JPS63269046A

JPS63269046A - 生化学測定装置

Info

Publication number: JPS63269046A
Application number: JP10405087A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Makita; 巻田　茂; Yoshihiko Sano; 佳彦佐野; Tamio Miyake; 三宅　民生
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-04-27
Filing date: 1987-04-27
Publication date: 1988-11-07
Anticipated expiration: 2011-12-18
Also published as: JP2564302B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、生化学測定装置、例えば尿中の糖、蛋白、
潜血、或いはウロビ′リン等を検査する尿検査装置であ
って、複数の検査項目（糖、蛋白、潜血、ウロビリン等
〕を一度に検査する生化学測定装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、複数の検査項目（尿中の糖、蛋白、潜血、ウロビ
リン等）を一度に検査する生化学測定装置としては、第
８図及び第９図に示す方式のものが存在する。

第８図に示す生化学測定装置は、検査本体ケース７１の
一端部に、受光素子７２及び発光素子７３から成る反射
センサ７４の受・発光面を臨出させて検査部を構成し、
この検査部に試験紙スティック（樹脂シート上に試薬を
含浸させた複数の試験紙を貼着したもの）７５を挿入配
置するように設定されている。反射センサ７４は、単一
の受光素子７２と単一の発光素子７３とから成る一対の
センサを、試験紙７６故に対応して複数対配備している
。

尿検査に際しては、試験紙スティック（試験紙７６）７
５に尿を含浸させ、検査部に挿入する。

この時、各試験紙７６がそれぞれの受・発光素子７２．
７３に対応位置する。そして、各発光素子７３から試験
紙７６面に投光し、試験紙７６面で反射した光を対応す
る各受光素子７２が受光し、呈色反応光量に基づき各試
験項目を検査する。

第９図に示す生化学測定装置は、検査本体ケースの適所
に受・発光素子から成る反射センサ８１を臨出させ、こ
の反射センサ８１は単一の受光素子８２を中心として、
複数の発光素子８３を円陣状に配置して構成されている
。また、図示はしないが各発光素子８３はそれぞれ固有
の波長を持つように設定され、且つ検査部には挿入配置
された試験紙スティック８４の各試験紙８５が、各発光
素子８３に順次対応位置するように移動制御させる移動
制御機構が配備しである。

尿検査に際しては、尿を含浸させた試験紙ステインク（
試験紙８５）８４を検査部に挿入する時、試験紙スティ
ック８４が移動制′４″ｆＥａ構（移動テーブル）によ
り移動し、最先の検査対象となる試験紙８５が最先検査
対象用発光素子８３に対応位置する。ここで、この発光
素子（固有の波長をもつ発光素子）８３から対応する試
験紙８５に光が投射され、その反射光を受光素子８２で
受光する。

一つの検査項目が終了した時点で、再び試験紙スティッ
ク８４を移動させ、次の試験項目に該当する試験紙８５
を、対応する発光素子８３位置まで移動させることで、
順次検査を実行する。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上記、生化学測定装置のうち、前者（試験紙数に対応し
た複数対の受・発光素子を備えた方式）では、試験紙数
に応じた数の受光素子が必要であり、検査項目が多くな
ると受光素子の数が増加し、製品原価が高騰する許かり
でなく小型化し得ない不利がある。

また、後者（単一の受光素子に対し複数の発光素子を円
陣状に配列した方式）では、受光素子が単一であるため
、前者の不利が解消される反面、検査項目毎に試験紙ス
ティックを移動させ、対応する発光素子位置に試験紙を
移動制御させねばならず、この移動制御機構が複雑で、
且つ大きなスペースを要し、小型化し得ない不利があっ
た。

この発明は、構造が簡単且つ安価で、複数の検査項目を
一度に検査し得るコンパクトな生化学測定装置を提供す
ることを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段及び作用この目的を
達成させるために、この発明の生化学測定装置では、次
のような構成としている。

