JPS63268329A - ネツトワ−クシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は通信媒体に複数の伝送装置を接続してデータ伝
送を行うネットワークシステムに関するものである。

［従来技術］ 近年、各種コンピュータ、ワードプロセッサ、ファクシ
ミリ等の複数の事務機器を共通の通信ネットワーク伝送
路で結合したローカルエリアネットワーク（以下ＬＡＮ
と称す）か盛んになってきている。

従来、これらの事務機器には、日付１時刻を計時する時
計機能を備えたものが多く、主に次のような用途に利用
されている。

（１）各種コンピュータ等において、ファイルを新規に
作成したり、更新したりする場合にその日付１時刻をフ
ァイル名と共にディレクトリ−上に登録する。

（２）ファクシミリ等において送信ドキュメントに日付
１時刻情報を付加したり、トキュメント送受信時の日付
２時刻等を通信管理記録として登録する。

［発明か解決しようとする問題点］ しかしながら、従来のこの種の時計機能を備えた事務機
器に日付２時刻を設定する場合には、各事務機器毎に人
手を介して行っていたために次のような欠点があった。

（１）各事務機器毎に個別に日付１時刻が設定されるた
め、各事務機器間において日付。

時刻情報が一致しない場合が有り得る。

（２）万一日付１時刻の設定をし忘れた場合には、誤っ
た日付９時刻か記録される。

［問題点を解決するための手段］ この問題を解決するための一手段として、例えば実施例
のネットワークシステムは通信媒体に複数の伝送装置を
接続し、通信権委譲命令により通信権を獲得してデータ
伝送を行うネットワークシステムにおいて前記複数の伝
送装置の少なくとも一つの伝送装置に、日付及び時刻を
計時する時計手段と、該時計手段より得られる時計情報
を前記通信権委譲命令に付加して送信する送信手段とを
備える。

［作用］ かかる構成において、各伝送装置は前記通信権委譲命令
に含まれる時計情報を参照することにより、ネットワー
ク内て統一された日付及び時刻を認識する機能を備えた
ネットワークシステムを提供することを目的とするもの
である。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

［実施例の構成（第１図、第２図）］ 第１図は本発明に係る一実施例のＬＡＮに接続されるノ
ートのブロック構成の一例を示す図である。図中１はネ
ットワーク伝送路、２は第２図に示すノートａ〜ｅに対
応するノート。

３はノード２に接続されるオフィスコンピュータ、ワー
ドプロセッサ、画像入出力装置等の各種機器を示す。

ノート２は以下の構成より成る。即ち、ノート２の内部
において、４は伝送路ｌとの間で情報の送受を行う送受
信回路、５はノートの全体制御を司るマイクロプロセッ
サ（以下ＣＰＵと称する）、６はＣＰＵ５の第５図、第
６図に示す伝送制御プログラム等を記憶するＲＯＭ、７
は各種情報を一時記憶するＲＡＭ、８は伝送路ｌに送出
されるトークンを検出するトークン検出部、９は自己の
ノートに固有のノートアドレスを設定する自ノートアド
レス設定部。

１０は日付及び時刻を計時する時計回路、１１は各種機
器３との間の入出力制御を行う機器インタフェース制御
部である。

以上の構成を備える複数のノートより成るネットワーク
システムの構成を第２図に示す。第２図において、２ａ
〜２ｅはネットワークを構成する各ノート、３３〜３ｅ
は各ノード３ａ〜３ｅに接続された各種機器である。

［実施例の作用（第３図〜第５図）コ 第１伝送路１１への媒体アクセスはトークンパッシンタ
（ＴＯにＥＮ　ＰＡＳＳＩＮＧ　）方式により制御され
る。この方式は周知のように、トークンと呼ばれる通信
許可証を示す制御情報（通信権委譲命令）がネットワー
ク内を循環しており、このトークンを備えたノートが、
又はトークンにより指定されたノートだけが自ら送信す
る権利を獲得するものである。即ち、各ノートはトーク
ンを受は取った時（獲得した時）に初めて送信権を獲得
し、必要に応じて情報の送信を開始し、送信終了後にト
ークンを次にトークンを渡すべき（通信権を委譲すべき
）ノート（以下下流ノートと称す）に送出する。

