
、8はセレクタである。
各入側ハイウェイの通信情報は、多重回路1により1本
の入側超ハイウェイに超多重される。入側超ハイウェイ
の情報は、データバッファメモリ2a、2bにより1フ
レームごとに切り替えて格納されるとともに、他方より
出側超ハイウェイに読み出される。すなわち、2面のデ
ータバッファメモリ2a、2bは、1フレ一ム期間に、
一方の面に入側超ハイウェイに多重された通信情報を書
き込み、他方の面から前フレームに蓄積された通信情報
を出側超ハイウェイ上に読み出し、1フレームごとに読
み出し機能と書き込み機能を切り替える。また、分離回
路3は、出側超ハイウェイ上の通信情報を、各出側ハイ
ウェイに分離する。
バッファ制御回路4は、データバッファメモリ2a、2
bの書き込みおよび読み出し制御を行う場合、超ハイウ
ェイのチャネルサイクルに同期し、1チヤネルサイクル
をライトサイクルとリードサイクルに時分割して行う。
バッファ制御回路4は、2面の制御メモリ5a、5bと
カウンタ6とセレクタ8を備えており、制御メモリ5a
、5b、によリデータバッファメモリ2a、2bの書き
込み制御を行うとともに、カウンタ6により読み出し制
御を行う。制御メモリ5a、5bは、データバッファメ
モリ2aまたは2bへの書き込み時には、いずれか一方
の面のみが使用されるが、チャネル再配置ごとにこれが
切り替えられる。例えば、バッファメモリ2aには制御
メモリ5aを、バッファメモリ2bには制御メモリ5b
を、それぞれ対応させて使用する。制御メモリ5a、5
bは、セレクタ8により制御メモリのアドレス線が切り
替えられると、ライトサイクルにはカウンタ6によって
制御メモリ5aまたは5bから制御データが読み出され
、リードサイクルには処理回路7によって制御メモリ5
bまたは5aに必要に応じて制御データが書き込まれる
。なお、処理回路7から制御メモリ5a、5bへの書き
込みデータは、データ線を経由して転送され、また書き
込みアドレスは、制御メモリアドレス線とセレクタ8を
経由して転送される。また、リードサイクルには、カウ
ンタ6からデータバッファメモリ2aまたは2bに対し
てアドレスが送られることにより、データバッファ2a
、2bに格納された通信情報が出側超ハイウェイに読み
出される。
第10図、第11図により、時分割スイッチの動作を詳
述する。第10図および第11図においては、入側ハイ
ウェイ数、出側ハイウェイ数ともに2ハイウエイとし、
各ハイウェイの1フレーム内のチャネル数を2チヤネル
とする。また、多重回路1は、入側ハイウェイ#1.#
2の通信情報を1チヤネルごとに超多重し、入側超ハイ
ウェイおよび出側超ハイウェイでは1フレーム内のチャ
ネル数を4チヤネルとし、分離回路3は出側超ハイウェ
イの通信情報を1チヤネルごとに出側ハイウェイ#1.
#2に分離する。
第10図では、あるフレーム1における交換動作が示さ
れている。このフレーム中では、データバッファメモリ
2bに前フレームの通信情報が蓄積されており、データ
バッファメモリ2aに各入側ハイウェイの通信情報を書
き込み、データバッファメモリ2bから前フレームの通
信情報を読み出す。また、制御メモリ5aにより、入側
超ハイウェイ上のチャネルから出側超ハイウェイ上のチ
ャネルへの交換関係を規定する。例えば、呼Xは、入側
ハイウェイ#1のチャネルA1から多重回路1により入
側超ハイウェイのチャネルc1に多重され、時分割スイ
ッチにより出側超ハイウェイのチャネルc3に交換され
た後、分離回路3によりハイウェイ#1のチャネルA2
に分離されるように制御する必゛要がある。このために
、バッファ制御回路4の制御メモリ5aのアドレスc1
にデータc3を設定する。同じように、呼Y、Zに対し
て、制御メモリ5aのアドレスc3.c2にデータc4
.clを設定する。
例えば、フレーム1のチャネルc1サイクルの交換動作
は、次のように行われる。先ず、ライトサイクルにおい
て、カウンタ6により制御メモリ5aのアドレスc1を
指定し、そのデータc3を読み出す。そのデータc3に
より、入側超ハイウェイ上のフレーム1.チャネルc1
に超多重された呼Xの通信情報X1を、データバッファ
メモリ2aのアドレスC3に書き込む。次に、リードサ
イクルにおいて、カウンタ6によりデータバッファメモ
リ2bのアドレスc1を指定し、そのアドレスに前フレ