生化学測定装置は、複数の試験紙を貼着した試験紙ステ
ィックを検査部に対し挿脱可能に固定配備し、検査部の
受・発光素子より成る反射センサにより、複数の試験紙
の呈色反応光量を検査する生化学測定装置であって、前
記反射センサは試験紙スティックの各試験紙に対応して
配置され、且つそれぞれ時分割点灯する複数の発光素子
と、この複数の発光素子に対応し、且つ複数の発光素子
が投射し各試験紙により反射した反射光を受光する単一
の受光素子とから構成されている。

このような構成を有する生化学測定装置では、反射セン
サの受・発光面が臨出する検査部に、試験紙スティック
が挿入配備された状態において、各試験紙が各発光素子
にそれぞれ対応位置する。

従って、試験紙スティックを固定した状態で複数項目の
検査が実行できる。また、複数の各発光素子から投光さ
れ、それぞれ対応する試験紙により反射した反射光は、
単一の受光素子に受光され、この呈色反応光量に基づき
検査される。従って、複数の発光素子に対し、単一の受
光素子を対応配置するため、受光素子数が少なくて済み
、小型化が達成できる。また、この複数の発光素子はそ
れぞれ時分割点灯するように設定しであるため、複数の
検査項目を行うに際し、隣合う発光素子が相互に投射光
の影宮を受けることなく、受光素子は反射光を適正に受
光し得、複数項口の検査を精確に実行できる。

（ホ）実施例第２図は、この発明に係る尿検査装置の具体的な一実施
例を示す斜視図である。

尿検査装置は、内部にＣＰＵ　（セントラルプロセンシ
ングユニソト）等の制御回路部及び電源電池部を内装し
た本体ケース１と、この本体ケース１の一端部に脱着可
能に嵌着したスティックホルダ２と、このステインクホ
ルダ２に対し回動可能にバネ付けされたスティックカバ
ー３とから構成される。

本体ケース１の裏面部適所には、電源不イッチ部１１と
検査結果表示部１２が臨出配備しである。

第１図は、本体ケース１からスティックホルダ２を取外
した状態を示す斜視図である。

本体ケース１の一端部には、受・発光素子から成る反射
センサ部４が臨出配備しである。この反射センサ部４は
、第３図の拡大斜視図で示すように、センサケース４１
の両側壁に取付片４６を突設し、この取付片４６を本体
ケース１の開口端部に取付けている（第４図参照）。こ
のセンサケース４１の内部に受・発光素子が配備されて
いる。

実施例では、受光素子４２の両側にそれぞれ発光素子４
３．４３ａを並列配置し、この受光素ＴＦ−４２、発光
素子４３．４３ａの受・発光面がセンサケース４１の窓
孔４５に臨出している。そして、各発光素子４３．４３
ａは、試験紙スティック５に貼着された複数の試験紙５
１に対応する間隔に設定配置されている。つまり、試験
紙スティック５を検査部（反射センサ部４と後述するス
ティックホルダ２とで構成する）に挿入配置した状態で
、各発光素子４３．４３ａが各試験紙５１に適対応する
ように設定され、且つ各発光素子４３．４３ａが各試験
紙５１面に投光し、それぞれの反射光を単一の受光素子
４２で受光するように設定しである。実施例では、検査
項目を４項目に設定、つまり４つの試験紙５１を想定し
、２つの発光素子４３．４３ａと１つの受光素子４２と
から成る１組の受・発光部を２対配置している。

本体ケース１の一端部（センサケース４の臨出部）の上
面には、後述するスティックカバー３の閉成状態を保持
する爪部１３を備えた開閉ボタン部１４を設けると共に
、一端部両側には後述するスティックホルダ２のスライ
ド溝部と嵌脱する係止片部１５を突設している。

前記スティックホルダ２は、上記センサケース４の前面
（窓孔４５部）に対応する平板部２１と、この平板部２
１の両側に本体ケース１の係止片部１５にスライド嵌着
するスライド溝部２２（第４図参照）を備えた取付部２
３を設け、スティックホルダ２を本体ケース１に対し、
上下方向へスライド嵌脱可能に配備している。そして、
平板部２１の面内には前記センサケース４に臨出する発
光素子４３．４３ａにそれぞれ対応する窓孔２４が開口
しである。つまり、ステインクホルダ２が本体ケース１
にスライド嵌着した状態において、発光素子４３．４３
ａの窓孔４５と、この試験紙用窓孔２４とが連通ずるよ
うに設定されている。

