JPS63267294A - 複合セルピンおよびこれらをコードするdna - Google Patents

複合セルピンおよびこれらをコードするdna

Info

Publication number
JPS63267294A
JPS63267294A JP63067041A JP6704188A JPS63267294A JP S63267294 A JPS63267294 A JP S63267294A JP 63067041 A JP63067041 A JP 63067041A JP 6704188 A JP6704188 A JP 6704188A JP S63267294 A JPS63267294 A JP S63267294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hls2
gene
exon
serpin
composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63067041A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘルマン、ラグ
ゲラルト、プライビッシュ
フリードリッヒ、ハイン
オイゲン、ウールマン
ウェルナー、リンデンマイアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS63267294A publication Critical patent/JPS63267294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6876Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/81Protease inhibitors
    • C07K14/8107Endopeptidase (E.C. 3.4.21-99) inhibitors
    • C07K14/811Serine protease (E.C. 3.4.21) inhibitors
    • C07K14/8121Serpins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/81Protease inhibitors
    • C07K14/8107Endopeptidase (E.C. 3.4.21-99) inhibitors
    • C07K14/811Serine protease (E.C. 3.4.21) inhibitors
    • C07K14/8121Serpins
    • C07K14/8125Alpha-1-antitrypsin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 欧州特許出願(EP−A )公開第0.190,652
号には、そのときから「ロイセルピン−2」(hLS2
)と命名されたヒトセルピンが開示されている。このE
P−Aでは、また、h L S 2のcDNAを再生し
ており、個々のアミノ酸が置換、削除または挿入されて
いる適宜に修飾されたタンパク質を産生ずる修飾遺伝子
または部分遺伝子の調製の可能性についても指摘してい
る。例えば、「構築ブロック原理」について言及してい
るが、これは、活性中心の上流のアミノ酸配列をコード
する部分遺伝子Iを、活性中心の下流のアミノ酸配列を
コードする部分遺伝子■と結合させて、その間に活性中
心をコードする遺伝子フラグメントを挿入するものであ
る。
hLS2をコードするゲノムクローンが今や見出され、
その遺伝子構造が決定された。この遺伝子構造は、本発
明によって新規の複合セルピンの製造に利用される。
セルピンは、血液凝固、補体の活性化および炎症反応の
種々の局面においてプロテアーゼインヒビターとして機
能する一群のタンパク質である。
セルピンは、相互のアミノ酸の相同率が約20−35%
であるタンパク質の一族に属している(R。
F、 0oolittle、 5cience 222
 (1983) 417−419: LRag3、Nu
cl、 Ac1ds、 Res、 14 (1986)
 1073−1088)。
これらのプロテアーゼインヒビターの特異性は、一方で
は、反応中心のP1位置のアミノ酸によって決定され(
M 、 Laskowsk iおよび1.1cato、
Annu、 Rev、 Biochem、 49 (1
980) 593−629)、他方では、明らかにまた
