JPS63267856A - 空気調和機の送風制御装置 - Google Patents

空気調和機の送風制御装置

Info

Publication number
JPS63267856A
JPS63267856A JP62220773A JP22077387A JPS63267856A JP S63267856 A JPS63267856 A JP S63267856A JP 62220773 A JP62220773 A JP 62220773A JP 22077387 A JP22077387 A JP 22077387A JP S63267856 A JPS63267856 A JP S63267856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower
control
air conditioner
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62220773A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Umemura
博之 梅村
Kenji Togashi
富樫 健二
Kenji Matsuda
松田 謙治
Tetsuji Okada
哲治 岡田
Hideaki Ishioka
石岡 秀哲
Katsuyuki Aoki
克之 青木
Sakuo Sugawara
菅原 作雄
Masanori Hara
原 正規
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62220773A priority Critical patent/JPS63267856A/ja
Priority to AU17455/88A priority patent/AU601850B2/en
Priority to US07/204,280 priority patent/US4909310A/en
Priority to GB8813802A priority patent/GB2209391B/en
Priority to CN88103483A priority patent/CN1012449B/zh
Publication of JPS63267856A publication Critical patent/JPS63267856A/ja
Priority to HK618/92A priority patent/HK61892A/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分計】
本発明は、吹出口を上下zai所に有する壁掛型空気調
和機の送風制御装置に係り、特に壁掛状態に設置された
室内ユニットの設置レベルより下方に位置する使用者が
感する室内ユニットからの吹出口空気温度を最適値に制
御できる送風制御装置に関するものである。
【従来の技術】
第13図は、例えば特開昭59−191842号公報に
示された従来の空気調和機の室内ユニットを示す概略断
面図である。同図において1は室内ユニットの内部上側
部分に設けられた上部送風機(横断流ファン)、2は室
内ユニットの内部下側部分に設けられた下部送風all
(横断流ファン)、3は前記上部送風機1と下部送風機
2との間に設けられた室内熱交換器、4は室内ユニット
の前面上部に設けられた上部吹出口、5は前面下部に設
けられた下部吹出口、6は上部送風機1と下部送風機2
により、室内側熱交換器3を介して吸い込まれた後に、
上部吹出口4および下部吹出口5から吹き出される空気
の流れである。 第14図は、第13図に示す従来の空気調和機における
室内ユニットに設けられている塔風機制御系を示すブロ
ック図であって、11は上下送風機運転モード決定手段
、12は上下送風機運転モード決定手段11によって運
転モードが決定される上下送風機運転制御手段、14は
熱交換器温度測定手段、15は吹出口空気温度測定手段
、16は熱交換器温度測定手段14の検出温度信号と吹
出空気温度測定手段15の検出温度信号とを入力とし負
荷を演算し、この演算結果を上下送風機運転モード決定
手段11に供給する負荷算出手段である。 第15図(a)〜(0)は第13図に示す送風機制御系
の動作を示す各部波形図である。 次に、上記送風機制御系の動作を第15図(a)〜(C
)に示す波形図を用いて説明する。 先ず、暖房運転の開始直後においては、室内側熱交換P
s3の温度が低いことから、この室内側熱交換器3の温
度が設定値Aになるまでは上下送風4jJ11および2
の運転を第15図(aL (b)に示tように停止させ
る。そして、室内側熱交換器3の温度が第13図(0)
に示す設置値Aに到達すると、上部送風8J11が低速
運転を開始し、次いで設定値Bに到達すると高速運転に
切り換えられる。更に、室内側熱交換器3の温度が上昇
して設定値Cに到達すると、下部送風機2も回転を開始
する。そして、室内側熱交換器3の温度が設定値りに到
達すると下部送風機2は高速回転に切り換えられる。 これを第14図に示す機能ブロック図で説明すると、熱
