JPS63264851A - 高精細ブラウン管 - Google Patents

高精細ブラウン管

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Publication number
JPS63264851A
JPS63264851A JP62097315A JP9731587A JPS63264851A JP S63264851 A JPS63264851 A JP S63264851A JP 62097315 A JP62097315 A JP 62097315A JP 9731587 A JP9731587 A JP 9731587A JP S63264851 A JPS63264851 A JP S63264851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
coil
ray tube
wire material
possibility
Prior art date
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Pending
Application number
JP62097315A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
明 山元
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63264851A publication Critical patent/JPS63264851A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 □ 〔産業上の利用分野〕 本発明は走査線本数が1000本ないしそれ以上のテレ
ビジミン受像用あるいは計算機、端末用などの高解像度
ブラウン管に係るものである。
〔従来の技術〕
高精細ブラウン管用偏向コイルには従来一般ブラウン管
用と同じくエナメル銅線が線材として使用されてきた。
例えば径0.09mmの細線3本を撚ったものをさらに
4本合わせ、これを2本束ねて数十回ボビンに巻きつけ
るという、いわゆるリンツ線構造を取っている。これに
より130K Hzまでの水平偏向が実現されている。
なおこの種の装置として関連するものには例えば特願昭
59−234947がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
画面の解像度を上げるために偏向周波数を高くすると、
通常の導体においては表皮効果によって表面層のみに電
流が流れ、実効的電気抵抗が増大する。表面層における
発熱の影響も無視できない。
このため上記のように細線を多重に束ねた構造を取るが
、この構造は作製工程とくに電圧印加端子の接続工程が
複雑で、信頼性に不安を残すという問題がある。
また発熱による絶縁材の劣化を防ぐために電流密度には
限界があり、実用的には実効値で1×10 ’ A /
 cm 2程度である。
本発明の目的は、上記のような複雑な構造を避け、コイ
ル作製の難しさ、発熱の可能性を除くことである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題は超伝導材料を線材として用いることにより
解決される。従来技術では径0.1mm程度の細線を束
ねて使用するのに対し、超伝導材料を用いた場合は1桁
以上大きい断面積の線材を例えばサドル・トロイダル型
に巻いて使用すればよい。
ただし、超伝導材料を臨界温度以下に保つ調節装置が必
要となる。またはブラウン管全体を上記臨界温度以下の
雰囲気に保つ。
〔作用〕
ブラウン管用偏向コイルの発生する磁場(〜1O−2T
)の大きさであれば、常伝導体の場合と異なり、超伝導
体中の電流は線材断面全体に流れるので、線径を従来技
術はど細くする必要は無い。例えば従来径約0.1mm
の線材を使用することが多いが、超伝導材料では1桁以
上断面積の大きいものを使用することができる。また臨
界電流密度は゛上述の従来技術の値より1〜2桁高く成
し得ることも相俟って、線材の本数及び巻き数を少くし
、コイルをより小型にすることが可能である。また渦電
流による発熱は、タイプ■の超伝導体の場合比較的少な
く、線材断面積1cI112あたりmWに止まる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、比較的太い線材の単線を用い少ないタ
ーン数でコイルを構成できるので、コイルの作製ことに
電圧印加用取り出し端子の接続が容易となる。また線材
断線のおそれが少なく、信頼性が向上する。さらにコイ
ルの発熱による劣化のおそれもない。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
1、実施例1 公知のセミトロイダル型ヨークを0 、5 mm径の超
伝導材導線を用いて作製した。導線の組成は、Bao、
 B Yo、 4 CuO3、である。コアには透磁率
6000のMn−Zn系フェライトを使用し1円錐形に
作製した(第1図(a))。水平コイルとしはエナメル
被覆した上記導線をサドル型に20ターン、ボビンに巻
きつけた。
コイル外部には導線を臨界温度以下に保つための冷却部
を設けた。
以上のヨークを20インチ型高精細ブラウン管に取りつ
け、水平コイルに周波数130KHz。
ピーク値24Vの鋸歯状波電圧を印加した。これにより
垂直方向に2048本の走査線を描かせた。
一方従来技術による偏向ヨークを0.09mm径のエナ
メル被覆銅線を用いて以下のように作製した。上記と同
じフェライト材料で、コアに溝を設けたスロットコア(
第1図(b))を作り、これにリッツ線を20ターン巻
きつけた。リッツ線は単線を3本撚り合わせたものを4
本撚り、さらにこれを2本並置したものである。これを
20インチ型高精細ブラウン管に取りつけ、上と同じ鋸
歯状波電圧を印加した。この場合単線は計24本有り、
各々に電圧印加用導線を接続し、断線していないことを
確認する必要がある。これに対し、上記超伝導体コイル
の場合は単線のボビン巻きですみ、かつ線が太いため断
線のおそれは非常に少ない。
また銅線を用いたコイルについては通電により約40°
C表面が昇温した。超伝導体コイルの場合は冷媒により
外周から冷却し、約100°Kに保っているが、冷媒温
度は通電の有無によって大きな変化を示さず、コイルの
発熱が無視できる程度であることを示唆した。
2、実施例2 実施例1と同じ超伝導体線材と第1図(a)に示した円
錐形コアを使用し、サドル型に10ターンのボビン巻き
を行った。コイル外部には導線を臨界温度以下に保つた
めの冷却部を設けた。
以上のヨークを20インチ型高精細ブラウン管に取りつ
け、水平コイルに周波数60KHz、ピーク値48Vの
鋸歯状波電圧を印加した。これにより垂直方向に100
0本の走査線を描かせた。
この場合も単線コイルであるため構造が単純であり、電
流値を増すことによりターン数を減らすことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の超伝導体線材使用偏
向ヨークの見取り図、同(b)は(a)との比軸のため
に示したエナメル銅リンツ線使用コアの見取り図である
。(a)、(b)とも線材は模式的に一部分のみ示した
。 1・・・超伝導線材使用水平コイル、2・・・垂直コイ
ル、3・・・円錐形コア、4・・・コアクリップ、5・
・・セパレータ、6・・・ボビン、7・・・リッツ線、
8・・・スロットルコア。 代理人 弁理士 小J11勝を二1.′、i”、’yゝ
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水平偏向周波数が60KHz以上であり、かつ線材に超
    伝導材料を用いた偏向ヨークを設けたことを特徴とする
    高精細ブラウン管。
JP62097315A 1987-04-22 1987-04-22 高精細ブラウン管 Pending JPS63264851A (ja)

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JP62097315A JPS63264851A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 高精細ブラウン管

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JP62097315A JPS63264851A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 高精細ブラウン管

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Publication Number Publication Date
JPS63264851A true JPS63264851A (ja) 1988-11-01

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ID=14189053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62097315A Pending JPS63264851A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 高精細ブラウン管

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