セルピンの活性に影響を及ぼす他のアミノ酸配列および
構造因子によっても決定される。これに加えて、あるセ
ルピン、例えば、アンジオテンシノーゲンなとでは、N
末端領域が独立した機能的および構造的役割を果してい
る(S、 5ynderおよびR,1nnis、 An
nu、 Rev。
Biochem、 48 (1979) 755−78
2)。
セルピンの一次および三次構造は、相互に類似している
( H、Loebermannら:  、J、 Mo1
. Biol。
177 (1984) 531−556; S、 C,
Bockら:Biochemistry 25 (19
86) 4292−4301)が、驚いたことには、こ
れは、例えば、グロビンなどの他の多くのタンパク質族
の場合のように同一の遺伝子構造に基づくものではない
。これまでに述べられてきたセルピン遺伝子の中では、
ヒトα1−抗トリシンおよびラットアンジオテンシノー
ゲンをコードする遺伝子のみが相同するエクソン/イン
トロン構造を有する(T、 Tanakaら:  J、
Biol。
Chem、 259 (1984) 8063−806
5)。各々、5個のエクソンが対応する位置で4個のイ
ン)Cfンで分断されている。しかしながら、これまで
に知られている他のセルピン遺伝子の構造は、このパタ
ーンとはかなり異なっている。ヒト抗トロンビン■遺伝
子は、6個のエクソンを含む(E、 V。
Prochown i k ら:  J、 Biol、
 CI+em、 260 (1985)9608−96
12)が、相同性は、αl−l−抗トリプシンはアンジ
オテンシノーゲンの5個のイントロン位置のひとつとの
間に認められるだけである。ヒトC1インヒビターをコ
ードする遺伝子は、少なくとも7個のイントロンを有す
るが、これらの位置はまだわかっていない(S、 C,
Bockら: 前出)。
イントロンの数および位置の点から、b L S 2遺
伝子構造は、α −抗トリプシンおよび(ラット)アン
ジオテンシノーゲンの遺伝子構造に対応することが現在
明らかになった。この相同性は、本発明によって、複合
セルピンの製造に利用される。
本発明は、その種々の態様について特許請求の範囲に定
義されている。本発明の展開および好ましい実施態様は
、以下に説明される通りである。
本発明は、また、第1図および第2図、および表1によ
って表される(ここで、あるいは以下にいう「第2図」
は、その連続である第2a図をも含むものとする)。
第1図は、b L S 2遺伝子構造を図式化して示し
たものである。 「EXl」〜rEx5Jはエクソンを
表す。制限酵素切断部位は、次のように略称されている
B   =BamHI     N   =NcoIB
g=BglII      5s=Ss  t  IE
   =EcoRI    X   =XbaIH=H
indIII BglIIおよびN c o [の場合、第2図のよう
に複合遺伝子の構築に必要な切断部位のみが表示されて
いる。
第2図(正しい比例尺ではない)は、複合セルピン遺伝
子の構造を示したもので、この遺伝子は、h L S 
2のエクソン1から4までを有し、第1図のように中実
棒線て表示されて「EXl」〜r E x 4Jと命名
されている。この遺伝子は、さソンを有し、これは、図
中斜線つき棒線て示され制限酵素の慣例名称の略称は、
第1図と同様であるが、さらに次の略号を用いた。
P  =Pstl S =Sa口 Sm=Smal Xh=XhoI I(=クレノウボリメラーセで埋填 51=51ヌクレアーゼで分解 P h =アルカリホスファターゼ L =リンカー △は、突出末端を分解または埋填によって平滑末端にし
た切断部位を表す。
表1は、エクソンおよびhLS2遺伝子の側面(fla
nking)領域のDNA配列を示す。ここで、イント
ロン配列は、小文字で表示されている。正しい3′転写
末端の形成に必要なシグナルペプチドおよびシグナルA
ATAAAには下線を施した。
エクソン/イントロン境界は、既知の11 r−S 2
cDNAとの比較から明らかにされたものである。
矢印は、今までに見出された最長のh L S 2cD
NAクローンの5゛開始を示す。
本発明において用いる用語「複合セルピン」は、当該タ
ンパク質が、実質的にはhLS2エクソンに対応するア
ミノ酸ブロックおよび同じ遺伝子構造を有する相似セル
ピンから成り、ブaテアーゼ阻害作用を示す物であるこ
と、を意味する。 「複合セルピン」という表現は、ま
た、異なる起源からの同一のエクソンの組合せによって
理論向に得られる自然の産生物を除外する意味をもつ。
 「実質的ごこ」とは、遺伝子操作によって得られる産