ームで蓄積した呼2の通信情報2゜を出側超ハイウェイ
上に読み出す。以後、同じ交換動作を1フレ一ム間だけ
繰り返す。
第11図は、入側ハイウェイ#1において、フレームn
の先頭待点呼Xと呼Yの入側ハイウェイ上1上の使用チ
ャネルを再配置する例を示す図である。フレームnから
、呼Xは入側超ハイウェイ上のチャネルc3を使用する
のに対して(第10図ではclを使用)、出側超ハイウ
ェイ上のチャネルは第1o図のときと変更せずに、チャ
ネルC3を使用する。そこで、フレームn以降も瞬断す
ることなく通信を続けるために、フレームn以前の時点
で使用していない面の制御メモリ(ここでは、制御メモ
リ5b)に入側超ハイウェイ上のチャネルから出側超ハ
イウェイ上のチャネルへの交換関係を規定するように、
処理回路7により制御データを設定する。すなわち、呼
Xに対しては、チャネル再配置により入側超ハイウェイ
の03から出側超ハイウェイの03に交換するために、
制御メモリ5bのアドレスC3にデータC3を設定する
。同じようにして、呼Yに対しては、入側超ハイウェイ
の01から出側超ハイウェイの04に交換しなければな
らないため、制御メモリ5bのアドレスc1にデータc
4を設定する。また、入側ハイウェイ#2の呼Zは、−
入側ハイウェイ#1のチャネル再配置とは無関係である
ため、制御メモリ5bのアドレスC2には、制御メモリ
5aのアドレスc2と同じデータc1を設定する。そし
て、フレームnの先頭時点から制御メモリ5bを使用す
ることにより、交換動作を継続する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このバッファ制御回路4の構成では、チャネル
再配置後の全ハイウェイの通信情報の書き込み制御デー
タを制御メモリ5bに設定する必要があるため、制御メ
モリ5bに制御データを設定してから制御メモリの切り
替えが行われるまでの間(以後、この期間をチャネル再
配置待ち期間と呼ぶ)は、他の全てのハイウェイにおい
て新たに生起した呼の接続を待ち合わせる必要がある。
すなわち、入側ハイウェイ#1のチャネル再配置に無関
係の入側ハイウェイ上2上のチャネルを使用する新規の
呼が生起しても、チャネル再配置が終了するまでは接続
を開始できない。従って、制御メモリ5bに制御データ
を設定してから、制御メモリの切り替えが行われるまで
に時間を要する場合、システム全体の疎通呼量が低下す
るという問題があった。
本発明の目的は、このような問題を改善し、あるハイウ
ェイに対するチャネル再配置待ち期間に、そのハイウェ
イとは別個のハイウェイ上のチャネルを使用する呼が生
起した場合にも、チャネル再配置が終了するまで呼の接
続処理を待ち合わせる必要がなく、直ちに接続して、シ
ステム全体の疎通呼量の向上を図ることができる時分割
交換方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の時分割交換方式は、
複数の入側ハイウェイ上の通信情報を1本の入側超ハイ
ウェイに多重する多重回路、該入側超ハイウェイ上の通
信情報を蓄積するデータバッファメモリ、該データバッ
ファメモリの書き込み、読み出し制御を行うバッファ制
御回路、および該データバッファメモリから出側超ハイ
ウェイ上に読み出した通信情報を出側ハイウェイ上に分
離する分離回路を有し、各ハイウェイ上でチャネル再配
置を行う時分割交換方式において、上記データバッファ
メモリのアドレスを指定するバッファ制御回路内の制御
メモリを1ないし複数ハイウェイ単位に分割ブロック化
し、各ブロックをそれぞれ2面構成として、あるハイウ
ェイ上でチャネル再配置を行う場合には、上記制御メモ
リの対応するブロックの使用していない面に、チャネル
再配置後のデータバッファメモリの制御データを設定し
、チャネル再配置を行うフレームの先頭時点で該ブロッ
クの面を切り替えることに特徴がある。
〔作 用〕
本発明においては、制御メモリを1ないし複数の入側ハ
イウェイおよび出側ハイウェイ対応に分割された構成を
とっているため、チャネル再配置時には再配置を行う入
側ハイウェイ、出側ハイウェイに対応する制御メモリブ
ロックのみの切り替えを行うだけでよく、従って、チャ
ネル再配置待ち期間にも、他の制御メモリブロックに対
しデータを設定することができる。このように、各制御
メモリを各々独立に切り替えることができるような2面
