JPS63267067A - スチルビデオカメラの電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野一 本発明は、スチルビデオカメラの電源装置に係り、特に
撮影信号処理系と記録信号処理系の電源制御方式に関す
る。

一発明の背景− スチルビデオカメラでは、光学系を通した被写体の駒画
像を撮像素子にドツト単位で信号蓄積し、この撮像素子
から読出した駒画像データを映像信号として磁気シート
に同心円記録し、その再生画像をモニタテレビ等に表示
できるようにされる。

このスチルビデオカメラのシステムブロック図を第３図
に示す、レンズ１１を通した被写体像がシャッタ１２を
経てＣＣＤ等の撮像素子１３に露光蓄積され、この撮像
素子１３の画像データが撮像信号処理回路１４に読出さ
れ、さらに記録信号処理回路１５を経て記録ヘッド１６
に記録電流として供給され、フロッピーディスク１７に
フィールド又はフレーム単位で記録される。フロッピー
ディスク１７はスピンドルモータ１８によって駆動され
、この駆動はサーボ回路１９によって定速制御される。

システムコントローラ２０は、各部のシーケンス制御を
行ない、第４図に撮影記録シーケンスを示す、システム
コントローラ２０は、レリーズボタン２１の操作と同時
にＤＣ−ＤＣコンバータ２２にその起動信号を与え、バ
ッテリ２３を電源とするＤＣ−ＤＣコンバーク２２の立
上りで撮像信号処理回路１４及び記録信号処理回路１５
に通電を開始させる。また、システムコントローラ２０
は、バッテリ２３から３端子レギユレータ２４への通電
を開始させ、測光回路２５及びサーボ回路１９の起動を
行なう、この起動において、ＤＣ−ＤＣコンバータ２２
はその起動から安定化までに約８０〜Ｔｏｍ　ｓを必要
とし、またサーボ回路１９の起動によるスピンドルモー
タ１８の定常回転は約１００ｍ５を必要とすることから
、レリーズボタン２１の操作と同時にスピンドルモータ
１Ｂは起動開始され、測光回路２５は約８０ｍ　ｓ後に
測光制御が開始されてアイリス径及びシャッタ時間が決
定される。

スピンドルモータ１８の定常回転に必要な時間後、シス
テムコントローラ２０はフロッピーディスク１７の回転
位置の基準タイミング信号ＰＧをＰＧセンサ２６から得
、この信号から７Ｈ（水平操作期間）後に撮像信号処理
回路１４に垂直同期リセット信号 ＶＲＥＳＥＴを与え、映像信号の再スタートを行なわせ
る。これにより、映像信号とフロッピーディスク１７の
回転位相同期が行なわれる。その後、シャッタ１２のミ
ラーアップと露光が行なわれ、レリーズから約１９０ｍ
５後のタイミングでフロッピーディスク１７に映像信号
記録ＲＥＣが行なわれる。この記録後に、シャッタ１２
の巻上及び記録ヘッド１６のトラック移動がなされ、さ
らに ＤＣ−ＤＣコンバータ２２と３端子レギユレータ２４の
動作停止制御が行なわれる。

−発明が解決しようとする問題点− 従来回路においては、レリーズ直後に ＤＣ−ＤＣコンバータ２２の起動とスピンドルモータ１
８の駆動開始を行なう高負荷が集中する。このため、バ
ッテリ２３の端子電圧が一時的に低下し、他の回路動作
が不安定になったり、誤動作を起す恐れがあった。

この問題点を解消するには、スピンドルモータ１８とＤ
Ｃ−ＤＣコンバータ２２の起動タイミングをずらすこと
が考えられるが、この方法ではレリーズ操作に対する撮
像と記録の応答遅れを伴い、連続撮影等にシャッタチャ
ンスを逃す問題が生じる。

即ち、ＤＣ−ＤＣコンバータ２２の起動を遅らせるとき
、撮像信号処理回路１４はＤＣ−ＤＣコンバータ２２の
立上り時間と自己回路充電時間とを加えた時間後に安定
動作を得ることができ、この安定動作には 約１８０ｍ！（実験値）を必要とする。このため、レリ
ーズと同時に通電を開始しなければ露光までに安定動作
を得ることができない。

