JPS63266221A - 電磁クラツチ - Google Patents
電磁クラツチInfo
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- JPS63266221A JPS63266221A JP62100966A JP10096687A JPS63266221A JP S63266221 A JPS63266221 A JP S63266221A JP 62100966 A JP62100966 A JP 62100966A JP 10096687 A JP10096687 A JP 10096687A JP S63266221 A JPS63266221 A JP S63266221A
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両の過給機や空気調和装置の冷媒圧縮機など
への動力伝達を断続するための電磁クラッチに関する。
への動力伝達を断続するための電磁クラッチに関する。
[従来の技術]
近年、高級自動車では、過給IIIずなわちスーパーチ
ャージャが装備されており、エンジンが所定の回転速度
になると電磁クラッチによりスーパーチャージャが断続
的に駆動されるようになっている。
ャージャが装備されており、エンジンが所定の回転速度
になると電磁クラッチによりスーパーチャージャが断続
的に駆動されるようになっている。
このff1lクラツプは、励磁コイルを装着したロータ
と環状のアーマデユアを有しており、このアーマデユア
は、ロータに対して接離方向に移動できるようになって
いる。このアーマチュアには、非円形例えば十字状のフ
ランジを有する外側プレートが取付けられ、この外側プ
レートには、弾性部材例えばクッションゴムを介して外
側プレートと同形状の内側プレートが同軸心上に設けら
れている。この内側プレートは、Rn的には駆動軸など
を介してスーパーチャージャのプロペラに連結されてい
る。そして、電磁クラッチの作動時には、励磁コイルへ
の通電によりアーマチュアがロータに吸着されロータの
回転が外側プレート、クッションゴム、内側プレートお
よび回転軸を順に介してプロペラに伝達される。このと
き、内側プレートと外側プレートとの間に配されたクッ
ションゴムは、捩り変形力(剪断力)を受ける。
と環状のアーマデユアを有しており、このアーマデユア
は、ロータに対して接離方向に移動できるようになって
いる。このアーマチュアには、非円形例えば十字状のフ
ランジを有する外側プレートが取付けられ、この外側プ
レートには、弾性部材例えばクッションゴムを介して外
側プレートと同形状の内側プレートが同軸心上に設けら
れている。この内側プレートは、Rn的には駆動軸など
を介してスーパーチャージャのプロペラに連結されてい
る。そして、電磁クラッチの作動時には、励磁コイルへ
の通電によりアーマチュアがロータに吸着されロータの
回転が外側プレート、クッションゴム、内側プレートお
よび回転軸を順に介してプロペラに伝達される。このと
き、内側プレートと外側プレートとの間に配されたクッ
ションゴムは、捩り変形力(剪断力)を受ける。
[発明が解決しようとする問題点]
一般にクッションゴムの捩り変形力に対する耐久性は、
第7図のグラフのようになることから、捩り変形力に対
する耐久性を向上させるには、捩り変形力を受ける(捩
り負荷)時のゴム歪mを減少させれば良い。したがって
、クッションゴムのゴム硬度を向上させれば、クッショ
ンゴムの面の捩り方向のバネ定数が上界すると共に軸方
向のバネ定数も上昇するため、クッションゴムの歪量は
減少し、捩り変形力に対する耐久性も向上ザる。
第7図のグラフのようになることから、捩り変形力に対
する耐久性を向上させるには、捩り変形力を受ける(捩
り負荷)時のゴム歪mを減少させれば良い。したがって
、クッションゴムのゴム硬度を向上させれば、クッショ
ンゴムの面の捩り方向のバネ定数が上界すると共に軸方
向のバネ定数も上昇するため、クッションゴムの歪量は
減少し、捩り変形力に対する耐久性も向上ザる。
しかるに、車両の過給機や空気調和装置の冷媒圧縮機の
電磁クラッチは、アーマチュアの接離方向(回転軸の軸
方向)のバネ定数に制約があり、クッションゴムのゴム
硬度を向上さUると、軸方向のバネ定数も上界し、アー
マチュアが吸引されなくなるという恐れがあり、クッシ
ョンゴムにおいて、所望の捩り変形力に対する耐久性を
得られなかった。