生物は、公知の方法、例えは、アミノ酸の追加、削除ま
たは置換などによって修飾することができるという事実
を表すものである。これらのタイプの修飾は、例えば、
適当なリンカ−またはアダプターの挿入によって可能で
ある。
本発明に係る組換え遺伝子の製造においては、合成遺伝
子フラグメントを用いることも可能である。この方法に
は、制限酵素の切断部位が追加されて導入される可能性
があり、これによってコードされるアミノ酸配列の追加
修飾が可能になるという利点がある。このようにして、
例えば、活性中心を修飾すること、一般には、変化した
基質特異性および/または活性を有する複合セルピンを
製造することも可能になる。
エクソンの組換えにおいて、エクソンは、スプライシン
グおよび他の転写後の処理に必要なイントロン内の全て
の必要配列を包括して有効に用いられる。連結のために
は、例えば、突出しているDNA配列を分解または埋填
によって平滑末端にすることができ、こうしてエクソン
は、必要であれば、有用な制限酵素の基質として作用す
る合成オリゴヌクレオチドリンカーの挿入物と適宜連結
することができる。
このタイプのエクソンモジュールは、本発明によると、
相互に正しい相対的配置方向にあって、正しい配列であ
れば、実質的にはいかなる所望の組合せにおいてもリガ
ーゼ反応で組み立てることができる。このようにして得
られる複合遺伝子は、用いられるプロモーターがセルピ
ン固有のものでなければ、適切な真核細胞のプロモータ
ーに連結することができ、必要に応じて、ポリアゾニレ
−ジョンシグナルに連結できて、さらに、適当な真核細
胞に導入した後、それらの発現をそこで行うことが可能
である。
昆虫や哺乳類細胞のような高等細胞を、宿主/ベクター
システムとして既知の方法で用いることが可能である。
これらのタイプの真核細胞発現システムが、今や多数知
られている。必要に応じて、形成されている複合セルピ
ンmRNAを単離すること、およびこれを用いてcDN
Aを合成して、これに適当な転写シグナルを付けた後、
細菌または酵母中で発現させるの用いることも可能であ
る。
酵母が用いられる場合には、酵母に特徴的な糖化タンパ
ク質を得ることが可能である。
変化させた基質特異性または活性を有する複合セルピン
の産生の可能性の他に、本発明は、ふたつの機能を有す
るタンパク質の製造方法を提供する。これらタンパク質
は、例えば、アンジオテンシン■および抗トリプシンの
活性を含み、したがって、水分平衡を調節するだけでな
く、エラスターゼ機能に対する阻害効果をも有する。
ざらに、本発明は、hLS2のゲノムDNAの全部また
は一部を含む診断的補助物に関する。これら補助物は、
h L S 2遺伝子中の遺伝的欠損の検出またはヒト
DNAまたはRNAを含む材料を対応する遺伝子プロー
ブとハイブリダイゼーション(対合)させる診断的方法
に使用されるものである。
本発明の詳細は、次の諸例に説明される通りである。と
くに記載がない限り、パーセント表示は重量パーセント
を表す。
1鳳 コスミドバンクの構築は、W、 L団denmaier
らの方法(35th Mo5hach CCo11oq
uiu 1984、” T h eImpact of
 Gene Transfer Techniques
 1nEukaryotic Ce1l Biolog
y”、Sprin3er−VerlagBerlin、
 )Ieidelberg 1985)によって、C1
aIおよびアルカリホスファターゼで処理しておいたベ
クターp HC79−2c o s / T Kに結合
させた、M s p Iで部分切断しておいたヒトゲノ
ムDNAフラグメントを用いて行った。コスミドバンク
は、約aoo、oooiの独立したクローンを含む。
1.8X10 個にパッケージングされたコスミドを、
δmlのTM緩衝t&(50mM)リス−塩酸、pH7
,5,10mMMg5O)および5mlの大腸菌DHI
の一晩培養物と混合して、37℃で20分分間上うせず
にインキュベートした。この大腸菌培養は、0.4%マ
ルトースを含むNZ培地(10g/リットルNZアミン
、 587リツトル塩化ナトリウム、  2g/リット
ILMgCl  2・ 6  H2O,4mg/リット
ルチアミン)中で37℃で増殖させておいたものである
4mg/’)ッ)11のチアミンを含む40m1のLB
培地(10g/リッ目バクトドリブトン(ディフコ社製
)、587リツトル酵母抽出物(ディフコ社製)、10
8/リツトル塩化ナトリウム)を添加後、培養液を37
℃て1時間振とうした。
