JPS63267786A - フオトクロミツク化合物 - Google Patents

フオトクロミツク化合物

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JPS63267786A
JPS63267786A JP62100463A JP10046387A JPS63267786A JP S63267786 A JPS63267786 A JP S63267786A JP 62100463 A JP62100463 A JP 62100463A JP 10046387 A JP10046387 A JP 10046387A JP S63267786 A JPS63267786 A JP S63267786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
oxazine
formula
photochromic
Prior art date
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Pending
Application number
JP62100463A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikito Nakajima
幹人 中島
Takeaki Iriyou
毅明 井領
Takao Mogami
最上 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣料、装飾品用の7オトクロミツク材料、記
録材料用フォトクロミック材料または光学機器用として
を川な新規フォトクロミック化合物に関する。
〔従来の技術〕
フォトクロミック化合物物質のなかで、スピロ炭素を有
するインドリノスピロピラン化合物は、発消色速度に優
れ、モル吸光係数も大きく、バラエティ−に富んだ色調
の変化を示すことより、数多くの研究が報告されている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述のスピロピラン化合物は耐久性に大きな問
題点がをる。 その原因は、ピラン骨格のCSC二重結
合が容易にし重積酸素の攻撃を受け、分解するためであ
る。これに対し、オキサジン骨格のC1N二重結合は、
酸素分解反応に対して強固である。
そこで、本発明はこのように問題点を解決するもので、
その目的とするところは、発消色速度を任意に制御が可
能であり、 モル吸光係数が大きく、バラエティ−に富
んだ色調の変化を示し、耐久性に富んだフォトクロミッ
ク化合物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明のフォトクロミック化合物は、下好一般
式で示されることを特徴とする。
〔式中 RI〜R1ff1は、 水素、アルキル基、ア
ルコキシ基、ベンジル基、アリール基、ハロゲン、ニト
ロ基、アルコキシアルキル基、 シアノ基、アルキルア
ミ7基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、So、
M (Mはアルカリ金a>、R1とR3とで飽和炭化水
素環もしくは不飽和炭化水素環、重合もしくは縮合可能
な置換基から選ばれる、同種または異種の一種以上の置
換基を示す。〕 本発明のフォトクロミック化合物は、オキサジン骨格の
C1N二重結合が、−重積酸素の攻撃に対して、反応し
難い為、耐久性が向上する。 また、置換基が電子吸引
基、電子供与基と様々であるため、深色効果、浅色効果
による色調の変化を可能である。さらに、分子中に重合
や縮合が可能な置換基を付与した場合、他の成分との反
応や、自分自身との反応により、ポリマー化され、 フ
ォトクロミック物質の流出を防ぐことも可能となる。
このように、本発明では、前述の問題点を解決するに至
った。
本発明の7オトクロミツク物質は、合成樹脂や紙への練
り込み法や浸漬法、昇華転写法、コーティング材料 (
プライマー、バインダー、ハードコートなど)へ溶解も
しくは分散させ基材に塗布する方法、高分子を溶解した
溶液へ溶解もしくは分散させ、フィルムにする方法、他
のモノマーやコポリマーに入れ、重合もしくは共重合す
る方法など適用方法は様々である。
また、本発明における重合もしくは縮合可能な置換基と
は、ビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリル基、
エポキシ基などの重合性置換基や水酸基、メルカプト基
、ハロゲンなどのように他成分と縮合反応可能な置換基
などがあげられる。
フォトクロミック化合物のポリマー化反応としては、ラ
ジカル重合、イオン重合、異性化重合、環化重合、脱離
重合、m縮合、付加縮合反応などがあり、フォトクロミ
ック物質のみのポリマー化や他成分とフォトクロミック
物質との共重合などの適用方法がある。
さらに、フォトクロミック物質と酸化防止剤、−重積酸
素クエンチャー、紫外線吸収剤を加えることはフォトク
ロミック物質の寿命延長や色調変化に効果的である。
以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明するが、
本発明は、これ等に限定されるものではない。
〔実施例1〕 工、3.3−トリエチルアミン〔4,6−シメチルイン
ドリノー2,3’ −(2H)−(e’ −メトキシベ
ンジ)(1,4)オキサジン)の合成及びその応用例 1.2.3.3.4.6−へキサメチルインドレニーク
ムプロマイド2.79g (0,01m1)と2−ニト
ロソ−5−メトキシフェノール1.53 (0,01m
1)とをエタノール100m1に加えた後、さらにトリ
エチルアミン1.212g(0,012m1)を添加し
、窒素気流中2時間還流を行なった。この塩化メチレン
溶液を、活性炭で処理した生、溶媒を除去し、分取液体
クロマトギラフィーで、目的とする1、3.3−)リメ
チノシスピロ(4,6−シメチルインドリノー2、3’
  −(2H)−(8’−メトキシベンジ)(1,4)
オキサジンを1.399g  (収率42%)得た。
このオキサジン化合物20gを、ジエチレングリコール
80gに溶かした溶液を100℃に加熱し、この溶液に
、厚さ2■■のジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート樹脂製フラット板を30分間浸漬し、イソプロピ
ルアルコールで洗浄した。 このフラット板に真空蒸着
により、5iOt、ZrOx、5iftの順序でそれぞ
れ光学的膜厚λ/4(λ= 520 m )の模せ設け