交換器温度測定手段14において測定された熱交換器温
度あるいは吹出空気温度測定手段15において測定され
た吹出空気温度は、負荷算出手段16に供給されて演算
されることにより、負荷状態力ぐ算出される。このよう
にして算出されtコ負荷信号は、上下送風機運転モード
決定手段11に供給されることにより、この負荷信号に
応じて上下送風機の運転モードが決定されて上下送風機
運転制御手段12にかかる運転モードが支持される。上
下送風機運転制御手段12が上下送風機運転モード決定
手段11から運転モードの指定を受けると、この指定モ
ードに応じて上、下部送風機1.2を制御する。 即ち、上、下部送風機1,2の両方をほぼ同一回転数で
回転させれば、上、下部の吹出口4,5の両方からは、
熱交換器3を通過した空気がほぼ均等の風量で吹出され
る。 従って、このような室内ユニットを壁掛型とし、これを
、例えば暖房運転させた場合、上、下部吹出口4,5か
らの風量が充分に確保されていれば、上部吹出口4から
の温風が下部吹出口5からの温風を下方から押え込む効
果を発揮し、これにより下部吹出口5からの温風が上昇
することなく足元を循環するため、温度むらのない快適
な空調環境を作り出すことが可能である。
【発明が解決しようとする問題点】
従来の空気調和機は、上述したように上下送風機の運転
制御を室内熱交換器温度あるいは吹出空気温度によって
算出された負荷状態に応じて、第15図に示す如く制御
されているので、壁掛型空気調和機のように、上、下部
の吹出口位置が使用者の位置レベルより上方にあると、
必ずしも使用者に快適な循環を与えているとは言えず、
省エネルギーの立場からも無駄に上部空間を温めるなど
の問題がある。 また、上、下部送風機の風速が“強風”に設定され、十
分な風量が確保されている場合は、温度むらのない空調
が可能であるが、風速が“弱風”の低風量に設定された
場合には、熱交換器を通過した風量を上、下部に分配す
ると、下部吹出口からの吹出風が使用者の足元に到達せ
ず、特に暖房の場合、上部吹出口からの温風による下吹
出温風の押え込み、及びサーキュレート効果がなくなっ
て、温度むらが発生し、足元が暖まらないと云う問題が
生じる。 さらにまた、戸外から空調部屋内に入ってまた使用者が
直接身体を温めたい、又は冷やしたい時のように、スポ
ット的な暖房、冷房運転を行いたいと希望しても、片方
の吹出口からの風を有効に利用できないと云う問題があ
っtこ。 この発明は、上記のような問題を解決するためになされ
tコもので、壁掛型空気調和機の設置レベルより下方に
位置する使用者が最も快適性を感じろように吹出口から
の吹出空気を最適に制御できろと共に、使用者の希望に
応じた最適な快適環境を作ることができる空気調和機の
送風制御装置を得ることを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明に係る空気調和機の送風制御装置は、吹出空気
の条件及び現象情報を出力する入力発生手段と、この入
力発生手段から出力される吹出空気の条件もしくは現象
情報に基づいて少なくとも上、下部の送風機を制御する
ことで、吹出レベルに より下戸装置する使用者への吹出空気を最適に制御する
制御手段とを備えてなるものである。
【作  用】
この発明においては、入力発生手段からの吹出空気の条
件、即ち“強風”、“弱風”及びスポットモードの設定
条件、または吹出空気の現象情報、叩ち下吹出空気の温
度情報が制御手段に入力されると、制御手段は使用者が
位置するレベルの雰囲気が快適な空調環境となるように
上、下部送風機を主体に制御する。 従って、この発明によれば、吹出空気を最適にコントロ
ールできると共に、使用者の希望に応じた快適な環境を
作ることが可能になる。
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面について説明する。 第1図は、この発明に係る空気調和機の送風制御装置の
原理ブロック図を示すもので、100は吹出空気の条件
及び現象情報を発生する入力発生手段、101は入力発
生手段100から発生する吹出空気の条件もしくは現象
情報に基づいて上。 下部の送風機1,2もしくは上記吹出口に設けたダンパ
102を制御することで、吹出レベルより下方に位置す
る使用者への吹出空気を制御する制御手段である。 上記のように構成された送風制御装置において、入力発
生手段100から吹出空気の現象情報、即ち下吹出空気
の温度情報が制御手段101に入力されると、制御手段
101は下吹出空気温度に応じて下部送風機2を主体に
運転制御し、空気調和機の吹出口より下方に位置する使
用者の雰囲気を快適な環境にする。 また、入力発生手段100の吹出空気条件が“強風”又
は“弱風”に風速設定された場合は、その設定風速に応
じて制御手段101が上、下部送風機1,2を運転制御
し、又は下部送風812及びダンパ102を自動的に運
転又は開閉制御して、使用者が位置する雰囲気を最適な