電磁クラッチは、アーマチュアの接離方向(回転軸の軸
方向)のバネ定数に制約があり、クッションゴムのゴム
硬度を向上さUると、軸方向のバネ定数も上界し、アー
マチュアが吸引されなくなるという恐れがあり、クッシ
ョンゴムにおいて、所望の捩り変形力に対する耐久性を
得られなかった。
本発明は、弾性部材の軸方向の弾性定数を変更すること
なく、弾性部材の捩り変形力に対する耐久性を飛躍的に
向上させる電磁クラッチの提供を目的とする。
なく、弾性部材の捩り変形力に対する耐久性を飛躍的に
向上させる電磁クラッチの提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明の電磁クラッチは、円環板状の摩擦面を有する〇
−タと、該ロータと同軸上に配された回転軸と、該回転
軸に連結されると共に、前記ロータの1!!擦面に平行
的、且つ接離可能に配された円環状アーマチュアと、該
アーマチュアを前記ロータに圧接する励磁コイルと、前
記アーマチュアに取付けられる平板、該平板の内周縁に
形成された切欠き、およびその内周縁より前記アーマチ
ュアから遠ざかる方向に延設されたフランジを有する外
側プレートと、前記回転軸に連結される平板、および該
平板の外周縁より前記アーマチュアから遠ざかる方向に
延設され、前記外側プレートのフランジに所定の間隙を
隔てて対向して形成されたフランジを有する内側プレー
トと、前記外側プレートのフランジと内側プレートのフ
ランジとの間隙に設けられると共に、これらのフランジ
に平行的に設けられた板部材、前記外側プレートのフラ
ンジと板部材との間に配された外側弾性体、および前記
板部材と内側プレートのフランジとの間に配された内側
弾性体からなる弾性部材とを備えた構成を採用している
。
−タと、該ロータと同軸上に配された回転軸と、該回転
軸に連結されると共に、前記ロータの1!!擦面に平行
的、且つ接離可能に配された円環状アーマチュアと、該
アーマチュアを前記ロータに圧接する励磁コイルと、前
記アーマチュアに取付けられる平板、該平板の内周縁に
形成された切欠き、およびその内周縁より前記アーマチ
ュアから遠ざかる方向に延設されたフランジを有する外
側プレートと、前記回転軸に連結される平板、および該
平板の外周縁より前記アーマチュアから遠ざかる方向に
延設され、前記外側プレートのフランジに所定の間隙を
隔てて対向して形成されたフランジを有する内側プレー
トと、前記外側プレートのフランジと内側プレートのフ
ランジとの間隙に設けられると共に、これらのフランジ
に平行的に設けられた板部材、前記外側プレートのフラ
ンジと板部材との間に配された外側弾性体、および前記
板部材と内側プレートのフランジとの間に配された内側
弾性体からなる弾性部材とを備えた構成を採用している
。
し作用]
上記構成により本発明の電磁クラッチは、外側プレート
または内側プレート側の回転力を弾性部材を介して内側
プレートまたは外側プレート側へ伝達する際に、弾性部
材が回転方向に捩り変形力を受ける。この弾性部材の捩
り変形力に対する耐久性を向上させるために、外側プレ
ートのフランジと内側プレートのフランジとの間に、弾
性部材として外側弾性体、板部材、d3よび内側弾性体
を設けているので、外側弾性体および内側弾性体の捩り
方向の長さが短縮し、またこの板部材が捩り変形力を受
けるように外側プレートのフランジおよび内側プレート
のフランジに対して平行的に配されている。
または内側プレート側の回転力を弾性部材を介して内側
プレートまたは外側プレート側へ伝達する際に、弾性部
材が回転方向に捩り変形力を受ける。この弾性部材の捩
り変形力に対する耐久性を向上させるために、外側プレ
ートのフランジと内側プレートのフランジとの間に、弾
性部材として外側弾性体、板部材、d3よび内側弾性体
を設けているので、外側弾性体および内側弾性体の捩り
方向の長さが短縮し、またこの板部材が捩り変形力を受
けるように外側プレートのフランジおよび内側プレート
のフランジに対して平行的に配されている。
したがって、従来の弾性部材のように外側プレートのフ
ランジと内側プレートのフランジとの間にクッションゴ
ムのみを用いたものと比較して、本発明の電磁クラッチ
では、軸方向の構成を変更することなく、捩り方向の構
成を変更しているので、軸方向の弾性定数を変更せず、
弾性部材の捩り方向の硬度を上昇させ、捩り方向の弾性
定数を上昇させることができ、弾性部材の捩り変形力に
対する耐久性を向上することが可能となる。
