JPS63266488A - 液晶ドツトマトリクス表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶ドツトマトリクス表示装置の表示方式に
係わり、特に、ドツトマトリクスの行方向または列方向
について列または行が同じ図形を有するような図柄を表
示するのに適した液晶ドツトマトリクス表示方式に関す
る。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、液晶ドツトマトリクス表示素子を使用した表示装置に
おいて、表示パターンをフレーム内の各コモン電極に対
応したセグメント毎に分割して各セグメントのドツトに
１ビツトを対応させたセグメント信号をパラレル信号と
して生成し、各セグメント毎のセグメント信号をセグメ
ント信号入力端子に順次入力するとともに、各セグメン
トに対応する多数のコモン入力端子にセグメント信号に
同期したコモン信号を順次入力し、セグメント電極とコ
モン電極とに電位差を生じさせて図柄等の表示を行うよ
うにしていた。

また、表示を行わない画素が電極間のクロストークによ
り半点灯の状態になるのを防ぐため、クロストークによ
る電位差を各画素に分配して半点灯状態を軽減する電圧
平均化法によって表示駆動が行われている。

しかしながら、上記のような従来の表示方式は、セグメ
ント信号を変えるだけで任意のパターンを表示できる反
面、表示デユーティがコモン電極数の逆数になるため、
画素数の多い表示装置においてはデユーティ比が大きく
なり、視認角度が狭くなったり電圧平均化法による背景
の消煙状態が悪化して表示パターンのコントラストが低
下するという問題があった。

本発明は、特に予め表示パターンを限定して表示を行う
場合にデユーティ比を小さくして表示パターンの視認性
を向上させることを目的とする。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は上記の問題点を解決するために、液晶ドツトマ
トリクス表示素子のセグメント信号入力端とコモン信号
入力端とのそれぞれに接続されるとともに、セグメント
信号入力端とコモン信号入力端とのそれぞれに同期して
パラレル信号を出力する液晶ドライバを備え、フレーム
の全セグメントの内同一パターンの表示を行うコモン信
号入力端子に同時にコモン信号を入力し、複数のコモン
入力端子に走査信号を同時に入力するようにして液晶表
示を行うようにした。

〔作　用〕。

１フレームの全セグメントの内同一パターンの表示を行
うセグメントについては、そのセグメントの表示を行う
ためのパラレル信号がセグメント信号入力端子に入力さ
れたとき、上記同一パターンの表示を行う各セグメント
に対応する各コモン信号入力端子に同時にコモン信号を
入力して表示を行うと、デユーティ比はエフレームのセ
グメントについての異なる表示パターンの種類の数にな
るため、対称図形等を含む図柄の表示に際してはデユー
ティ比を小さくすることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例における液晶表示装置のブロッ
ク図であり、この装置は自動車等において、燃料の残量
指示あるいは警告表示等を行うようにしたものである。

図において、１ａは後述するマニアル表示を行うために
手動で操作される外部スイッチ、１ｂはこの装置の駆動
等を行うアクセサリ−（Ａ　ＣＣ）側の接点を有するイ
グニションスイッチ、２は燃料の残量、温度あるいは半
ドア等のワーニング発生を検知する各種センサである。

３は、上記外部スイッチ１およびセンサ２からの信号を
監視するとともに、各表示用のデータあるいは制御用コ
マンドを出力するＣＰＵ部であり、後述する表示パター
ンのデータが図示しないメモリに記憶されている。

４はデータバスを介して上記ＣＰＵ部３から送出される
制御用コマンドと表示用のデータにしたがって液晶表示
の制御を行うＬＣＤコントローラであり、上記ＣＰＵ部
３から出力される表示用のデータを表示用ＲＡＭ５に格
納し、この表示用データをシリアルデータで出力する。

また、ＣＰＵ部３から出力される制御用コマンドに基づ
いて設定される表示デユーティに応じたシフトクロック
信号、データラッチ信号、同期信号および液晶交流化信
号等を出力する。