温度分布となる環境にする。 さらにまた、入力発生手段100の吹出空気条件がスポ
ット空調モードに選択設定されると、制御手段が下部送
風機2を運転制御して、下部吹出口5からのみ風を集中
して吹出すようにし、これにより使用者の位置する雰囲
気を希望する快適環境にすることができる。 次に、上述した本発明の原理に基づく具体的実施例につ
いて説明する。 第2図及び第3図は、この発明の第一の実施例を示すも
ので、第2図は送風制御装置の主要部分を示すブロック
図、第3図はその動作波形図である。 第2図において、10は室内機の下部吹出口5から吹出
される吹出空気温度を測定する吹出空気温度測定手段で
あって、これは第1図の入力発生手段100に相当し、
その測定出力信号は上下送風機運転モード決定手段11
に供給されるようになっていると共に、運転モード決定
手段11からの運転モード指令は、上下送風機運転制御
子段12に出力されるようになっている。 なお、空気調和機の室内ユニット部分における構成につ
いては、前記従来例の空気調和機の室内ユニットと同様
の構成であるものとする。 次に、上記構成による空気調和機の送風制御装置の動作
を、第3図(a)〜(C)に示す動作波形図を用いて説
明する。 電源の投入に伴って運転が開始されると、先ず吹出空気
温度測定手段10が、下部送風機2によって下部吹出口
5から吹き出される吹出空気の温度が測定される。そし
て、この吹出空気温度測定手段10によって測定された
測定温度信号は、上下送風機運転モード決定手段11に
供給されて、運転モードを決定するためのデータとして
用いられることになる。 ここで、上下送風機運転モード決定手段11は、運転の
開始時に下部送風機2によって下部吹出口5から排出さ
れる空気温度が、第3図(C)に示す予め設定された設
定値aよりも低い場合には、第3図(a)、 (b)に
示すように、上部および下部の送風機1,2を共に停止
させる。また、運転開始時における下部吹出空気温度が
、第3図(0)に示す設定値aと設定値すの間に位置す
る時には、第3図(b)に示すように、下部送風機2の
みを低速回転させる。更に、運転開始時における下部吹
出空気温度が設定値すと設定値Cの間に位置する時には
、下部送風機2のみを高速回転させる。運転開始時の下
部吹出空気温度が設定値Cと設定値dの間に位置する時
には、下部送風機2を高速回転させた状態のままで、上
部送風機1を低速回転させる。運転開始時の下部吹出空
気温度が設定値dと設定(a eの間に位置する時には
、上下2台の送風機1,2を共に高速回転させる。 従って、上記実施例にあっては、空気調和機の使用者に
快適感覚として大きな影響を与える下部吹出空気温度に
応じて、上下2台の送風機を運転制御することが可能に
なり、使用者の位置する雰囲気を快適な環境にできる。 なお、上記実施例においては、上下28の送風機に対す
る回転を段階制御させた場合についてのみ説明したが、
一般に周知の無段階による回転数制御を使用することも
可能である。 第4図は、この発明による空気調和機の送風制御装置の
第2の実施例を示す要部機能のブロック図であって、第
1図と同一部分は同記号を用いて示し、第1図と異なる
点は上下送風機の運転モードを決定するのに、下部吹出
空気温度測定手段の代りに、空気調和機の使用者がスポ
ット暖房的な“暖身”モードか、部屋全体をむらなく温
める“吸窒7モードかを選択可能にする運転モード選択
手段13を設けたことである。 従って、第4図(al〜(a)にその動作波形を示すよ
うに、下部送風機2のみで運転を行う“暖身”モードで
は、暖房能力をおさえた高効率運転を行いながら、使用
者の快適感を満たすために下部からの高屈吹出空気が得
られ、上下2台の送風機で運転を行う“WII室”モー
ドでは、十分な暖房能力で部屋全体をむらなく温めるこ
とが出来、これに伴って効率の良い暖房運転が得られる
ことになる。 この実施例にあっては、空気調和機の使用者の意志によ
り、上下2台の送風機の運転モードを選択可能に構成し
たために、快適性が高くかつ効率の高い暖房運転を実現
することができる。 第6図乃至第9図は、この発明の第3の実施例を示し、
設定風速に応じて上、下部送風機の同時運転、及び下部
送風機の単独運転を自動的に行うようにしたものである
。 第6図は、上述の機能を実現した空気調和機の送風制御
装置を示す基本ブロック図である。同図において20は
使用者の希望する風速(強風1弱風)を設定する風速切
換手段で、第1図の入力発生手段100に相対する。ま
た、21は風速切換手段20からの指令信号により風速
機モータ及びダンパモータの制御内容を決定するモータ
制御決定手段、22及び23はモータ制御決定手段21
からの決定指令、即ち運転、停止を含む速度信号により
動作される上部モータ回転数可変装置及び下部モータ回
転数可変装置であり、上部モータ回転数可変装置22に
は上記吹出ロモータ1aが接続され、下部モータ回転数
可変装置23には上記送風機モータ2aが接続されてい
る。また、24はモータ制御決定手段21からの決定指
令により動作される上吹出開閉手段である。 なお、上記モータ制御決定手段21.上、下部のモータ
