JPS6326569A - イオン選択性電極装置 - Google Patents
イオン選択性電極装置Info
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- JPS6326569A JPS6326569A JP61169324A JP16932486A JPS6326569A JP S6326569 A JPS6326569 A JP S6326569A JP 61169324 A JP61169324 A JP 61169324A JP 16932486 A JP16932486 A JP 16932486A JP S6326569 A JPS6326569 A JP S6326569A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 6
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
（産業上の利用分野）
本発明は、互いに絶縁された状態で被測定溶液と接する
比較電極及び指示電極を設けたイオン選択性電極装置に
関する。
比較電極及び指示電極を設けたイオン選択性電極装置に
関する。
（従来の技術）
人体の血液、唾液、尿等の電解質溶液中の任意元素のイ
オン濃度を測定する装置として、第５図に示すようなイ
オン選択性電極装置が知られている。このイオン選択性
電極装置は、前記電解質溶液（被測定溶液と称する）を
供給する流路２を設けた絶縁基体１の流路２の周囲部に
、比較電極（基準電極）３及びこれに対向しかつ絶縁さ
れた指示電極４を配置した構造を有している。
オン濃度を測定する装置として、第５図に示すようなイ
オン選択性電極装置が知られている。このイオン選択性
電極装置は、前記電解質溶液（被測定溶液と称する）を
供給する流路２を設けた絶縁基体１の流路２の周囲部に
、比較電極（基準電極）３及びこれに対向しかつ絶縁さ
れた指示電極４を配置した構造を有している。
これら一対の電極３．４の被測定溶液との接触面にはイ
オン感応ｆｉ３Ａ、４Ａが設けられ、また指示電極４の
イオン感応層４Ａとして所望材料を選択することにより
、被測定溶液を供給した場合感応層４Ａは被測定溶液内
の特定のイオン例えばナトリウムイオン（Ｎａ”）、カ
リウムイオン（Ｋ＋）、塩素イオン（Ｃλ−）等に感応
するので、前記比較電極３と指示電極４との間に各イオ
ン独自の起電力が生ずる。従ってこの起電力を検出しア
ンプ５で増幅することにより、各イオン濃度を測定する
ことができる。この場合比較電極３は被測定溶液に対し
て常に一定の電位を保持する機能を有している。
オン感応ｆｉ３Ａ、４Ａが設けられ、また指示電極４の
イオン感応層４Ａとして所望材料を選択することにより
、被測定溶液を供給した場合感応層４Ａは被測定溶液内
の特定のイオン例えばナトリウムイオン（Ｎａ”）、カ
リウムイオン（Ｋ＋）、塩素イオン（Ｃλ−）等に感応
するので、前記比較電極３と指示電極４との間に各イオ
ン独自の起電力が生ずる。従ってこの起電力を検出しア
ンプ５で増幅することにより、各イオン濃度を測定する
ことができる。この場合比較電極３は被測定溶液に対し
て常に一定の電位を保持する機能を有している。
また従来の他の例として第６図に示すような構造が知ら
れている。この構造は特に比較電極３に安定した動作機
能を持たせるために、絶縁基体１に設けた凹部７に被測
定溶液の電位を安定化する動きを有する高濃度の電解質
溶液（内部溶液）８例えば塩化カリウム（ＫＣｌ）を封
入し、この溶液８に内部電極９を接するように構成した
ものであり、電解質溶液８は液絡部材１０を介して前記
被測定溶液と接するようにしたものである。
れている。この構造は特に比較電極３に安定した動作機
能を持たせるために、絶縁基体１に設けた凹部７に被測
定溶液の電位を安定化する動きを有する高濃度の電解質
溶液（内部溶液）８例えば塩化カリウム（ＫＣｌ）を封
入し、この溶液８に内部電極９を接するように構成した
ものであり、電解質溶液８は液絡部材１０を介して前記
被測定溶液と接するようにしたものである。
ところでこのような装置を用いてイオン濃度の測定を行
う場合、流路２に供給した被測定溶液が第５図及び第６
図の点線のように閉路を形成しこの閉路内に何らかの原
因で電位Ｅが発生してしまうと、被測定溶液は電気抵抗
を有しているのでその電位によって被測定溶液に電流が
流れ、このため比較電極３と指示電極４間に電位差が発
生するようになる。従ってこの電位差はイオン濃度測定
の場合の測定誤差の原因となる。
う場合、流路２に供給した被測定溶液が第５図及び第６
図の点線のように閉路を形成しこの閉路内に何らかの原
因で電位Ｅが発生してしまうと、被測定溶液は電気抵抗
を有しているのでその電位によって被測定溶液に電流が