６は上記ＬＣＤコントローラ４から出力されるシリアル
データをパラレル信号に変換して液晶ドツトマトリクス
表示素子（ＬＣＤ）７のセグメント信号入力端子および
コモン信号入力端子に出力するＬＣＤドライバであり、
セグメントドライバ６１〜６６によってセグメント信号
入力端子にセグメント信号が入力され、コモンドライバ
６７によってコモン信号入力端子にコモン信号が入力さ
れる。

上記ＬＣＤ７は、セグメント側２００ドツト×コモン側
４８ドツトで構成され、表示面の中心で縦に分割して左
右２００ドツト×２４ドツト毎にセグメント入力端子を
有してお株、図に示したようにセグメントドライバ６１
〜６３とセグメントドライバ６４〜６６とによってそれ
ぞれ左右独立なセグメント信号が印加され、通常は１／
２４デユティ−で駆動される。

８はＤ／Ａ変換器９を介してＣＰＵ部３のＩ１０ポート
に接続されたバイアス電圧制御回路であり、後述するよ
うに切替設定する表示デューティに対応してＣＰＵ部３
が出力するボート出力に応じて、ＬＣＤドライバ６の液
晶駆動電圧を供給するためのバイアス電圧を出力する。

第２図はＬＣＤ７と各セグメントドライバ６１〜６３お
よびコモンドライバ６７の接続状態を示す図であり、セ
グメントドライバ６３とコモンドライバ６７の部分を示
しである。

ＬＣＤコントローラ４から出力されるシリアルデータは
各セグメントドライバ６１〜６３を介してコモンドライ
バ６７まで順次直列に入力されるとともに、ＬＣＤコン
トローラ４から出力されるシフトクロック信号、データ
ラッチ信号、同期信号、液晶交流化信号等が各ドライバ
６に並列に入力される。

すなわち、第３図のタイミングチャートに示したように
、セグメント側２００ドツトのセグメント信号に対応す
る２００ビツトとコモン側４８ドツトのコモン信号に対
応する４８ビツトの計２４８ビットのシリアルデータが
、シフトクロック信号によって各ドライバのシフトレジ
スタで順次シフトされ、各ドライバにシリアルデータが
セットされるとＬＣＤコントローラ２から出力されるデ
ータラッチ信号によって上記シリアルデータがパラレル
信号として各ドライバからＬＣＤ７に出力される。

なお、同図（ａ）は従来のように１／２４デユーテイで
表示を行う場合、同図（ｂ）は後述の１／１２デユーテ
イで表示を行う場合を示すものである。

また、ＬＣＤ７の右側に接続されたセグメントドライバ
６４〜６６は、上記セグメントドライバ６１〜６３と同
様に構成され、両側のセグメントドライバ６１〜６ｓお
よび６４〜６Ｇにはそれぞれ対応する表示データが入力
され、コモンドライバ６７の４８ビツトデータには、上
記右側のセグメントドライバに対応するコモン信号の２
４ビツトデータが含まれている。

第５図は実施例における表示パターンの一例を示す図で
あり、自動車の車両情報を示すものである。

同図（ａ）はドライブ状態の表示パターンであり、温度
状態表示部ｐｔ、燃料残量表示部Ｐｆ等が表示され、各
表示部の枠等の表示データは予め作製されており、それ
ぞれのバー表示部の表示データは、温度センサあるいは
液量センサ等の各センサの出力に応じてＣＰＵ部３で作
製更新され、上記枠等の表示データと合成されて１フレ
ームの表示データが構成される。

同図（ｂ）は上記温度状態表示部ｐｔ、燃料残量表示部
Ｐｆ等の表示の他に、サイドブレーキおよび半ドアの警
告表示を行う表示パターンである。

同図（Ｃ）はバッテリー切れあるいはアッパービーム等
の多数の警告表示を行う場合の表示パターンであり、前
記温度状態表示部ｐｔ、燃料残量表示部Ｐｆ等は縮小し
て表示される。

