JPS63264940A - 延伸機 - Google Patents

延伸機

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Publication number
JPS63264940A
JPS63264940A JP9644187A JP9644187A JPS63264940A JP S63264940 A JPS63264940 A JP S63264940A JP 9644187 A JP9644187 A JP 9644187A JP 9644187 A JP9644187 A JP 9644187A JP S63264940 A JPS63264940 A JP S63264940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monofilament
far
polymer
infrared heater
filament
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9644187A
Other languages
English (en)
Inventor
作永 憲一
浜田 雅郎
功 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP9644187A priority Critical patent/JPS63264940A/ja
Publication of JPS63264940A publication Critical patent/JPS63264940A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高分子モノフィラメントの延伸器に関する。さ
らに詳しくは、本発明はフィラメントの予熱工程に遠赤
外線ヒーターを、ネック延伸用に近赤外線ヒーターを併
用し、高分子フィラメント径のばらつきが少ないすぐれ
た高分子モノフィラメントを高生産性で製造できる延伸
機に関する。
〔従来技術〕
最近、針金の代用品、ファスナーから光ファイバーにい
たるまでの広い分野で高分子モノフィラメントが使用さ
れてきており、このような、高分子モノフィラメントの
製造工程においては、紡糸された高分子フィラメントを
オンライン、またはオフラインで、その強度、可撓性の
向上を図る目的で、熱延伸工程を設けて延伸を行う事が
一般に行われている。
現在用いられている高分子フィラメントの延伸機として
は高分子フィラメントを高温物体を接触させて延伸を行
う、熱ビン延伸機や熱板延伸機やローラ延伸機等が一般
に使用されている。
また、高分子フィラメントに延伸工程で傷を与えること
を嫌う分野では、非接触の延伸機として、熱水を使用す
るものや、高温の空気で延伸を行う熱風又はスチーム延
伸機が使用されている。
熱風延伸機は、空気を加熱しつつ延伸機中を循環させ、
その中に高分子フィラメントを通す事で空気との接触伝
熱で高分子フィラメントを加熱、軟化させ延伸を行って
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この熱風延伸機は熱容量が大きくとれるため、工程を流
れるフィラメントの直径や糸条数が多少変化しても、容
易に対応ができるという優れた性質を有しているが、熱
風延伸機はフィラメントへの伝熱と気体との接触によシ
行っているため、次のごとき更に改良すべき点を抱えて
いる。
その第1は高分子フィラメントの直径が大きくなった場
合、その伝熱に時間がかかるため延伸速度を低下させる
か、熱風の当たるゾーンを長くするかせざるをえず、生
産性向上のネックとなっている事。
その第2は高分子フィラメントへの伝熱を気体からの接
触伝熱によっているため直径方向に温度分布が生じ易く
、このため、高分子フィラメント内部の延伸率の変化を
惹起することはさけられず不均一化現象が生じ得られる
高分子フィラメントに毛羽の発生や断糸を生じさせる原
因になると共に、繊維物性を劣化させ易かったこと、 その第5に熱風延伸機においては、糸に空気流が当たる
ため延伸機内部で糸ゆれが生じやすく、ゆれに起因する
フィラメント直径のむらが増加しやすいという欠点を持
っている事。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者等はフィラメント直径のむら発生の減少
と、モノフィラメントの生産性向上といった諸問題を解
決する延伸方法について精意研究を行った結果、プラス
チック特有の赤外線の吸収を利用することで、諸問題を
いつきに解決できる延伸機が得られることを見出した本
発明を完成したものであり、その要旨とするところは高
分子モノフィラメントの延伸工程において、遠赤外線ヒ
ーターをフィラメントの予熱用に1近赤外線ヒーターを
ネック延伸用に併用してモノフィラメントを1倍以上5
0倍以下の倍率で延伸しうるようにした、延伸フィラメ
ント直径のむらが少なく、かつ生産性の高い高分子モノ
フィラメントを製造しうる延伸機にある。
本発明でいう、高分子モノフィラメントとは、非結晶性
または低結晶性のプラスチックを使用したもので、その
断面形状は円形、または多角形、または異形断面である
。例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポ
リカーボネイトなどを例として挙げられるが、その外側
に第2成分を核種していたり、モノフィラメント中に同
種または異種の高分子フィラメントを含んでいてもかま
わない。
かかる高分子モノフィラメントは、任意の方法で紡糸さ
れた物を用いることができる。
本発明の遠赤外線ヒーターに用いる遠赤外線とは、その
波長が1.5″μ以上1−以下の電磁波である。また、
近赤外線ヒーターに用いる近赤外線とは、波長がt5μ
以下で(L78μ以上の電磁波である。
近赤外線は可視光(波長178〜158μ)に近い性質
を有しているため、集光性に優れている。一方、遠赤外
線はマイクロ波に近い性質を有しておシ、物質内の熱運
動を直接、励起する事が可能であるという特徴を有して
いる。
一般に1分子の振動スペクトルは遠赤外線の領域に現れ
る、このため物質は遠赤外線を吸収すると分子レベルで
加熱することができ、本発明においては高分子フィラメ
ントをその内部よシ比較的、均一に温度が上昇せしめる
ために遠赤外線ヒーターを予熱器とすることによシその
目的を達成し得たものである。
本発明においては、この遠赤外線の性質を利用し、遠赤
外線ヒーターを、7アイパーの表面状態に左右されず、
かつ半径方向に温度分布を持たないように加熱する事が
可能な予熱機として利用する事によって、温度むらに起
因する繊維物性の劣化や糸切れの防止することに成功し
た。
一方、高分子の延伸においては、延伸点を固定しその分
子構造の均一化して延伸を行った場会得られる高分子フ
ァイバの強度の向上を図れるため本発明においても延伸
点を固定できるネック延伸の手法を利用した。この手法
は、高分子フィラメントの延伸において、延伸点を固定
する事ができ糸の直径のむらを減少させる事が可能であ
る。更に、この場合、加熱はファイバーへの傷付きを防
止するため、非接触で行われる必要があシ、本発明にお
いては集光性の優れた非接触型近赤外線ヒーターよりな