ランジと内側プレートのフランジとの間にクッションゴ
ムのみを用いたものと比較して、本発明の電磁クラッチ
では、軸方向の構成を変更することなく、捩り方向の構
成を変更しているので、軸方向の弾性定数を変更せず、
弾性部材の捩り方向の硬度を上昇させ、捩り方向の弾性
定数を上昇させることができ、弾性部材の捩り変形力に
対する耐久性を向上することが可能となる。
[発明の効果]
上記構成および作用により、本発明の電磁クラッチは、
外側弾性体および内側弾性体の軸方向の弾性定数を変更
することなく、外側弾性体および内側弾性体の捩り方向
の弾性定数を向上でき、弾性部材の捩り変形力に対する
耐久性を飛躍的に向上できる。
外側弾性体および内側弾性体の軸方向の弾性定数を変更
することなく、外側弾性体および内側弾性体の捩り方向
の弾性定数を向上でき、弾性部材の捩り変形力に対する
耐久性を飛躍的に向上できる。
[実施例]
本発明のff1l!クラツチを図に示す一実施例に基づ
き説明する。
き説明する。
第1図および第2図は本発明の電磁クラッチを示す。こ
の電磁クラッチは自動車の過給機すなわちスーパーチャ
ージャにエンジンの駆動力の伝達を断続するために用い
られるものである。
の電磁クラッチは自動車の過給機すなわちスーパーチャ
ージャにエンジンの駆動力の伝達を断続するために用い
られるものである。
1はスーパーチャージャのハウジングを示し、2は磁性
体製のステータハウジングを示し、その内部には、プラ
スチック製の巻体3a内に円筒状に巻回された励磁コイ
ル3が配設されている。巻体3aは、かしめによりステ
ータハウジング2に固定されている。そしてこの励磁コ
イル3は、第3図に示すごとく、リード線3b、3cに
より外部電源に接続してあり、通電時には第2図に破線
iで示すように磁気回路を形成するようになっている。
体製のステータハウジングを示し、その内部には、プラ
スチック製の巻体3a内に円筒状に巻回された励磁コイ
ル3が配設されている。巻体3aは、かしめによりステ
ータハウジング2に固定されている。そしてこの励磁コ
イル3は、第3図に示すごとく、リード線3b、3cに
より外部電源に接続してあり、通電時には第2図に破線
iで示すように磁気回路を形成するようになっている。
また、ステータハウジング2には取イ」けフランジ2a
が接合してありこの取付けフランジ2aを介してサーク
リップ4によりスーパーチャージャのハウジング1に固
定されている。
が接合してありこの取付けフランジ2aを介してサーク
リップ4によりスーパーチャージャのハウジング1に固
定されている。
5はプーリ6を溶接などで結合しであるロータで、軸受
7を介してハウジング1に回転自在に装着されている。
7を介してハウジング1に回転自在に装着されている。
ロータ5のeta面5aに対向してアーマチュア8が設
けられ、外側プレート10がリベット9によりアーマチ
ュア8に固定されている。
けられ、外側プレート10がリベット9によりアーマチ
ュア8に固定されている。
そして、この外側プレート10は、弾性部材11を介し
て内側プレート12に連結している。
て内側プレート12に連結している。
外側プレート10は、アーマチュア8に取付けられる平
板10a、該平板10aの内周縁10bに形成された切
欠き10C1およびその内周縁10bよりアーマチュア
8から遠ざかる方向に延設され、十字状のフランジ10
dを有する。平板10aの内周縁10bは、それぞれ対
応する点が点対称となるように形成されている。
板10a、該平板10aの内周縁10bに形成された切
欠き10C1およびその内周縁10bよりアーマチュア
8から遠ざかる方向に延設され、十字状のフランジ10
dを有する。平板10aの内周縁10bは、それぞれ対
応する点が点対称となるように形成されている。
内側プレート12は、外側プレート10の平板10aの
内側に配された平板12a、および該平板12aの外周
縁12bよりアーマチュア8から遠ざかる方向に延設さ
れ、外側プレート10のフランジ10dに所定の間隙を
隔てて対向して、且つ同軸心上に形成されたフランジ1
2dを有する。
内側に配された平板12a、および該平板12aの外周
縁12bよりアーマチュア8から遠ざかる方向に延設さ
れ、外側プレート10のフランジ10dに所定の間隙を
隔てて対向して、且つ同軸心上に形成されたフランジ1
2dを有する。
外側プレート10のフランジ10dと内側プレート12