構成にしたので、ハイウェイにおいてチャネル再配置を
行う場合には、そのハイウェイに対応する制御メモリに
のみ制御データを設定するだけでよく、別のハイウェイ
上のチャネルを使用する呼が生起したときには、待ち合
わせる必要はなく、直ちに対応する制御メモリブロック
に制御データを設定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すバッファ制御回
路の構成図である。
第1図のバッファ制御回路4では、制御メモリをL個の
制御メモリブロック9a、9b、  ・・・9Lに分割
し、各ブロックを2面構成とする。ただし、全入側ハイ
ウェイ数をNとすると、LはN以下で、NがLの整数倍
となるものとする。
第1図において、8a、8b、  ・・・・8Lは、各
制御メモリブロック9a、9b、・・・9Lに対する読
み出し制御と書き込み制御を切り替えるセレクタであり
、10は各制御メモリブロック9a。
9b、・・・9Lの読み出しアドレスを指定するカウン
タである。また、11は、カウンタ10の指定するアド
レスを制御メモリブロック9a、9b。
・・・・9Lに順番に与えていくセレクタである。
セレクタ11の制御は、カウンタ6の出力の下位〔Qo
gzL)ビットで行われる(ここで、(X)は、X−1
1= 以上の最小整数を示す)。
第2図は、第1図におけるチャネルクロックCHCKと
、カウンタ6の出力値と、カウンタ10の出力値と、カ
ウンタ6の下位(Qog2L)ビットの出力値の各タイ
ムチャートである。
カウンタ10の出力値は、チャネルクロックCHCKが
Lクロックだけ入力するごとに+1増加する。カウンタ
6の下位(QogzL)ビットの出力値は、1チヤネル
クロツクCHCKごとに+1増加し、1〜Lの値を繰り
返す。このカウンタ6の下位〔ρogzL)ビット出力
値により、セレクタ11を制御して制御メモリブロック
9a、9b、  ・・・・9Lの順に読み出し制御を行
い、かつカウンタ10の出力値により、各メモリブロッ
クをアドレス1からシーケンシャルに指定していく。こ
のようにして、#J#メモリを指定することにより、例
えば、バイウェイトチャネル1の通信情報のデータバッ
ファメモリ2a、2bへの書き込みアドレスは、制御メ
モリブロック9a、アドレスA1のデータにより指定す
る。次に、ハイウェイ2゜チャネル1の通信情報のデー
タバッファメモリ2a。
2bへの書き込みアドレスは、制御メモリブロック9b
、アドレスA1のデータにより指定する。
一般に、ハイウェイn、チャネルmの通信情報のデータ
バッファメモリ2a、2bへの書き込みアドレスを指定
するデータを含む制御メモリブロック番号、およびその
アドレス番号は、次のようにして決定される。
制御メモリブロック9Fの制御メモリブロック番号Pは
、 p = n M OD (L + 1 )ここで、(X
  MOD  Y)はn をして割った時の余りの 整数値を示す。
また、アドレスA、のアドレス番号qは、 X m q : である。
第3図は、データバッファメモリが2面で、かつ制御メ
モリブロックが2個である場合、すなわち本発明のバッ
ファ制御回路を第10図、第11図のバッファ制御回路
に適用した例を示す図である。
ここでは、入側ハイウェイ数N=2.制御メモリブロッ
ク数L=2であり、制御メモリブロック9aで入側ハイ
ウェイ#1のチャネルAl、A2の通信情報のデータバ
ッファメモリ2a、2bへの書き込みアドレスを指定し
、制御メモリブロック9bで入側ハイウェイ#2のチャ
ネルAl、A2の通信情報のデータバッファメモリ2a
、2bへの書き込みアドレスを指定する。
第10図に示したように、入側ハイウェイ#1のチャネ
ルA1の呼Xに対しては、データバッファメモリ2a、
2bのアドレスc3に書き込むために、制御メモリ9a
□のアドレスA1にデータc3を設定する。同じように
、入側ハイウェイ#1のチャネルA2の呼Yに対しては
、データバッファメモリ2a、2bのアドレスc4に書
き込むために、制御メモリ9a2のアドレスA2にデー
タc4を設定する。また、入側ハイウェイ#2のチャネ
ルA1の呼2に対しては、データバッファメモリ2a、
2bのアドレスC1に書き込むために、制御メモリ9b
1のアドレスA1にデータC1を設定する。
また、制御メモリブロック数L=2であるため、セレク