このタイプの細菌培養の試料5mlを寒天プレート(2
3X23cm、1.4%寒天および50℃g/m1アン
ピシリンを含む)表面の高圧滅菌したニトロセルロース
膜上にまいた。コロニーの半径が0、 5mmになるま
で、プレートを37°Cて培養した。レプリカフィルタ
ーの調製、ハイブリダイゼーションのためのコロニーの
溶解および固定は、既知の方法にて行った(D、 Ha
nahanおよびN。
Meselson: Methods in Enzy
n+ology 100 (1983)333−342
 ; T、 Maniatis ら:  Mo1ec旧
ar Cloning。
Co1d Spring )Iarbor、1982)
。フィルターは、前洗浄ta (Maniatisら:
前出、326頁)にて42°Cで1時間洗浄した。前ハ
イブリダイゼーション(4−6時間)およびハイブリダ
イゼーション(60℃で16時間)を、次の溶液中で行
フた。
0.9  M  NaC1 0,18M  )リス−塩酸、pH8,05×デンハー
トの溶液 0.2%(w/v) S D S (ソジウムドデシル
サルフエート) 200ノ1g/mlせん断加熱仔つシ拘腺IIJA20
0 It g/ml酵母RNA 0.5%(V/V)非イオン系洗浄°剤(ノニデトP−
40、シグマ社製) ハイブリダイゼーションに用いたプローブは、次のhL
S2cDNA制限酵素フラグメントてあった(E P−
A第0.190,652号)。
A)プラスミドpH14からの1. 07kbHind
IIIフラグメントであって、hLS2cDNAの5′
側半分を包含する。
B)プラスミドpL 10/2からの0. 5kbXm
nIフラグメント。このフラグメントは、hLS2cD
NAの3′側半分(位置1121−1619)に位置し
ている。
上記のフラグメントは、各々、関連のプラスミドを記述
の制限酵素で処理することによって切断して取り出して
、アガロースゲルにて分画し、電気的に溶出させた後に
ニックトランスレーション法に供した。 (≧10 ”
cpm/ u g ; Maniatisら:前出)。
ハイブリダイゼーションの後、膜を、室温、45°Cお
よび60℃で0.1%SDSを含む0、lX5SC(I
XSSC=0.15MNaC1,15mMクエン酸ナト
リウム、pH7,0)で各々30分間洗浄した。
乾燥後、これらの膜をX線フィルムの露出に使用した。
ハイブリダイゼーションしているコロニーを、希釈によ
って単離して、ニトロセルロース膜上て培養し、溶解し
、さらに記述したように、ハイブリダイゼーションに供
した。ざらに単離操作を行った後に、全750,000
個の分析されたコロニーのうち、3個の独立したハイブ
リダイゼーション陽性のクローンが残フた。クローンp
4Rは、プローブAとのみ対合し、プローブBとは対合
しなかった。これとは逆に、クローンp6Rおよび1)
9Rは、プローブBとのみ対合し、プローブAとは対合
しなかった。
クローンp4R,p6Rおよびp9RからのコスミドD
NAをアルカリ溶解法にて分離した(Maniatis
ら:前出)。DNA調製物を種々の制限エンドヌクレア
ーゼで切断して、0.7%または1%のアガロースゲル
にて分画し、ニトロセルロース膜上にまいた(E、 5
outhern:  J、 Mo1ec。
Biol、 98 (1975) 503−517)。
コスミドのエクソンを含むDNAフラグメントの同定は
、放射線ラベルした下記のhLS2cDNAの種々の制
限酵素フラグメントとのハイブリダイゼーションによっ
て行った。
プローブ1 : h L S 2 c D N Aの位
置1と310との間の領域を含むHindllI/Ba
mHIフラグメント(HindI11部位は、hLS2
cDNAがクローニングされるベクターpUc13のポ
リリンカー領域に位置する)。
プローブ2: hLS2cDNAの位置311から83
4までを包含するBamHIフラグメント。
プローブ3:位置984と1399の間の領域を含むP
vunフラグメント。
プローブ4:位置1121と1619の間の領域を包含
するXmnIフラグメント。
プローブ5:位置1560と2081の間の領域を包含
するEcoRIフラグメント (EcoR1部位のひとつは、ベクターpUC13のポ
リリンカー領域に位置している)。
ここに明記した制限酵素切断部位の位置は全て、cDN
Aのコード鎖に係るものである。
ハイブリダイゼーションは、各々42℃で一晩上記のハ
イブリダイゼーション緩衝液で行った。
その後、膜を、0.1%SDSを含む2xssc中で室
温で2×15分間、次いで、0.1%SDSを含む0.