た。 このフラット板は、室内ではうす黄色であり、紫
外線を照射することにより、バイオレットに変色した。
フォトクロミック性能の評価は次のようにして行ない、
結果を表1に示した。
(1)透過率 光照射前後の400〜700nmの平均透過率を表1に
示した。なお、光照射の光源は500W超高圧水銀灯(
ウシオ電気社製)を用い、測定時の温度は25℃とした
(2)耐久性 キセノンロングライフフェードメーダ−(スガ試験機社
製FAL−25AX)に50時間後の透過率の性能評価
を行い表1に示した。
〔実施例2〕 l−ベータフルオロベンジル−3,3−ジメチルスピロ
〔インドリノ−2,3’  −(2H) −(8’ 、
8’−ジメトキシベンゾ)(1,4)オキサジン〕の合
成及びその応用例 2.3,3−)リメチルイントリニン1.59g (0
,01mo 1)とペンタフルオロベンジンブロマイド
2.48gとエタノール10m1とを封管し、80℃で
4時間反応させた後、生成物をエーテルで洗浄し、1−
ペンタフルオロルー2.3.3−)リメチルインドリウ
ムの臭素塩の結晶を2.92g(収率72%)で得た。
次にこの臭素塩2.025g (5X10− ” mo
 1)と2−二トロン−3,5−ジメトキシフェノール
0.915gとをエタノール50m1に加えた後、さら
ニトリエチk 7ミ70.808g (8X10− ’
mo 1)を添加し、窒素気流中4時間還流を行なった
。溶媒除去後、水を加え、塩化メチレンで抽出を行なっ
た。この塩化メチレン溶液を活性炭で処理した後、溶媒
を除去をし、分取液体クロトマグラフイーにより、  
1−ペンタフルオロベンジル−3,3−ジメチルスピロ
〔インドリノ−2,3’ −(2H)−(6’ 、8’
−メトキシベンゾ)(1,4)オキサジン〕を0.73
g(収率29%)で得た。
得られたオキサジン化合物0.1 gs 2.2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−メタクリロオキシエトキシフ
ェ二ル (プロパン25g1スチレン20g1ジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネート5g、   tc
rt=ブチルパーオキシネオカーボネート0.5gとを
混合し、醋酸ビニルーポリエチレン共重合体のガスケッ
ト及び2枚の7ラツトなガラス型より措成される、中心
厚2−嘗のモールドに注入し、 40℃3時間、60℃
8時間、80℃2時間で重合を行なった。得られたフラ
ット板は、室内で無色で、紫外線を照射すると赤紫色に
行色した。
フォトクロミック性能の評価は実施例1の評価方法と同
様に行ない結果を表1に示した。
〔実施例3〕 1−(P−7リルベンジル)、3.3−ジメチルスピロ
〔インドリノ−2,3’ −(2H)ベンゾ(i 4)
オキサジン〕の合成及び、その応用しt′i”(,11
2 2.3.3−トリメチルインドレニン1.59g (0
,O1mo 1)とP−クロロチルルスチレ/1.52
5g (0,Olmof)とヒドロキノン0.2g及び
エタノール10molを封管し、80°Cで4時間反応
させた後、生成物をエーテルで洗浄し、1−(P−アリ
ルベンジル)−2,3−トリメデルインドリウムの塩素
塩の結晶を2゜274g(収率73%)で得た。
この塩素塩1.558g (5X10−’ m。
1)と2−二トロフェノール0.615g(5X10−
 ’ mo 1)とヒドロキノン0.1gとをエタ/−
ル50m1に加えた後、さらにトリエチルアミン0.6
06g (6X10− ” mo l)を添加し、窒素
気流中4時間還流を行なった。この塩化メチレン溶液を
活性炭で処理した後、溶媒を除去をし、分取液体クロマ
トグラフィーにより、1−(Cp−アリルベンジル)、
3.3−ジメチルスピロ〔インドリ/−2,3’ −(
2H)ベンゾ(1,4)オキサジンを0.773g  
(収率41%)を得た。
得られたオキサジン化合物0.1g1スチレン49.9
g、ビスフェノールAO,Ig、AIDN0.1gとを
80°Cで20時間かけて重合を行ない、得られたポリ
マーを厚さ0.1.冒のフィルムとなように成形した。
室内でうすい緑色で紫外線を照q#すると緑青色に着色
した。
フォトクロミック性能の評価は実施例10評価方法と同
様に結果を表1に示した。
左記構造の1.3.3.4.6−へキサメチルインドリ
ノ−7′−メトキシベンゾピリロスピラ720gをジエ
チレングリコール80gに溶かした溶液を100°Cに
加熱し、この溶液に、厚さ21のジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート構製フラット板を30時間浸漬
し、インプロピルアルコールで洗浄した。このフラット
板に真空蒸着により、5jOs、ZrO*、の順序で光
学的膜厚λ/4(λ==520nm)の膜を設けた。
このフラット板は、室内では無色であり、紫外線を照射
することにより、オレンジ色に変色した。
フォトクロミック性能の評価は実施例1の評価方法と同
様に行ない結果を表1を示した。
表1 〔発明の結果〕 以上に述べたように本発明は、オキサジン骨格を有する
ために、耐久性に優れている。また、分子中に重合もし
くは綜合可能な置換基を仔する化合物は、他成分もしく
は自分自身でポリマー化させることにより、フォトクロ
ミック物質の流出という問題点を解決することが可能で
ある。
このため、本発明は、サングラス、窓ガラス、記録材料
、繊維、装飾品への応用が可能である。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記、一般式で示されることを特徴とするフォトクロミ
    ック化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1〜R^1^2は、水素、アルキル基、ア
    ルコキシ基、ベンジル基、アリール基、ハロゲン、ニト
    ロ基、アルコキシアルキル基、シアノ基、アルキルアミ
    ノ基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、SO_3
    M(Mはアルカリ金属)、R^2とR^3とで飽和炭化
    水素環もしくは不飽和炭化水素環、重合もしくは縮合可
    能な置換基から選ばれる、同種または異種の一種以上の
    置換基を示す。〕
JP62100463A 1987-04-23 1987-04-23 フオトクロミツク化合物 Pending JPS63267786A (ja)

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