のフランジ12dとの間に設けられた弾性部材11は、
外側弾性体であるクッションゴム11a1板部材11b
、および内側弾性体であるクッションゴム11cからな
る。
のフランジ12dとの間に設けられた弾性部材11は、
外側弾性体であるクッションゴム11a1板部材11b
、および内側弾性体であるクッションゴム11cからな
る。
板部材11bは、炭素m製で、外側プレート10のフラ
ンジ10dと内側プレート12のフランジ12dとのほ
ぼ中間に設けられ、これらのフランジ10d112dに
平行的に配されている。また板部材11bの長手方向は
、クッションゴム11cの長手方向より長く形成され、
板部材11bの厚さ方向は、クツシコンゴム11a、1
1Cの厚さ方向より長く形成されている。つまり板部材
11bは、クッションゴム11aとクツシコンゴム11
Cとを直接接触しないように両者の間に配されている。
ンジ10dと内側プレート12のフランジ12dとのほ
ぼ中間に設けられ、これらのフランジ10d112dに
平行的に配されている。また板部材11bの長手方向は
、クッションゴム11cの長手方向より長く形成され、
板部材11bの厚さ方向は、クツシコンゴム11a、1
1Cの厚さ方向より長く形成されている。つまり板部材
11bは、クッションゴム11aとクツシコンゴム11
Cとを直接接触しないように両者の間に配されている。
クッションゴム11aは、外側プレート10のフランジ
10dと板部材11bとの間に充填され、クッションゴ
ム11Gは、板部材11bと内側プレート12のフラン
ジ12dとの間に充填されている。
10dと板部材11bとの間に充填され、クッションゴ
ム11Gは、板部材11bと内側プレート12のフラン
ジ12dとの間に充填されている。
そして、外側プレート10の内周縁10bと内側プレー
ト12の外周縁12bとの間には、クッションゴム11
aおよびクッションゴム11cが設けられておらず、そ
れぞれ略90度の角度間隔で4(i所に空孔部50およ
び穴部51が形成されている。穴部51は、クッション
ゴム11a111Cに加わる捩り変形りの逃げとして作
用する。しかし、これら穴部51は常に要るものではな
く必要に応じて設けるようにしても良い。
ト12の外周縁12bとの間には、クッションゴム11
aおよびクッションゴム11cが設けられておらず、そ
れぞれ略90度の角度間隔で4(i所に空孔部50およ
び穴部51が形成されている。穴部51は、クッション
ゴム11a111Cに加わる捩り変形りの逃げとして作
用する。しかし、これら穴部51は常に要るものではな
く必要に応じて設けるようにしても良い。
ここで外側プレート10および内側プレート12と弾性
部材11との固定は次のようにして行なう。
部材11との固定は次のようにして行なう。
つまり先ず、外側プレート10および内側プレート12
の接着面つまり外側プレート10のフランジ10dの内
面および内側プレート12のフランジ12dの外面、さ
らに板部材11bの両面に接着剤を塗布して、このよう
にして接着剤が塗布された外側プレート10および内側
プレート12の各フランジ10d112dおよび板部材
11bを所定の間隙を隔てて列設して型内に配置する。
の接着面つまり外側プレート10のフランジ10dの内
面および内側プレート12のフランジ12dの外面、さ
らに板部材11bの両面に接着剤を塗布して、このよう
にして接着剤が塗布された外側プレート10および内側
プレート12の各フランジ10d112dおよび板部材
11bを所定の間隙を隔てて列設して型内に配置する。
そして、型内のフランジ10dと板部材11bとの間、
フランジ12dと板部材11bとの間にいまだ加硫され
ていないゴムを充填し、その後、型締めを行なって加熱
し接着剤により外側プレート10、板部材11b1およ
び内側プレート12とクッションゴム11a111cと
を接iするとともにクッションゴム11a、11Cを所
定の形状に成形する。また本実施例においてクッション
ゴム11a、Ilcの充填時に空孔部50を形成するよ
うにしても良い。
フランジ12dと板部材11bとの間にいまだ加硫され
ていないゴムを充填し、その後、型締めを行なって加熱
し接着剤により外側プレート10、板部材11b1およ
び内側プレート12とクッションゴム11a111cと
を接iするとともにクッションゴム11a、11Cを所
定の形状に成形する。また本実施例においてクッション
ゴム11a、Ilcの充填時に空孔部50を形成するよ
うにしても良い。