回転数可変装置22,23及び上吹出開閉手段24は、
第1図の制御手段101に相当する。 上述のように構成されtコ送風制御装置において、風速
切換手段20が“強風”にセットされると、この指令を
受けたモータ制御決定手段21は、上部モータ回転数可
変装置22及び下部モータ回転数可変装置23に運転指
令及び速度信号を出力し、上、下部送風機モータ1a及
び2aie所定の速度で回転111111する。これと
同時にモータ制御決定手段21からは、上吹出開閉手段
24に開指令が送出され、これにより、室内ユニットの
上部吹出口4を開にする。 従って、室内ユニットの上下2つの送風1111゜2は
同時運転されるため、強風設定時は、上部吹出口からの
吹出空気によるサーキュレ−1・効果及び下吹出空気の
押え込み効果が有効に作用し、室内ユニットの吹出口レ
ベルより下方に位置する使用者の雰囲気を温度むらのな
い快適な環境にすることができる。 また、風速切換手段20を“弱風°゛にセットすれば、
これに応じてモータ制御決定手段21が上部モータ回転
数可変装置22に停止指令を出力し、上部送風機モータ
7aを停止制御すると共に、上吹出開閉手段24を閉指
令を送出して、室内ユニットの上部吹出口4を閉塞する
。そして、上部モータ回転数可変装置23に対しては、
運転指令及び速度指令を送出し、下部送風機モータ2a
を所定の速度で回転制御する。 これにより、下部送風機2のみを運転して、弱風置設定
時における下部吹出口5からの温風(又は冷風)が使用
者の足元に有効に到達し、使用者のいる環境を快適にす
る。 第7図は、上記第6図の送風制御系をマイクロコンピュ
ータを利用して構成した場合の実施例である。 第7図において、モータ制御決定手段を構成ずろマイク
ロコンピュータ25は、CPU(中央処理装置)25a
と、CPU25aでの演算結果及び、吹出空気制御のた
めのプログラム等を記憶するメモリ25bと、風速切換
スイッチ(風速切換手段)20からの風速設定指令をC
PU25 aに取り込む入力回路25cと、プログラム
の実行に伴う制御指令を送風機及び上吹出開閉手段へ出
力する出力回路25dとから構成されている。上記出力
回路25dには、上部モータ回転数可変装置22及び下
部モータ回転数可変装置23が接続され、さらに上吹出
口開閉手段24を構成するりし一24aが接続されてい
る。 上記上吹出開閉手段24は、マイクロコンピュータ25
により通電時間が制御されるリレー24aと、その通電
時間に応じて回転角度が制御されるダンパ用モータ24
bと、このダンパ用モータ24bにより上部吹出口4を
開閉されるダンパ24Cとから構成されている。 まtコ、上記風速切換スイッチ20は、騒音が大きくな
るが、高能力を得たい時の高風量となる″強風”設定が
選択できるようになっている。なお、第7図において、
第13図と同一符号は同一部分を示している。 次に、上述のように構成された本実施例の動作について
説明する。 まず、使用者の希望する風速を風速切換スイッチ20に
より設定する。これにより使用者の意向である設定風速
指令信号がマイクロコンピュータ25に取り込まれる。 マイクロコンピュータ25では、設定風速指令に応じて
、上、下部送風機1゜2の運転/停止、運転される送風
機の回転数、及び上吹出口のダンパ開閉を決定する。こ
の時の制御決定プログラムを送風制御プログラムはメモ
リ25bに格納されており、このプログラムをCPU2
5aで解読し実行することにより、設定風速に応じた送
風制御が行われる。以下、この動作を第8図に基づいて
説明する。 第8図のプログラムがスタートすると、まず、ステップ
51において、風速切換スイッチ201’設定された風
速が“強風”か“弱風”かを判定する。ここで、風速切
換スイッチ20により“強風”が選択設定されていると
判断されると、ステップ52に進み、上部吹出口4のダ
ンパ24cが開となるようにリレー24aに一定時間通
電してダンパ用モータ24bleDf!方向に回転させ
ろ。そして、次のステップ53において、上記送風機1
の回転数をx、rpmに設定する。さらに次のステップ
54において、下部送風機2の回転数をx2rpmに設
定する。これにより、上部吹出口4のダンパ24Cを開
いた状態で上、下部2つの送風lll、 2を設定され
た回転数で同時運転させる。 従って、上部吹出口4からの吹出空気によるサーキュレ
ート効果及び下吹出空気の押え込み効果が有効に作用し
、壁掛室内ユニットの吹出口より下方に位置する使用者
の環境を温度むらのない快適な雰囲気にする。 また、第8図のステップ51において、風速切換スイッ
チ20により“弱風”が選択設定されていると判断する
と、ステップ55に進み、上部吹出口4のダンパ24c
が閉となるように、リレー24及びダンパ用モータ24
bを制御する。そして、次のステップ56では、上部送
風機1の回転数をゼロ、即ち停止状態に設定する。さら
に、次のステップ57において、下部送風機2の回転数
とX3rpmに設定する。これにより上部吹出口4をダ