上記、スティックカバー３は、前記スティックホルダ２
の平板部２１下端に回動可能にバネ付けされた垂直片部
３１と、この垂直片部３１の上端から一体に内向きに突
出する水平片部３２とから成り、垂直片部３１と水平片
部３２との間には傾斜状のスティック押付は板部３３を
設けている。

また、水平片部３２０両端部には上記開閉ボタン部１４
の爪部１３に係脱する係止爪部３４を下方へ突設すると
共に、水平片部３２の中央部、つまり係止爪部３４間に
切欠部３５を開口している。

試験紙ステインク（試験紙５１）は、このスティックカ
バー（スティック押付は板部３３）３と平板部（窓孔２
４）２１との間で挟着固定される。

第５図は、実施例尿検査装置の回路構成を示すブロック
図である。

ＲＯＭ　（リードオンリメモリ）６１は、検査プログラ
ムを記憶するメモリであり、ＲＡＭ（ランダムアクセス
メモリ）６２は演算のための記憶メモリである。ＬＥＤ
ドライバ６３は、ＣＰＵ６４の指令を受けて発光素子４
３．４３ａを点灯させる駆動回路であり、ＬＥＤセレク
タ６５はＬＥＤドライバ６３の出力信号を受けて、各発
光素子４３．４３ａを選択点灯させる。また、ＡＰＦ（
増幅器）６６は受光素子４２の受光量を増幅して、Ａ／
Ｄコンバータ６７に出力し、Ａ／Ｄコンバータ（Ａ／Ｄ
変換器）６７は増幅器６６のアナログ出力量をＣＰＵ６
４が処理し易いデジタル値に変換する。更に、タイマ６
８はＣＰＵ６４に接続され検査測定のための必要な時間
設定を計測する。

また、リセット回路６９はスイッチ１１のＯＮで計器を
強制リセットする。

ＣＰＵ６４は、上記ＬＥＤセレクタ６５を制御し、複数
の発光素子４３．４３ａを時分割点灯させる機能を有す
ると共に、Ａ／Ｄコンバータ６７より取込んだ情報から
測定結果を算出し、表示器１２に表示させる機能を有す
る。

第６図は、反射センサ部（受・発光素子）４の他の実施
例を示す概略説明斜視図である。

先の実施例では、単一の受光素子４２の両側に二つの発
光素子４３．４３ａを並列配置した例を示したが、この
実施例では単一の受光素子４２を中心として、４つの発
光素子４３．４３ａ、４３ｂ、４３ｃをそれぞれ９０度
角開いて配置した例を示している。この場合、試験紙ス
ティック５は４つの試験紙５１を、４つの発光素子４３
（４３ａ、４３ｂ、４３ｃ）の配列状態に対応して配置
（シートに貼着）したものを使用する。この実施例の場
合、４つの発光素子から時分割点灯された投射光を単一
の受光素子４２で受光する点に特徴がある。

第７図は、反射センサ部（受・発光素子）４の他の実施
例を示す概略説明平面図である。

この実施例では、単一の受光素子４２を中心に、８つの
発光素子４３．４３ａ、４３ｂ、４３Ｃ１４３ｄ、４３
ｅ、４３「、４３ｅをそれぞれ４５度角開き遮蔽板４７
を介して配置した例を示している。この場合、試験紙ス
ティック５の８つの試験紙５１は、８つの発光素子４３
（４３ａ、４３ｂ、４３ｃ、４３ｄ、４３ｅ、４３ｆ）
の配列状態に対応して配置したものを使用する。この実
施例の場合、８つの発光素子から時分割点灯された投射
光を、単一の受光素子４２で受光する点に特徴がある。