なお、内側プレート12の平板12aは、これと一体と
なっているハブ13を介してスーパーチャージャのプロ
ペラ(図示せず)に連結された回転軸13aに6角ナツ
ト14で接合固定されている。この場合、ハブ13と回
転軸13aとはキー13bにより連結されている。この
とき、キー13bに代ってセレーシヨンあるいはスプラ
インなどを用いてもよい。
なっているハブ13を介してスーパーチャージャのプロ
ペラ(図示せず)に連結された回転軸13aに6角ナツ
ト14で接合固定されている。この場合、ハブ13と回
転軸13aとはキー13bにより連結されている。この
とき、キー13bに代ってセレーシヨンあるいはスプラ
インなどを用いてもよい。
また、外側プレート10とアーマチュア8との結合は第
1図で示すように外側プレート10のフランジ10dに
3個設けられたリベット9により結合されている。
1図で示すように外側プレート10のフランジ10dに
3個設けられたリベット9により結合されている。
つぎに本実施例の電磁クラッチの作用を説明する。
スーパーチャージャの起動峙には、励磁コイル3に通電
されると磁束は第2図の破線iで示すように生じ、アー
マチュア8にはロータ5に吸い付けられる力が加えられ
る。これによりクッションゴム11a、11cが弾性的
に撓み、アーマチュア8は、外側プレート10とともに
軸方向に移動してロータ5の摩擦面5aに吸引密着する
。
されると磁束は第2図の破線iで示すように生じ、アー
マチュア8にはロータ5に吸い付けられる力が加えられ
る。これによりクッションゴム11a、11cが弾性的
に撓み、アーマチュア8は、外側プレート10とともに
軸方向に移動してロータ5の摩擦面5aに吸引密着する
。
そしてロータ5は図示しない自動車エンジンによりプー
リ6およびベルト(図示せず)を介して駆動されている
ためロータ5とアーマチュア8が吸着した時にはその駆
動力がアーマチュア8に伝達され、このアーマチュア8
の回転はリベット9を介して外側プレート10に伝達さ
れ、さらにクッションゴム11a1板部材11b1クッ
ションゴム11C1内側プレート12、ハブ13および
回転軸13aを順に介してスーパーチャージャのプロペ
ラに伝達される。
リ6およびベルト(図示せず)を介して駆動されている
ためロータ5とアーマチュア8が吸着した時にはその駆
動力がアーマチュア8に伝達され、このアーマチュア8
の回転はリベット9を介して外側プレート10に伝達さ
れ、さらにクッションゴム11a1板部材11b1クッ
ションゴム11C1内側プレート12、ハブ13および
回転軸13aを順に介してスーパーチャージャのプロペ
ラに伝達される。
しかしながら、このときいまだスーパーチャージャは停
止しているため、内側プレート12はプロペラなどの負
荷と慣性モーメントによる力を受けて静止している。し
たがって、外側プレート10を介して受ける駆動側の駆
動力と内側プレート12の静止状態の慣性モーメントに
よる力とがクッションゴムIla、11Gに衝撃的に加
わり、回転(捩り)方向に捩り変形力を受けるようにな
る。
止しているため、内側プレート12はプロペラなどの負
荷と慣性モーメントによる力を受けて静止している。し
たがって、外側プレート10を介して受ける駆動側の駆
動力と内側プレート12の静止状態の慣性モーメントに
よる力とがクッションゴムIla、11Gに衝撃的に加
わり、回転(捩り)方向に捩り変形力を受けるようにな
る。
このようにクッションゴム11a、llcに捩り変形力
が加わるものの、クッションゴム11a、 11Cの間
に板部材11bを設けているので、クッションゴム11
a、11Gの捩り方向の長さが短縮する。またこの板部
材11bが外側プレート10のフランジ10dおよび内
側プレート12のフランジ12dに対して平行的に配さ
れているので、捩り変形力を受け、この捩り変形力を板
部材11bで吸収する。
が加わるものの、クッションゴム11a、 11Cの間
に板部材11bを設けているので、クッションゴム11
a、11Gの捩り方向の長さが短縮する。またこの板部
材11bが外側プレート10のフランジ10dおよび内
側プレート12のフランジ12dに対して平行的に配さ
れているので、捩り変形力を受け、この捩り変形力を板
部材11bで吸収する。
したがって、従来の弾性部材のように外側プレートと内
側プレートとの間にクッションゴムのみを用いたものと
比較して、本実施例の電磁クラッチでは、軸方向の構成