タ11による制御メモリブロック9 a、9 bの選択
は、カウンタ6の下位1ビツトで行い、チャネルc1サ
イクルのリードサイクルで制御メモリ9a工のアドレス
Al、チャネルc2サイクルのリードサイクルで制御メ
モリ9b□のアドレスAI。
チャネルc3サイクルのリードサイクルで制御メモリ9
a1のアドレスA2・・・・・の順に読み出す。
また、第11図に示したように、ハイウェイ#1におい
て、呼X、YのチャネルをAl、A2からA2.Alに
再配置する場合には、制御メモリブロック9aにおいて
使用していない制御メモリ9a2のアドレスA2に、チ
ャネル再配置後の呼Xの通信情報のデータバッファメモ
リ2a、2bへの書き込みアドレスを指定するデータc
3を設15一 定する。同じように、呼Yに対しては、アドレスA1に
データc4を設定する。そして、チャネル再配置を実行
するフレームnの先頭時点で、制御メモリブロック9a
のみに対して、制御メモリブロック9a□から制御メモ
リブロック9a、に切り替えて交換動作を継続する。
このように、第1の実施例においては、制御メモリを1
ないし複数の入側ハイウェイ対応に分割した構成にする
ことにより、チャネル再配置を行う入側ハイウェイに対
応する制御メモリブロックのみを切り替えればよい。こ
れにより、チャネル再配置待ち期間にも、他の制御メモ
リブロックに対してはデータを設定することができるの
で、チャネル再配置とは無関係の他の入側ハイウェイを
使用する呼の接続を行うことができる。
また、出側ハイウェイでチャネル再配置を行う時分割交
換方式に対しては、データバッファメモリ2a、2bの
書き込み制御をカウンタで行い、読み出し制御を制御メ
モリで行う構成をとり、制御メモリを1ないし複数の出
側ハイウェイ対応に分割した構成をとることにより、同
じ効果を期待できる。
第6図は、本発明の第2の実施例を示すバッファ制御回
路の構成図である。
ところで、第1の実施例のように、制御メモリを入側ハ
イウェイ対応に分割した構成では、出側ハイウェイ上で
チャネル再配置を行う場合には、その出側ハイウェイの
各チャネルの呼が使用している入側ハイウェイに対応す
る全ての制御メモリの制御データを変更する必要がある
。例えば、第10図の状態から出側ハイウェイ#1の呼
X、zのチャネルを再配置する場合には、第3図におい
て、呼Xの使用する入ハイウェイ#1に対応する制御メ
モリブロック9aと呼Zの使用する入ハイウェイ#2に
対応する制御メモリブロック9bにおいて使用していな
い各制御メモリ9a2,9b2にチャネル再配置後の制
御データを設定して、双方共に切り替えなければならい
ので、従来の時分割交換方式に比べると、上述の効果が
得られない。
そこで、第4図においては、入側ハイウェイと出側ハイ
ウェイのどちら側でチャネル再配置を行う場合でも、チ
ャネル再配置待ち期間に別のハイウェイを使用する呼の
接続のための制御メモリのデータを設定できるバッファ
制御回路を実現した。
このバッファ制御回路4は、書き込み#御回路12と読
み出し制御回路13から構成されている。
書き込み制御回路12および読み出し制御回路13は、
いずれも第1実施例(第1図)のバッファ制御回路4の
構成要素からカウンタ6を除いた構成と同等である。た
だし、第4図では、書き込み制御回路12、読み出し制
御回路13の制御メモリブロック数をLとしているが、
両者が必ずしも等しいブロック数をとる必要はない。第
4図において、チャネルクロックCHCK、カウンタ6
の下位〔ΩogzL)ビット出力、およびカウンタ10
の出力関係は、第2図に従っている。ライトサイクルで
は、書き込み制御回路12のカウンタ1o、セレクタ1
1により、制御メモリブロック9a。
9bのデータを読み出し、そのデータによりデータバッ
ファメモリ2a、2bの書き込みアドレスを指定し、一
方、リードサイクルでは、全く同じように読み出し制御
回路13のカウンタ10、セレクタ11により、制御メ
モリブロック9 a、9 bのデータを読み出し、その
データによりデータバッファメモリ2a、2bの読み出
しアドレスを指定する。
入側ハイウェイにおいてチャネル再配置を行う場合には
、書き込み制御回路12のその入側ハイウェイに対応す
る制御メモリブロックの使用していない制御メモリに、
チャネル再配置後の各人チャネルの通信データのデータ