流れ、このため比較電極３と指示電極４間に電位差が発
生するようになる。従ってこの電位差はイオン濃度測定
の場合の測定誤差の原因となる。
（発明が解決しようとする問題点）
このように従来のイオン選択性電極装置は、装置外部の
電気的外乱要因によってイオン濃度を測定する場合に測
定誤差が生じ易いという問題がある。
電気的外乱要因によってイオン濃度を測定する場合に測
定誤差が生じ易いという問題がある。
本発明はこのような問題に対処してなされたもので、電
気的外乱要因の影響を受けない構造のイオン選択性電極
装置を提供することを目的とするものである。” ［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発−明は、流路の入口側及
び出口側の位置に各被測定溶液と導通する導電体を設け
、これら導電体を同電位に保つことを特徴としている。
気的外乱要因の影響を受けない構造のイオン選択性電極
装置を提供することを目的とするものである。” ［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発−明は、流路の入口側及
び出口側の位置に各被測定溶液と導通する導電体を設け
、これら導電体を同電位に保つことを特徴としている。
（作 用）
電気的外乱要因によって被測定溶液に流れる電流は、同
電位例えば接地電位に保たれる一対の導電体を介してバ
イパスされる。従って比較電極と指示電極間に電位差は
発生しないので、電気的外乱要因の影響を受けないため
、イオン濃度の測定に誤差は生じない。
電位例えば接地電位に保たれる一対の導電体を介してバ
イパスされる。従って比較電極と指示電極間に電位差は
発生しないので、電気的外乱要因の影響を受けないため
、イオン濃度の測定に誤差は生じない。
（実施例）
第１図は本発明の第１実施例のイオン選択性電極装置を
示す断面図で、被測定溶液を供給する流路１２を設けた
絶縁基体１１の周囲部には比較電極１３及び指示電極１
４が配置される。 電極１３．１４の被測定溶液との接
触面には各々イオン感応層１３Ａ、１４Ａが設けられ、
指示電極１４のイオン感応層１４Ａとしては所望材料が
選択される。絶縁基体１１の比較電極１３及び指示電極
１４の対向面の反対位置である流路１２の入口側及び出
口側位置には、被測定溶液と導通する導電体２１．２２
が設けられ、この一対の導電体２１．２２は同電位に例
えば接地電位に保たれる。
示す断面図で、被測定溶液を供給する流路１２を設けた
絶縁基体１１の周囲部には比較電極１３及び指示電極１
４が配置される。 電極１３．１４の被測定溶液との接
触面には各々イオン感応層１３Ａ、１４Ａが設けられ、
指示電極１４のイオン感応層１４Ａとしては所望材料が
選択される。絶縁基体１１の比較電極１３及び指示電極
１４の対向面の反対位置である流路１２の入口側及び出
口側位置には、被測定溶液と導通する導電体２１．２２
が設けられ、この一対の導電体２１．２２は同電位に例
えば接地電位に保たれる。
この場合導電体２１．２２としては電気化学的に安定な
導電材料が選ばれ、−例としてステンレス、カーボン等
が用いられる。
導電材料が選ばれ、−例としてステンレス、カーボン等
が用いられる。
次に本実施例の作用を説明する。
流路１２内に矢印方向に所望の被測定溶液例えば血液を
供給してイオン濃度の測定を開始したとき、電気的外乱
要因によって不要な電流が被測定溶液に流れ込んだとす
ると、この電流は導電体２１．２２間に流れることにな
る。すなわち導電体２１．２２を結ぶ経路をバイパスす
ることになるので、比較電極１３及び指示電極１４間の
被測定溶液内には流れない。従って比較電極１３及び指
示電極１４間に電位差は発生しないので、イオン濃度の
測定は正確に行われるようになる。
供給してイオン濃度の測定を開始したとき、電気的外乱
要因によって不要な電流が被測定溶液に流れ込んだとす
ると、この電流は導電体２１．２２間に流れることにな
る。すなわち導電体２１．２２を結ぶ経路をバイパスす
ることになるので、比較電極１３及び指示電極１４間の
被測定溶液内には流れない。従って比較電極１３及び指
示電極１４間に電位差は発生しないので、イオン濃度の
測定は正確に行われるようになる。
第２図は本発明の第２実施例を示すもめで、比較電極１
３として、絶縁基体１１に設けた凹部１７に液絡部材２
０を介して封入された高濃度の内部溶液１８及びこれに
接する内部電極１９から構成される装置に適用した構造
を示すものである。
３として、絶縁基体１１に設けた凹部１７に液絡部材２
０を介して封入された高濃度の内部溶液１８及びこれに
接する内部電極１９から構成される装置に適用した構造
を示すものである。
この第２実施例によっても第１実施例と同様な効果を得
ることができる。