を変更することなく、捩り方向の構成を変更している。
側プレートとの間にクッションゴムのみを用いたものと
比較して、本実施例の電磁クラッチでは、軸方向の構成
を変更することなく、捩り方向の構成を変更している。
ここで本実施例のバネ定数の設定は、つぎの式■、捩り
バネ定数KN 1個当りの捩りバネ定数kcは、 kc−EaD−ab/h a:ゴムの縦の長さ b:ゴムの横の長さ h:ゴムの厚さ ここで、見かけの弾性率Eat)=α・Gは、つぎのよ
うに与えられる。
バネ定数KN 1個当りの捩りバネ定数kcは、 kc−EaD−ab/h a:ゴムの縦の長さ b:ゴムの横の長さ h:ゴムの厚さ ここで、見かけの弾性率Eat)=α・Gは、つぎのよ
うに与えられる。
、°、kc=a −G −ab/h
捩りバネ定数(トルク/rad)は、
kN=T/θ=Fr/θ
=Kc−rθ・r/θ
Kc−r2
KN −n −CI −G −r2a b/11−、、
・■■、軸方向バネ定数KG 1個当りの軸方向バネ定数kcは、 kc−Gap−a b/h ここで、見かけの剪断弾性率Gapは、KN =n−G
−ab/h(1+ 1/3− h2/a2)・・・・・
・■ n:ゴムダンパー数 S:形状率 5−ab/(2(a+b)h) ■、■式において、 ゴムダンパー数 :n−−2n(2倍)ゴムダンパー厚
さ:h−s= (h−t)/2t:板部材11bの板厚 として、クッションゴム11a、Ilcの軸方向バネ定
数を変更しないように、ゴム硬度(剪断弾性率)を変化
させる。
・■■、軸方向バネ定数KG 1個当りの軸方向バネ定数kcは、 kc−Gap−a b/h ここで、見かけの剪断弾性率Gapは、KN =n−G
−ab/h(1+ 1/3− h2/a2)・・・・・
・■ n:ゴムダンパー数 S:形状率 5−ab/(2(a+b)h) ■、■式において、 ゴムダンパー数 :n−−2n(2倍)ゴムダンパー厚
さ:h−s= (h−t)/2t:板部材11bの板厚 として、クッションゴム11a、Ilcの軸方向バネ定
数を変更しないように、ゴム硬度(剪断弾性率)を変化
させる。
すなわち、本実施例の電磁クラッチは、軸方向のバネ定
数を変更せず、弾性部材11の捩り方向の硬度を上界さ
せ、捩り方向のバネ定数を上界させることができ、弾性
部材11の捩り変形力に対する耐久性を飛躍的に向上で
きる。
数を変更せず、弾性部材11の捩り方向の硬度を上界さ
せ、捩り方向のバネ定数を上界させることができ、弾性
部材11の捩り変形力に対する耐久性を飛躍的に向上で
きる。
第4図および第5図は本発明の第2実施例を示す。
(第1実施例と同−機能物は同番号を付ず)本実施例で
は、外側プレート10と内側プレート12の間隙を放射
方向に向かって次第に広くなるように設定している。例
えば同図に便宜上記号A1Bで示すように間隙へのほう
が間隙Bよりも大となるようにしている。このように設
定するとクッションゴム11a、IIGが外側プレート
10と内側プレート12の間で変形を受けるとぎその変
形Mが全体的におおむね均等となり、外側プレート10
と内側プレート12が等間隔で弾性部材が局部的に太き
く変形するものと相違してクッションゴム11a111
cが9期疲労劣化することがなく耐久性が向上するとい
った長寿命化に寄与する。
は、外側プレート10と内側プレート12の間隙を放射
方向に向かって次第に広くなるように設定している。例
えば同図に便宜上記号A1Bで示すように間隙へのほう
が間隙Bよりも大となるようにしている。このように設
定するとクッションゴム11a、IIGが外側プレート
10と内側プレート12の間で変形を受けるとぎその変
形Mが全体的におおむね均等となり、外側プレート10
と内側プレート12が等間隔で弾性部材が局部的に太き
く変形するものと相違してクッションゴム11a111
cが9期疲労劣化することがなく耐久性が向上するとい
った長寿命化に寄与する。
第6図は本発明の第3実施例を示す。
(第1実施例と同−機能物は同番号を付す)本実施例の
場合は、上記各実施例と異なるところは、外側プレート
10のフランジ10dおよび内側プレート12のフラン
ジ12dをともにY字状に形成していることである。こ
のように構成しても上記各実施例と同様の効果が得られ
る。
場合は、上記各実施例と異なるところは、外側プレート
10のフランジ10dおよび内側プレート12のフラン
ジ12dをともにY字状に形成していることである。こ
のように構成しても上記各実施例と同様の効果が得られ