lX5SC中で42℃で2×10分間洗浄して、乾燥し
てX線フィルム上に露出させた。プローブを除くために
、膜を各々熱湯槽中で2分間インキュベートして、これ
を再びリハイブリダイゼーションに用いた。
第一のエクソン(Exl)の同定のために、DNA配列 3’−CGCGGTGAAGAGTCTTTGTGTC
TC−5’(これは、通常の5’−3’方向とは逆に表
示されている)を有するオリゴヌクレオチドをホスホル
アミダイト法(M、 D、 Matteucci ら:
J、、Am。
Chem、 Soc、 103 (1981) 318
5−3191)によって合成し、ポリアクリルアミド/
尿素ゲルにて精製した。
オリゴヌクレオチドの配列は、T、Huynhらの方法
によって得られたλgtlocDNAバンクから分離さ
れたヒ)hLS2cDNA配列に基づいた。
この方法は、D、 M、 Glover (編集)、D
NACloning、a Practical App
roach、 Vol、 l、IRLPress、0x
ford  UK、WashingtonS D、C,
1985,49−78頁に記述されている。クローンT
)4RのコスミドDNAを、サザンテクニックを用いて
上記のように分析した。上記のDNA配列を有するオリ
ゴヌクレオチドをγ−P−ATP (NEN)およびポ
リヌクレオチドキナーゼ(Maniatisら:前出)
を用いて放射線ラベルした。ハイブリダイゼーション温
度は42℃であった。
膜を、6XSSCで室温で(2X15分間)および33
℃で(2X30分間)洗浄した。
ハイブリダイゼーション実験を基にして、コスミドの重
複している制限酵素フラグメントを、標準法によってベ
クターpUc13にサブクローニングした。エクソンお
よび隣接するイントロン領域をマクサム−ギルバート化
学分解法にて配列決定した(A、 Maxamおよび−
,G11bert、 Methods inEnzym
ology 65 (1980) 499−560)。
第1図は、配列決定、さらに制限酵素切断およびサザン
ブロッティングによって得られたhLS2遺伝子の構造
を図示したものである。
発現可能な複合セルピン遺伝子の構築は、例を示すこと
によって、また、表1(および第2図)を参照して説明
される。もちろん、記述されている制限フラグメントの
代わりに、他の適当なりNAフラグメントおよびDNA
フラグメンI・の他の組合せを用いることは可能である
。とくに、hLS2特異性ブロモター領域の代わりに、
他の真核細胞プロモーター、例えば、他のセルピン遺伝
子からのものを用いることも可能である。
L2 ■制限フラグメント ■含有物 ■末端の修飾お■プロ
モーター領域を含むhLS2遺伝子のエクソン1 ■大g[からのDNAポリメラーゼ■のフレノウフラグ
メントによる埋填;5allによる切断およびSlヌク
レアーゼによる処理をしておいたベクターpUc13へ
のサブクローニング■1.3kbXbaI/Hzndm ■hLS2遺伝子のエクソン2(中でもシグナルペプチ
ドをコードする) ■フレノウフラグメントによる埋填;BamHIおよび
Slヌクレアーゼによって処理しておいた■hLS2遺
伝子のエクソン3 ■Slヌクレアーゼによる切断;5alIによる切断お
よびS1ヌクレアーゼによる処理をしておいたベクター
pHc13へのサブクローニング■1. 0kbB g
 I II/ B atnHI■hLS2遺伝子のエク
ソン4 ■フレノウフラグメントによる埋Q;SmaIおよびア
ルカリホスファターゼによる処理をしておいたベクター
pUc13へのサブクローニング全てのエクソン含有制
限フラグメントは、エクソン/イントロン境界部に正し
いスプライシングに必要なりNA配列をも含んでいる(
B、 Ru5kinら一:   Ce1l  38  
(1984)  317−331;  E、  Kel
ler  ら:Proc、 Acad、 Sci、 L
ISA 81 (1984) 7417−7420; 
B。
Wieringa ら:  Ce1l 37 (198
4) 915−925)。
アガロースゲルでのDNAフラグメントの単離、フラグ
メント末端の処理およびベクターpUC13へのサブク
ローニングは、標準法(Maniatisら:面出)に
て行う。挿入物の位置方向は、制限酵素切断によって確
認して、正しい挿入位置方向を有するプラスミドを複合
セルピン遺伝子の構築に用いる。
正しい配列におけるhLS2遺伝子のエクソンlから4
の連結およびエクソンの相互に正しい位置方向へ配置は
、同様に既知の方法にて行う。
遺伝子の3′末端エクソンを有する1、7kbの長さの
X h o I / Hi 11 d IIIフラグメ
ントをヒトα −抗トリプシン遺伝子を含むゲノムクロ
ーンから単離する(に、 Longら:  Bioch
emistry 23(1984) 4828−483
7; M、 Leichtら:  Nature 29
7(1982) 655−659)。このエクソンは、
なかでも、タンパク質の反応中心をコードする(G、 
Longら:前出;  R,Carrell ら: N
ature 298 (1982)329−334)。
末端の(I条復およびEcoRIリンカ−5’CCGA
ATTCCG  3’ の取り付けの後、フラグメントを、EcoRIおよびア
ルカリホスファターゼで処理しておいたベクターpUc
13に連結させる。
反応中心のアミノ酸メチオニンおよびセリンをコートす
る。自然に産生されるα −抗トリプシンの変異体にお
いては、メチオニル基がアルギニル基に置換されていた
。この変化は、突然変異タンパク質に抗血栓的性質をも
たらす(M、 0venら:New England 
J、 Med、 309 (f983) 694−69
8)。このタイプの突然変異は、既知の方法、例えば、
インビトロ突然変異(W、 Kramerら: Nuc
leicAcids Res、 12 (1984) 
9441−9456)によって導入できる。このように