このような構成を存する尿検査装置では、試験紙スティ
ック５の各試験紙５１に尿を含浸させ、スティックカバ
ー（スティック押付は板部３３）３とスティックホルダ
（平板部２１）２との間で挟着固定する。この状態にお
いて、各試験紙５工は反射センサ部４の各発光素子４３
．４３ａに対応位置している。ここで、各発光素子４３
．４３ａを時分割点灯させる。例えば発光素子４３を所
定時間点灯させ、この発光素子４３より出た光を対応す
る試験紙５１に投光し、反射光を受光素子４２で受光す
る。次いで、発光素子４３ａを点灯させ対応する試験紙
５１に投光し、反射光を受光素子４２で受光する。つま
り、単一の受光素子４２で、それぞれ時分割点灯する複
数の発光素子４３．４３ａの反射光を受光し、複数項目
の検査を実行し得る。従って、複数項目の検査に試験紙
５１数に対応する同数の受光素子４２が不用となり、計
器の小型化を達成し得る。また、試験紙スティック５は
検査に際し、移動させる必要がなく、移動機構及び試験
紙５１と発光素子４３の位置決め制御機構が不用となる
。実施例では、４つの試験紙５１を想定し、１つの受光
素子４２と二つの発光素子４３．４３ａとから成る１組
の受・発光部を２対採用した場合を例示しているが、こ
の例示の場合、２対の各発光素子、つまり異なる光学系
の各発光素子４３．４３を同時に点灯し、次の時点で発
光素子４３ａ、４３ａを同時に点灯させる時分割点灯制
御としても良い。この場合であっても、光学領域が異な
りそれぞれ同時点灯による影響がなく、精確な測定を達
成し得る。

（へ）発、明の効果この発明では、以上のように、試験紙スティックの複数
の試験紙に対応して配置された複数の発光素子に対し単
一の受光素子を配置し、各発光素子を時分割点灯させ、
各発光素子より出た光が試験紙に投光し、且つそれぞれ
の反射光を単一の受光素子で受光することとしたから、
試験紙スティックを検査部（反射センサ部）に挿入する
時、各試験紙が各発光素子に対応位置し、且つ各発光素
子より各試験紙に投射され、反射した光は単一の受光素
子で受光され、簡易に複数項目の検査を実行し得る。

従って、従来のように複数の試験紙数に対応した受光素
子が不用となる許かりでなく、検査に対し各試験紙を各
発光素子に対応させるための試験紙スティック移動機構
が不用となり、計器の小型化と製品コストの低減化を達
成し得る。しかも、この発明では、複数の発光素子を時
分割点灯させることとしたから、隣合う他の発光素子の
投射光の影響を相互に受けることがなく、精確な検査を
実行し得る等、発明目的を達成した優れた効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例尿検査装置を示す分解斜視図、第２図
は、実施例尿検査装置を示す斜視図、第３図は、センサ
ケースを示す拡大斜視図、第４図は、実施例尿検査装置
の一部切欠断面図、第５図は、実施例尿検査装置の回路
構成例を示すブロック図、第６図は、反射センサ部の他
の実施例を示す要部拡大斜視図、第７図は、反射センサ
部の更に他の実施例を示す要部拡大平面図、第８図は、
従来の生化学測定装置の要部拡大断面図、第９図は、従
来の生化学測定装置の要部拡大平面図である。１：本体ケース、　　　２：ステインクホルダ、３ニス
テイツクカバー４：反射センサ部、　４２：受光素子、４３・４３ａ　
　：発光素子、６４：ＣＰＵ。第３図第４　図４３Ｃ１４２４３第６図第７図３ｄ第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の試験紙を貼着した試験紙スティックを検査
部に対し挿脱可能に固定配備し、検査部の受・発光素子
より成る反射センサにより、複数の試験紙の呈色反応光
量を検査する生化学測定装置において、前記反射センサは、試験紙スティックの各試験紙に対応
して配置され、且つそれぞれ時分割点灯する複数の発光
素子と、この複数の発光素子に対応し、且つ複数の発光
素子が投射し各試験紙により反射した反射光を受光する
単一の受光素子とから成る生化学測定装置。