同図！ｄ）は運転者のマニアル操作によって走行状態を
表示するときの表示パターンである。

なお、この実施例においては上記表示パターンを２色を
混合してカラー表示するようにし、２００ビツトのセグ
メント信号の２ビツトを１ドツトに対応させて１００ｘ
４８ドツトで図柄を表示するようにしである。

上記の表示パターンのうち第５図（ａｌおよび（′ｂ）
に示したものは、左右の温度表示部ｐｔおよび燃料表示
部Ｐｆがそれぞれ左右対称の図柄であるので、例えば温
度表示部ｐｔの端から１６セグメント（図において縦方
向の１６列）については同一パターンの表示を行うセグ
メント毎に４種類に分類することができる。

したがって、この４種類のセグメントの同一種類に属す
るセグメントについては、その表示パターンに対応する
セグメント信号が入力される時に同時にコモン電圧が印
加されるように、それらのセグメントに対応するコモン
信号の各ビットを同一にして出力するようにすればデユ
ーティ比を小さくすることができる。

例えば、同図（ａ）および山）の例では表示面の左右そ
れぞれの２４セグメントにおいて、従来の方式ではデユ
ーティ比が２４のものを、デユーティ比を１２に軽減す
ることができる。

上記のデユーティ比と表示データについて第４図に示し
た８×８のドツトマトリクスを一例として説明する。

この８×８のドツトマトリクスは同図（ａ）に示したよ
うに、Ａ−Ｈの各行に対応する８本のセグメント電極と
ａ−ｈの各列に対応する８本のコモン電極とが形成され
ており、同図（ｂｌに示したようなＡ〜Ｈの８ビツトの
パラレル信号がセグメント信号として上記セグメント電
極に印加され、これと同期してａ−ｈの８ビツトのパラ
レル信号がコモン信号として上記コモン電極に印加され
る。

例えば、同図（ａ）に斜線で示したドツトの表示を行う
ためには、セグメント信号およびコモン信号として同図
（ｂ）のようなそれぞれ３つのパラレル信号を印加すれ
ばよい。

したがって、同図（Ｃ）に示したようなセグメント信号
に対して１セグメント毎にコモン信号を印加する従来の
方式に比べ、デユーティ比を８から３に減少させること
ができる。

そして、例えばセグメントｂとセグメントｇの表示を行
うための表示データは、コモン信号のビットｂとビット
ｇとを表示状態にした８ビツトのデータと、セグメント
信号のビットＢ−Ｇを表示状態にした８ビツトのデータ
とにより構成される。

上記同様に第５図（ａ）および（ｂ）の対称な図形の部
分、すなわち、温度状態表示部ｐｔおよび燃料残量表示
部Ｐｆの表示データの内４８ビットのコモン信号は複数
ビットが表示状態にセントされており、その他の部分に
ついては表示を行うセグメントに対応する１ビツトが表
示状態にセットされて１／１２デユーテイで表示される
。

なお、第５図（Ｃ）およびｔｄ）の表示データについて
は４８ビツトのコモン信号はは表示を行うセグメントに
対応する１ビツトが表示状態にセットされ、１／２４デ
ユーテイで表示される。

次に、第６図に示した動作フローチャートに基づいて実
施例の表示装置のＣＰＵＰ２Ｏ３示制御動作を説明する
。

イグニションスイッチ１ｂｌＪｉＡＣＣ側にセントされ
ると、グラフィック表示モード設定等のＬＣＤコントロ
ーラ４の初期設定を行い、さらに、ＬＣＤコントローラ
４が１／２４デユーテイで駆動するように１／２４デユ
ーテイコマンドを出力し、Ｉ１０ボートにデータを出力
して１／２４デユーテイに対応するようにバイアス電圧
を設定する。

次に、第５図（Ｃ１に示したパターンの表示データをＬ
ＣＤコントローラ４に出力して温度表示、残量表示およ
び各種警告表示を行って３秒間待機し、３秒経過すると
各種センサ２の出力信号により検知されるワーニング発
生の有無を調べる。