11条飽きれるエクソンは、もちろん、複合セルピン遺
伝子の本発明による構築にも用いることができる。
hLS2遺伝子のエクソン1から4まで(例2)既知の
方法で連結させる(第2図)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のhLS2遺伝子の構造を図示する、
説明図である。 第2図および第2a図は、本発明の複合セルピン遺伝子
の構築を示す、説明図である。 出1人代理人  佐 藤 −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトロイセルピン−2(hLS2)の遺伝子構造を
    有するエクソンに実質的に対応するアミノ酸の部分配列
    を含む、複合セルピン。 2、hLS2、α_1−抗トリプシンまたはアンジオテ
    ンシノーゲンのエクソンに対応するアミノ酸の部分配列
    を含む、請求項1に記載の複合セルピン。 3、hLS2のエクソン/イントロン構造を有してセル
    ピンをコードする少なくとも二つの遺伝子からのエクソ
    ンからの、hLS2に対応する遺伝子構造を有する遺伝
    子の組換え工程およびこの組換え遺伝子の宿主細胞での
    発現工程からなることを特徴とする、複合セルピンの製
    造法。 4、宿主細胞が高等真核細胞である、請求項3に記載の
    製造法。 5、hLS2に対応する遺伝子構造を有するセルピン遺
    伝子のエクソンを含み、hLS2に対応する遺伝子構造
    を有する組換え遺伝子。 6、エクソンが、関連イントロンのスプライシングシグ
    ナルおよび分枝ポイントを側面に有している、請求項5
    に記載の遺伝子。 7、hLS2のエクソンを含むゲノムDNAフラグメン
    ト。 8、hLS2からのゲノムDNA。 9、請求項5から7までのいずれか1項に記載のDNA
    でトランスフェクションさせた宿主細胞。 10、請求項1または2に記載の複合セルピンを含む、
    医薬物。 11、請求項7または8に記載のゲノムDNAの全部ま
    たは一部を含む、診断補助物。 12、ヒトDNAと、請求項7または8に記載のDNA
    とのまたは対応するRNAとのハイブリダイゼーション
    からなる、診断法。
JP63067041A 1987-03-20 1988-03-19 複合セルピンおよびこれらをコードするdna Pending JPS63267294A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3709255.3 1987-03-20
DE19873709255 DE3709255A1 (de) 1987-03-20 1987-03-20 Hybridserpine und dafuer kodierende dna

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63267294A true JPS63267294A (ja) 1988-11-04

Family

ID=6323634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63067041A Pending JPS63267294A (ja) 1987-03-20 1988-03-19 複合セルピンおよびこれらをコードするdna

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0283932A3 (ja)
JP (1) JPS63267294A (ja)
KR (1) KR880011340A (ja)
AU (1) AU611676B2 (ja)
DE (1) DE3709255A1 (ja)
DK (1) DK151788A (ja)
FI (1) FI881268A (ja)
HU (1) HUT46740A (ja)
IL (1) IL85789A0 (ja)
PT (1) PT87009B (ja)
ZA (1) ZA881948B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247704B2 (en) 2000-12-18 2007-07-24 Arriva Pharmaceuticals, Inc. Multifunctional protease inhibitors and their use in treatment of disease

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09504174A (ja) * 1993-10-29 1997-04-28 インサイト ファーマシューティカルズ,インク. プロテアーゼネキシン1変異体を含むキメラ蛋白
DE19742725A1 (de) * 1997-09-26 1999-04-01 Abts Harry Frank Dr Hurpin/PI13: Ein neuer, UV-reprimierbarer, Serin Protease Inhibitor aus der Familie der Ovalbumin-Serpine
EP1903113A1 (en) * 2000-12-18 2008-03-26 Arriva Pharmaceuticals, Inc. Multifunctional protease inhibitors and their use in treatment of disease
CA2430973A1 (en) * 2000-12-18 2002-06-27 Arriva Pharmaceuticals, Inc. Multifunctional protease inhibitors and their use in treatment of disease