バッファメモリ2a。
2bへの書き込み制御データを設定して、制御メモリを
切り替える。同じように、出側ハイウェイにおいてチャ
ネル再配置を行う場合には、読み出し制御回路13のそ
の出側ハイウェイに対応する制御メモリブロックの使用
していない面の#御メモリに、チャネル再配置後のデー
タバッファメモリ2a、2bから各出チャネルへの通信
データの読み出し制御データを設定して、制御メモリを
切り替える。
第5図、第6図は、第4図のバッファ制御回路を用いた
時分割スイッチ動作例を示す図である。
書き込み制御回路12において、制御メモリブロック9
a、9bは各々入側ハイウェイ#1.#2のチャネルを
使用する通信情報のデータバッファメモリ2a、2bへ
の書き込みアドレスを指定する。一方、読み出し制御回
路13において、制御メモリブロック9a、9bは各々
、出側ハイウェイ#1.#2を使用する通信情報のデー
タバッファメモリ2a、2bからの読み出しアドレスを
指定する。また、第5図の呼X、Y、Zの入側ハイウェ
イと出側ハイウェイとの接続関係は、第10図と同じも
のとする。入側超ハイウェイに超多重して通信情報をデ
ータバッファメモリ2a、2bにシーケンシャルに書き
込むため、書き込み制御回路12の制御メモリ9a□の
アドレスA1にデータc1、制御メモリ9b工にデータ
c2、そして、制御メモリ9a1のアドレスA2にデー
タc3を設定する。一方、読み出し制御回路13では、
呼Xを出側ハイウェイ#1のチャネルA2に読み出すた
め、制御メモリ9a1のアドレスA2に、データバッフ
ァメモリ2a、2bにおいて呼Xの通信情報が蓄積され
ているアドレス値clを設定する。
同じように、呼Yに対して、制御メモリ9b1のアドレ
スA2にデータc3を設定し、呼Zに対して、制御メモ
リ9a□のアドレスA1にデータc2を設定する。
また、第6図は、フレームnの入側ハイウェイ#1にお
いて、呼x、Yのチャネル位置をAl。
A2からA2.Alに再配置し、出側ハイウェイ#1に
おいて、呼Z、Xのチャネル位置をAl。
A2からA2.Atに再配置する例を示す図である。
入側ハイウェイでチャネル再配置を行う場合、チャネル
再配置前後で各チャネルの通信情報のデータバッファメ
モリ2a、2bへの書き込みアドレスが変化しないよう
に、書き込み制御回路12の対応する制御メモリブロッ
クの制御データを変更する。第6図の例では、呼Xは、
A2に再配置するため、制御メモリ9a2のアドレスA
2に、呼Xのチャネル再配置前のデータバッファメモリ
2a。
2−bへの書き込みアドレス値c1を設定する。同じよ
うに、呼Yに対しては、制御メモリ9a2のアドレスA
1にデータC3を設定する。そして、チャネル再配置を
実行するフレームnの先頭で、書き込み制御回路12の
制御メモリブロック9aにおいて、制御メモリ9a1か
ら9a2に切り替えて交換動作を継続する。
一方、出側ハイウェイでチャネル再配置を行う場合、チ
ャネル再配置前後でデータバッファメモリの読み出しア
ドレスを変更することなく、チャネル再配置後の使用チ
ャネルに読み出すように、読み出し制御回路13の対応
する制御メモリブロックの制御データを変更する。第6
図の例では、呼ZはA2にチャネル再配置するため、制
御メモリ9a2のアドレスA2には、呼Zのチャネル再
配置前のデータバッファメモリ2a、2bへの書き込み
アドレス値c2を設定する。同じように、呼Xに対して
は、制御メモリ9a2のアドレスA1にデータc1を設
定する。そして、チャネル再配置を実行するフレームn
の先頭で、読み出し制御回路13の制御メモリブロック
9aにおいて、制御メモリ9a□から9a2に切り替え
て交換動作を継続する。
このように、第2の実施例においては、制御メモリを1
ないし複数だけ、入側ハイウェイおよび出側ハイウェイ
対応に分割した構成をとっているため、チャネル再配置
時には、チャネル再配置を行う入側ハイウェイ、出側ハ
イウェイに対応する制御メモリブロックのみ切り替えを
行えばよく、チャネル再配置待ち期間にも、他の制御メ
モリブロックに対してデータを設定することができ、チ
ャネル再配置を行う入側ハイウェイ、出側ハイウェイと
は無関係の他のハイウェイを使用する呼の接続処理を行
うことができる。
第7図および第8図は、本発明の応用例を示す衛星通信
システムの説明図である。