ワーニングが発生していなければＬＣＤコントローラ４
が１／１２デユーテイで駆動するように１／１２デユー
テイコマンドを出力するとともに１１０ポートを介して
１／１２デユーテイのバイアス電圧を設定し、第５図（
ａ）に示したパターンの表示データをＬＣＤコントロー
ラ４に出力して温度表示および残量表示を行ってドライ
ブ状態の表示を行う。

通常はサイドブレーキがセットされている状態であるよ
うに、上記３秒経過してワーニング発生が検知されると
、ワーニングの発生数を調べ、ワーニングが３個未満の
ときはＬＣＤコントローラ４に１／１２デユーテイコマ
ンドを出力するとともに１７１２デエーテイのバイアス
電圧を設定し、第５図（ｂ）に示したパターンの表示デ
ータをＬＣＤコントローラ４に出力して温度表示および
残量表示の他にサイドブレーキ警告と半ドア警告の表示
を行う。

そして、ワーニングが３個以上のときはＬＣＤコントロ
ーラ４に１／２４デユーテイコマンドを出力するととも
に１／２４デユーテイのバイアス電圧を設定し、第５図
（ａｌに示したパターンの表示データをＬＣＤコントロ
ーラ４に出力して各種の警告表示を行う。

また、外部スイッチ１ａが操作されてマニアル表示信号
が検知されるとＬＣＤコントローラ４に１／２４デユー
テイコマンドを出力するとともに１／２４デユーテイの
バイアス電圧を設定し、第５図（ｄ）に示したようなド
ライブ状態などを示すパターンの表示を行う。

以上のように、車両情報の表示のように表示フオーマッ
トを予め設定し得るような表示パターン、例えば、上記
のような温度表示あるいは残量表示のような表示パター
ンについてはデユーティ比を小さくして表示パターンの
視認性を向上させることができる。

なお、上記のようなバー表示を行う場合に、パターンの
対称性を保持するようにバーの表示フォーマットを設定
するようにすることができることは格別の説明を要しな
いであろう。

〔発明の効果〕

本発明によれば、液晶ドツトマトリクス表示装置におい
て、全セグメントの内同一パターンの表示を行うコモン
信号入力端に同時にコモン信号を入力し、複数のコモン
入力端子に同時に走査信号が入力されるようしして液晶
表示を行うようにしので、対称図形等を含む図柄の表示
に際してはデユーティ比を小さくすることができ、表示
パターンの視認性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における液晶表示装置のブロッ
ク図、 第２図はＬＣＤドライバとＬＣＤとの接続状態を説明す
る図、 第３図はＬＣＤコントローラとＬＣＤドライバにおける
タイミングチャート、 第４図はセグメント信号とコモン信号および表示データ
を説明する図、 第５図は実施例における表示パターンを示す図、第６図
は実施例におけるフローチャートである。 １ａ・・・外部スイッチ、１ｂ・・・イグニションスイ
ッチ、２・・・センサ、３・・・ＣＰＵ部、４・・・Ｌ
ＣＤコントローラ、５・・・表示用ＲＡＭ、６・・・Ｌ
ＣＤドライバ、７・・・ＬＣＤ、８・・・バイアス電圧
制御回路、９・・・Ｄ／Ａ変換器。 特許出願人　　矢崎総業株式会社 Ｐｔ　　　　　　　Ｐｔ 第５図 （ｃ）　　　　　　　　　　　　（ｄ）２　：３０３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　液晶ドットマトリクス表示素子を使用した表示装置に
   おいて、 液晶ドットマトリクス表示素子のセグメント信号入力端
   とコモン信号入力端とのそれぞれに接続されるとともに
   、セグメント信号入力端とコモン信号入力端とのそれぞ
   れに同期してパラレル信号を出力する液晶ドライバを備
   え、 フレームの全セグメントの内同一パターンの表示を行う
   コモン信号入力端子に同時にコモン信号を入力し、複数
   のコモン入力端子に走査信号を同時に入力するようにし
   て液晶表示を行うようにしたことを特徴とする液晶ドッ
   トマトリクス表示方式。