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3521226A1 (de) * 1985-02-08 1986-08-14 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Gene fuer biologisch aktive proteine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247704B2 (en) 2000-12-18 2007-07-24 Arriva Pharmaceuticals, Inc. Multifunctional protease inhibitors and their use in treatment of disease

Also Published As

Publication number Publication date
HUT46740A (en) 1988-11-28
DK151788A (da) 1988-09-21
AU1328888A (en) 1988-09-22
DK151788D0 (da) 1988-03-18
DE3709255A1 (de) 1988-09-29
FI881268A (fi) 1988-09-21
AU611676B2 (en) 1991-06-20
PT87009B (pt) 1992-06-30
ZA881948B (en) 1988-12-28
EP0283932A2 (de) 1988-09-28
FI881268A0 (fi) 1988-03-17
EP0283932A3 (de) 1989-10-25
KR880011340A (ko) 1988-10-27
IL85789A0 (en) 1988-09-30
PT87009A (pt) 1988-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU604953B2 (en) Variants of bovine pancreatic trypsin inhibitor produced by recombinant dna technology, process, expression vector and recombinant host therefor and pharmaceutical use thereof
Loskutoff et al. Structure of the human plasminogen activator inhibitor 1 gene: nonrandom distribution of introns
JP2599585B2 (ja) ヒトα▲下1▼−アンチトリプシン誘導体及びその製造法
KR920007666B1 (ko) 변형된 섬유소 용해제의 제조방법
JPH10501404A (ja) 有効な組換えセリンプロテアーゼインヒビターの製造方法及びこれらのインヒビターの利用
US5252725A (en) α-1-antichymotrypsin, analogues and methods of production
GB2199582A (en) Analogues of pancreatic secretory trypsin inhibitor
JP2625412B2 (ja) ヒト第9因子ポリペプチドをコードするcdna
AU621281B2 (en) Hybrid proteins
US5079336A (en) α-1-antichymotrypsin, analogues and methods of production
KR950012972B1 (ko) 인체 췌장 엘라스타제 i
JPS63267294A (ja) 複合セルピンおよびこれらをコードするdna
US5266465A (en) α-1-antichymotrypsin, analogues and methods of production
US5827662A (en) Methods for detecting genetic mutations resulting in protease inhibitor insufficiencies
GB2125409A (en) Genetic engineering
EP0189784A1 (en) Human natural inhibitor of collagenases
US5399684A (en) DNA sequences expressing mammalian alpha-1-antitrypsin
WO1994019371A1 (fr) Nouveau peptide presentant une activite inhibitrice de l'elastase et son procede de production
IE902276A1 (en) Serpin variants
JPH04506897A (ja) 修飾されたクリングルドメインを有する血栓溶解剤
Tomonari et al. Two new nonsense mutations in type Ia antithrombin III deficiency at Leu 140 and Arg 197
US5242819A (en) DNA molecules encoding hybrid proteins of tissue plasminogen activator and urokinase
US5580559A (en) Hybrid plasminogen activator
JP2681253B2 (ja) ペルオキシダ−ゼ転写調節遺伝子及びその利用方法
EP0373896A1 (en) Novel thrombolytic proteins, process for producing the same, and drugs containing the same as active ingredient