る延伸機を用いた。集光性を向上するため、近赤外線ヒ
ーターには、パラボラの反射鏡を付けるのが望ましく、
かつ、その焦点をファイバーが通過するようセツティン
グする事が望ましい。この延伸点を固定化することによ
り、フィラメント直径のむらを減少させることが可能と
なる。
上述のように、遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーターと
を併用して利用する事によって得られる延伸された高分
子フィラメントの諸物性の向上、およびフィラメント直
径のむらを、減少させる事が可能である。これは両ヒー
ターを併用した両者の相乗効果によって延伸点の固定化
及び延伸速度が向上出来るため、モノフィラメントの生
産性を格段に向上させる事が可能な延伸機を得る事が可
能となったのである。
以下実施例によυ本発明を更に詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明の延伸装置の概略を示す断面図である。
第1図中(1)はモノフィラメント送シ出し側のニップ
ローラ、(2)は引き取シ側のニップローラを表す。延
伸の際にはこれらのローラの速度を可変させる事で延伸
倍率を決定する。(5)は予熱用の遠赤外線ヒーターは
高分子フィラメント(6)から1ffiから103の間
隔をおいて配置されるが本実施例においては55mの間
隔とした。またヒーターの熱効率を上げ、かつ、はこシ
の付着を防止するためドーム状のカバーを取シ付けた。
(4)は近赤外線ヒーターでその焦点をモノフィラメン
トが通過する様セツティングする。(5)はモノフィラ
メントの冷却装置である。
(1)、(2) Oニップローラには翫シリコンゴム引
きのロールを二個有するニップローラを用いた。(5)
の遠赤外線ヒータは、日本碍子製インフラセラム辷−タ
ー(If7G−42000似、単相2007,1000
W)5台をパラレルで使用するとともに、ドーム状のカ
バー及び反射板でモノフィラメントをはさみ込むような
構造とした。ヒーターの表面温度は600℃となるよう
サイリスターで電力をコントロールして調整した。
(4)の近赤外線ヒーターには加島製近赤ヒーター(単
相2oov、 1soov)に焦点距離50蛎のパラボ
ラ反射鏡を取付けたもの2台を、向かい合わせで使用し
た。モノフィラメント(ア)はこの2台の中心であるパ
ラボラ反射鏡の焦点近傍を通過させた。(5)の冷却装
置には、水冷の冷却ローラーを使用するとともに、遠赤
外線延伸機の前後には、高さ調整ガイド用として滑車を
使用した。
一方、比較として熱風凰伸機、日本電熱製クーズヒ−1
−(5相2007,20kW)と高木鉄工所製ブロワ−
(A B 、  15 Htl/ win)を組み合わ
せた全長2惰、幅20cmの熱風延伸機を使用した。
高分子フィラメントサンプルとして芯にポリメタクリル
酸メチルのモノフィラメントを紡糸して使用した。
モノフィラメントの直径のむらの測定は、アンリツ社製
し−ザー外径測定機M552人でオンライン測定した。
生産性をしめずモノフィラメントの延伸スピードは、(
2)のニップローラの巻取り速度で表した。
第1表 第1図 手続補正書 1、事件の表示 特願昭62−96411号 2、発明の名称 延伸機 3、補正をする者 事件との関係  出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長 河 崎 晃 夫 4、代 理 人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 紹和62年6月3日 (1)第11頁第1表の下に次の文を挿入する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の延伸機の概略を示す 側断面図である。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高分子モノフィラメントの延伸器として、遠赤外線
    ヒーター及び近赤外線ヒーターを直列に配列したものを
    用いることを特徴とする高分子モノフィラメント用延伸
    器。 2 フィラメントと遠赤外線ヒーターの間隔を1cm以
    上10cm以下に保つ機構をもたせたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の延伸器。
JP9644187A 1987-04-20 1987-04-20 延伸機 Pending JPS63264940A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9644187A JPS63264940A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 延伸機

Applications Claiming Priority (1)

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JP9644187A JPS63264940A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 延伸機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63264940A true JPS63264940A (ja) 1988-11-01

Family

ID=14165105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9644187A Pending JPS63264940A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 延伸機

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JP (1) JPS63264940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5375310A (en) * 1992-05-12 1994-12-27 Amann & Sohne Gmbh & Co. Method of drawing using singular godet rollers
US6168747B1 (en) 1998-02-04 2001-01-02 Arteva North America S.A.R.L. Calendering apparatus and method for heating a traveling multi-filament tow

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345417A (en) * 1976-10-06 1978-04-24 Asahi Chem Ind Co Ltd Heat drawing process for monofilament
JPS6014492A (ja) * 1983-07-05 1985-01-25 ソニー株式会社 プリント配線基板の半田付け方法

Patent Citations (2)

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