時分割交換方式は、第7図に示すように、各ビーム内に
おいて、地球局15a、15bが1フレームを時間分割
して複数のチャネルを含むバースト16a、16bを送
信し、衛星17上でビーム間の交換を行うS S−TD
MA(Satellite−8witched Tim
e Division Multiple Acces
s)通信システムにおける衛星搭載スイッチ14に適用
することができる。
第8図に示すように、あるビーム1内で各バースト16
a、16b内のチャネル数を変更することにより、チャ
ネル再配置を行う場合には、衛星搭載スイッチ14の入
側ハイウェイ上のチャネル再配置に相当する。この場合
には、ビーム1内の各地球局15 a、15 bのバー
スト16a、16bの送信時間位置の変更、衛星17上
のバースト受信位置の変更、および衛星搭載スイッチ1
4の交換パスの変更を行ってから、ビーム1内の各地球
局15 a、15 bおよび衛星17(受信機および衛
星搭載スイッチ14)が同期をとるためチャネル再配置
を実行するまでに、かなりの時間を要する。
バースト16a、16bの送信時間位置の変更、衛星1
7上のバースト受信位置の変更、および衛星搭載スイッ
チ14の交換パスの変更が、本実施例におけるチャネル
再配置のためのバッファ制御回路4の制御メモリの制御
データの変更に相当する。
本発明の時分割交換方式を適用すれば、上記のようにチ
ャネル再配置に時間を要する場合でも、その間に他のビ
ームの地球局からの呼の接続処理を行うことが可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、チャネル再配置
を行う入側ハイウェイ、出側ハイウェイ以外のハイウェ
イの呼の接続、切断処理を、これらのチャネル再配置が
終了するまで待ち合わせることなく行えるため、システ
ム全体の疎通呼量の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すバッファ制御回路
の構成図、第2図は第1図における各部の動作タイムチ
ャート、第3図は第1図の具体的構成、動作例を示す図
、第4図は本発明の第2の実施例を示すバッファ制御回
路の構成図、第5図。 第6図はいずれも第4図の時分割スイッチの動作具体例
を示す図、第7図は本発明の応用例を示すSS−TDM
A通信システムの構成図、第8図は第7図におけるチャ
ネル再配置動作を示す図、第9図は従来の時分割交換方
式の時分割スイッチの構成図、第10図、第11図はい
ずれも第9図の時分割スイッチの動作説明図である。 1:多重回路、2a、2b:データバッファメモリ、3
:分離回路、4:バッファ制御回路、5a。 5b二制御メモリ、6:カウンタ、7:処理回路、8.
8a、8b:セレクタ、9 a、9b、 〜9L:制御
メモリブロック、98□〜9L2:制御メモリ、10:
カウンタ、11:セレクタ、12:書き込み制御回路、
13:読み出し制御回路、14:衛星搭載スイッチ、1
5a−15d:地球局、16a〜16d:バースト、1
7:衛星。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入側ハイウェイ上の通信情報を1本の入側
    超ハイウェイに多重する多重回路、該入側超ハイウェイ
    上の通信情報を蓄積するデータバッファメモリ、該デー
    タバッファメモリの書き込み、読み出し制御を行うバッ
    ファ制御回路、および該データバッファメモリから出側
    超ハイウェイ上に読み出した通信情報を出側ハイウェイ
    上に分離する分離回路を有し、各ハイウェイ上でチャネ
    ル再配置を行う時分割交換方式において、上記データバ
    ッファメモリのアドレスを指定するバッファ制御回路内
    の制御メモリを1ないし複数ハイウェイ単位に分割ブロ
    ック化し、各ブロックをそれぞれ2面構成として、ある
    ハイウェイ上でチャネル再配置を行う場合には、上記制
    御メモリの対応するブロックの使用していない面に、チ
    ャネル再配置後のデータバッファメモリの制御データを
    設定し、チャネル再配置を行うフレームの先頭時点で該
    ブロックの面を切り替えることを特徴とする時分割交換
    方式。
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