る。
本実施例では、外側プレート10のフランジ10dおよ
び内側プレート12のフランジ12dおよび板部材11
bを所定の間隙を隔てて列設した後、クッションゴム1
1a111Gを充填したが、外側プレート10のフラン
ジ10dおよび内側プレート12のフランジ12dの間
にクッションゴムを充填した後、クッションゴムの中間
に板部材11bを嵌入しても良い。
び内側プレート12のフランジ12dおよび板部材11
bを所定の間隙を隔てて列設した後、クッションゴム1
1a111Gを充填したが、外側プレート10のフラン
ジ10dおよび内側プレート12のフランジ12dの間
にクッションゴムを充填した後、クッションゴムの中間
に板部材11bを嵌入しても良い。
本実施例では、外側プレートの内周縁および内側プレー
トの外周縁を略+字形または略Y字形に形成したが、外
側プレートの内周縁および内側プレートの外周縁を外側
プレートおよび内側プレートの回転中心に軸心が存在す
る形状に形成してあれば点対称、軸対称など本実施例に
限定されない。
トの外周縁を略+字形または略Y字形に形成したが、外
側プレートの内周縁および内側プレートの外周縁を外側
プレートおよび内側プレートの回転中心に軸心が存在す
る形状に形成してあれば点対称、軸対称など本実施例に
限定されない。
その他、具体的な実施にあたっては適用対象は自動車の
スーパーチャージャに限られず空気調和装置の冷媒圧縮
機に適用しても良く、発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更できる。
スーパーチャージャに限られず空気調和装置の冷媒圧縮
機に適用しても良く、発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更できる。
第1図は本発明の電磁クラッチの第1実施例の左半分を
示す正面図、第2図は第1図のA−0−A断面図、第3
図は本発明の電磁クラッチの第1実施例を示す斜視図、
第4図は本発明の第2実施例の左半分を示す正面図、第
5図は第4図のA−0−A縦断面図、第6図は本発明の
電磁クラッチの第3実施例の正面図、第7図はゴム歪量
と捩り変形力に対する耐久回数との関係を示すグラフで
ある。 図中 3・・・励磁コイル 5・・・ロータ 訃・アー
マデユア 10・・・外側プレート 11・・・弾性部
材 12・・・内側プレート 10a・・・平板 10
b・・・内周縁 10C・・・切欠き 10d・・・フ
ランジ 11a・・・クッションゴム(外側弾性体)
11b・・・板部材 11c・・・クッションゴム(内
側弾性体) 12a・・・平板 12b・・・外周縁
12d・・・フランジ
示す正面図、第2図は第1図のA−0−A断面図、第3
図は本発明の電磁クラッチの第1実施例を示す斜視図、
第4図は本発明の第2実施例の左半分を示す正面図、第
5図は第4図のA−0−A縦断面図、第6図は本発明の
電磁クラッチの第3実施例の正面図、第7図はゴム歪量
と捩り変形力に対する耐久回数との関係を示すグラフで
ある。 図中 3・・・励磁コイル 5・・・ロータ 訃・アー
マデユア 10・・・外側プレート 11・・・弾性部
材 12・・・内側プレート 10a・・・平板 10
b・・・内周縁 10C・・・切欠き 10d・・・フ
ランジ 11a・・・クッションゴム(外側弾性体)
11b・・・板部材 11c・・・クッションゴム(内
側弾性体) 12a・・・平板 12b・・・外周縁
12d・・・フランジ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1) 円環板状の摩擦面を有するロータと、該ロータと
同軸上に配された回転軸と、 該回転軸に連結されると共に、前記ロータの摩擦面に平
行的、且つ接離可能に配された円環状アーマチュアと、 該アーマチユアを前記ロータに圧接する励磁コイルと、 前記アーマチユアに取付けられる平板、該平板の内周縁
に形成された切欠き、およびその内周縁より前記アーマ
チユアから遠ざかる方向に延設されたフランジを有する
外側プレートと、 前記回転軸に連結される平板、および該平板の外周縁よ
り前記アーマチュアから遠ざかる方向に延設され、前記
外側プレートのフランジに所定の間隙を隔てて対向して
形成されたフランジを有する内側プレートと、 前記外側プレートのフランジと内側プレートのフランジ
との間隙に設けられると共に、これらのフランジに平行
的に設けられた板部材、前記外側プレートのフランジと
板部材との間に配された外側弾性体、および前記板部材
と内側プレートのフランジとの間に配された内側弾性体
からなる弾性部材とを備えた電磁クラツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100966A JP2554076B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100966A JP2554076B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 電磁クラツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266221A true JPS63266221A (ja) | 1988-11-02 |
JP2554076B2 JP2554076B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14288091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100966A Expired - Lifetime JP2554076B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 電磁クラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554076B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0160030U (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 | ||
JPH0258122U (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | ||
CN109983246A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-07-05 | 株式会社电装 | 动力传递装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783925U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-24 | ||
JPS6025586U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-21 | 株式会社小松製作所 | 装軌式車両のスプロケツト装置 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62100966A patent/JP2554076B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783925U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-24 | ||
JPS6025586U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-21 | 株式会社小松製作所 | 装軌式車両のスプロケツト装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0160030U (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 | ||
JPH0258122U (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | ||
CN109983246A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-07-05 | 株式会社电装 | 动力传递装置 |
CN109983246B (zh) * | 2016-11-10 | 2020-09-08 | 株式会社电装 | 动力传递装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554076B2 (ja) | 1996-11-13 |
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