ンパ24cにより閉塞し、下部送風機2のみを設定回転
数で運転させる。 従って、“弱風”設定時は、下部吹出口5から吹出空気
が吹出されることになり、これに伴い弱風暖房時には、
使用者の足元へ温風を確実に到達させることができると
共に、低騒音、低風景で使川音のいる環境を快適な状態
にし得る。 上記実施例では、弱風設定時に上記送風機を停止させる
方式について述べたが、これに限定されず、第9図のフ
ローチャー1・に示す送風制限方式を利用しても良い。 第9図において、強風設定時は第8図と同様な処理手順
で行われ、弱風設定時は第8図と異なる処理手順となる
。 即ち、ステップ51において、風速が“弱風”であると
判定されると、ステップ58に進み、上部吹出口のダン
パ24cを開にする。そして、次のステップ59におい
て、上記及び下部送風機1゜2の回転数をそれぞれX3
 p XI rpHに設定する。 但し、x、 十X4はxl十X2よりも小さくして、1
・−タルの風量を低下させ、さらに下部送風機2の回転
数と強風設定時のそれ幌よりも高い回転数比(XI /
 X3 +X4 ) > (x2 / XI 十X2)
に設定する。 このように上、下部両送風$41.2を運転したままで
、!・−タル風量を低下させると同時に、下部送風機2
の風量比をアップさせ、下部送風機主体の運転を行う。 この場合、上部送風機1を停止させる場合に比べ、同一
騒音での下吹出風量は低下するが、同一の上、下部風量
比で1・−タル風量を低下させるものに比べると、下部
送風機2の温風到達レベルが改善され、弱風の温度分布
が向上する。また、上部吹出口4ダンパは常に開で良い
なめ、上吹出開閉手段を削除することができる。 第10図乃至第12図は、この発明の第4の実施例を示
し、使用目的に応じて選択された通常モード及びスポッ
トモード時の空調環境を最適に作り出し得るようにした
ものである。 第10図は、上述の機能を実現した空気調和機の送風制
御装置の全体構成図を示すもので、符号26は、第1図
の入力発生手段iooに相当する運転モード選択スイッ
チであり、部屋全体をむらなく空調したい場合の通常モ
ードと、風を使用者にスポット的に当てるスポットモー
ドとの選択を行う。また、符号27は、マイクロコンピ
ュータで、これは第7図に示すモータ制御決定手段に相
当し、CPU (中央処理装fi)2?aと、cpu2
7aでの演算結果及び通常モード、スポットモードの送
風制御のためのプログラム等を記憶するメモリ27bと
、運転モード選択スイッチ26からの運転モード指令を
CPU29 aに取り込む入力回路27cと、プログロ
ムの実行に伴う制御指令を送風機及び上吹出口開閉手段
へ出力する出力回路27dとから構成されている。上記
出力回路27dには、上部モータ回転数可変装置22及
び下部モータ回転数可変装置23が接続され、さらに上
吹出開閉手段を構成するリレー24aが接続されている
。 上記上吹出開閉手段は、マイクロコンピュータ27によ
り通電時間が制御されるリレー“24aと、その通電時
間に応じて回転角度が制御されるダンパ用モータ24b
、及びこのダンパ用モータ24bにより上部吹出口4を
開閉されるダンパ24cとから構成されている。上記マ
イクロコンピュータ27.上、下部モータ回転数可変装
置22.23及び上吹出開閉手段は、第1図に示す制御
手段101を構成するものである。 なお、第10図において、第7図と同一符号は同一部分
を示している。 次に、上述のように構成された本実施例の動作について
説明する。 まず、使用者が、部屋全体を空調したいのか、使用者の
周囲をスポット的に空調したいのかを、運転モード選択
スイッチ26により選択する。これにより、使用者の意
向である運転モード指令がマイクロコンピュータ27に
取り込まれる。マイクロコンピュータ27では、運転モ
ード指令に応じて上、下部送風機1,2の運転/停止、
運転される送風機の回転数、及び上部吹出口4のダンパ
開閉を決定する。この時の制御決定プログラムを送風制
御プログラムはメモリ27に格納されており、このプロ
グラムをCPU27で解読し実行することにより、設定
風速に応じて送風制御が行われる。以下、その動作を第
11図に基づいて説明する。 第11図のブ四グラムがスタートすると、まず、ステッ
プ61において、運転モード選択スイッチ26で設定さ
れた運転モードが“通常モード“スポットモードかを判
定する。ここで、運転モード選択スイッチ26により“
通常モード”が選択されていると判断されると、ステッ
プ62に蹴み上部吹出口4のダンパ24cが開となるよ
うにリレー24aに一定時間通電してダンパ用モータ2
4bを開方向に回転させる。そして、次のステップ63
において、上部送風8J11の回転数をXr rP■に
設定する。さらに次のステップ64において、下部送風
e12の回転数をx2rpmに設定する。これにより、
上部吹出口4のダンパ24eを開いた状態で上、下部2
つの送風機1,2を設定された回転数で同時運転させる
。 従って、上部吹出口4からの吹出空気によるサーキュレ
−1・効果、及び下吹出空気の押え込み効果が有効に作