ることができる。
第３図は本発明の第３実施例を示すもので、導電体２１
．２２として第２実施例における比較電極１３と同様な
構成からなる電極１３’、１３“を用いた構造を示すも
のである。すなわち電極１３’、１３”は各々凹部１７
’、１７”に液絡部材２０’ 、２０“を介して封入さ
れた高濃度の内部溶液１８’、１８”及びこれらに接す
る内部電極１９’、１９”から構成されている。この第
３実施例によれば第１実施例と同様な効果が得られる他
に、比較電極１３の製造工程と同時に、電極１３’、１
３”を製造することができるので余分の工程を必要とし
ないという利点が得られる。
．２２として第２実施例における比較電極１３と同様な
構成からなる電極１３’、１３“を用いた構造を示すも
のである。すなわち電極１３’、１３”は各々凹部１７
’、１７”に液絡部材２０’ 、２０“を介して封入さ
れた高濃度の内部溶液１８’、１８”及びこれらに接す
る内部電極１９’、１９”から構成されている。この第
３実施例によれば第１実施例と同様な効果が得られる他
に、比較電極１３の製造工程と同時に、電極１３’、１
３”を製造することができるので余分の工程を必要とし
ないという利点が得られる。
第４図は本発明の第４実施例を示すもので、第３実施例
において指示電極１４として三種類の電極１４’、１４
“’＊ １４ ＩＩＩを用いた構造を示すものである。
において指示電極１４として三種類の電極１４’、１４
“’＊ １４ ＩＩＩを用いた構造を示すものである。
例えばイオン感応層１４Ａ、１４Ｂ。
１４Ｃとして各々ナトリウムイオン（Ｎａ÷）。
カリウムイオン（Ｋ＋）、塩素イオン（ＣＩ″″）に感
応する材料を選択することができる。この第４実施例に
よれば一度の測定で電気的外乱要因の影響を受けること
なく、三種類のイオン濃度を同時に測定できるという利
点が得られる。また必要に応じてこの構造を第１実施例
の構造に適用することができ、これによっても同様な効
果を得ることができる。
応する材料を選択することができる。この第４実施例に
よれば一度の測定で電気的外乱要因の影響を受けること
なく、三種類のイオン濃度を同時に測定できるという利
点が得られる。また必要に応じてこの構造を第１実施例
の構造に適用することができ、これによっても同様な効
果を得ることができる。
［発明の効果］
以上述べたように本発明によれば、被測定溶液を供給す
る流路とは別に被測定溶液と導通する導電経路を設ける
ようにしたので電気的外乱要因による影響を防止するこ
とができる。
る流路とは別に被測定溶液と導通する導電経路を設ける
ようにしたので電気的外乱要因による影響を防止するこ
とができる。
第１図は本発明の第１実施例のイオン選択性電極装置を
示ず断面図、第２図は本発明の第２実施例のイオン選択
性！極装置を示す断面図、第３図は本発明の第３実施例
のイオン選択性電極装置を示す断面図、第４図は本発明
の第４実施例のイオン選択性電極装置を示す断面図、第
５図及び第６図は従来例を示す断面図６である。 １１・・・絶縁基体、 １２・・・流路、１３．１３’
、１３”・・・比較電極、１４．１４’ 、１４“
１４ ／／／・・・指示電極、１８．１８’ 、１８”
・・・内部溶液、１９．１９’ 、１９”・・・内部電
極、２０．２０’ 、２０”・・・液絡部材、２１．２
２・・・導電体。 １３５ １３′ 第３図 弔４図 Ｌ Ｊ −−Ｊ
示ず断面図、第２図は本発明の第２実施例のイオン選択
性！極装置を示す断面図、第３図は本発明の第３実施例
のイオン選択性電極装置を示す断面図、第４図は本発明
の第４実施例のイオン選択性電極装置を示す断面図、第
５図及び第６図は従来例を示す断面図６である。 １１・・・絶縁基体、 １２・・・流路、１３．１３’
、１３”・・・比較電極、１４．１４’ 、１４“
１４ ／／／・・・指示電極、１８．１８’ 、１８”
・・・内部溶液、１９．１９’ 、１９”・・・内部電
極、２０．２０’ 、２０”・・・液絡部材、２１．２
２・・・導電体。 １３５ １３′ 第３図 弔４図 Ｌ Ｊ −−Ｊ
Claims (2)
- （１）絶縁基体に被測定溶液を供給する流路を設けると
共に互いに絶縁された状態で前記被測定溶液と接する比
較電極及び指示電極を設けたイオン選択性電極装置にお
いて、前記流路の入口側及び出口側位置に各々被測定溶
液と導通する導電体を設け、これら導電体を同電位に保
つことを特徴とするイオン選択性電極装置。 - （２）前記導電体を接地電位に保つ特許請求の範囲第１
項記載のイオン選択性電極装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61169324A JPS6326569A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | イオン選択性電極装置 |