また、スピンドルモータ１８の起動を遅らせるときには
、測光回路２５の遅れ及び信号ＰＧの安定化゛までの遅
れになる。さらには。

スピンドルモータ１８の起動をレリーズ前に行なってお
くことも考えられるが、このときには無駄な電力消費で
バッテリ２３の寿命の問題が生じる。

本発明の目的は、レリーズ操作に対する撮影及び記録の
応答性を低下させることなく。

電源に高負荷状態を及び消費電力の増加を起すことのな
い電源装置を提供するにある。

−問題点を解決するための手段と作用一本発明は、記録
信号処理系の安定動作までの時間が撮像信号処理系のそ
れに比べて短い時間になること、及びこの記録信号処理
系の動作は撮像信号処理系の動作に比べて遅れても良い
ことに着目してなされたもので、スチルビデオカメラの
撮像信号処理系と記録信号　　。

処理系とに個別の電源回路を設け、撮影時に両電源回路
に時間差を持たせた起動を行なう電源制御手段を設け、
撮像信号処理系の電源はレリーズと同時に起動し、これ
に遅れて記録信号処理系の電源を起動し、電源の高負荷
状態を無くす。

一実施例− 第１図は本発明の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。同図が第３図と異なる部分は、ＤＣ−ＤＣコンバ
ータ２２を ＤＣ−ＤＣコンバータ２２Ａ、２２Ｂに２分割し、ＤＣ
−ＤＣコンバータ２２Ａは撮像信号処理回路１４の電源
とし、ＤＣ−ＤＣコンバータ２２Ｂは記録信号処理回路
１５の電源にされ、両電源はそれぞれシステムコントロ
ーラ２０による起動と停止制御がなされる。

システムコントローラ２０は、ＤＣ−ＤＣコンバータ２
２Ａ及び２２Ｂに対して、第２図に示す撮影記録シーケ
ンス制御を行なう、即ち、レリーズボタン２１の操作と
同時゛　　　にスピンドルモータ１８の起動制御を開始
及びＤＣ−ＤＣコンバータ２２Ａの起動を行なう、その
後、約８０ｍ５後にＤＣ−ＤＣ＝ｘンバータ２２Ｂの起
動を行なう、この ＤＣ−ＤＣコンバータ２２Ａの起動に対する２２Ｂの起
動の遅れ時間は該コンバータ２２Ａの立上り時間と記録
信号処理回路１５の立上り時間とに余裕を持たせた最小
の時間として決められる。この起動制御の他は、第４図
の場合と同様になる。

このような構成により、し゛リーズの操作による撮影時
には、まずスピンドルモータ１８の駆動開始とＤＣ−Ｄ
Ｃコンバータ２２Ａの起動になり、バッテリ２３の高負
荷を無くした負荷の分散になる。これにより、バッテリ
２３の電圧低下が少なくなり、撮像信号処理回路１４及
びスピンドルモータ１８の起動を安定確実にし、その後
の記録信号処理回路１５の起動も安定確実にする。また
、記録信号処理回路１５の起動を遅らせることから、該
遅れ時間だけ消費電力を低減する。さらに、ＤＣ−ＤＣ
コンバータ２２を２２Ａと２２Ｂとに分割するため、両
電源の自己充電時定数を小さくしてその立上り時間を短
縮すること、すなわち撮影時の応答性を良くすることも
可能となる。

一発明の効果− 以上のとおり、本発明によれば、撮像信号処理系と記録
信号処理系とに個別の電源回路を設け、撮影時に両電源
回路に時間差を持たせた起動を行なうようにしたため、
レリーズ操作に対する撮影及び記録の応答性を確保しな
がら安定確実な撮影制御を得ることができ、さらに消費
電力の低減に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステムブロック図、
第２図は実施例のタイムチャート、第３図は従来のシス
テムブロック図。 第４図は従来の゛タイムチャートである。 １４・・・撮像信号処理回路、１５・・・記録信号処理
回路、１７・・・フロッピーディスク、１８・・・スピ
ンドルモータ、２０・・・システムコントローラ、２１
・・・レリーズスイッチ、２２Ａ、２２Ｂ・・・ＤＣ−
ＤＣコンバータ。 ２３・・・バッテリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）スチルビデオカメラの撮像信号処理系と記録信号処
   理系とに個別の電源回路を設け、撮影時に両電源回路に
   時間差を持たせた起動を行なう電源制御手段を設けたこ
   とを特徴とするスチルビデオカメラの電源装置。