用し、壁掛室内ユニットの吹出口より下方に位置する使
用者の環境を温度むらのない快適な雰囲気にする。即ち
、部屋全体を温度むらなく空調する。 また、第11図のステップ61において、運転モード選
択スイッチ26により“スポットモードが選択されてい
ると判断すると、ステップ65に進み、上部吹出口4の
ダンパ24cが閑となるように、リレー24a及びダン
パ用モード24bを制御する。そして、次にステップ6
6では、上部送風811の回転数をゼロ、即ち停止状態
に設定する。さらに、次のステップ67において、下部
送風機2の回転数をX3rp朧に設定する。これにより
上部吹出口4をダンパ24cにより閉塞し、下部送風8
12のみを設定回転数で運転させる。 従って、スポットモード設定時は、下部吹出口5から吹
出空気が吹出されることになり、これに伴い吹出空気が
使用者の周囲に集中的にして吹付けられ、使用者を効率
的にスポット空調することができ、使用者のいる環境を
快適な状態にし得る。 上記実施例では、スポットモード選択に上部送風機1を
”停止させる方式について述べたが、これに限定されず
、第12図のフローチャー1・に示す送風制御方式を利
用しても良い。 第12図において、通常モード選択時は、第11図と同
様な処理手順で行われ、スポットモード選択時は第11
図と異なる処理手順となる。 叩も、ステップ61において、運転モードが″′スポッ
トモードであると判定されると、ステップ68に進み、
上部吹出口4のダンパ24cを開にする。そして、次の
ステップ69において、下部送風機10回転数を通常モ
ード時の回転数X1 rpmよりΔX1rpfll低下
させたXl−ΔX1rpalに設定する。さらに、次の
ステップ70において、下部送風812の回転数を、通
常モード時の回転数x2rpmよりΔx2rpwh大き
いX2+Δx2rpmに設定する。 このように上、下部両送風機1,2を運転したままで、
下部送風機2の風量比をアップさせ、下部送風機2主体
の運転を行う。この場合、下部送風機1を停止させろ場
合に比べ、スポットとしての集中度は低下するが、使用
者の周囲環境の快適性には、それ程の差異がなく、また
、上部吹出口4のダンパは常に開で良いため、上吹出開
閉手段を削除することができる。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、強風2弱風の風速設
定、通常モード及びスポットモード等の運転モード設定
、上部吹出空気の温度情報を入力発生手段から制御手段
に出力し、この制御手段では、上、下部送風機及び上吹
出開閉手段のうち少なくとも上、下部送風機を運転、停
止を含む速度制御を可能にしたものであるから、壁掛型
空気調和機の設置レベルより下方に位置する使用者が最
も快適性を感じろように吹出口からの吹出空気を最適に
制御できると共に、使用者の希望に応じた最適な快適環
境を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の送風制御装置の原理ブロック図、第
2図はこの発明の第1の実施例による空気調和機の送風
制御装置における要部機能を示すブロック図、第3図は
第2図の動作を示す波形図、第4図はこの発明の第2の
実施例を示す要部の機能ブロック図、第5図は第4図の
動作を示す波形図、第6図はこの発明の第3の実施例を
示す空気調和機の送風制御系の基本ブロック図、第7図
は第6図の基本制御系の実施例を示す全体構成図、第8
図は制御決定手段の動作を説明するためのフローチャー
1・、第9図は第3の実施例における送風制御の変形例
を示すフローチャー1・、第10図はこの発明の第4の
実施例を示す送風制御装置の全体構成図、第11図はそ
の動作説明用のフローチャー1・、第12図は第4の実
施例における送風制御の変形例を示すフローチャー1・
、第13図は従来の空気調和機の室内ユニットを示す断
面図、第14図は従来の空気調和機の機能ブロック図、
第15図は第14図の動作を説明するための各部動作波
形図である。 1・・上部送風機、1a・・・上部送風機モータ、2・
・・下部送風機、2a・下部送風機モータ、3・・・室
内熱交換器、4・・・上部吹出口、5・・下部吹出口、
10 吹出空気温度測定手段、11・・・上下送風機運
転モード決定手段、12・上下送風機運転制御手段、1
3・・運転モード選択手段、20・風速切換手段、21
・・・モータ制御決定手段、22・・土部モータ回転数
可変装置、23・・下部モータ回転数可変装置、24・
・・上吹出開閉手段、24b・・・ダンパ用モータ、2
4C・・・ダンパ、25,27・・モータ制御決定手段
を構成するマイクロコンピュータ、26 ・運転モード
選択スイッチ、100・・入力発生手段、101・・・
制御手段。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人  大 岩 増 雄(外2名) 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 吸込口に対向して配置された熱交換器及び上、