第３図に本実施例のネットワークシステムにおいて用い
る通信権委譲命令（以下トークンと呼ぶ）の伝送フレー
ムのフォーマットの一例を示す。

ここで４１はトークンコードが書込まれたトークンコー
ドフィールド、４２は伝送フレーム４０を送信すべきノ
ートのアドレスを示す宛先アドレスを書込むアドレスフ
ィールド、４３は当該伝送フレーム４０を送信した送信
元アドレスを示す送信元アドレスフィールド、４４は現
在の日付２時刻を示す情報か書込まれた時計情報フィー
ルドである。

以上の伝送フレーム４０において、トークンコートフィ
ールド４１にトークンコードに替え、他の制御コートを
書込むことにより各種の制御フレームを生成できる。

次に、以上の構成より成る伝送フレーム４０により時計
情報伝送を行うネットワークシステムのデータ伝送制御
を第４図のフローチャートを参照して説明する。

ここて、第２図示のネットワークにおいてノード２ａの
み時計回路１０を備え、その他のノード２ｂ〜２ｅは時
計回路１０を備えていないものとする。

第４図はトークン（送信権）を下流ノートに委譲する場
合の処理を示すフローチャートである。

第１図におけるノード３内のＣＰＵ５は。

ＲＯＭ６に予め格納されたプログラム（ファームウェア
）に従った処理を実行する。

まずステップＳ１にて、時計回路１０の有無を調べ、ノ
ード２ａのように時計回路１０を備えている場合にはス
テップＳ２に進む。ステップＳ２では１時計回路１０よ
り現在の日付１時刻を読み出し、続いてステップＳ３に
て読み出した現在の日付９時刻情報を時計情報フィール
ド４４にセットして、トークンフレームを生成し、この
生成したトークンが伝送路１に送出される。トークンは
ネットワーク内を常時巡回しているため、以上の処理に
より時計回路ｌＯを有するノード２ａにより現在の日付
、時刻情報を含むトークンが伝送路ｌ上に常に出力され
ることになる。

一方、時計回路１０を有しないノート２ｂ〜２ｅにおい
ては、ステップＳｌからステップＳ４に進み、受信した
トークンに付加された時計情報４４を参照することによ
り現在の日付。

時刻を認識することができる。参照した時計情報はＲＡ
ＭＴ内の時計情報エリアに格納し、トークンを受信する
毎にその値を更新する。

次にステップＳ５にて、受信したトークンフレーム４０
の宛先アドレス４２を下流ノードアドレスに書替え、ま
た送信元アドレス４３を自ノートアドレス設定部９に設
定された値に書替えた後、伝送路ｌに送出する。

以上の処理により時計回路１０を備えていないノード２
ｂ〜２ｅにおいても現在の日付９時刻を認識することが
可能となる。

［効果］ 以上説明した様に本発明によれば、時計回路を備えてい
ない伝送装置においてもトークンに含まれる時計情報を
参照することにより、ネットワーク内で統一された日付
及び時刻を認識する機能を備えたネットワークシステム
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のノートのブロック図、 第２図は本発明に係る一実施例のネットワークシステム
構成図、 第３図は本実施例で使用するトークンフレームフォーマ
ット図、 第４図は本実施例のトークン生成及びトークン委譲処理
制御フローチャート図である。 図中、ｌ・・・ネットワーク伝送路、２，２ａ〜２ｅ・
・・ノート、３．３ａ〜３ｅ・・・各種機器、４・・・
送受信回路、５・・・ＣＰＵ、６・・・ＲＯＭ、７・・
・ＲＡＭ、８・・・トークン検出部、９・・・自ノード
アドレス設定部、１０・・・時計回路、１１・・・機器
インターフェースである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信媒体に複数の伝送装置を接続し、通信権委譲
   命令により通信権を獲得してデー タ伝送を行うネットワークシステムにおい て、 前記複数の伝送装置の少なくとも一つの伝 送装置に、日付及び時刻を計時する時計手 段と、 該時計手段より得られる時計情報を前記通 信権委譲命令に付加して送信する送信手段 とを備えたことを特徴とするネットワーク システム。
2. （２）伝送装置は前記通信権委譲命令に含まれる時計情
   報により現在の日付及び時刻を認 識する手段を備えたことを特徴とする特許 請求の範囲第１項記載のネットワークシス テム。