| US07/074,188 US4797192A (en) | 1986-07-18 | 1987-07-16 | Ion selective electrode apparatus with an earth electrode |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61169324A JPS6326569A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | イオン選択性電極装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6326569A true JPS6326569A (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=15884434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61169324A Pending JPS6326569A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | イオン選択性電極装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6326569A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02500013U (ja) * | 1987-05-15 | 1990-03-29 | ||
| JPH06190236A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Ebara Infilco Co Ltd | 気体の清浄方法及び装置 |
| US5352352A (en) * | 1991-09-24 | 1994-10-04 | Hitachi, Ltd. | Carbonic acid gas sensor |
| WO2018210803A1 (en) * | 2017-05-15 | 2018-11-22 | Analog Devices Global Unlimited Company | Integrated ion sensing apparatus and methods |
| US10288582B2 (en) | 2016-01-12 | 2019-05-14 | Analog Devices Global | Integrated ion sensing apparatus and methods |
| US11587839B2 (en) | 2019-06-27 | 2023-02-21 | Analog Devices, Inc. | Device with chemical reaction chamber |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP61169324A patent/JPS6326569A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02500013U (ja) * | 1987-05-15 | 1990-03-29 | ||
| US5352352A (en) * | 1991-09-24 | 1994-10-04 | Hitachi, Ltd. | Carbonic acid gas sensor |
| JPH06190236A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Ebara Infilco Co Ltd | 気体の清浄方法及び装置 |
| US10288582B2 (en) | 2016-01-12 | 2019-05-14 | Analog Devices Global | Integrated ion sensing apparatus and methods |
| WO2018210803A1 (en) * | 2017-05-15 | 2018-11-22 | Analog Devices Global Unlimited Company | Integrated ion sensing apparatus and methods |
| US11587839B2 (en) | 2019-06-27 | 2023-02-21 | Analog Devices, Inc. | Device with chemical reaction chamber |
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