    下部吹出口にそれぞれ配置された送風機と、前記吸込口
    及び熱交換器を経て吸込まれた空気を前記送風機へ導く
    ようにした空気調和機において、前記吹出口からの吹出
    空気の条件及び現象情報を出力する入力発生手段、この
    入力発生手段から出力される吹出空気の条件もしくは現
    象情報に基づいて、少なくとも前記上、下部の送風機を
    制御して使用者への吹出空気を最適に制御する制御手段
    とを備えてなる空気調和機の送風制御装置。
  2. (2) 制御手段が、入力発生手段から出力信号に応じ
    て運転モードを決定する上下送風機運転モード決定手段
    と、この上下送風機運転モード決定手段の指示に応じた
    運転モードで上下送風機の運転を制御する上下送風機運
    転モード制御手段とによって構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の送風制
    御装置。
  3. (3) 入力発生手段が、下部吹出口からの吹出空気温
    度を検出する吹出空気温度測定手段からなっていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の空
    気調和機の送風制御装置。
  4. (4) 制御手段は、空気調和機の使用者が下部送風機
    のみの運転または上下2台の送風機の運転のいずれかを
    選択する運転モード選択手段の選択出力に応じて上下送
    風機の運転モードを決定し、この決定運転モードに応じ
    て上下送風機の運転を制御することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の空気調和機の送風機制御装置。
  5. (5) 入力発生手段が風速切換手段からなり、制御手
    段が前記風速切換手段からの設定風送指令に応じて上、
    下部送風機の運転、停止を含む回転数の決定及び上吹出
    開閉の決定を行うモータ制御決定手段と、上、下部送風
    機のモータ回転数可変装置とから構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の送
    風制御装置。
  6. (6) モータ制御決定手段は、風速切換手段の設定風
    速に応じて、上吹出開閉手段により吹出口を開閉し、モ
    ータ回転数可変装置により、上、下部両送風機の同時運
    転とし下部送風機のみの運転とを選択、決定することを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の空気調和機の送
    風制御装置。
  7. (7) モータ制御決定手段は、風速切換手段の設定風
    速に応じて、モータ回転数可変装置により、上、下部両
    送風機の同時運転時の上、下部送風機の回転数比を変化
    させることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の空
    気調和機の送風制御装置。
  8. (8) 入力発生手段が、部屋全体を空調する通常モー
    ド及びスポット空調を行うスポットモードを選択する運
    転モード選択手段からなり、制御手段が、前記運転モー
    ド選択手段からの選択指令により上吹出開閉手段及び上
    、下部モータ回転数可変装置のうち少なくとも上、下部
    モータ回転数可変装置を制御するモータ制御決定手段を
    有している特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の送
    風制御装置。
  9. (9) モータ制御決定手段は、運転モード選択手段に
    て、通常モードが選択されると、上吹出開閉手段により
    上部吹出口を開き、モータ回転数可変装置により上、下
    部両送風機の同時運転を行い、スポットモードが選択さ
    れると、上部吹出開閉手段により上部吹出口を閉じ、モ
    ータ回転数可変装置により、下部送風機のみの運転を行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の空気調
    和機の送風制御装置。
  10. (10) モータ制御決定手段は、運転モード選択手段
    に応じて、モータ回転数可変手段により上部送風機と下
    部送風機の回転数比を変化させることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項又は第9項記載の空気調和機の送風制
    御装置。
JP62220773A 1986-12-11 1987-09-03 空気調和機の送風制御装置 Pending JPS63267856A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62220773A JPS63267856A (ja) 1986-12-11 1987-09-03 空気調和機の送風制御装置
AU17455/88A AU601850B2 (en) 1987-09-03 1988-06-07 An airflow control device
US07/204,280 US4909310A (en) 1987-09-03 1988-06-09 Air flow control device for an air conditioner
GB8813802A GB2209391B (en) 1987-09-03 1988-06-10 Air flow control device for an air conditioner
CN88103483A CN1012449B (zh) 1987-09-03 1988-06-11 空调机的送风控制装置
HK618/92A HK61892A (en) 1987-09-03 1992-08-20 Air flow control device for an air conditioner

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29517486 1986-12-11
JP61-295174 1986-12-11
JP62220773A JPS63267856A (ja) 1986-12-11 1987-09-03 空気調和機の送風制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63267856A true JPS63267856A (ja) 1988-11-04

Family

ID=26523910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62220773A Pending JPS63267856A (ja) 1986-12-11 1987-09-03 空気調和機の送風制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63267856A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59191842A (ja) * 1984-04-02 1984-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の送風制御装置
JPS61105046A (ja) * 1984-10-26 1986-05-23 Toshiba Corp 空気調和機
JPS6243238B2 (ja) * 1978-04-24 1987-09-11 Neederu* Aparantenfuaburieku Nedatsupu Nv

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243238B2 (ja) * 1978-04-24 1987-09-11 Neederu* Aparantenfuaburieku Nedatsupu Nv
JPS59191842A (ja) * 1984-04-02 1984-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の送風制御装置
JPS61105046A (ja) * 1984-10-26 1986-05-23 Toshiba Corp 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3551124B2 (ja) 空気調和装置
JPS60188743A (ja) ヒートポンプ式空気調和機の運転制御方法およびヒートポンプ式空気調和機
US4909310A (en) Air flow control device for an air conditioner
JP3537952B2 (ja) 空気調和機
JP2001116323A (ja) 空気調和機
JPS63267856A (ja) 空気調和機の送風制御装置
JPH102596A (ja) 空気調和装置
JPH0257849A (ja) 空気調和機の風向制御方法
JPS59191842A (ja) 空気調和機の送風制御装置
JPH05296548A (ja) 空気調和装置
JPH08193742A (ja) 空気調和機
JPH08145432A (ja) 空気調和機
JP2000055445A (ja) 空気調和機の制御方法
JP3233657B2 (ja) 空気調和機
JPH0424461A (ja) 空気調和機
JP2001108276A (ja) 空気調和機
JPH02259348A (ja) 空気調和装置
JPS61197938A (ja) 空気調和機の運転方法
JP2005061664A (ja) 空気調和機
JPH0527014B2 (ja)
JPH0229537A (ja) 空気調和機
JP2001201149A (ja) 空気調和装置
JPH04369343A (ja) 空気調和機
JP2000240953A (ja) 温風暖房機
JPH0621702B2 (ja) 空気調和機の送風制御装置